「すべきでない言い方をするときも…」アモリム監督が「史上最悪のチーム」発言を釈明、チームのムードを変える重要性を強調「すぐ改善できると考えたい」

2025.01.23 18:40 Thu
自身の発言を釈明するルベン・アモリム監督
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自身の発言を釈明するルベン・アモリム監督
マンチェスター・ユナイテッドルベン・アモリム監督が、自身の発言を釈明しつつチームのムードを変えていきたいと意気込んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
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今シーズン、開幕から不振に陥るユナイテッド。3シーズン目を迎えていたエリク・テン・ハグ監督を昨年10月に解任し、スポルティングCPで辣腕を振るっていたアモリム監督を招へいしてからも、劇的な変化は見られていない。先週末に行われたプレミアリーグ第22節では、ブライトン&ホーヴ・アルビオン相手に1-3の完敗を喫して順位は13位にまで低迷。アモリム監督も落胆を隠さず、試合後に「我々はマンチェスター・ユナイテッド史上最悪のチームかもしれない。そう認めて変える必要があるからこそこう言うんだ。さあ、見出しをつけてくれ」とコメントした。
これが物議を醸すこととなったが、23日に行われるヨーロッパリーグ(EL)リーグフェーズ第7節のレンジャーズ戦に先立った記者会見で、アモリム監督は自身の発言を釈明。そのうえで、現在の雰囲気は1試合で変えることもできると意気込みを示している。

「私は時々イライラしてしまい、すべきでない言い方をするときもある。現実として、時にはイライラを隠すのが難しい時もあるんだ。幸い、私は5分前にロッカールームで同じことを別の言い方で話したが、選手たちの反応はごく普通だった。私は選手たちにかなり率直に話す。彼らは立ち直り、次の試合に備えているよ」
「まず、相手が得点できないようにすることが必要だ。そして我々の得点が必要になる。ゴールを決めれば状況は変わり、ホームでの序盤のプレーは良くなるだろう」

「それがすべてだ。特にホームで不安を抱えていることは明らかであり、失点に苦しんでいる。本当に大変だ。オールド・トラッフォードでのプレーが難しくなってきていることは、誰の目にも明らかだろう」

「最も重要なのは、次の試合ですぐ改善できると考えることだ。そうすれば、そうなるんだ!フットボールとは、そんなふうに変わるものさ」

「我々はいろいろな考えを抱き、状況が悪化するかもしれないと考える。しかし、明日の試合で我々が序盤に失点を許さず、得点し、良いプレーをして、フルアム戦でも勝てると想像してみてほしい。そうすれば、ここの環境さえもすべてが変わるだろう」

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【プレミアリーグ第22節プレビュー】ユナイテッドvsブライトンに、アーセナルvsアストン・ビラ! CL再開控える中での一節

先週末に行われた第21節では首位のリバプールとノッティンガム・フォレストの上位対決が痛み分けに終わるなど、上位陣がとりこぼしたなかで、ノースロンドン・ダービーを制したアーセナルが独り勝ちの形となった。 週明けにUEFAコンペティションのリーグフェーズ再開となる第22節。今節は欧州参戦組とともにマンチェスター・ユナイテッドvsブライトン&ホーヴ・アルビオン、アーセナルvsアストン・ビラの強豪対決に注目が集まる。 12位のユナイテッドは前節、最下位のサウサンプトンと対戦し、FWアマド・ディアロの後半終盤の圧巻のハットトリックによって3-1の逆転勝利。リーグ5戦ぶりの白星を挙げた。PK戦を制したFAカップのアーセナル戦に続き公式戦2連勝となったが、パフォーマンス自体は低調で引き続き気を引き締めて戦いたい。週明けには重要なヨーロッパリーグ(EL)のレンジャーズ戦を控えており、ターンオーバーの必要もあるが、難敵相手に勝ち切る上ではチーム全体でのハードワークが求められるところだ。 一方、9位のブライトンは前節、イプスウィッチ・タウン相手に2-0の勝利。MF三笘薫の8試合ぶりのゴールが決勝点となり、チームとしては9戦ぶりの白星となった。ディフェンスラインの陣容はやや手薄も、前線はMFマーチやFWウェルベックらの復帰によって選手層の厚みとともにオプションが増えており、ポジション争いの激化とともに良い形で敵地へ乗り込めるはずだ。攻守に隙がある相手に対して前線からのプレスでショートカウンターを意識しつつ、切り替えの精度で上回ってオールド・トラッフォード攻略といきたい。なお、岡崎慎司と並ぶプレミア通算14ゴールの三笘はこの試合での新記録達成も期待したい。 宿敵相手の会心の逆転勝利によって公式戦4試合ぶりの白星を挙げた2位のアーセナルは、7位のアストン・ビラとのタフな一戦で連勝を狙う。トッテナム戦では先制を許したものの、攻守両面で圧倒。得意のセットプレーとカウンターからのFWトロサールのゴールで逆転勝利を収めた。週明けのチャンピオンズリーグ(CL)はディナモ・ザグレブとのホームゲームと比較的与しやすい相手となるため、まずはこの一戦に全力を注ぎたい。 対するアストン・ビラは直近の公式戦3連勝と好調を維持。いずれの試合も1点差勝利だが、昨季の好調時の勝負強さを取り戻した印象だ。週明けのCLはやや不振のモナコとのアウェイゲームとなるが、トップ8維持へ結果を残したいところ。ターンオーバーの採用も見込まれるなか、復調のエースFWワトキンスにドルトムントからの新戦力FWマレンらのパフォーマンスに注目だ。 リーグ2戦連続ドローで足踏みの首位リバプールは曲者ブレントフォードとのアウェイゲームに臨む。1-1のドローとなったフォレスト戦はややリズムを欠いた前半の戦いが響き、後半は本領発揮の猛攻を仕掛けたものの同点に追いつくのが精いっぱい。終盤の再三の決定機もGKセルスの驚異的なセーブに阻まれた。すでにストレートインを決めている週明けのCLはリールとのホームゲームとある程度ターンオーバーも見込まれており、前節マンチェスター・シティに2点のビハインドを追いついたタフな11位のチームとのアウェイゲームに集中したい。フォレスト戦ではうまく抑え込まれたFWサラーの奮起に、途中出場で決定的な仕事を果たしたFWジョタ、目に見える結果が求められるMFソボスライらの活躍に期待したいところだ。 リーグ5戦未勝利で4位のチェルシーは17位のウォルバーハンプトンとのマンデーナイト開催の一戦で6試合ぶりの勝利を目指す。前節のボーンマス戦では一時逆転を許したなか、後半アディショナルタイムにDFリース・ジェームズが決めた直接FKで2-2のドローに持ち込んだが、試合を通してのパフォーマンスに大きな波がある点が勝ち点3を取り切れていない要因だ。今回の一戦ではMFパーマーやMFエンソ・フェルナンデスら一部主力のコンディションに不安を抱える状況での戦いとなるが、下位相手のホームゲームでの取りこぼしは許されない。 6位のマンチェスター・シティは週明けにパリ・サンジェルマンとのCLでの重要な一戦を控えるなか、降格圏の18位に沈むイプスウィッチと対戦する。前節のブレントフォード戦ではMFフォーデンの2ゴールで先行しながら、後半終盤の連続失点によって痛恨の2-2のドロー。年またぎでの公式戦連勝がストップした。本来であれば、週明けの大一番へ主力温存といきたいところだが、まずは悪い流れを払拭して弾みを付けるのが先決。2034年までの長期契約締結となったエースFWハーランドの大暴れに期待だ。 リバプールとの上位対決で連勝が「6」でストップしたフォレストは、DF菅原由勢を擁する最下位のサウサンプトンと対戦。上位対決では後半は防戦一方の展開を強いられたが、守護神セルスの活躍もあって逆転まで持ち込ませなかった部分で、やはりその強さを示した。今回の試合では逆に主導権を握る展開となるだけに、リバプール戦で消化不良に終わったMFギブス=ホワイト、MFアンダーソンらボールプレーヤーの活躍がカギを握りそうだ。新体制でのリーグ戦初白星が遠いセインツでは菅原の引きつづきの先発起用とともに、MFディブリングの躍動に期待したい。 ノース・ロンドンダービーの敗戦で5試合未勝利で14位まで転落したトッテナムは、モイーズ体制2戦目で初勝利を狙う16位のエバートンと対戦。週明けにELのホッフェンハイム戦と引き続き過密日程を強いられるなか、MFビスマとFWブレナン・ジョンソンに欠場の可能性があり、引き続き苦しい台所事情に。一方で、DFベン・デイビスに復帰の可能性があり、MFグレイが本職の中盤に入るとなれば、そのパフォーマンスにも注目したい。 その他ではFWイサクが8試合連発と圧巻のパフォーマンスを見せる6連勝中のニューカッスルと、9戦無敗の8位ボーンマスとの好調対決に、MF鎌田大地を擁する15位のクリスタル・パレスと13位のウェストハムとのロンドン・ダービーも要注目だ。 《プレミアリーグ第22節》 ▽1/18(土) 《21:30》 ニューカッスル vs ボーンマス 《24:00》 ブレントフォード vs リバプール レスター・シティ vs フルアム ウェストハム vs クリスタル・パレス 《26:30》 アーセナル vs アストン・ビラ ▽1/19(日) 《23:00》 エバートン vs トッテナム マンチェスター・ユナイテッド vs ブライトン ノッティンガム・フォレスト vs サウサンプトン 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・シティ ▽1/20(月) 《29:00》 チェルシー vs ウォルバーハンプトン 2025.01.18 15:10 Sat

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