1チームを除いて結果は良かった…/原ゆみこのマドリッド

2024.12.07 20:00 Sat
「でも半年も先のことだからなあ」そんな風に私が遠い目をしていたのは金曜日、アトレティコが前夜、コパ・デル・レイ2回戦で死闘を繰り広げている間に行われたFIFAが新設した大会、クラブW杯のグループリーグ抽選結果の記事をスポーツ紙で読んでいた時のことでした。いやあ、確かにスペインから一緒に出場するレアル・マドリーがアル・ヒラル、パチューカ、ザルツブルクと同じ組になったのと比べると、PSG、ボダフォゴ、シアトル・サンダースが相手となるアトレティコが、ええ、今季のCLリーグフェーズと被るのがザルツブルクかPSGかというのは、まさに天と地の差ですからね。

そこにリベルタドーレスほやほや王者のボダフォゴが加わったため、”Grupo de Muerte/グルッポ・デ・ムエルテ(死のグループ)”と言われてしまったんですが、いやでもこの大会、来年の6月15日に始まるんですよ。それまでに何があるかわからないですし、今季が終わった時点で更に45日間続く大会に耐えられる体力のあるチームが幾つ残っているかも疑問ですしね。おまけにアトレティコは先月、ルイス・エンリケ監督のチームにパルク・デ・プランスで見事、1-2の逆転勝利しているのを皆、忘れてしまった?

まあ、そんなことはともかく、リーガとコパの試合がミックスとなった今週ミッドウィークのマドリッド勢の試合をお伝えしていくことにすると。先陣を切ったのはラージョで、水曜の早い時間にコパのウニオニスタス(RFEF2部/実質4部)戦となったんですが、うーん、3日間で28試合が開催されるこのラウンドは同時刻のカードも多いですからね。近所のバル(スペインの喫茶店兼バー)ではどうせ見られないだろうと、私も家でスコアだけをチェックしていたところ、前半から相手に2点を先行されてしまう始末。
それでもトレホが1点を返して、2-1でハーフタイムに入った後、後半9分にはようやくスタメン出場させてもらえたハメス・ロドリゲスのアシストでパブロ・ディアスが同点ゴールを挙げてくれることに。38分にはとうとう、エンバルバが勝ち越し点を挙げてくれたんですが、丁度、私がマドリーの試合を見るため、お店に着くのと同時に、まさかチャンネルを合わせていたとは思わなかったTVの画面でパテ・シスがレッドカードで退場させられるシーンに遭遇するとは。ロスタイムの最後の分にも相手がゴールを挙げ、延長戦入りかとヒヤリとさせられたものの、大丈夫。チーム全員団子になって喜んでいたウニオニスタスには気の毒だったものの、オフサイドで認められなかったため、そのままラージョは2-3で逃げ切ることができましたっけ。

そしてすぐ1月のスペイン・スーパーカップに参加するチームの先取り19節のアスレティック戦が始まったんですが、やはり現在、4位のバルベルデ監督のチームはリーガ直近2試合でコロッと兄貴分に負けたレガネス、ヘタフェとは違ったというか、スペインで一番、プレミアリーグに近い雰囲気と言われるサン・マメスでの開催だったからですからね。先日のアンフィールドでのCLリバプール戦のように序盤から、相手に攻められていたマドリーだったんですが、意外にも前半13分にはエムバペがゴールを決めたんですよ。
ただねえ、それが即座にオフサイドとされたため、主審がVAR(ビデオ審判)に呼ばれてモニターチェックに行ったのはそのためかと思いきや、実はそのゴールの前にロドリゴがゴロサベルにエリア内で倒されたプレーがペナルティか否かの判定だったよう。とはいえ、結論は何もなしで、ゴールがスコアに挙がることもなく試合は続行。おかげで前半はどちらも得点のないままだったんですが、後半早くも7分にはイニャキ・ウイリアムスのクロスをGKクルトワが弾いたボールをベレンゲルが胸で押し込んで、アスレティックに先制点を奪われてしまうんですから、困ったもんじゃないですか。

いえ、それでも23分にGKアギレサバラが空中戦でリュディガーを倒し、ゲットしたPKをマドリーが決めていれば、全然、問題はなかったんですけどね。想定外だったのは、エムパペのリバプール戦でのPK失敗ショックがまだ尾を引いていたこと。そう、ヘタフェ戦でキッカーをロドリゴに押し付けていたのを批判されたのを当人も気にしていたんでしょう、この日はPKマークに立つことにした彼だったんですが、まさか、「He decidido ir al mismo sitio al que falló el anterior porque pensaba que iba a repetir/エ・デシディードー・イル・アル・ミスモ・シティオ・アル・ケ・ファジョ・エル・アンテリオル・ポルケ・ペンサバ・ケ・イバ・ア・レペティル(リピートすると思ったから、失敗したのと同じ方向に行くことを決めた)」というアギレサバラにも弾かれてしまうとは!

え、それでもマドリーは同点に追いついたんじゃないかって?その通りで34分、エムバペのシュートは弾かれながら、最近、昨季前半のようにゴールづきだしたベリンガムが押し込んで1-1となったんですが、その先が今季は何か違ってねえ。そう、これまでなら終盤に追いつかれた相手は、バルベルデ監督も後で「Hay muchos partidos de empate con el Real Madrid que los pierdes/アイ・ムーチョス・パルティードス・デ・エンパテ・コン・エル・レアル・マドリッド・ケ・ロス・ピエルデス(マドリー相手には引分けと思っても負ける試合が沢山ある)」と言っていたように、根性のremontada(レモンターダ/逆転劇)を心配しないといけなかったはずだったんですが…。

それが何と、同点にされた2分後にはバルベルデが自陣でボールをグルセタにパスしてしまい、そのシュートで再び勝ち越し点を奪われているって、天下のマドリーがこんなに間抜けでいい?ようやくその直後、43分になってから、アンチェロッティ監督もエンドリックとギュレルを入れ、前線をリフレッシュしたものの、時すでに遅し。そのまま2-1で負けてしまい、せっかく前節で勝ち点1まで縮めた首位バルサとの差も4に戻ってしまったんですが、もうこれで今季はCLの3敗も合わせて、黒星が5つにもなりましたからね。マドリーファンもさすがに気が気ではない?

そして同時刻開催だったレガネスのコパの方はエステポナ(RFEF2部)相手に2度も先行され、アスレティック戦が終わる時間には2-2で延長戦に突入。最後はPK戦までもつれ込んだんですが、幸い1本がバーに当たった相手に対し、オスカル・ロドリゲス、タピア、ディエゴ・ガルシア、ムニル、ファン・クルスの全員が成功したおかげで4-5の勝利を挙げることに。ただ翌木曜、アトレティコと同じ時間にプレーしたヘタフェも、ええ、こちらもまた筋金入りのゴール欠乏症ですからね。オリウエラ(RFEF2部)戦では後半にベルトゥがPKを失敗したこともあり、0-0で延長戦に入ると、やっぱり最後はPK戦に。

控えGKのレタチェクが隠れた才能を発揮して、相手のPKを3本連続で阻止してくれたため、ルイス・ミジャ、ジェジュ、イグレシアスが決めただけで、0-3で何とか突破できたんですが、どうも弟分3チームの場合、コパからはこの辺で退場しておいた方が、リーガ残留のために良かった感もなきにしろあらず。とりわけレガネスとヘタフェはレギュラーまでを投入して、120分間を乗り切っていますしね。しかもボルダラス監督のチームなんて、1回戦のマニセル(地方リーグ/実質6部)戦がバレンシア洪水災害のせいで順延となり、ここ2週間連続、ミッドウィークにプレーしているとなると…。

いえ、先にアトレティコのコパ、カセレーニョ(RFEF2部)戦の話もしておかないと。月曜に親知らずを抜いたグリーズマンをお留守番にして、彼らは珍しくバスで前日に現地入り。それがどうも7連勝中の他のチームメートに合わせて、サムエル・リノとリケルメにも調子を上げてもらおうと、シメオネ監督がスタメンに2人を入れたのはあまりいいアイデアではなかったようでねえ。会場のプリンシペ・フェリペの地面が柔らかすぎるのか、すぐに芝が剥がれてボコボコになっていたのも何でしたが、だからって、3つもカテゴリー差のあるチームのGKにシュートを止められてばかりとはこれ如何に。

おまけに前半30分には、またしてもリノが敵エリア内に入り込みながら、ボールを奪われたことからカセレーニョのカウンターが発動。それがまた、絵に描いたような速攻で、最後はメレンシオにGKムッソが破られてしまったから、さあ大変!1-0でリードされて折り返すことになったシメオネ監督はもちろん、後半頭からの一斉交代を実施して、いえ、この試合で2カ月半ぶりに頭蓋骨骨折から復帰してきたル・ノルマンがレングレに代わったのは予定通りだったんですけどね。リケルメとアスピリクエタもフリアン・アルバレスとジョレンテに代わったため、すぐに追いついてくれるものと思ったところ…。

ダメなんですよ。更に14分にはコケもバリオスに、20分にはコレアもギャラガーにして、早くも交代枠を使い尽くしても一向にゴールは入らず。いよいよ残り時間もあと10分を切り、まさかこんな早いラウンドで敗退してしまうのかと、私もちょっと落ち着かなくなっていたんですが、いやあ。ここ2試合のゴール祭りで忘れていたんですが、最近の彼らの得意技には土壇場の辻褄合わせというのもあったんです!

それが起こったのは38分、フリアンが左サイドから蹴ったFKを敵GKが弾くと、それまでも何度か、エリア外シュートを試みていたデ・パウルがクロスを入れ、レングレがヘッドで同点ゴールを決めてくれたんですよ。そこからトントン試合は動き始め、いえ、時間も時間だったために延長戦も覚悟していたんですけどね。40分にはリノに後ろからタックルを懸けたサンチョが2枚目のイエローカードもらって退場となり、相手は10人に。その後すぐ、シメオネ監督も地面にあったペットボトルを副審目掛けて蹴ったと見なされ、レッドカードをもらい、その後はロッカールームへのトンネルからこっそり、戦況を追っていたのは今となっては、もうご愛敬の類いかと。

だってえ、延長戦は死んでもイヤだという選手たちの願いが叶い、ロスタイム2分にはとうとう、デ・パウルがエリア外から撃ったボールが敵に当たって、トロトロになりながらもゴールに入ったんですよ。こうなってはさすがに気力で持たせていたカセレーニョの体力も尽きたか、50分には再び、デ・パウルのラストパスから、フリアンが3点目を挙げて、アトレティコは1-3で勝利。またしてもお隣さんばりのレモンターダを披露してくれたんですが、いやホント、チームにW杯王者がいてくれて、有難かったの何のって。

いえまあ、後半36分にようやく1点目を取った1回戦のビック(地方リーグ)戦同様、下位カテゴリーのチームにこんなに苦労しているようでは、ええ、来週月曜の抽選で決まるコパ32強対決は、生き残りのRFEF2部4チームがスペイン・スーパーカップ参加のマドリー、バルサ、マジョルカ、アスレティックとご褒美対戦。2回戦で敗退したエスパニョール、ジローナ、ビジャレアル、アラベスを除く、その他の1部チームはRFEF1部3チームと2部9チームとの組み合わせになるため、先が重いやられなくもないんですけどね。

その試合は年明けの3~5日と、まだかなり先なので、今は気にしないでいいんですが、何せ貧乏暇なしで、もう週末にはリーガ16節が開催に。こちらのマドリッド勢の予定も告げておくと、まず土曜はどちらもアウェイで、ラージョがメスタジャにバレンシアを訪問。3連敗中だけにちょっと、気合を入れてほしいところですが、こればっかりはねえ。実際、彼らには延期となったビジャレアル戦が12月18日にあるとはいえ、やはり年内にできるだけ、降格圏から離れておく方がいいかと。

そしてラージョの次の時間帯、土曜午後9時(日本時間翌午前5時)から、モンティリビでマドリーがジローナ戦に挑むんですが、金曜のバルデベバス(バラハス空港の近く)でのセッションにはレガネス戦でのケガが治ったビニシウスが合流。ただ、ブラジル人FWの復帰は来週のCLアタランタ戦となるため、再び、チームをしょって立たないといけないエムバペに注目が集まりそうですが、アスレティック戦の後にはいよいよ、アンチェロッティ監督まで批判されるようになってきていてねえ。ビッグクラブの宿命と言えばそれまでですが、まあ、この試合はジローナも生き残りを懸け、必勝を期さないといけない来週火曜のCLリバプール戦が頭をチラついていることは確か。

要はどちらのチームがこの試合に集中できるかの勝負になりそうですが、その一方で日曜の部の2試合はどちらもホームゲームで、昼間にはレガネスがブタルケにレアル・ソシエダを迎えることに。相手もコパでは延長戦で勝っていたため、中日が1日多いボルハ・ヒメネス監督の方が体力的にはやや有利かもしれませんが、久保建英選手など、コンケンセ(RFEF2部)戦ではお休みをもらっていたため、要注意でしょうか。

そして日曜午後9時からがアトレティコの番で、メトロポリターノでセビージャ戦なんですが、朗報は金曜夕方のマハダオンダ(マドリッド近郊)での練習にとうとうモリーナとレマルも加わり、負傷者が1人もいなくなったこと。ええ、こちらも来週水曜にはCLスロバン・ブラスチラバ戦が入っているため、過密スケジュールが続きますからね。シメオネ監督が使える選手が増えたのは何よりですが、ずっとアウェイゲームばかりのお隣さんと違い、来週末のヘタフェとの兄弟分ダービーまでホーム3連戦となるのはツイているかと。何はともあれ、ヘタフェの方には月曜試合でエスパニョールと残留ゾーン一番下の17位を争う闘いに勝ち抜いて、兄貴分に負けても降格圏に落ちない余裕を作ってくれることを祈るばかりです。

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100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のラ・リーガ最高のスぺイン人DF。昨シーズンにブレイクを果たした24歳の左利きのセンターバックは、智将エメリの下で更なるスケールアップを遂げた。守備では191cmの恵まれた体躯とリーグ屈指の快足を武器に対人対応で無類の強さをみせ、カバーリングやスペースケアもそつなくこなした。さらに、優れた戦術眼、左足のキックを武器に長短織り交ぜた正確なパスでビルドアップの場面でも存在感を放っており、そのポテンシャルの高さを考えれば、今夏のメガクラブ行きは濃厚か…。 MF マルコス・ジョレンテ(26歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:37(先発:33)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今シーズンのMVP。いずれもキャリアハイとなる12ゴール11アシストという目に見える数字の貢献度に加え、セカンドトップや右サイドハーフ、インテリオール、サイドバックと状況に応じて複数のポジションをこなしながら、攻守両面で高い強度のプレーをシーズン通して継続した。 MF フレンキー・デ・ヨング(24歳/バルセロナ) 出場試合数:37(先発:35)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ブラウグラナの未来。驚異的なデビューシーズンを飾った同僚ペドリはシーズン総括の“期待以上”の枠に回ってもらい、加入2年目の超万能型MFを選出。代表の恩師であるクーマン監督からの厚い信頼に応え、ピボーテ、インテリオール、センターバックと様々なタスクを完璧にこなし、シーズンを通して攻守両面で決定的な仕事を果たした。戦術眼、テクニック、アスリート能力と3拍子揃ったコンプリートMFとして、前目で使われれば果敢なゴール前への飛び出し、後ろ目で使われれば、安定した繋ぎ、局面を変える持ち出し、強度の高い守備とその貢献度は驚異的だった。 MF ルカ・モドリッチ(35歳/レアル・マドリー) 出場試合数:35(先発:32)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 老いては益々壮んなるべし。中盤の名パートナーであるカゼミロとクロースの活躍も光ったが、そのトリボーテを代表してエルブランコの背番号10を選出。昨季終盤の鬼気迫るパフォーマンスを今季も継続した35歳は、最終ラインと前線に多くの離脱者に見舞われた今季のチームをベンゼマらと共に牽引。円熟味を増す抜群のゲームメイクに加え、中盤での泥臭い仕事、クラシコ初戦、最終節のビジャレアル戦で見せた貴重なゴールと試合の際を見極めたプレーを幾度も見せた。36歳で臨む新シーズンも大暴れを期待したい。 MF ヤニック・カラスコ(27歳/アトレティコ・マドリー) 出場試合数:30(先発:25)/得点数:6 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 後半戦の攻撃の中心選手。サイドアタッカーではルーカス・バスケス(レアル・マドリー)やエメルソン(ベティス)、アクーニャ(セビージャ)らの活躍も見事だったが、優勝チームに敬意を評してベルギー代表MFを選出。今季は左右のサイドハーフに加え、左のウイングバック、2シャドーの一角と様々なポジションをこなし、M・ジョレンテと共にチームに多くのオプションをもたらした上、6ゴール10アシストと数字の面でも申し分ない結果を残した。とりわけ、シーズン終盤戦においてはアタッカー陣に離脱者が目立った中、9試合中8試合でゴールかアシストを記録。その突破力とラストプレーの精度は見事だった。 FW リオネル・メッシ(33歳/バルセロナ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:30 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 2年ぶりの30ゴールの大台到達で5年連続8度目のピチーチ獲得。シーズン開幕直後は退団問題、試行錯誤を繰り返したチームの影響もあってスロースタートも、昨年11月以降に本来のコンディションを取り戻すと、チームの布陣が定まった中盤戦から後半戦にかけては出場8試合連続ゴールを記録。ブスケッツ、ジョルディ・アルバとのホットラインに加え、ペドリやデ・ヨング、グリーズマンとの連携も深まり、終盤戦では様々なパターンからゴールを陥れた。 FW カリム・ベンゼマ(33歳/レアル・マドリー) 出場試合数:34(先発:33)/得点数:23 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エルブランコの絶対的エースとして抜群の存在感を放った。アトレティコに優勝をもたらしたルイス・スアレスと天秤にかける形となったが、23ゴール9アシストという数字面の優位性に加え、メッシ同様にその替えの利かなさを鑑みて選出した。ヴィニシウス、アセンシオに少なからず成長が見られたものの、アザールの体たらくによってチャンスメイク、フィニッシュと膨大な仕事量をシーズン通してこなした。決定力、勝負強さだけでなく、今季はセルヒオ・ラモスらが度々不在の中でリーダーとしての仕事ぶりも光った。 FW ジェラール・モレノ(29歳/ビジャレアル) 出場試合数:33(先発:30)/得点数:23 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2021/get20210601_100_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ラ・リーガ最高のスペイン人ストライカー。昨季、18ゴールを挙げてスペイン人最多得点者に与えられるサラ賞を初受賞したビジャレアルの絶対的エースは、昨季の数字を大幅に更新して2年連続のサラ賞を獲得した。エメリ新監督の下、右ウイング、センターフォワード、セカンドトップを主戦場に多士済々な相棒をうまく生かしつつ、その卓越した左足の精度、決定力を武器にゴールを量産。チャンスメイクの部分でも7アシストとリーグ屈指の万能型アタッカーの本領を発揮。なお、ジュゼッペ・ロッシに並ぶクラブ最多得点者(82点)となった29歳は、今夏のステップアップも噂される中で去就が注目されるところだ。 2021.06.02 19:01 Wed
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アトレティコの新FWはマテウス・クーニャに! 東京五輪で金メダリスト獲得に向け原則合意か?

アトレティコ・マドリーがヘルタ・ベルリンに所属するU-24ブラジル代表FWマテウス・クーニャ(22)の獲得に迫っているようだ。ドイツ『スカイ』が報じている。 アトレティコは今夏の移籍市場でウルグアイ代表FWルイス・スアレスのバックアップを担う新ストライカー獲得を優先事項としていた。ここまではセビージャ移籍が決定したU-24スペイン代表FWラファ・ミルを初め、インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス、フィオレンティーナのセルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチらの獲得に動いていた。 しかし、ラウタロとヴラホビッチに関しては所属クラブの徹底抗戦に遭っており交渉が難航していた。 そういった中、同じく以前から獲得候補に挙がっていた東京オリンピックの金メダリストの獲得に本腰を入れ始め、アトレティコとヘルタは3000万ユーロ(約38億6000万円)+ボーナスという条件で原則合意に至ったようだ。 なお、クーニャに対してはエバートンも獲得に動いていた模様だが、選手自身がアトレティコ行きを望んでいるという。 『スカイ』によれば、クーニャは今週ミッドウィークにマドリードに渡り、メディカルチェックを受診した後に、アトレティコとの契約にサインする見込みだ。 母国コリチーバの下部組織出身のクーニャは2017年にスイスのシオンでヨーロッパでのキャリアをスタート。その後、2018年にRBライプツィヒに完全移籍したが、在籍1年半でブンデスリーガ35試合2ゴールと思うような結果を残せず。2020年1月にヘルタに活躍の場を移していた。 そのヘルタでは昨シーズンの公式戦28試合に出場し、8ゴール7アシストを記録。また、先の東京五輪では5試合に出場し3ゴールを挙げる活躍を見せ、ブラジルの大会連覇に大きく貢献していた。 184cmという恵まれた体躯の割に相手を背負うポストプレーに課題を残すものの、ウイングでもプレー可能なスピードと突破力、オフ・ザ・ボールの動き出しにも優れる万能型のストライカー。また、依然として決定力には伸びしろを残すが、強烈なミドルシュートなど多彩なフィニッシュにも定評がある。 現在、2トップや1トップ2シャドーをメインとするアトレティコにとっては理想的なプレースタイルの持ち主と言えそうだ。 2021.08.23 23:12 Mon
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「信じられない髪型に」「いかつすぎる」奇抜なヘアスタイルに挑戦しがちなデ・パウル、最新のヘアスタイルにはファンも驚き「元に戻してくれ!」

アトレティコ・マドリーのアルゼンチン代表MFロドリゴ・デ・パウルの大きなイメージチェンジが注目を集めている。 世界王者アルゼンチン代表で主力を担うデ・パウル。所属するアトレティコでもセントラルハーフの主力としてプレーしている。 また、その髪型でも度々話題に。チームメイトのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとともに、鮮やかな水色やピンクに髪を染めたこともあり、頻繁にヘアスタイルを変えることでも知られている。 そのデ・パウルの最新のヘアスタイルが話題になっている。 23日に行われたラ・リーガ第4節延期分のセビージャ戦にも出場したデ・パウルだったが、その髪型に大きな変化が。元々は金髪をツンツンさせた短髪だったはずのデ・パウルだが、試合に現れた時には、その金髪を頭の形に沿って編み込むコーンロウと呼ばれる髪型に大きく変貌していた。 デ・パウルの毛量からして、恐らくエクステも付け加えた上で、8つの束を作って綺麗に並べている。 元々のヘアスタイルよりもかなりいかつくなった印象のデ・パウル。その姿にはファンも「信じられない髪型になってる」、「デパウルのコーンロウ厳つすぎるだろ」、「元に戻してくれ!」、「髪型すごい」と驚きの反応を寄せている。 なお、スペイン『アス』によると、昨年まで交際していたティニさんも直近で髪を編み込んだドレッドヘアーにしており、デ・パウルのこの髪型については、復縁を匂わせているのではないかという説もあるようだ。 <span class="paragraph-title">【写真】デ・パウルのコーンロウがいかつすぎる!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Rodrigo de Paul rocking a whole new look <a href="https://t.co/RpBOcpKLPK">pic.twitter.com/RpBOcpKLPK</a></p>&mdash; 433 (@433) <a href="https://twitter.com/433/status/1738600081584959631?ref_src=twsrc%5Etfw">December 23, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【写真】デ・パウルの元交際相手ティニさんもドレッドヘアーに!</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C0sNDrhPRiY/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/C0sNDrhPRiY/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/C0sNDrhPRiY/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">tini(@tinistoessel)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.12.25 12:35 Mon

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