“主審殴り倒し”で懲役3年7カ月 トルコサッカークラブの元会長に有罪判決
2024.11.12 12:54 Tue
有罪判決を受けたコジャ元会長(写真右)
主審に右ストレートを食らわせた元アンカラギュジュ会長に実刑判決が下った。ファルク・コジャ元会長は昨年12月11日に行われたスュペル・リグ第15節のチャイクル・リゼスポル戦が1-1のドローで終わった後、ピッチ上の審判団に走り寄り、ハリル・ウムット・メレル主審に右ストレート。それを機に倒れ込む主審に複数人が襲いかかった。
左頬にそのパンチをまともに受けた主審は骨折などで病院送りに。後のトルコサッカー連盟(TFF)はアンカラギュジュにホーム戦5試合の無観客開催と200万トルコリラ(当時のレートで約970万円)の罰金を命じ、張本人のコジャ元会長に対しても永久追放に処している。
イギリス『ガーディアン』によると、トルコの首都アンカラの裁判所はこのほど、コジャ元会長に傷害罪で懲役3年7カ月を言い渡し、執行猶予付きながら脅迫罪の判決も下した模様。また、事件に関与したほかの3人に対しても1年から5年の有罪判決を告げたという。
コジャ元会長は控訴するとみられ、代理人弁護士は被告らが不当な挑発により、この事件を起こしたと主張し、無罪を求めているそうだ。
左頬にそのパンチをまともに受けた主審は骨折などで病院送りに。後のトルコサッカー連盟(TFF)はアンカラギュジュにホーム戦5試合の無観客開催と200万トルコリラ(当時のレートで約970万円)の罰金を命じ、張本人のコジャ元会長に対しても永久追放に処している。
コジャ元会長は控訴するとみられ、代理人弁護士は被告らが不当な挑発により、この事件を起こしたと主張し、無罪を求めているそうだ。
1
2
アンカラギュジュの関連記事
スュペル・リグの関連記事
|
アンカラギュジュの人気記事ランキング
1
1年以上無所属だった元ドイツ代表DFがトルコ2部加入…昨年7月にドルトムント退団
トルコのアンカラギュジュは12日、元ドイツ代表DFニコ・シュルツ(31)の加入を発表した。背番号は「26」に決定。契約期間は2026年6月30日までの2年となる。 シュルツはこれまでヘルタ・ベルリン、ボルシアMG、ホッフェンハイムを渡り歩き、2019年にドルトムントへ加入。加入以降は公式戦61試合に出場し、左サイドバックのバックアップを担っていた。また、2018年にデビューを飾ったドイツ代表では通算12試合に出場していた。 2022-23シーズンの前には元恋人への暴行疑惑が浮上。元恋人からは刑事告訴される事態に陥っており、クラブは懲戒処分を下さなかったものの、試合に出場することはなくシーズンを終えていた。 その後、昨年7月末にドルトムントとの契約を双方合意の下で解除して以降は1年以上に渡って無所属の状況が続いていたが、新天地はトルコ2部となった。 2024.09.12 18:15 Thu2