マドリッドのリーガは2節から始まる…/原ゆみこのマドリッド
2024.08.24 22:30 Sat
「スタジアムに着く前に熱中症になりそう」そんな風に私が恐怖を感じていたのは金曜日、ふと午後5時に部屋の窓開けてみたところ、気温36℃の空気の暑さと強い日差しにクラクラしてしまった時のことでした。いやあ、ラ・リーガは屋根を閉めると、お日様の入らないサンティアゴ・ベルナベウなら大丈夫だろうと、2節のレアル・マドリーvsバジャドリー戦を、1節にはなかった早い時間帯に回したかもしれないんですけどね。私が最後に訪れた4週間前、7月27日のエンドリック入団メガプレゼンの時も開催が正午だったせいか、記者会見が終わって、午後3時近くに外に出た時こそ、耐えがたい気温になっていたものの、プレゼン中のスタンドではそれ程、暑さを感じず。
といっても2022年W杯のカタールのスタジアムじゃあるまいし、全館冷房完備とは思えませんしね。アンチェロッティ監督も土曜はバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場から河岸を変え、ベルナベウでセッションして、どのくらい暑いのか、試してみるようですが、いやいや。午前10時半にやったって、全然、違いますって。もちろんこれには、オフシーズンのコンサートラッシュ時には地下に折り畳んで収納されていたピッチの芝の状態を確かめる意味もあって、まあ、新顔はエムバペ(PSGから移籍)とエンドリック(同パルメイラス)しかいませんが、他の選手たちもベルナベウのピッチを踏むのは6月2日のCL優勝祝賀行事以来。一応、感覚を取り戻しておくのに越したことはない?
まあ、そんなことはともかく、いよいよマドリッド勢のホームゲームが始まる2節の予定を見ていくことにすると、先陣を切るのは土曜午後9時30分からの弟分ダービー、コリセウムでのヘタフェvsラージョ戦。どちらのチームも毎夏の常でまだ補強が終わっておらず、いえ、前者は今週、火曜にGKレタチェク(バニク・オストラバから移籍)、アレックス・ソラ(同レアル・ソシエダ)、ペテル(RMカスティージャからレンタル、昨季後半はバレンシアでプレー)、木曜にもカルレス・ペレス(セルタからレンタル)、ウチェ(RFEF1部/実質3部のセウタから移籍)、ベロカル(同エイバル)の集団プレゼンがあったんですけどね。
最悪なのは開幕戦ではMFでありながら、CFに抜擢されたウチェのゴールでと1-1とアスレティックに追いついて、引分けたものの、未だにチームにいるFWはボルハ・マジョラルだけ。その彼も3月に負ったヒザの半月板損傷からのリハビリ最終段階で、まだ実戦出場が微妙なことなんですが、ええ、ボルダラス監督も「Hacen falta 4 ó 5 jugadores o incluso más/アセン・ファルタ・クアトロ・オ・シンコ・フガドーレス・オ・インクルソ・マス(4、5人、もしくはもっと選手が足りない)」ととうとう、白状していたんですけどね。どうやらこのダービーでもトップチームのフィールドプレーヤーが15人しかいないという状態は大差ないよう。
おまけにようやく昨季をほぼ棒に振ったケガから復帰してきたアランバリも1節で負傷交代して、出られないのは痛いんですが、とうとう、金曜夕方には21才のトルコ人FWユルドゥルム(スタッド・レンヌ)のレンタル移籍が決まったという報が。その他の選手の到着も、ヘタフェは丁度、来週ミッドウィーク開催3節がベティス戦で、相手がコンフェレンスリーグ予選プレーオフのクリバス戦2ndレグと被って、延期になっているため、月末にかかる4節までには何とかなっていることを祈るばかりかと。
そして日曜にはマドリッド勢のホームゲームが3試合立て続けにあるんですが、例の猛暑時間開催に当たったマドリーには金曜になって、ショックなニュースが。いえ、UEFAスーパーカップ優勝の後、大手マスコミがベリンガム、エムバペ、ビニシウスばかりを持ち上げて、とうとう昔懐かしいBBC(ベンゼマ、ベイル、クリスチアーノ・ロナウドの頭文字)ならぬ、BMVとネーミング。仲間外れに腹を立てたか、先日、自身のSNSに「ロドリゴのRも加えるべき」とポストした件については、アンチェロッティ監督も「当人に訊いたら、あれはフェイクと言っていた。Está contento aquí y trabajando muy bien/エスタ・コンテントー・アキー・イ・トラバハンドー・ムイ・ビエン(彼はここにいて満足しているし、とてもよく働いている)」と言っていたため、落着したんですけどね。
金曜の同じ練習後記者会見で、「Están valorando el golpe/エスタン・バロランドー・エル・ゴルペ(打撲の具合を見ている)」(アンチェロッティ監督)と話していたベリンガムが、実は右脚の足底筋を痛めており、完治するのが9月各国代表戦後という重傷だったのにビックリさせられることに。うーん、まさにここ2試合、3トップの一角を占めているロドリゴがベリンガム不在の間、今季のチーム初ゴールを入れたマジョルカ戦のように頑張って、トリオ名をRMVなり、MVRになりに変えるビッグチャンスが到来したという感じですが、おかげでモドリッチやギュレルらの出番も増えそうなのはファンも嬉しいかと。
まあ、日曜午後5時(日本時間翌午前0時)からの相手は昇格組のバジャドリーでもありますしね。一応、開幕戦ではプレーオフで1部復帰したエスパニョールを1-0で下しているとはいえ、来週は木曜にラル・パルマス戦もあるため、アンチェロッティ監督も元々、ローテーションする気だった?そうそう、マドリー戦現地観戦をしたい日本人ファンには痛いニュースもあって、今季からチケット料金が大幅値上げ。ええ、昨季まで下位ランクチームとの試合の一番安い値段は55ユーロ(約9000円)だったのが、95ユーロ(1万6000円)になってしまったんですよ。多分、このランクのシートだと、私と同じ高所8階レベルで、選手が米粒大なのは確実だけに、ピッチより、天井に吊られた360度スクリーン頼りになりそうですが、円安もあって、今は観戦旅行も厳しくなってしまったのは残念です。
そして日曜の続く時間帯では今季から、再び1部の弟分仲間に復帰したレガネスがブタルケにラス・パルマスを迎えてホーム開幕戦となるんですが、オサスナと1-1で引き分けた1節にはいなかった選手が2人加入。右SBのアルティミラ(ビジャレアルからレンタル)とFWのムニル(ラス・パルマスを退団)で、後者は2年前にはお隣さんのヘタフェにいたという奇特な縁も。ラス・パルマスにもこの夏から、ヘタフェとの契約が終了したベテランFWマタがいるんですが、相手のルイス・カリオン監督は昨季まで2部のオビエドを指揮し、プレーオフ決勝で涙を呑んだ指揮官。ここは2部王者となったボルハ・ヒメネス監督もちょっと強気に行っていいかもしれませんね。
え、今季初ホームゲームは日曜午後9時30分なのに今週も私はメトロポリターノに通っていなかったかって?いやあ、その通りで水曜夜には私も初めて体験する「Noche de bienvenida/ノッチェ・デ・ビエンベニーダ(歓迎の夜)」という催しが開催。要はこの夏の男女チームの新加入選手をピッチでお披露目したんですが、まだ昼間の暑さが残る中、3万人ものファンが駆けつけることに。ただ、イベントスタートから、バンドのパフォーマンスが3曲も続いたり、先に紹介された女子チームの補強が8人と、男子の倍もいたため、肝心のシメオネ監督の新戦力登場までに50分もかかっていたのは何ですが、もちろん、近年稀に見る移籍金大盤振る舞いで到着した選手たちは大歓迎されることに。
そう、CBル・ノルマン(レアル・ソシエダから移籍)に始まり、FWセルロート(同ビジャレアル)、そしてジョアン・フェリックスが移籍金5000万ユーロ(約81億円)+目標達成ボーナス1000万ユーロ(約17億円)でチェルシーに入団することが決まるまで、公式発表はできなかったんですけどね。マハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションには火曜から参加していたMFギャラガー(同チェルシー)、7500万ユーロ(約122億円)の大型移籍、フリアン・アルバレスらが次々と登場。ただねえ、昨今はベルナベウでCL決勝パブリックビューイングやDecimoquinta(デシモキンタ/15回目のCL優勝のこと)祝賀行事、更にはメガプレゼンなどで、360度スクリーンとピッチに置かれた大型スクリーンに慣れていた私からすると、メトロポリターノのスタンドにあるスクリーンが小さすぎて、視覚的には物足りないところも。
まあ、ファンたちはそんなこと、まったく気にする様子はなく、事あるごとに「Madridista el que no vote!/マドリディスタ・エル・ケ・ノー・ボテ(飛び跳ねないのはマドリディスタ)」のカンティコを歌っていたんですが、最後は選手たちまで一緒に跳んでいる始末でねえ。おそらく、スペイン語がほとんどわからないギャラガーなど、何が何だかって感じだったでしょうが、大丈夫。練習ではチェルシー時代にご一緒したアスピリクエタが通訳として、完璧にフォローしてあげているため、チームへの適応は問題ありませんって。
そして更にピッチでミュージック演奏があってから、全員で場内一周。最後はクラブ歌アカペラ合唱でイベントは1時間半ぐらいで終わったんですが、金曜にも私はメトロポリターノに向かうことに。そう、この日はスタジアム練習となったのと、その後、まだ済んでいなかったギャラガーのマスコミ向けエクスプレスプレゼンがあったからですが、まだ午前中で涼しかったとはいえ、見学していた正面スタンドに真っ向、日が当たり、15分間の見学時間の辛かったことといったら、もう。
ピッチは日影だったため、選手たちは炙られっぱなしの練習場のグラウンドより、楽だったかもしれませんけどね。ちなみにこの日はGKモルドバンの姿なく、夕方にはサッスオーロへの電撃レンタルが決定。この夏、ルーマニア代表でユーロに参加した際に1月に加入して以来、シメオネ監督がオブラク一択で、1度も出番がないことから、移籍希望を表明していた彼なんですが、確かにプレシーズンマッチ4試合全てに出場したものの、公式戦開幕のビジャレアル戦ではまたベンチに戻されてしまいましたからね。それもユーロのスロベニア代表で負ったケガのリハビリで、ほとんどチーム練習をしておらず、まだ100%ではなかったオブラクが優先されてしまってはもう、腹を括るしかない?
よって、アトレティコは残り1週間で第2GK探しをしないといけなくなったんですが、一応、カンテラーノ(Bチーム)のゴミスと、控えでもスペイン五輪代表で金メダルをもらったイトゥルベがいますからね。今は1節のビジャレアル戦でも2-2の引き分けを招いた、昨季から引きずるダメダメ守備を改善するため、もう1人、CBを補強するのが優先なのだとか。とはいえ、すでに移籍金に1億8000万ユーロ(約292億円)も使ってしまったため、それには先にサム(昨季はアラベスにレンタル、金曜深夜にポルト移籍が決定)なり、モウリーニョなりの売却で資金を作らないといけないようですが、果たしてどうなるんでしょうね。
そんな彼らが日曜に迎えるのはジローナで、ミチェル監督のチームはなまじ昨季、絶好調でアトレティコの上を行く3位となり、CL初出場となったのは嬉しいものの、かなりの数の主力が他チームに持っていかれるという弊害を受けることに。そう、アトレティコも最初、狙っていたピチチ(リーガ得点王)のドブビクはローマへ、アレイス・ガルシアもレバークーゼンへ移籍してしまいましたし、サビーニョもレンタル元のマンチェスター・シティに、エリック・ガルシアとパブロ・トーレもバルサに帰還。それでも五輪金メダリストのアベル・ルイス(スポルティング・ブラガから移籍)、ファン・デ・ビーク(同マンチェスター・ユナイテッド)、ブライアン・ヒル(トッテナムからレンタル)らが加入しているんですが、昨季の程の爆発力はなさそうな。
ええ、昨季シーズン前半戦にモンテリビで4-3と撃ち負けた辺りから、アトレティコのアウェイ弱者傾向が始まったような気もするんですが、幸いメトロポリターノマジックが発動するホームでは3-1で勝利。改善必須のアウェイはともかく、大型補強に夢を掻き立てられたファンが詰め掛ける日曜の試合では、今季も内弁慶ぶりを心おきなく披露して、また、チームが恒例の場内一周をするのを見られたらいいのですが…。
といっても2022年W杯のカタールのスタジアムじゃあるまいし、全館冷房完備とは思えませんしね。アンチェロッティ監督も土曜はバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場から河岸を変え、ベルナベウでセッションして、どのくらい暑いのか、試してみるようですが、いやいや。午前10時半にやったって、全然、違いますって。もちろんこれには、オフシーズンのコンサートラッシュ時には地下に折り畳んで収納されていたピッチの芝の状態を確かめる意味もあって、まあ、新顔はエムバペ(PSGから移籍)とエンドリック(同パルメイラス)しかいませんが、他の選手たちもベルナベウのピッチを踏むのは6月2日のCL優勝祝賀行事以来。一応、感覚を取り戻しておくのに越したことはない?
まあ、そんなことはともかく、いよいよマドリッド勢のホームゲームが始まる2節の予定を見ていくことにすると、先陣を切るのは土曜午後9時30分からの弟分ダービー、コリセウムでのヘタフェvsラージョ戦。どちらのチームも毎夏の常でまだ補強が終わっておらず、いえ、前者は今週、火曜にGKレタチェク(バニク・オストラバから移籍)、アレックス・ソラ(同レアル・ソシエダ)、ペテル(RMカスティージャからレンタル、昨季後半はバレンシアでプレー)、木曜にもカルレス・ペレス(セルタからレンタル)、ウチェ(RFEF1部/実質3部のセウタから移籍)、ベロカル(同エイバル)の集団プレゼンがあったんですけどね。
おまけにようやく昨季をほぼ棒に振ったケガから復帰してきたアランバリも1節で負傷交代して、出られないのは痛いんですが、とうとう、金曜夕方には21才のトルコ人FWユルドゥルム(スタッド・レンヌ)のレンタル移籍が決まったという報が。その他の選手の到着も、ヘタフェは丁度、来週ミッドウィーク開催3節がベティス戦で、相手がコンフェレンスリーグ予選プレーオフのクリバス戦2ndレグと被って、延期になっているため、月末にかかる4節までには何とかなっていることを祈るばかりかと。
逆にラージョの方は開幕アウェイ戦でレアル・ソシエダに1-2と勝った上、パリ五輪決勝で2得点してきた金メダリスト、カメージョがゴールづいているのが何より心強いところ。ええ、一時は消えていたハメス・ロドリゲス(サンパウロを退団)獲得の噂も金曜にまた浮上してきて、すでにこの夏のコパ・アメリカでコロンビアを決勝まで導き、大会MVPをもらった当人はマドリッド入りしていると聞きますしね。今季はクラブ創設100周年の節目だけに、奇しくも同胞のファルカオに続く、ちょっととうが立つとはいえ、クラックの入団をファンは楽しみにしているはずですが、とりあえず、クラブはホーム初戦となる来週火曜のバルサ戦でのお披露目を目指しているのだとか。
そして日曜にはマドリッド勢のホームゲームが3試合立て続けにあるんですが、例の猛暑時間開催に当たったマドリーには金曜になって、ショックなニュースが。いえ、UEFAスーパーカップ優勝の後、大手マスコミがベリンガム、エムバペ、ビニシウスばかりを持ち上げて、とうとう昔懐かしいBBC(ベンゼマ、ベイル、クリスチアーノ・ロナウドの頭文字)ならぬ、BMVとネーミング。仲間外れに腹を立てたか、先日、自身のSNSに「ロドリゴのRも加えるべき」とポストした件については、アンチェロッティ監督も「当人に訊いたら、あれはフェイクと言っていた。Está contento aquí y trabajando muy bien/エスタ・コンテントー・アキー・イ・トラバハンドー・ムイ・ビエン(彼はここにいて満足しているし、とてもよく働いている)」と言っていたため、落着したんですけどね。
金曜の同じ練習後記者会見で、「Están valorando el golpe/エスタン・バロランドー・エル・ゴルペ(打撲の具合を見ている)」(アンチェロッティ監督)と話していたベリンガムが、実は右脚の足底筋を痛めており、完治するのが9月各国代表戦後という重傷だったのにビックリさせられることに。うーん、まさにここ2試合、3トップの一角を占めているロドリゴがベリンガム不在の間、今季のチーム初ゴールを入れたマジョルカ戦のように頑張って、トリオ名をRMVなり、MVRになりに変えるビッグチャンスが到来したという感じですが、おかげでモドリッチやギュレルらの出番も増えそうなのはファンも嬉しいかと。
まあ、日曜午後5時(日本時間翌午前0時)からの相手は昇格組のバジャドリーでもありますしね。一応、開幕戦ではプレーオフで1部復帰したエスパニョールを1-0で下しているとはいえ、来週は木曜にラル・パルマス戦もあるため、アンチェロッティ監督も元々、ローテーションする気だった?そうそう、マドリー戦現地観戦をしたい日本人ファンには痛いニュースもあって、今季からチケット料金が大幅値上げ。ええ、昨季まで下位ランクチームとの試合の一番安い値段は55ユーロ(約9000円)だったのが、95ユーロ(1万6000円)になってしまったんですよ。多分、このランクのシートだと、私と同じ高所8階レベルで、選手が米粒大なのは確実だけに、ピッチより、天井に吊られた360度スクリーン頼りになりそうですが、円安もあって、今は観戦旅行も厳しくなってしまったのは残念です。
そして日曜の続く時間帯では今季から、再び1部の弟分仲間に復帰したレガネスがブタルケにラス・パルマスを迎えてホーム開幕戦となるんですが、オサスナと1-1で引き分けた1節にはいなかった選手が2人加入。右SBのアルティミラ(ビジャレアルからレンタル)とFWのムニル(ラス・パルマスを退団)で、後者は2年前にはお隣さんのヘタフェにいたという奇特な縁も。ラス・パルマスにもこの夏から、ヘタフェとの契約が終了したベテランFWマタがいるんですが、相手のルイス・カリオン監督は昨季まで2部のオビエドを指揮し、プレーオフ決勝で涙を呑んだ指揮官。ここは2部王者となったボルハ・ヒメネス監督もちょっと強気に行っていいかもしれませんね。
え、今季初ホームゲームは日曜午後9時30分なのに今週も私はメトロポリターノに通っていなかったかって?いやあ、その通りで水曜夜には私も初めて体験する「Noche de bienvenida/ノッチェ・デ・ビエンベニーダ(歓迎の夜)」という催しが開催。要はこの夏の男女チームの新加入選手をピッチでお披露目したんですが、まだ昼間の暑さが残る中、3万人ものファンが駆けつけることに。ただ、イベントスタートから、バンドのパフォーマンスが3曲も続いたり、先に紹介された女子チームの補強が8人と、男子の倍もいたため、肝心のシメオネ監督の新戦力登場までに50分もかかっていたのは何ですが、もちろん、近年稀に見る移籍金大盤振る舞いで到着した選手たちは大歓迎されることに。
そう、CBル・ノルマン(レアル・ソシエダから移籍)に始まり、FWセルロート(同ビジャレアル)、そしてジョアン・フェリックスが移籍金5000万ユーロ(約81億円)+目標達成ボーナス1000万ユーロ(約17億円)でチェルシーに入団することが決まるまで、公式発表はできなかったんですけどね。マハダオンダ(マドリッド近郊)でのセッションには火曜から参加していたMFギャラガー(同チェルシー)、7500万ユーロ(約122億円)の大型移籍、フリアン・アルバレスらが次々と登場。ただねえ、昨今はベルナベウでCL決勝パブリックビューイングやDecimoquinta(デシモキンタ/15回目のCL優勝のこと)祝賀行事、更にはメガプレゼンなどで、360度スクリーンとピッチに置かれた大型スクリーンに慣れていた私からすると、メトロポリターノのスタンドにあるスクリーンが小さすぎて、視覚的には物足りないところも。
まあ、ファンたちはそんなこと、まったく気にする様子はなく、事あるごとに「Madridista el que no vote!/マドリディスタ・エル・ケ・ノー・ボテ(飛び跳ねないのはマドリディスタ)」のカンティコを歌っていたんですが、最後は選手たちまで一緒に跳んでいる始末でねえ。おそらく、スペイン語がほとんどわからないギャラガーなど、何が何だかって感じだったでしょうが、大丈夫。練習ではチェルシー時代にご一緒したアスピリクエタが通訳として、完璧にフォローしてあげているため、チームへの適応は問題ありませんって。
そして更にピッチでミュージック演奏があってから、全員で場内一周。最後はクラブ歌アカペラ合唱でイベントは1時間半ぐらいで終わったんですが、金曜にも私はメトロポリターノに向かうことに。そう、この日はスタジアム練習となったのと、その後、まだ済んでいなかったギャラガーのマスコミ向けエクスプレスプレゼンがあったからですが、まだ午前中で涼しかったとはいえ、見学していた正面スタンドに真っ向、日が当たり、15分間の見学時間の辛かったことといったら、もう。
ピッチは日影だったため、選手たちは炙られっぱなしの練習場のグラウンドより、楽だったかもしれませんけどね。ちなみにこの日はGKモルドバンの姿なく、夕方にはサッスオーロへの電撃レンタルが決定。この夏、ルーマニア代表でユーロに参加した際に1月に加入して以来、シメオネ監督がオブラク一択で、1度も出番がないことから、移籍希望を表明していた彼なんですが、確かにプレシーズンマッチ4試合全てに出場したものの、公式戦開幕のビジャレアル戦ではまたベンチに戻されてしまいましたからね。それもユーロのスロベニア代表で負ったケガのリハビリで、ほとんどチーム練習をしておらず、まだ100%ではなかったオブラクが優先されてしまってはもう、腹を括るしかない?
よって、アトレティコは残り1週間で第2GK探しをしないといけなくなったんですが、一応、カンテラーノ(Bチーム)のゴミスと、控えでもスペイン五輪代表で金メダルをもらったイトゥルベがいますからね。今は1節のビジャレアル戦でも2-2の引き分けを招いた、昨季から引きずるダメダメ守備を改善するため、もう1人、CBを補強するのが優先なのだとか。とはいえ、すでに移籍金に1億8000万ユーロ(約292億円)も使ってしまったため、それには先にサム(昨季はアラベスにレンタル、金曜深夜にポルト移籍が決定)なり、モウリーニョなりの売却で資金を作らないといけないようですが、果たしてどうなるんでしょうね。
そんな彼らが日曜に迎えるのはジローナで、ミチェル監督のチームはなまじ昨季、絶好調でアトレティコの上を行く3位となり、CL初出場となったのは嬉しいものの、かなりの数の主力が他チームに持っていかれるという弊害を受けることに。そう、アトレティコも最初、狙っていたピチチ(リーガ得点王)のドブビクはローマへ、アレイス・ガルシアもレバークーゼンへ移籍してしまいましたし、サビーニョもレンタル元のマンチェスター・シティに、エリック・ガルシアとパブロ・トーレもバルサに帰還。それでも五輪金メダリストのアベル・ルイス(スポルティング・ブラガから移籍)、ファン・デ・ビーク(同マンチェスター・ユナイテッド)、ブライアン・ヒル(トッテナムからレンタル)らが加入しているんですが、昨季の程の爆発力はなさそうな。
ええ、昨季シーズン前半戦にモンテリビで4-3と撃ち負けた辺りから、アトレティコのアウェイ弱者傾向が始まったような気もするんですが、幸いメトロポリターノマジックが発動するホームでは3-1で勝利。改善必須のアウェイはともかく、大型補強に夢を掻き立てられたファンが詰め掛ける日曜の試合では、今季も内弁慶ぶりを心おきなく披露して、また、チームが恒例の場内一周をするのを見られたらいいのですが…。
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レアル・マドリーのベルギー代表FWエデン・アザールにまつわる驚きのデータが判明した。スペイン『マルカ』が伝えている。 2019年夏に夢だと公言していたマドリー移籍を実現させたアザール。しかし、開幕前のケガをきっかけに調子を崩すと、その後も戦線離脱が重なり、ここまで公式戦19試合に出場して1ゴールと期待外れな結果にとどまっている。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJWNEUyaTFGZiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> しかし、アザールのケガの原因は自身だけではないのかもしれない。アザールは今シーズンここまでマドリーでラ・リーガ14試合に出場し1008分プレーしているが、その中で、44回ものファールを受けている。これは23分に1回はファウルを受けている計算だ。 その最たる例が、ラ・リーガではなかったものの、昨年のチャンピオンズリーグ(CL)グループステージのパリ・サンジェルマン(PSG)戦で代表のチームメイトであるDFトーマス・ムニエから受けたファールだろう。アザールはこのタックルで負傷し、右足の腓骨を骨折していた。 今月のエイバル戦でようやく完全復帰したアザールだが、その試合でもちょうどケガを負っていた足首を相手選手に蹴られて倒れるなど、再三のファウルに苦しんでいた。 これには、アザールのプレースタイルも関係しており、ボールと足をほとんど離さずにドリブルすることが可能なアザールのテクニックが、返って相手ディフェンダーからの被ファウル数を増やしてしまっているようだ。 また、アザールが得意とするプレーの1つである左サイドからのカットインは、分かっていても止められないプレーであり、ディフェンダーとしてはファウルでしか止められない場面もある。 前所属のチェルシーではケガも少なく、目立った長期離脱もなかっただけに、気になるところだ。 2020.06.30 21:00 Tue3
レアル退団の理由は「マドリーと競争したくなかった」…ベンゼマが引退後のプランも語る「フロレンティーノの近くに居たい」
レアル・マドリーのレジェンドでもあり、現在はサウジアラビアのアル・イテハドでプレーする元フランス代表FWカリム・ベンゼマが、サウジアラビアの日々などを語った。 リヨンで育ったベンゼマは2005年7月にファーストチームに昇格。2009年7月に21歳でマドリーに完全移籍した。 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)ら、数多くの世界的なスター選手たちとプレーしたベンゼマは、公式戦648試合で354ゴール165アシストを記録。ラ・リーガ、チャンピオンズリーグ、コパ・デル・レイなど全てのタイトルを獲得したほか、バロンドールも受賞。2023年夏にサウジアラビアへと移籍した。 アル・イテハドではここまで公式戦51試合で31ゴール15アシストを記録。キャプテンとしてチームを牽引している中、『Los Amigos de Edu』という番組でエドゥ・アギーレ氏との対談に出演した。 現在サウジ・プロ・リーグでプレーするベンゼマ。サウジアラビアでの生活については「ここは気持ちが良いし、落ち着いている。マドリードとは同じではないが、ここでも常に勝たなければならない。毎年レベルが上がり、その資格が必要になる」とコメント。「僕がマドリードに来た時も、人々が僕を愛してくれていることにいつだって気がついていた。僕たちにはとても優秀なチームと監督がいる」と、アル・イテハドでの充実ぶりを語った。 サウジ・プロ・リーグは近年ヨーロッパから数多くの選手が加入しており、ワールドクラスの選手が集まるリーグとなっている。 また、サウジアラビア国民もサッカーに熱心であり、アジアの大会などが多く開催。そのため、マドリー時代と自身の生活は大きく変わっていないとした。 「僕の日常生活はマドリードと似ている。朝起きて、自宅のジムでトレーニングし、午後はチームと一緒にトレーニングしている」 「夜はディナーに出掛けたり、ビーチに行ったりすることもある。ただ、ここでも通りを歩くことはできない。人々はサッカーに夢中だ。僕は今でもマドリードにいた時と同じように、自分自身を大切にしている」 改めてマドリーを去った理由についても聞かれたベンゼマは、全てを成し遂げたからだと説明。また、ヨーロッパの他のクラブでマドリーと争いたくなかったと理由を語った。 「僕は全てを成し遂げた。少年としてスタートし、男として終えた。全てのタイトルとバロンドールを獲得したので、良い形で去りたかった」 「次の年にどのような成績を収めたかは誰にも分からない。僕にとって、レアル・マドリーは世界最高のクラブであり、PSGやシティなど、マドリーと張り合える他のチームで競争はしたくなかった」 多くの成功を手にしたベンゼマも37歳。キャリアの終わりに向かっている中、引退後についても語り、自身をマドリーにつ的たフロレンティーノ・ペレス会長の近くに居たいと語った。 「監督になることについてはよく分からない。選手になることよりも難しいと思う。サッカーの近くにいたい。引退したらフロレンティーノの近くに居たいね」 2025.03.03 18:30 Mon4
チチャリートがユナイテッドとレアルの違いを明かす「文化が違った」
“チチャリート”ことメキシコ代表FWハビエル・エルナンデスが、マンチェスター・ユナイテッドとレアル・マドリーでプレーする上での相違点について語った。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が伝えている。 <div id="cws_ad"><a href="https://web.ultra-soccer.jp/movie/view?movie_id=274&from=cws_news">【動画】ドイツのマエストロ!トニ・クロース、レアルでのベストプレー集</a></div> 2010年に母国のグアダラハラからユナイテッドへ移籍したチチャリート。ゴール前での抜群の得点能力を発揮し、ユナイテッドで過ごした5年間で公式戦157試合に出場し59ゴールを記録。2度のリーグタイトル獲得に貢献するなど、サポータの心を掴んでいだ。 <div id="cws_ad"><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJVVjRoeUpoVCIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script></div> しかし、ユナイテッドでのキャリアの終盤には徐々に出場機会を減らし、マドリーへレンタル移籍。マドリーでも、1シーズンで9ゴールを記録するに留まり、大きなインパクトを残せないまま、翌シーズン、レバークーゼンへ売却されていた。 ユナイテッドのレジェンドであるリオ・ファーディナンド氏のYouTubeに出演したチチャリートは、マンチェスターの街とマドリッドの街での生活について振り返り、マドリッドではより大きなプレッシャーを感じたと明かした。 「文化が大きく違ったと思う」 「どちらかのクラブが優れているとかそういうことではなくて、客観的な事実として、イングランドでの生活は、より落ち着いていて、より親密だ」 「スペインやポルトガルではもっとラテン的なんだ。文化の違いだ。よりオープンな環境で、多くのことに曝される」 「ユナイテッド時代は、外出中に、本当の意味でのこのクラブの大きさについて実感することはなかった。そんなに多くのファンと外で会わないし、マスコミも、ニュースの流出も少ない。だから、マンチェスターの街でたくさん外出しても大丈夫だった。リスペクトしてくれるんだ」 「スペインでも、リスペクトはしてくれるが、人々はより僕の母国の人たちに近くて、僕から何かを欲しがるし、写真を撮りたがるし、触ってこようとしてくる」 2020.06.01 12:30 Mon5
