アジアカップから見てると今年ずいぶん試合やってるしそろそろ休みは?!の巻/倉井史也のJリーグ

2024.06.29 11:30 Sat
©超ワールドサッカー
先日、ある監督のつぶやきを聞いたんです。「リーグ戦、半分終わったから合宿したい。グスン」。あ、「グスン」は書きすぎ。でね、よく考えたらこれシーズン以降にも繋がってくる話なんですよ。

秋春制にしたら、冬の中断期間がだいたい毎年同じ時期に絶対できるじゃないですか。で、今の春秋制だと結構影響を受けてる年が多いんですよね。リーグの中断期間がどんな感じであったかこの10年を調べてみると、こうだったんです。
【2014年】
第14節05月18日〜第15節07月19日
【2015年】
1stステージ第17節06月27日〜2ndステージ第1節07月11日
【2016年】
1stステージ第17節06月25日〜2ndステージ第1節07月02日
【2017年】
第18節07月08日〜第19節07月29日
【2018年】
第15節05月20日〜第16節07月18日
【2019年】
第20節07月20日〜第21節08月03日
【2020年】
変則開催
【2021年】
第17節05月29日〜第18節06月19日
【2022年】
第22節07月16日〜第23節07月30日
【2023年】
第21節07月15日〜第22節08月06日
【2024年】
第24節07月20日〜第22節08月07日

3月、6月、9月、10月、11月にも2週間空くときがあるんだけど、それってインターナショナルマッチデーで代表選手がいない時期なんです。そんで、なんで毎年こんなことになるかというと、アジアカップだったりワールドカップだったりが入ってくるからなんですな。

【2014年】
ブラジルワールドカップ 6月12日〜7月13日
【2015年】
オーストラリアアジアカップ 1月9日〜1月31日
【2016年】
リオ五輪 8月4日〜8月20日
【2017年】
なし
【2018年】
ロシアワールドカップ 6月14日〜7月15日
【2019年】
UAEアジアカップ 1月5日〜2月1日
【2020年】
なし
【2021年】
東京五輪 7月22日〜8月7日
【2022年】
カタールワールドカップ 11月20日〜12月18日
【2023年】
なし
【2024年】
カタールアジアカップ 1月12日〜2月10日 パリ五輪 7月24日〜8月9日
いやいや、1月にやるアジアカップとか関係ないじゃん、ってことはないんですよ。1月1日の天皇杯決勝を前倒しするのでリーグの間に入れなきゃいけないし、アジアカップが終わって選手が帰ってきて、そこから本格的なシーズン前合宿が始まることも考えなきゃいけないだろうし。

こうして考えると2017年とかほぼ休みなく1シーズン終わってるわけですよ。こんな過酷な中、戦ってきたんやね。でもよく考えると、1994年ってリーグ戦が44試合あってヤマザキナビスコカップもやって、ワールドカップ中断期間があったって、黎明期はめちゃくちゃみんな大変やったなぁ……。



【倉井史也】
試合当日は、はやる気持ちを抑えられずスタジアムに受け付け開始と同時に駆けつけ、選手のバスが両方行ってしまうまで名残を惜しむ。自慢は対戦カードの因縁をよく覚えていること。特にサポーター寄りのネタが得意。パッと見は若いが実は年齢不詳のライター。

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