フリット氏が古巣ミランの狙う同胞ザークツィーを称賛「最高の選択」
2024.06.01 08:00 Sat
オランダのレジェンドであるルート・フリット氏が、古巣の今夏の獲得候補にも挙がる同胞FWを称賛している。
加入2年目となったボローニャでストライカーとしての才能を完全に開花させたオランダFWジョシュア・ザークツィー。今シーズンのセリエAでは34試合11ゴール5アシストの数字以上のインパクトを残し、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権の立役者となった。
この活躍により、23歳FWに対してはアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドやインテルといった多くのビッグクラブが獲得の機会を窺うが、現役時代にミランで活躍したフリット氏は、同胞FWが古巣にフィットすると考えているようだ。
同氏はイタリア『スカイ』のインタビューでその理由について語っている。
「私はザークツィーが好きだ。彼が私の息子と一緒にU-17のチームでプレーしていた頃から知っている」
なお、ボローニャはザークツィーに対する契約解除金を4000万ユーロ(約68億円)に設定しており、さらに代理人への手数料は1200万ユーロ(約20億円)ほどになると見られている。
加入2年目となったボローニャでストライカーとしての才能を完全に開花させたオランダFWジョシュア・ザークツィー。今シーズンのセリエAでは34試合11ゴール5アシストの数字以上のインパクトを残し、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権の立役者となった。
この活躍により、23歳FWに対してはアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドやインテルといった多くのビッグクラブが獲得の機会を窺うが、現役時代にミランで活躍したフリット氏は、同胞FWが古巣にフィットすると考えているようだ。
「私はザークツィーが好きだ。彼が私の息子と一緒にU-17のチームでプレーしていた頃から知っている」
「彼はゴールへの嗅覚に優れたストライカーで、常に適切なタイミングで適切な場所にいる。彼の獲得はミランにとって最高の選択になるだろう」
なお、ボローニャはザークツィーに対する契約解除金を4000万ユーロ(約68億円)に設定しており、さらに代理人への手数料は1200万ユーロ(約20億円)ほどになると見られている。
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それでも試合は続く…/原ゆみこのマドリッド
「間が悪くて気の毒よね」そんな風に私が同情していたのは月曜日、レアル・マドリーTVの中継で見ていたCLミラン戦前日記者会見で、アンチェロッティ監督が試合の話をほとんどしなかったことに気がついた時のことでした。いやあ、スペインは先週火曜、バレンシア地方を中心に古今未曾有の集中ゲリラ豪雨に襲われて、死者200名以上の犠牲を伴う洪水が各所に大被害をもたらしたんですけどね。水は引いても、現地は市街の清掃や行方不明者の捜索などで大わらわ、メスタジャ(バレンシアのホーム)やシゥタット・デ・バレンシア(同レバンテ)などは真っ先に支援物資の収集、仕分け、配送基地として使われることに。 週末前にマドリー戦の延期が決まっていたバレンシアの選手たちもその手伝いに出ていたんですが、うーん、確かに大規模な自然災害だったとはいえ、マドリッドなど雨すら降らずと、スペイン全土が被災した訳じゃありませんからね。サッカー協会やラ・リーガもバレンシア地方で開催される、もしくは当地のクラブが関わる試合以外のミッドウィークのコパ・デル・レイ1回戦や週末のリーガ12節を予定通りにプレーすることにしたところ、ええ、時間が経つにつれ、被害規模の凄まじさが明らかになってきたこともあるんでしょう。 とりわけ先週末の試合前後にはマイクを向けられた全ての監督、選手たちが口を揃えて、「Ningún partido se debería haber jugado/ニングン・パルティードー・セ・デベリア・アベール・フガードー(1つの試合もプレーすべきではなかった)」と、12節そのものを延期にしなかったことを批判することに。当然ながら、翌月曜に会見に挑んだアンチェロッティ監督も同じ流れで、「El sentimiento es hablar lo menos posible de fútbol/エル・センティミエントー・エス・アブラル・ロ・メノス・ポシーブレ・デ・フトボル(感情的にはサッカーのことはできる限り話したくない)。ウチには重要でスペシャルなミラン戦があるが、今は副次的にすぎない」と言っていたんですが、でもお…。 だってえ、ミランと言えば、アンチェロッティ監督が現役時代5年間プレーして、CLに2度優勝。指揮官としても8年間過ごし、その時にもCL2回優勝と、マドリー時代の3回を合わせ、監督個人として最多の5回優勝記録の一部と成す、当人にとって、思い入れのあるチームなんですよ。それが、ほとんど相手についても語られることなく、ええ、月曜のマルカ(スポーツ紙)などもCL前日のマドリー情報がたったの2ページだけ、しかもアンチェロッティ監督の選手時代のミランの同僚、ルート・フリットのインタビューだけで驚かされたんですけどね。 おかげでアンチェロッティ監督が35年前、マドリーに5-0と大勝した試合で先制ゴールを挙げていたなんてこともわかったんですが、今はとにかく、「El fútbol tiene que parar/エル・フトボル・ティエネ・ケ・パラール(サッカーは止まらないといけない)。一番大事なのはサッカーではなく、人の命だからだ」(アンチェロッティ監督)と言われてしまっては、一言も返せませんって。それでも火曜の午後9時(日本時間翌午前5時)、サンティアゴ・ベルナベウでミラン戦はキックオフとなるため、一応、おさらいだけしておくと、マドリーの直近の試合は10日前のリーガクラシコ(伝統の一戦)。 いやあ、それがホームで0-4の大敗を喫し、首位バルサに勝ち点6差つけられるというショックな結果だったんですけどね。その前の試合、CL3節ドルトムント戦では2点のビハインドから、後半に5点を挙げて、5-2勝利という定番のremontada(レモンターダ/逆転劇)を披露したように、十八番の大会でのマドリーは別物。ここまで2勝1敗で12位と、決勝トーナメント16強対決に直接進出できる9位まであとちょっとあって、張り切っているのは間違いないないかと。もちろん、先週月曜には確定と言われていたバロンドール賞を逃し、失意のビニシウスもリベンジに燃えているはずですが、懸念はこの試合にはまだ、GKクルトワが戻って来られないこと。 朗報は同じくドルトムント戦で負傷したロドリゴが早くも復帰していることで、彼もCL土壇場ゴールが得意なFWですからね。相手は古巣への恩返しに燃えているモラタを筆頭に、更にアトレティコのカンテラーノ(Bチーム出身の選手)でもあったテオやビジャレアルにいたチュクワゼら、知った顔もいるチームなので、それなりに面白い試合になりそうですが、え?モラタはまた、ベルナベウのファンからpito(ピト/ブーイング)を浴びるんじゃないかって?まあ、その可能性は否定できませんが、彼もエムバペもこの試合ではオフサイドじゃないゴールを挙げられるといいですよね。 その一方で、先週末に試合をしたマドリッド勢の結果も報告しておくと、土曜はラ・セラミカでのビジャレアルvsラージョ戦も延期になってしまったため、レガネスだけがプレー。モンティリビでの一戦は誰もが予想もしなかった撃ち合いとなり、ええ、前半21分にミゲール・グティエレスがGKドミトロビッチに当たって入るシュートを決め、先制点を奪われたものの、その3分後にはタピアがエリア前から決めて同点に。ジローナは31分にもミゲール・グティエレスのクロスから、アルナウのヘッドでリードしたんですが、これも41分には絶好調ファン・クルスのゴールにより、前半は2-2で終わります。 後半も先手を取ったのはミチェル監督のチームで、いやあ、17分にはナスタシッチがミオフスキをエリア内ギリギリのところで倒してしまってねえ。殊勲のPK獲得の当人が蹴るのかと思いきや、その場でストウアーニと交代となり、ウルグアイ人のベテランFWが3点目をゲット。おまけに28分にはブリントのクロスをキャプテンのセルヒオ・ゴンサレスがオウンゴールにしてしまったため、私もほぼ諦めていたんですが、レガネスも交代出場のムニルが41分にエリア外からのgolazo(ゴラソ/スーパーゴール)で3点目を挙げているって、もしや前節3-0で勝ったセルタ戦から、ボルハ・ヒメネス監督のチームはいきなりゴール豊穣期に入った? 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◆ルート・フリット 【Profile】 国籍:オランダ 誕生日:1962年9月1日 現役時所属クラブ:フェイエノールト、ミラン、チェルシーなど ポジション:FW、MF、DF 身長:186㎝ 体重:83㎏ ▽『今日の誕生日は誰だ!』 9月1日は、元オランダ代表のルート・フリット氏だ。 ▽母国フェイエノールトでヨハン・クライフ氏らと共にリーグ制覇を経験したフリットは、PSVを経てミランに移籍。ミランではファン・バステン氏、フランク・ライカールト氏とともに“オランダトリオ”を形成し、クラブの黄金期の象徴となった。また、1987年には、その圧倒的な技術力が称賛されバロンドールを獲得している。 ▽その後、チェルシーで指導者に転身。プレイングマネージャーとして自身もピッチの中で活躍し、クラブに27年ぶりのFA杯をもたらした。しかし、その後に監督を務めたニューカッスルでは“セクシーフットボール”というスローガンを掲げたが受け入れられず、13位に低迷。1年で解任されていた。 ※誕生日が同じ主な著名人 マリオ・レミナ(サッカー選手/サウサンプトン) ダニエル・スタリッジ(サッカー選手/リバプール) ムニル・エル・ハダディ(サッカー選手/バルセロナ) セルヒオ・リコ(サッカー選手/フルアム) 福西崇史(サッカー選手/南葛SC) 中町公祐(サッカー選手/横浜F・マリノス) 赤崎秀平(サッカー選手/川崎フロンターレ) 渡部陽一(戦場カメラマン) 新垣隆(作曲家) 森下千里(タレント) 土田晃之(お笑い芸人) 2018.09.01 07:00 Sat3
チェルシーOBルート・フリット「アザールやウィリアンはモラタを信用していない」
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