【CL準々決勝プレビュー】プレミアで首位浮上のアーセナルvsブンデス12連覇絶望のバイエルン
2024.04.09 18:00 Tue
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグ、アーセナルvsバイエルンが日本時間9日28:00にキックオフされる。プレミアリーグで首位に浮上したアーセナルと、ブンデスリーガ12連覇が絶望的となったバイエルンによる準決勝進出を懸けた一戦だ。ラウンド16でのポルト戦ではPK戦までもつれ込んだ激闘の末、14季ぶりとなるベスト8に進出したアーセナル。プレミアリーグではここ11戦負けなし(10勝1分け)で昨季逃した20年ぶりのプレミアリーグ優勝が現実味を増している。直近のブライトン戦も危なげなく快勝し、好調を維持した中で大一番を迎えた。
一方、ラウンド16でラツィオに先勝を許すもホームで快勝し、逆転での突破で5季連続ベスト8に進出したバイエルン。しかし、こちらは前々節ドルトムントとのデア・クラシカー、そして直近の試合では格下ハイデンハイムに逆転負けとブンデスリーガで連敗。首位レバークーゼンの勢いが止まらず12連覇は絶望的となった。ラツィオに快勝して以降、復調したかに思われてからの連敗と、今季を象徴するような不安定さを露呈した中でのアーセナル戦となった。
両チームはこれまで12度対戦。バイエルンが7勝2分け3敗と勝ち越している。直近では2017-18シーズンのCLラウンド16で対戦し、バイエルンが2戦合計スコア10-2と圧勝していた。
▽予想スタメン
GK:ラヤ
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、冨安
MF:ウーデゴール、ジョルジーニョ、ライス
FW:サカ、ハヴァーツ、マルティネッリ
負傷者:DFティンバー
出場停止者:なし
▽予想スタメン
GK:ノイアー
DF:キミッヒ、デ・リフト、ダイアー、ラファエル・ゲレイロ
MF:ライマー、ゴレツカ
MF:サネ、ムシアラ、コマン
FW:ケイン
負傷者:DFサール、ブイ
出場停止者:なし
リーグ戦ここ2試合を欠場していた守護神のノイアーは先発予想。パブロビッチが復帰見込みでボランチに入る可能性がある。ミュラー先発の場合はムシアラが左MFでスタメンか。
★注目選手
◆DF冨安健洋(アーセナル)
ふくらはぎの負傷明けで途中出場が続いていた冨安だが、先発予想の可能性が高いことを受けて注目選手に推したい。対面が予想されるのがバイエルンの単騎突破を担うサネで、冨安が彼を抑え込めれば自然と流れはアーセナルに傾いていくはず。バイエルンの攻撃を機能不全に陥らせ、チームを勝利に導けるかに注目だ。
◆FWハリー・ケイン(バイエルン)
対するバイエルンの注目選手はケインだ。ここまで公式戦37試合38ゴールと圧巻のスタッツを移籍初年度で残しているケイン。トッテナム時代にはライバルのアーセナル相手に19試合14ゴールとお得意様にしてきた。残されたタイトルが実質CLだけとなったバイエルンにとって頼れる主砲の存在は大きい。自身にとっても初のタイトル獲得の可能性を残すためにもかつての宿敵からゴールを奪いたい。
一方、ラウンド16でラツィオに先勝を許すもホームで快勝し、逆転での突破で5季連続ベスト8に進出したバイエルン。しかし、こちらは前々節ドルトムントとのデア・クラシカー、そして直近の試合では格下ハイデンハイムに逆転負けとブンデスリーガで連敗。首位レバークーゼンの勢いが止まらず12連覇は絶望的となった。ラツィオに快勝して以降、復調したかに思われてからの連敗と、今季を象徴するような不安定さを露呈した中でのアーセナル戦となった。
◆アーセナル◆
【4-3-3】
【4-3-3】
(C)CWS Brains,LTD.
▽予想スタメン
GK:ラヤ
DF:ホワイト、サリバ、ガブリエウ、冨安
MF:ウーデゴール、ジョルジーニョ、ライス
FW:サカ、ハヴァーツ、マルティネッリ
負傷者:DFティンバー
出場停止者:なし
UEFAやドイツ『キッカー』は左サイドバックに冨安をスタメン予想としている。前線ではガブリエウ・ジェズスやトロサールの先発の可能性もあるか。
◆バイエルン◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】
(C)CWS Brains,LTD.
▽予想スタメン
GK:ノイアー
DF:キミッヒ、デ・リフト、ダイアー、ラファエル・ゲレイロ
MF:ライマー、ゴレツカ
MF:サネ、ムシアラ、コマン
FW:ケイン
負傷者:DFサール、ブイ
出場停止者:なし
リーグ戦ここ2試合を欠場していた守護神のノイアーは先発予想。パブロビッチが復帰見込みでボランチに入る可能性がある。ミュラー先発の場合はムシアラが左MFでスタメンか。
★注目選手
◆DF冨安健洋(アーセナル)
Getty Images
ふくらはぎの負傷明けで途中出場が続いていた冨安だが、先発予想の可能性が高いことを受けて注目選手に推したい。対面が予想されるのがバイエルンの単騎突破を担うサネで、冨安が彼を抑え込めれば自然と流れはアーセナルに傾いていくはず。バイエルンの攻撃を機能不全に陥らせ、チームを勝利に導けるかに注目だ。
◆FWハリー・ケイン(バイエルン)
Getty Images
対するバイエルンの注目選手はケインだ。ここまで公式戦37試合38ゴールと圧巻のスタッツを移籍初年度で残しているケイン。トッテナム時代にはライバルのアーセナル相手に19試合14ゴールとお得意様にしてきた。残されたタイトルが実質CLだけとなったバイエルンにとって頼れる主砲の存在は大きい。自身にとっても初のタイトル獲得の可能性を残すためにもかつての宿敵からゴールを奪いたい。
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src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">アーセナル4点目<br><br>ライスのシュートを<br>マルチネッリが軌道修正<br><br>プレミアリーグ 第17節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%82%BB%E3%83%8A%E3%83%AB?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#アーセナル</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/d9tknD9MPj">pic.twitter.com/d9tknD9MPj</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1870544343544868867?ref_src=twsrc%5Etfw">December 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.12.22 04:30 Sun2
ハットトリックで逆転勝利貢献のジェズスにアルテタ監督「彼にとって大事な夜だった」
アーセナルのミケル・アルテタ監督が18日に行われたEFLカップ準々決勝、3-2で逆転勝利したクリスタル・パレス戦を振り返った。 主力をベンチスタートとしたアーセナルは開始早々の4分に失点。しかし後半にMFマルティン・ウーデゴールを投入すると反撃。FWガブリエウ・ジェズスがハットトリックの活躍を見せ、3-2で逆転勝利した。 試合を振り返ったアルテタ監督は「色々な面でとても嬉しかった。まずは準決勝に進出できたこと。試合は難しい形で始まり、状況が複雑になってしまった。前半は脅威を生み出す勢いが続かなかったが、後半はプレー方法を変えて脅威を与えることができた」 「そしてガビー(ジェズス)にとって大事な夜だった。彼は常に努力し、チームのためにベストを尽くそうとしている。そして今日、3つの素晴らしいゴールを挙げ、試合に勝つ手助けをしてくれた。ガビーの他にもキーラン(ティアニー)やラズ(スターリング)のようにあまりプレー機会のない選手たちが自分が重要だと感じ、正しい方法でチームに貢献してくれた」とバックアッパーたちの活躍を喜んだ。 また、途中出場でジェズスのゴールをアシストしたウーデゴールとFWブカヨ・サカの両主軸について問われると、「何かを変える必要があったし、彼らのおかげで試合の流れが変わった。途中から出てくる選手が何かを起こそうとするメンタルを持っていたことが我々にとって本当に助けとなった」と賛辞を贈った。 <span class="paragraph-title">【動画】ジェズスが圧巻のハットトリックでアーセナルが逆転勝利</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="wA8GUJ1Jn8U";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.19 10:30 Thu3
「とても満足」今季プレミア初弾など2得点、アーセナルFWジェズスが挽回へ意欲「9番には得点を求られるプレッシャーがあると理解している」
アーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスが2戦連続のゴール量産となった自身の好調なパフォーマンスを振り返った。イギリス『BBC』が伝えた。 21日、プレミアリーグ第17節でクリスタル・パレスと対戦したアーセナル。3日前のEFLカップ(カラバオカップ)でも対戦した相手に対し、5-1の圧勝を収めた。 EFLカップのパレス戦でハットトリックを達成したジェズスは、公式戦2試合連続の先発。今シーズンのリーグ戦初ゴールを含む2得点の活躍を見せ、残りの3得点すべてに絡んだ。 試合については「もちろん、序盤の先制点は非常に重要だった。試合の入り方からして、チーム全員が良いプレーをする準備、戦う準備ができていた」とイギリス『スカイ・スポーツ』で言及。自らの活躍にも触れた。 「彼らは強力なチームと質の高い選手を擁しているし、ここ(セルハースト・パーク)に来ての試合はいつだって難しいとわかっている」 「僕らは仕事をやり遂げたし、ゴールにはとても満足している。9番として得点しなければならないというプレッシャーが常にあることはわかっているよ」 「(ゴールも)嬉しいけど、今日の勝利、3ポイントは大きかった」 また、ブラジル代表FWは自らのゴールシーンを回想。ポジショニングを強く意識しているようだ。 「僕はハードワークしたいタイプの人間だ。自分のクオリティは理解している。心の中では得点を奪えるとわかっている。今日のように、フィニッシュするための良いポジションを取るだけだ」 「2度ネットを揺らしたけど、1つ夢に見るようなミスがあった。笑顔でプレーするとすべてが違ってくるから、気持ちを強く持ち、ただチームに貢献するよう努めている。フィニッシュに繋げるには、もっとボックス内にいなければならないと心得ている」 さらに、ベンチスタートが続いていた状況にも言及。スタメンを確保すべく、引き続きの得点を狙っていく。 「チームに戻り、よりプレーできるのは素晴らしいことだ。選手はコンスタントにプレーしていると違ってくるものだと経験から十分わかっている。チャンスが増えて嬉しいけど、得点するための正しいポジションにいられるかどうかは自分次第だ」 「ここはアーセナルで、ビッグクラブだ。9番の選手には得点を求られるプレッシャーがあることは理解している」 <span class="paragraph-title">【動画】ジェズスが全5得点に関与! パレスvsアーセナル ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="yvSk2MTrteQ";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.12.22 18:20 Sun4
途中投入の主力お膳立てでジェズスが逆転のハットトリック! アーセナルが鎌田大地途中出場のパレス撃破で4強入り【EFLカップ】
EFLカップ(カラバオカップ)準々決勝、アーセナルvsクリスタル・パレスが18日にエミレーツ・スタジアムで行われ、3-2で勝利したアーセナルがベスト4進出を決めた。なお、アーセナルのDF冨安健洋は負傷欠場、パレスのMF鎌田大地は59分から途中出場した。 下部カテゴリーのプレストンを破ってベスト8進出を決めたアーセナルと、アストン・ビラとのプレミアリーグ勢対決を制したパレスによる4強入りを懸けたロンドン・ダービー連戦の初戦。 リーグ前節のエバートン戦を0-0のドローで終え、リーグ2戦連続ドローと足踏みのアーセナルは、今週末のリーグ戦でも対峙するイーグルス相手に弾みを付ける勝利を狙った。アルテタ監督はエバートン戦からGKラヤ、ティンバー、メリーノを除く先発8人を変更。ティアニーやヌワネリ、スターリングら控え選手を起用。急造のディフェンスラインは右からトーマス、ティンバー、キヴィオル、ティアニーの並びとなった。 一方、リーグ前節は敵地でブライトンに3-1と快勝したパレスはリーグ5戦無敗と好調を維持。敵地へ乗り込んだ今回の一戦ではムニョスに代えてクポルハを起用した以外、リーグ戦のメンバーを継続。鎌田はベンチスタートとなった。 試合は開始早々に動く。4分、GKヘンダーソンからのロングフィードに反応したマテタがクリアミスしたDFキヴィオルと完全に入れ替わって背後へ抜け出すと、ボックス左から左足シュートを流し込んだ。 懸念の守備の問題がいきなり露呈し、ホームで早々のビハインドを背負ったアーセナル。すぐさま反撃に転じると、ガブリエウ・ジェズス、トロサールが続けてシュートを放っていく。 これで一気にペースを掴むかに思われたが、以降は球際と切り替えの部分で勝るパレスにイーブンの展開に持ち込まれる。そして、カウンターからサール、エゼに際どいシュートを打たれるなど、流れを掴み切れない。 前半半ばを過ぎても攻めあぐねる場面が目立つホームチーム。31分にはボックス手前左の好位置で得たFKをキッカーのスターリングが直接狙うが、ゴール左上隅を捉えたシュートはGKヘンダーソンのビッグセーブに阻まれた。 その後も70%近いボール支配率を記録しながらも、アタッキングサードでイーグルスの堅守に手を焼くアーセナル。結局、流れのなかでは決定機はおろかフィニッシュまで持ち込めない停滞感漂うなか、1点ビハインドで試合を折り返した。 迎えた後半、ハーフタイムで両ベンチが動く。ビハインドを追うアーセナルはトーマスとヌワネリを下げてサリバ、ウーデゴールを同時投入。これでティンバーが右サイドバックにポジションを変えた。対するパレスはトロサール相手の劣勢に1枚カードをもらっていたクポルハを下げてクラインを投入した。 ハーフタイムに指揮官から激しい檄が飛んだか、後半は立ち上がりからギアを上げて攻勢を仕掛けるアーセナル。50分過ぎにはスターリング、トロサール、メリーノの畳みかける連続シュートでゴールへ迫ると、その勢いで押し切った。 54分、相手陣内中央右のトロサールがボックス付近のジェズスの足元へ絶妙なグラウンダーパスを差し込むと、右に流れてDFチャロバーのスライディングをかわしたブラジル人FWが間合いを詰めたGKヘンダーソンの肩口を抜く技ありのチップキックをゴールネットへ流し込んだ。 一方、後半開始早々の失点となったパレスは防戦一方の流れを変えるべく、60分手前に2枚替えを敢行。マテタとエゼを下げて古巣初対戦のエンケティア、鎌田をピッチに送り出した。引き続きボールは保持されるも、この交代で徐々に膠着状態に持ち込んだ。 ウーデゴールとジェズスのコンビを起点にチャンスを作るものの、もう一工夫が必要なホームチーム。70分には久々の出場で疲労困憊のティアニーを下げてルイス=スケリー、スターリングに代えて切り札のサカを同時にピッチへ送り込んだ。 すると、この交代策がすぐさま逆転ゴールをもたらす。73分、ボックス手前右で足元にパスを受けたサカが鮮やかな反転からボックス右のスペースへショートスルーパスを送ると、これに反応したジェズスが右足対角シュートをゴール左隅に突き刺した。なお、リプレーで確認すると、際どいオフサイドに見えたが、VAR不採用の一戦だったためゴールが支持された。 試合がひっくり返ったことで、パレスがここから点を奪うために前へ出ると、したたかなホームチームが鮮やかなカウンターで突き放す。81分、ハーフウェイライン付近でプレス回避したウーデゴールがハイラインの背後を狙うジェズスへ完璧なミドルスルーパスを通すと、そのままボックス内に持ち込んだ背番号9がGKとの一対一を難なく制し、ハットトリックを達成した。 これで完全に勝負ありかに思われたが、新天地で苦戦が続くエンケティアが古巣相手に牙を剥く。85分、相手陣内右サイドのクラインが正確なクロスを上げると、ゴール前で競り勝ったエンケティアのストロングヘッドがゴール右隅に決まった。 この恩返しゴールで勝敗がわからなくなると、アルテタ監督はキヴィオルを下げてガブリエウを急遽投入。後半最終盤は鎌田やエンケティアを起点にパレスが際どいシーンを作り出したものの、ホームチームのゴールを三度こじ開けることはできなかった。 この結果、公式戦連戦となるダービー初戦に競り勝ったアーセナルがEFLカップでベスト4進出を果たした。 アーセナル 3-2 クリスタル・パレス 【アーセナル】 ガブリエウ・ジェズス(後9、後27、後36) 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(前4) エディ・エンケティア(後40) 2024.12.19 06:30 Thu5