【CLラウンド16プレビュー】絶好調マレンが古巣に引導を渡すか、PSVの17季ぶり8強か
2024.03.13 18:00 Wed
初戦は1-1のイーブン
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ドルトムントvsPSVが日本時間13日29:00にキックオフされる。3週間前に行われた1stレグではFWマレンの恩返し弾で守勢のドルトムントが1-1の引き分けに持ち込んだ一戦だ。3季ぶりのベスト8進出を目指すドルトムントは敵地での1stレグ、終始守勢の展開ながらFWマレンの恩返し弾で前半半ばに先制。後半序盤のPKによる被弾で引き分けていた。内容を考えれば十分な結果を手にしてホームに戻った中、直後のホッフェンハイム戦では打ち負けたものの、その後のウニオン・ベルリン戦、直近のブレーメン戦を制し、連勝として大一番を迎えた。まだまだ不安定な戦いが続いている状態だが、ブレーメン戦では復帰したFWサンチョに初ゴールが生まれ、絶好調を維持するマレンもゴールと、PSV戦に向けては勢いが付く結果に。テルジッチ監督の去就が不透明な中、雑音を一掃する勝利を手にできるか。
一方、2006-07シーズン以来、実に17季ぶりのベスト8進出を目指すPSVはドルトムント戦後、エールディビジで2勝1分け。2位フェイエノールトとの頂上決戦では2-2の引き分けに持ち込み、10ポイント差を付けている。元ドルトムント指揮官ボス監督の下で好調なシーズンを送り続けている中、FWファルファンらを擁したPSV黄金時代の成績に並ぶことはできるか。

▽予想スタメン
GK:コベル
DF:リエルソン、ジューレ、フンメルス、マートセン
MF:ジャン、ザビッツァー
MF:マレン、ブラント、サンチョ
FW:フュルクルク
負傷者:MFフェリックス・エンメチャ、FWアラー
出場停止者:DFシュロッターベック
主力センターバックのシュロッターベックが出場停止で欠場となる。代役は1stレグでPKを献上してしまったフンメルスが起用されるものと思われる。

▽予想スタメン
GK:ベニテス
DF:ティーゼ、スハウテン、ボスカリ、デスト
MF:サイバリ、フェールマン、ティルマン
FW:バカヨコ、L・デ・ヨング、ロサーノ
負傷者:FWラング
出場停止者:なし
内容で上回っていた1stレグのスタメンがベースになるものと思われる。
★注目選手
◆FWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)

自身が出場した公式戦4試合連発中の絶好調マレンももちろん注目だが、ブレーメン戦で復帰後初弾を決めたサンチョに注目したい。ブレーメン戦ではロングカウンターの流れから長い距離を持ち上がってドリブルシュートを決めたサンチョ。ユナイテッドでは泣かず飛ばずだった中、復帰したドルトムントでは持ち味をしっかりと発揮している。自身をトッププレーヤーに引き上げたドルトムントに恩を返すためにもベスト8に導きたい。
◆FWイルビング・ロサーノ(PSV)

対するPSVの注目選手にはロサーノを挙げたい。ナポリから復帰したメキシコ代表ウインガーは、1stレグにおいてドルトムントを最も翻弄していた存在だった。打ち合いとなる可能性がある中、ロサーノのドリブル突破で左サイドを打開し、主砲デ・ヨングに良質なクロスを供給したい。
一方、2006-07シーズン以来、実に17季ぶりのベスト8進出を目指すPSVはドルトムント戦後、エールディビジで2勝1分け。2位フェイエノールトとの頂上決戦では2-2の引き分けに持ち込み、10ポイント差を付けている。元ドルトムント指揮官ボス監督の下で好調なシーズンを送り続けている中、FWファルファンらを擁したPSV黄金時代の成績に並ぶことはできるか。
◆ドルトムント◆
【4-2-3-1】
【4-2-3-1】

(C)CWS Brains,LTD.
▽予想スタメン
GK:コベル
DF:リエルソン、ジューレ、フンメルス、マートセン
MF:ジャン、ザビッツァー
MF:マレン、ブラント、サンチョ
FW:フュルクルク
負傷者:MFフェリックス・エンメチャ、FWアラー
出場停止者:DFシュロッターベック
主力センターバックのシュロッターベックが出場停止で欠場となる。代役は1stレグでPKを献上してしまったフンメルスが起用されるものと思われる。
◆PSV◆
【4-3-3】
【4-3-3】

(C)CWS Brains,LTD.
▽予想スタメン
GK:ベニテス
DF:ティーゼ、スハウテン、ボスカリ、デスト
MF:サイバリ、フェールマン、ティルマン
FW:バカヨコ、L・デ・ヨング、ロサーノ
負傷者:FWラング
出場停止者:なし
内容で上回っていた1stレグのスタメンがベースになるものと思われる。
★注目選手
◆FWジェイドン・サンチョ(ドルトムント)

Getty Images
自身が出場した公式戦4試合連発中の絶好調マレンももちろん注目だが、ブレーメン戦で復帰後初弾を決めたサンチョに注目したい。ブレーメン戦ではロングカウンターの流れから長い距離を持ち上がってドリブルシュートを決めたサンチョ。ユナイテッドでは泣かず飛ばずだった中、復帰したドルトムントでは持ち味をしっかりと発揮している。自身をトッププレーヤーに引き上げたドルトムントに恩を返すためにもベスト8に導きたい。
◆FWイルビング・ロサーノ(PSV)

Getty Images
対するPSVの注目選手にはロサーノを挙げたい。ナポリから復帰したメキシコ代表ウインガーは、1stレグにおいてドルトムントを最も翻弄していた存在だった。打ち合いとなる可能性がある中、ロサーノのドリブル突破で左サイドを打開し、主砲デ・ヨングに良質なクロスを供給したい。
ドルトムントの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
ドルトムントの人気記事ランキング
1
O・デンベレがソックスにスマホを忍ばせトレーニング中に「ポケモンGO」をプレー…見つけたトゥヘルは没収
▽世界中で大流行の「ポケモンGO」だが、トレーニング中にプレイするのはやはり許されなかった。 ▽現在プレシーズンマッチを行うため中国遠征を行っているドルトムントだが、FWウスマーヌ・デンベレ(19)がトレーニング中に「ポケモンGO」をプレイしたためトーマス・トゥヘル監督に怒られていた。 ▽マンチェスター・ユナイテッドとのインターナショナル・チャンピオンズカップで1-4と快勝。O・デンベレは1得点の活躍を見せ、勝利に貢献していた。 ▽「ポケモンGO」の公式アカウントのツイートをリツイートするなど、興味津々のO・デンベレは、ボール回しのトレーニング中にソックスの中にスマホを忍ばせていた様で、それを見つけたトゥヘル監督が没収してポケットに入れるシーンが動画に収められていた。 ▽「ポケモンGO」はモンスターを捕まえたり、ジムで対戦したりするゲームだが、ゲーム内の機能にゲットした「タマゴ」を孵化させる機能があり、決められた距離を移動することで「タマゴ」が孵化し、モンスターをゲットできる仕組みとなっている。19歳のO・デンベレはトレーニング中の移動距離を利用して「タマゴ」を孵化させようとしたと見られている。 ▽倒れ込んだO・デンベレに近づいたMF香川真司も状況を把握したのか、ひとツッコミ。トゥヘル監督も香川も笑って済ませていたが、「ポケモンGO」で問題視されている“ながらスマホ”の度が過ぎてしまったようだ。 ◆監督がスマホを没収! https://t.co/8SMDYHBXy0 2016.07.26 20:46 Tue2
ハーランド活躍の秘訣は肉体改造!体重は86kgから大きく増量
ドルトムントに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが活躍の秘訣を明かした。スペイン『アス』が伝えている。 2020年1月にザルツブルクからドルトムント入りしたハーランドはドイツでも類稀な得点力を発揮して、ここまで公式戦59試合の出場で57得点15アシストを記録。ドルトムントで初のフル稼働となる今季も41試合の出場で41得点12アシストと驚異的な数字を叩き出した。 ノルウェー代表として、2日にルクセンブルク代表、6日にギリシャ代表との国際親善試合に臨むハーランドは、進化の秘訣を語った。 「僕の体や足を見れば、大きく変化したことが分かるだろう。まったく違う。僕は本物の男になった。それに加え、スピードも速くなった」 「最も重要なことは、体重が86 kgから 94 kgになったけど、これはビール腹ではなく総筋肉量の問題だ。食べるものには細心の注意を払っている」 194cm、94kgの巨体に加えて、大きなストライドから繰り出される速さを併せ持つハーランドだが、それには本人の努力と徹底した栄養管理があったようだ。 <span class="paragraph-title">【新旧比較】ハーランドの肉体</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Business. As. Usual! <a href="https://t.co/6YMAufasqS">pic.twitter.com/6YMAufasqS</a></p>— Erling Haaland (@ErlingHaaland) <a href="https://twitter.com/ErlingHaaland/status/1387419023156125696?ref_src=twsrc%5Etfw">April 28, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Focus<a href="https://t.co/BG49bKGxor">pic.twitter.com/BG49bKGxor</a></p>— Erling Haaland (@ErlingHaaland) <a href="https://twitter.com/ErlingHaaland/status/1290681190303793152?ref_src=twsrc%5Etfw">August 4, 2020</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.06.02 05:35 Wed3
1カ月前は110kg…“太り過ぎ”指摘のジューレが減量成功でお腹も凹む
ドルトムントのドイツ代表DFニクラス・ジューレが減量に成功した。 身長195cmの巨漢DF、ニクラス・ジューレ。 ドイツを代表するセンターバックの1人だが、パフォーマンスにはムラがあり、スピードはなく、アジリティに長けたアタッカーとの対峙は不得手とする。23-24シーズンの体重管理、フィットネスは見るからに万全ではなかった。 結果的に終盤戦はスタメン落ちが増え、チャンピオンズリーグ(CL)決勝のレアル・マドリー戦、そして自国開催のユーロ2024に出られず。 そんなジューレだが、ドイツ『ビルト』によると、7月10日、新シーズンに向けてドルトムントの練習場へ帰ってきた姿は、約1カ月前のそれとは別人だったとのこと。 1カ月ほど前まで体重は110kg前後あったとされるなか、クラブから厳命を受け、休暇中にフィットネスコーチを伴ってのダイエットに精進。少なくとも8kg落としたのだという。 ドルトムントは今季より、アシスタントコーチのヌリ・シャヒン氏が新監督に内部昇格。ジューレはまず、新しいボスに好印象を与えることに成功したようだ。 <span class="paragraph-title">【比較写真】減量前のポッコリお腹のジューレと凹んだジューレ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="et" dir="ltr"> <a href="https://t.co/O5yY3hUuOu">pic.twitter.com/O5yY3hUuOu</a></p>— Extra Time Indonesia (@idextratime) <a href="https://twitter.com/idextratime/status/1791453097631551587?ref_src=twsrc%5Etfw">May 17, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="de" dir="ltr">An die Arbeit! <a href="https://t.co/iKisD2HZNa">pic.twitter.com/iKisD2HZNa</a></p>— Borussia Dortmund (@BVB) <a href="https://twitter.com/BVB/status/1810962736681017624?ref_src=twsrc%5Etfw">July 10, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.07.11 15:12 Thu4
ゴールデンボーイ候補40名にハーランドやサンチョ、アンス・ファティら!久保は落選…
イタリア『トゥットスポルト』がゴールデンボーイ賞の候補40名を発表した。 『トゥットスポルト』主催のゴールデンボーイ賞選出は、2003年からスタート。欧州でプレーする最も活躍した21歳以下の選手の中から選ばれ、2019年はアトレティコ・マドリーに所属するポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが輝いていた。 18度目となる2020年も錚々たるタレントが候補入り。候補者は毎月20名ずつが落選していく方式で絞られ、、12月に受賞者が決定する。ノミネートされた100名にはレアル・マドリーからビジャレアルへレンタル移籍中のMF久保建英、AZのDF菅原由勢の2名の日本人が入ったものの、菅原は8月に発表された60名の時点で落選。そして久保も、今回の発表された40名の候補者から落選した。 なお、40名には昨季3冠を果たしたバイエルンのDFアルフォンソ・デイビスやドルトムントのFWアーリング・ハーランド、MFジェイドン・サンチョ、バルセロナのFWアンス・ファティらが選ばれている。 ◆2020年のゴールデンボーイ賞候補40選手一覧 マルレー・アケ(マルセイユ) アディル・アウシシュ(サンテチェンヌ) ブノワ・バディアシル(モナコ) ミシェル・バッカー(パリ・サンジェルマン) マイロン・ボアドゥ(AZ) デニス・ボルコフスキ(ライプツィヒ) エドゥアルド・カマヴィンガ(スタッド・レンヌ) マルコ・カルネセッキ(アタランタ) ラヤン・チェルキ(リヨン) ジョナサン・デイビッド(リール) アルフォンソ・デイビス(バイエルン) セルジーニョ・デスト(アヤックス) セバスティアーノ・エスポージト(インテル) ファビオ・シルバ(ウォルバーハンプトン) アンス・ファティ(バルセロナ) フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) アミーヌ・グイリ(ニース) ライアン・グラフェンベルフ(アヤックス) メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド) アーリング・ハーランド(ドルトムント) カラム・ハドソン=オドイ(チェルシー) モハメド・イハッターレン(PSV) オザン・カバク(シャルケ) ミハウ・カルボフニク(レギワ・ワルシャワ) タンギ・クアシ(バイエルン) デヤン・クルゼフスキ(ユベントス) マルコス・アントニオ(シャフタール・ドネツク) ラファエル・カマーチョ(スポルティング・リスボン) ロドリゴ(レアル・マドリー) ブカヨ・サカ(アーセナル) ジェイドン・サンチョ(ドルトムント) ヴラジスラフ・スプリアハ(ディナモ・キエフ) ドミニク・ショボスライ(ザルツブルク) トーマス・エステベス(ポルト) トマス・タバレス(ベンフィカ) サンドロ・トナーリ(ミラン) フェラン・トーレス(マンチェスター・シティ) クリストス・ツォリス(PAOK) ヴィニシウス・ジュニオール(レアル・マドリー) ネコ・ウィリアムズ(リバプール) 2020.09.17 02:00 Thu5