終盤のハヴァーツ弾で競り勝ったアーセナルがPL8連勝で暫定首位浮上! 逆転狙うCLポルト戦にも弾み【プレミアリーグ】
2024.03.10 04:40 Sun
プレミアリーグ第28節、アーセナルvsブレントフォードが11日にエミレーツ・スタジアムで行われ、ホームのアーセナルが2-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋はベンチ外となった。
立ち上がりからボールを握ったアーセナルは、相手の[5-3-2]の守備ブロック攻略に向けて内と外でボールを出し入れしながら揺さぶりをかけていく。
10分を過ぎた辺りからブレントフォードに押し返されたが、相手セットプレーの流れからGKラムズデールのロングスローでトロサールが際どいカウンターシーンを作ると、19分に先制点を奪う。
ライスの2試合連続ゴールによって良い時間帯にリードを手にしたアーセナル。引き続きボールを握って押し込むと、サカやウーデゴールの仕掛けから幾つか際どい場面を創出。さらに、35分にはジョルジーニョの絶妙なミドルスルーパスで完璧に背後を取ったハヴァーツがGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、左足のチップキックは枠の右に外れる。同時にオフサイド判定となったが、ゴールネットが揺れていればVARで判定が覆る可能性もある際どいシーンだった。
結局、前半のうちに追加点を奪うことができなかったアーセナルは、試合前から懸念材料だった控えGKの痛恨ミスでハーフタイム直前に失点してしまう。前半アディショナルタイム4分、ガブリエウからバックパスを受けたGKラムズデールがキックに時間がかかると、死角からスライディングで飛び込んできたウィサにブロックショットの形で触られてゴールネットに流し込まれた。
このミスによって1-1のイーブンで試合を折り返す形となったアーセナルは、後半も立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。流れの中では決定機には至らずも、得意のセットプレーから幾度も際どい場面を創出。その一方で、55分にはトニーの意表を突くロングシュートをGKラムズデールの好守で凌ぐ場面も。
相手陣内でほぼハーフコートゲームを展開しながらも、あと一押しが足りないアーセナルは70分、ジョルジーニョを下げてガブリエウ・ジェズスを投入。この交代直後にはブレントフォードのセットプレーの流れからアイェルのクロスにフリーで反応したコリンズに決定的なヘディングシュートを打たれるが、これはGKラムズデールが名誉挽回の見事なワンハンドセーブで防いだ。
このピンチを凌いだホームチームは74分、後半最大のビッグチャンスが訪れる。セットプレーの二次攻撃からボックス手前のウーデゴールの丁寧な落としに反応したライスが右足のコントロールシュートを放つ。これが枠の右上隅に向かうが、惜しくも枠に嫌われた。
さらに、アルテタ監督はキヴィオル、トロサールを下げて負傷明けのジンチェンコをネルソンと共に投入し、左サイドのテコ入れを図るが、以降もゴールをこじ開けられぬまま時間だけが過ぎていく。
だが、7連勝中の勝負強さ光るガナーズが土壇場で勝ち越しに成功する。86分、波状攻撃からボックス右に絶妙なタイミングで飛び出したホワイトの正確なクロスをゴール前のハヴァーツがヘディングシュート。GKフレッケンの手をはじいた強烈なシュートがゴールネットを揺らした。
その後、攻撃的なカードを切っていったブレントフォードの反撃を危なげなく凌ぎ切ったアーセナルが、苦しみながらも競り勝って8連勝を達成。暫定首位に躍り出ると共に週明けのポルト戦に大きな弾みを付けた。
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三つ巴の熾烈なリーグタイトルレースで僅差の3位に位置するアーセナル。リーグ7連勝と絶好調のチームは、翌日にリバプールとマンチェスター・シティの首位攻防戦が控える中、8連勝での暫定首位浮上を狙った。週明けに逆転突破を目指すチャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦を控えるアルテタのチームは、6-0で圧勝した直近のシェフィールド・ユナイテッド戦から先発2人を変更。レンタル元ブレントフォードとの契約で欠場のラヤに代わってラムズデール、負傷のマルティネッリに代わってトロサールが起用された。10分を過ぎた辺りからブレントフォードに押し返されたが、相手セットプレーの流れからGKラムズデールのロングスローでトロサールが際どいカウンターシーンを作ると、19分に先制点を奪う。
右サイドへの展開から幅を取ったサカがタメを作って内側にサポートに入ったホワイトに繋ぐと、イングランド代表DFが絶妙なクロスを供給。これをハヴァーツの背後に飛び込んだライスがゴール左隅へヘディングで流し込んだ。
ライスの2試合連続ゴールによって良い時間帯にリードを手にしたアーセナル。引き続きボールを握って押し込むと、サカやウーデゴールの仕掛けから幾つか際どい場面を創出。さらに、35分にはジョルジーニョの絶妙なミドルスルーパスで完璧に背後を取ったハヴァーツがGKと一対一のビッグチャンスを迎えるが、左足のチップキックは枠の右に外れる。同時にオフサイド判定となったが、ゴールネットが揺れていればVARで判定が覆る可能性もある際どいシーンだった。
結局、前半のうちに追加点を奪うことができなかったアーセナルは、試合前から懸念材料だった控えGKの痛恨ミスでハーフタイム直前に失点してしまう。前半アディショナルタイム4分、ガブリエウからバックパスを受けたGKラムズデールがキックに時間がかかると、死角からスライディングで飛び込んできたウィサにブロックショットの形で触られてゴールネットに流し込まれた。
このミスによって1-1のイーブンで試合を折り返す形となったアーセナルは、後半も立ち上がりから攻勢を仕掛けていく。流れの中では決定機には至らずも、得意のセットプレーから幾度も際どい場面を創出。その一方で、55分にはトニーの意表を突くロングシュートをGKラムズデールの好守で凌ぐ場面も。
相手陣内でほぼハーフコートゲームを展開しながらも、あと一押しが足りないアーセナルは70分、ジョルジーニョを下げてガブリエウ・ジェズスを投入。この交代直後にはブレントフォードのセットプレーの流れからアイェルのクロスにフリーで反応したコリンズに決定的なヘディングシュートを打たれるが、これはGKラムズデールが名誉挽回の見事なワンハンドセーブで防いだ。
このピンチを凌いだホームチームは74分、後半最大のビッグチャンスが訪れる。セットプレーの二次攻撃からボックス手前のウーデゴールの丁寧な落としに反応したライスが右足のコントロールシュートを放つ。これが枠の右上隅に向かうが、惜しくも枠に嫌われた。
さらに、アルテタ監督はキヴィオル、トロサールを下げて負傷明けのジンチェンコをネルソンと共に投入し、左サイドのテコ入れを図るが、以降もゴールをこじ開けられぬまま時間だけが過ぎていく。
だが、7連勝中の勝負強さ光るガナーズが土壇場で勝ち越しに成功する。86分、波状攻撃からボックス右に絶妙なタイミングで飛び出したホワイトの正確なクロスをゴール前のハヴァーツがヘディングシュート。GKフレッケンの手をはじいた強烈なシュートがゴールネットを揺らした。
その後、攻撃的なカードを切っていったブレントフォードの反撃を危なげなく凌ぎ切ったアーセナルが、苦しみながらも競り勝って8連勝を達成。暫定首位に躍り出ると共に週明けのポルト戦に大きな弾みを付けた。
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