【プレミア注目プレビュー】今季2度目のマンチェスターダービー! 次節大一番控えるシティが2季ぶりダブル狙う
2024.03.03 12:00 Sun
プレミアリーグ第27節、マンチェスター・シティvsマンチェスター・ユナイテッドが、日本時間3日24:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。次節に大一番控えるシティズンズと、逆転でのトップ4フィニッシュへ取りこぼし許されないユナイテッドによる今シーズン2度目のダービーマッチだ。
対する6位のユナイテッド(勝ち点44)は前節、フルアム相手に1-2で敗戦。守護神オナナの孤軍奮闘の活躍や相手の決定力不足に助けられ、後半アディショナルタイムにマグワイアの今季リーグ初ゴールで同点に追いつく。だが、逆転を目指して前がかったところを引っくり返され、最終的にホームで厳しい黒星を喫した。
これでリーグ連勝が「4」でストップした赤い悪魔だが、FAカップではノッティンガム・フォレストとの接戦を後半終了間際にカゼミロが決めた土壇場のゴールによって1-0の勝利。延長戦突入を回避すると共に、リーグ戦の黒星を払拭して難所エティハド・スタジアムに乗り込む形となった。ダービー前日には4位のアストン・ビラ(勝ち点55)、5位のトッテナム(勝ち点50)がいずれも勝利を収めており、逆転でのトップ4フィニッシュに向けて勝ち点3しか許されない。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-1-4-1】
▽予想スタメン
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、アケ
MF:ロドリ
MF:フォーデン、デ・ブライネ、ベルナルド・シウバ、ドク
FW:ハーランド
負傷者:DFグヴァルディオル、MFグリーリッシュ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者はグリーリッシュに加え、トレーニングには復帰したもののコンディションに不安を抱えるグヴァルディオルが引き続き不在となる。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
GK:オナナ
DF:ダロト、エバンス、ヴァラン、リンデロフ
MF:カゼミロ、メイヌー
MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ
FW:ラッシュフォード
負傷者:DFマルティネス、マグワイア、ショー、ワン=ビサカ、マラシア、MFマウント、FWホイルンド、マルシャル
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては軽傷のマグワイア、ホイルンドの2人も間に合わず、8選手不在での厳しい戦いとなる。
スタメンに関しては直近のフォレスト戦から2選手の変更を予想。アムラバトとマクトミネイに代わってエバンスとメイヌーの起用が濃厚だ。ただ、トップ下にマクトミネイを配し、右にアントニーではなくブルーノ・フェルナンデスを置く形も考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:FWアーリング・ハーランド
前回対戦に続く輝きを。ダービーでの勝負強さ光るベルナルド・シウバ、今季ダービー初出場のデ・ブライネのパフォーマンスにも注目が集まるが、前回対戦で2ゴール1アシストとエースストライカーの役割を完璧にこなした怪物FWを注目選手とする。
今季は負傷離脱や一部試合での低調なパフォーマンスなど“人間らしさ”を垣間見せているが、直近のルートン戦では圧巻の5ゴールと“怪物らしさ”も取り戻しつつあるノルウェー代表FW。デ・ブライネの復帰に伴い、ここ数試合ではその司令塔とフォーデンの好連携に注目が集まっていたが、ルートン戦ではそのデ・ブライネと4度のホットライン開通をみせ、ダービーへ個人・チームの双方で最高の仕上がりだ。
エティハドでの昨季ダービーでは3ゴール2アシストの衝撃の活躍を披露しており、多くの主力を欠く相手の急造ディフェンスラインを相手にその再現を狙いたい。
◆マンチェスター・ユナイテッド:MFコビー・メイヌー
鮮烈なダービーデビュー期待。赤い悪魔の注目選手はダービーデビューで重責を担う18歳MFだ。マンチェスター中心からほど近いストックポート生まれで、フォーデンとは異なりユナイテッドのアカデミーでのプレーを選択した万能型MFは10代前半から“NEXTポグバ”として将来を嘱望される逸材だった。
そして、印象的なプレシーズン、その後の負傷離脱を経て昨年11月のエバートン戦でファーストチームデビューを果たすと、以降はテン・ハグ監督による慎重な起用を経て、現在はエリクセンやマクトミネイ、アムラバトらを抑えて中盤の主力に定着。ポグバを彷彿とさせるダイナミズム、攻撃センスに加え、その先達に欠ける献身性や落ち着きも持ち合わせており、早くもワールドクラスの雰囲気を漂わせる。
すでにサー・ジム・ラトクリフの覚えめでたく、口うるさいOBのギャリー・ネビルに「マンチェスター・シティのプレーヤーに見える」との賛辞を浴びた逸材は、そのシティとの初対戦でどんなパフォーマンスを見せるか非常に興味深いところだ。
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2位のシティ(勝ち点59)は前節、ボーンマス相手に“チェリーズキラー”として知られるフォーデンのゴールで1-0の勝利。追加点を奪えずに苦戦を強いられたが、きっちり逃げ切りに成功。リーグ2戦ぶりの白星を挙げた。さらに、直近のFAカップではルートン・タウン相手にデ・ブライネの4アシスト、ハーランドの5ゴールと圧倒的な個の力を活かして6-2の快勝。久々に大量ゴールを挙げての勝利で、ホーム開催のダービーに大きな弾みを付けた。週明けのチャンピオンズリーグ(CL)ではコペンハーゲンとの2ndレグを控えているが、敵地での1stレグを3-1で先勝しており、この一戦に全力を注げる。ダービー前日にノッティンガム・フォレスト戦を戦った首位のリバプールは後半ラストプレー弾で劇的勝利を収めており、首位浮上での大一番とはならなかったが、きっちりこの試合に勝って1ポイント差でアンフィールドに乗り込みたい。これでリーグ連勝が「4」でストップした赤い悪魔だが、FAカップではノッティンガム・フォレストとの接戦を後半終了間際にカゼミロが決めた土壇場のゴールによって1-0の勝利。延長戦突入を回避すると共に、リーグ戦の黒星を払拭して難所エティハド・スタジアムに乗り込む形となった。ダービー前日には4位のアストン・ビラ(勝ち点55)、5位のトッテナム(勝ち点50)がいずれも勝利を収めており、逆転でのトップ4フィニッシュに向けて勝ち点3しか許されない。
なお、昨年10月末にオールド・トラッフォードで行われた前回対戦はアウェイのシティがハーランドの2ゴール、フォーデンのゴールによって3-0の完勝を収めている。今回の対戦では直近のエティハドで6-3、4-1の圧勝を収めているシティズンズが2シーズンぶりのシーズンダブルを狙う中、ユナイテッドの意地にも期待したい。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-1-4-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ストーンズ、ルベン・ディアス、アケ
MF:ロドリ
MF:フォーデン、デ・ブライネ、ベルナルド・シウバ、ドク
FW:ハーランド
負傷者:DFグヴァルディオル、MFグリーリッシュ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者はグリーリッシュに加え、トレーニングには復帰したもののコンディションに不安を抱えるグヴァルディオルが引き続き不在となる。
◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.
GK:オナナ
DF:ダロト、エバンス、ヴァラン、リンデロフ
MF:カゼミロ、メイヌー
MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ガルナチョ
FW:ラッシュフォード
負傷者:DFマルティネス、マグワイア、ショー、ワン=ビサカ、マラシア、MFマウント、FWホイルンド、マルシャル
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関しては軽傷のマグワイア、ホイルンドの2人も間に合わず、8選手不在での厳しい戦いとなる。
スタメンに関しては直近のフォレスト戦から2選手の変更を予想。アムラバトとマクトミネイに代わってエバンスとメイヌーの起用が濃厚だ。ただ、トップ下にマクトミネイを配し、右にアントニーではなくブルーノ・フェルナンデスを置く形も考えられる。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:FWアーリング・ハーランド
Getty Images
前回対戦に続く輝きを。ダービーでの勝負強さ光るベルナルド・シウバ、今季ダービー初出場のデ・ブライネのパフォーマンスにも注目が集まるが、前回対戦で2ゴール1アシストとエースストライカーの役割を完璧にこなした怪物FWを注目選手とする。
今季は負傷離脱や一部試合での低調なパフォーマンスなど“人間らしさ”を垣間見せているが、直近のルートン戦では圧巻の5ゴールと“怪物らしさ”も取り戻しつつあるノルウェー代表FW。デ・ブライネの復帰に伴い、ここ数試合ではその司令塔とフォーデンの好連携に注目が集まっていたが、ルートン戦ではそのデ・ブライネと4度のホットライン開通をみせ、ダービーへ個人・チームの双方で最高の仕上がりだ。
エティハドでの昨季ダービーでは3ゴール2アシストの衝撃の活躍を披露しており、多くの主力を欠く相手の急造ディフェンスラインを相手にその再現を狙いたい。
◆マンチェスター・ユナイテッド:MFコビー・メイヌー
Getty Images
鮮烈なダービーデビュー期待。赤い悪魔の注目選手はダービーデビューで重責を担う18歳MFだ。マンチェスター中心からほど近いストックポート生まれで、フォーデンとは異なりユナイテッドのアカデミーでのプレーを選択した万能型MFは10代前半から“NEXTポグバ”として将来を嘱望される逸材だった。
そして、印象的なプレシーズン、その後の負傷離脱を経て昨年11月のエバートン戦でファーストチームデビューを果たすと、以降はテン・ハグ監督による慎重な起用を経て、現在はエリクセンやマクトミネイ、アムラバトらを抑えて中盤の主力に定着。ポグバを彷彿とさせるダイナミズム、攻撃センスに加え、その先達に欠ける献身性や落ち着きも持ち合わせており、早くもワールドクラスの雰囲気を漂わせる。
すでにサー・ジム・ラトクリフの覚えめでたく、口うるさいOBのギャリー・ネビルに「マンチェスター・シティのプレーヤーに見える」との賛辞を浴びた逸材は、そのシティとの初対戦でどんなパフォーマンスを見せるか非常に興味深いところだ。
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