レーティング:インテル 1-0 アトレティコ【CL】
2024.02.21 07:15 Wed
レーティング:インテル 1-0 アトレティコ【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、インテルvsアトレティコ・マドリーが、20日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、ホームのインテルが1-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽インテル採点

GK
1 ゾマー 5.5
非枠内シュート0で難しい対応はなかった。それでも的確なコーチングとクロス勝利を見せた
DF
28 パヴァール 6.5
安定した守備で無失点に貢献し、攻撃では神出鬼没な動きでアクセントを加えた
6 デ・フライ 6.5
アチェルビの代役をきっちりこなす。モラタやグリーズマンらに適切な対応を見せた
パヴァール同様に攻守両面で質の高いプレーを披露
MF
36 ダルミアン 5.5
与えられた役目を堅実にこなしたが、リーノの対応にやや苦戦。攻撃面でもなかなか効果的なプレーができなかった
(→ダンフリース 6.0)
持ち味のフィジカルを武器にリーノ相手に優位性をもたらした
23 バレッラ 7.0
質と量を兼ね備えた見事なパフォーマンスで勝利の立役者に
20 チャルハノール 5.5
高精度のフィードなど要所で巧さは見せたが、普段に比べて全体のプレー精度はいまひとつ
22 ムヒタリアン 5.5
中盤と前線のリンクマンとしてまずまず機能。ただ、崩しの局面では相手の堅い守備を破れず
(→フラッテージ 6.0)
決勝点の起点に。強度の高い守備で逃げ切りに貢献
32 ディマルコ 6.0
後半序盤に見事なクロスでアルナウトビッチの決定機を演出。交代時はやや消化不良の様子も及第点以上の仕事は見せた
(→カルロス・アウグスト 6.0)
守備の局面で強さと粘りを見せて逃げ切りに貢献
FW
9 テュラム 6.0
相手の脅威となっていたが、負傷の影響で前半のみの出場に
(→アルナウトビッチ 6.5)
幾つかの決定機を逃したが、値千金の決勝点を記録
10 ラウタロ・マルティネス 6.5
オブラクとタイミングが合ってしまってゴールを逃したが、駆け引きの巧さやチャンスメークの部分で存在感を示した
(→サンチェス -)
監督
インザーギ 6.0
テュラムの負傷交代などもあって難しい試合ではあったが、勝ち切る勝負強さを発揮
▽アトレティコ採点

GK
13 オブラク 6.5
失点場面直前の対応を含め再三の好守で2ndレグへの望みをつないだ
DF
20 ヴィツェル 6.5
チームは1失点を喫したが、オブラクと共に再三の好守でチームを救った
2 ヒメネス 6.0
前半は安定した守備を見せていたが、負傷かコンディションの問題かハーフタイムで退く
(→サビッチ 5.5)
不必要なカードをもらったが、ベテランらしく要所を締める対応を見せた
22 エルモソ 5.5
パヴァールらの意表を突く攻撃参加に苦慮もカードをもらっていたなかで粘りの対応を続けた
(→ヘイニウド 4.5)
責任はデ・パウルにもあったが、途中出場で失点に絡んだ
MF
16 モリーナ 5.5
守備では最低限の仕事を見せたが、攻撃ではなかなか持ち味の推進力を出せなかった
(→バリオス 5.5)
攻守に無難な出来
5 デ・パウル 4.5
失点場面と前半終盤のミスなど致命的なミスを犯した。それ以外の局面でもなかなか効果的なプレーができず
6 コケ 5.0
攻守両面で物足りない出来。疲労の影響なのか躍動感に欠けた
8 サウール 5.5
献身的な守備でチームを助けたが、攻撃面では精度、判断がいまひとつ
(→モラタ 5.0)
スクランブルでの復帰となったが、安定感抜群のインテル守備陣に封じ込まれた
12 リーノ 5.5
前半と後半序盤は攻撃の起点を担ったが、疲労が溜まった状況でダンフリースに苦戦
FW
14 M・ジョレンテ 5.5
直近のラス・パルマス戦のように期待された活躍には至らなかったが、3つのポジションで奮闘
7 グリーズマン 5.5
攻守両面で動き自体は悪くなかったが、劣勢のチームをカバーしきれず。交代時の足の負傷は気がかり
(→アンヘル・コレア 5.5)
キレ自体は悪くなかったが、攻撃を活性化するまでには至らず
監督
シメオネ 5.0
モラタの早いタイミングでの投入を含め交代策が機能せず。それでも、守備陣の奮闘で2ndレグに望みを繋いだ
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
バレッラ(インテル)
試合を通してハイパフォーマンスを披露したダイナモをMOTMに選出。チャルハノール、ムヒタリアンが普段ほどの出来ではなかったなか、1.5人分の仕事量を見事にこなしてみせた。
インテル 1-0 アトレティコ
【インテル】
アルナウトビッチ(後34)
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・1stレグ、インテルvsアトレティコ・マドリーが、20日にジュゼッペ・メアッツァで行われ、ホームのインテルが1-0で先勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽インテル採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 ゾマー 5.5
非枠内シュート0で難しい対応はなかった。それでも的確なコーチングとクロス勝利を見せた
28 パヴァール 6.5
安定した守備で無失点に貢献し、攻撃では神出鬼没な動きでアクセントを加えた
6 デ・フライ 6.5
アチェルビの代役をきっちりこなす。モラタやグリーズマンらに適切な対応を見せた
95 バストーニ 6.5
パヴァール同様に攻守両面で質の高いプレーを披露
MF
36 ダルミアン 5.5
与えられた役目を堅実にこなしたが、リーノの対応にやや苦戦。攻撃面でもなかなか効果的なプレーができなかった
(→ダンフリース 6.0)
持ち味のフィジカルを武器にリーノ相手に優位性をもたらした
23 バレッラ 7.0
質と量を兼ね備えた見事なパフォーマンスで勝利の立役者に
20 チャルハノール 5.5
高精度のフィードなど要所で巧さは見せたが、普段に比べて全体のプレー精度はいまひとつ
22 ムヒタリアン 5.5
中盤と前線のリンクマンとしてまずまず機能。ただ、崩しの局面では相手の堅い守備を破れず
(→フラッテージ 6.0)
決勝点の起点に。強度の高い守備で逃げ切りに貢献
32 ディマルコ 6.0
後半序盤に見事なクロスでアルナウトビッチの決定機を演出。交代時はやや消化不良の様子も及第点以上の仕事は見せた
(→カルロス・アウグスト 6.0)
守備の局面で強さと粘りを見せて逃げ切りに貢献
FW
9 テュラム 6.0
相手の脅威となっていたが、負傷の影響で前半のみの出場に
(→アルナウトビッチ 6.5)
幾つかの決定機を逃したが、値千金の決勝点を記録
10 ラウタロ・マルティネス 6.5
オブラクとタイミングが合ってしまってゴールを逃したが、駆け引きの巧さやチャンスメークの部分で存在感を示した
(→サンチェス -)
監督
インザーギ 6.0
テュラムの負傷交代などもあって難しい試合ではあったが、勝ち切る勝負強さを発揮
▽アトレティコ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
13 オブラク 6.5
失点場面直前の対応を含め再三の好守で2ndレグへの望みをつないだ
DF
20 ヴィツェル 6.5
チームは1失点を喫したが、オブラクと共に再三の好守でチームを救った
2 ヒメネス 6.0
前半は安定した守備を見せていたが、負傷かコンディションの問題かハーフタイムで退く
(→サビッチ 5.5)
不必要なカードをもらったが、ベテランらしく要所を締める対応を見せた
22 エルモソ 5.5
パヴァールらの意表を突く攻撃参加に苦慮もカードをもらっていたなかで粘りの対応を続けた
(→ヘイニウド 4.5)
責任はデ・パウルにもあったが、途中出場で失点に絡んだ
MF
16 モリーナ 5.5
守備では最低限の仕事を見せたが、攻撃ではなかなか持ち味の推進力を出せなかった
(→バリオス 5.5)
攻守に無難な出来
5 デ・パウル 4.5
失点場面と前半終盤のミスなど致命的なミスを犯した。それ以外の局面でもなかなか効果的なプレーができず
6 コケ 5.0
攻守両面で物足りない出来。疲労の影響なのか躍動感に欠けた
8 サウール 5.5
献身的な守備でチームを助けたが、攻撃面では精度、判断がいまひとつ
(→モラタ 5.0)
スクランブルでの復帰となったが、安定感抜群のインテル守備陣に封じ込まれた
12 リーノ 5.5
前半と後半序盤は攻撃の起点を担ったが、疲労が溜まった状況でダンフリースに苦戦
FW
14 M・ジョレンテ 5.5
直近のラス・パルマス戦のように期待された活躍には至らなかったが、3つのポジションで奮闘
7 グリーズマン 5.5
攻守両面で動き自体は悪くなかったが、劣勢のチームをカバーしきれず。交代時の足の負傷は気がかり
(→アンヘル・コレア 5.5)
キレ自体は悪くなかったが、攻撃を活性化するまでには至らず
監督
シメオネ 5.0
モラタの早いタイミングでの投入を含め交代策が機能せず。それでも、守備陣の奮闘で2ndレグに望みを繋いだ
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
バレッラ(インテル)
試合を通してハイパフォーマンスを披露したダイナモをMOTMに選出。チャルハノール、ムヒタリアンが普段ほどの出来ではなかったなか、1.5人分の仕事量を見事にこなしてみせた。
インテル 1-0 アトレティコ
【インテル】
アルナウトビッチ(後34)
インテルの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
インテルの人気記事ランキング
1
2戦を通してハイレベルな攻防戦を競り勝ったインテルが2季ぶりベスト4、準決勝ではバルセロナと対戦【CL】
チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、インテルvsバイエルンが16日に行われ、2-2で引き分けた。この結果、2戦合計スコア4-3としたインテルが準決勝に進出している。 先週敵地で行われた1stレグを2-1と競り勝ってアドバンテージを得たインテルは、4日前の3-1で勝利したカリアリ戦のスタメンから6選手を変更。現状のベストメンバーを送り込んだ。 一方、逆転突破を目指すバイエルンは、4日前の2-2で引き分けたドルトムントとのデア・クラシカーと同様のスタメンで臨んだ。 開始3分にオリーズに好機のあったバイエルンがアグレッシブな入りとした中、インテルも9分にロングボールの流れからディマルコがGK強襲のミドルで応戦。 11分にはショートカウンターの流れから再びオリーズに決定機が訪れたが、バストーニの好守に阻止された。バイエルンが押し込み、インテルがカウンターを狙う展開で推移する中、29分にインテルに決定機。 左サイドからのディマルコのFKにアチェルビがボレーで合わせ、ゴール前のテュラムがコースを変えにかかったがわずかに届かなかった。 さらに33分にはチャルハノールが際どいミドルを放ったインテルに対し、バイエルンは36分にサネに好機もシュートはGKゾマーにセーブされた。 ハイレベルな互角の攻防が続く中、ハーフタイムにかけては互いに好機を作り切れずゴールレスで前半を終えた。 迎えた後半、開始3分にテュラムがドリブルでボックス内へ侵入する好機を作ったインテルは、2分後にもCKの流れからバストーニのボレーでゴールに迫ったが、52分にバイエルンが追いつく。 ボックス右でゴレツカのパスを受けたケインが縦に一歩持ち出して放ったシュートがディマルコの股間を抜いてネットを揺らした。 2戦合計スコアで追いつかれたインテルは直後、テュラムがGK強襲のシュートで応戦すると、58分にすかさず勝ち越す。ディマルコの左CKからラウタロがヘッド。シュートはキミッヒにブロックされるもルーズボールをラウタロ自ら蹴り込んだ。 さらに61分にはダルミアンが2点目に迫ったが、ゴールカバーに入ったダイアーのスーパークリアに阻まれる。しかし直後のチャルハノールの右CKからパヴァールのヘディングシュートが決まってリードを広げた。 パヴァールの恩返し弾で2戦合計スコアを4-2としたインテルがかさにかかって攻め立てる中、バイエルンはニャブリとラファエル・ゲレイロを投入。 すると75分、オリーズがゴールに迫ると直後のCKから1点差とする。ショートコーナーからニャブリの右クロスをファーサイドのダイアーがうまく浮かせたヘディングシュートで流し込んだ。 最終盤、コマンを投入してニャブリを右サイドバックに配置するスクランブル体制としたバイエルンだったが、インテルの集中した守備を打開しきれず。 インテルが2戦合計スコア4-3で逃げ切り、2季ぶりのベスト4進出として準決勝ではバルセロナと対戦することになった。 インテル 2-2 バイエルン 【インテル】 ラウタロ・マルティネス(後13) バンジャマン・パヴァール(後16) 【バイエルン】 ハリー・ケイン(後7) エリック・ダイアー(後31) 2025.04.17 05:59 Thu2
カリアリ戦1G1AのアルナウトビッチをS・インザーギ監督が称賛、一方でテュラムには…「腹が立った」
インテルのシモーネ・インザーギ監督が12日にホームで行われ、3-1で勝利したセリエA第32節カリアリ戦を振り返った。 4日前にバイエルンとのチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝1stレグを戦い、敵地で先勝としたインテルはカリアリ戦に向けて6選手を変更。 FWマルクス・テュラムに代わってFWマルコ・アルナウトビッチが先発した中、そのアルナウトビッチが13分に先制ゴールをマーク。そして26分にアルナウトビッチのアシストからFWラウタロ・マルティネスが加点してリードを広げた。 後半開始3分に1点差とされたものの、55分にDFヤン・アウレル・ビセックがCKからゴールを挙げ、勝利を取り戻して首位を堅守し、バイエルンとのリターンマッチに向かうことに成功した。 S・インザーギ監督は1ゴール1アシストのアルナウトビッチを称賛した。 「今日は素晴らしいパフォーマンスだった。ラウタロのゴールも大半はアルナのアシストによるものだった」 試合自体はカリアリ相手にピンチを迎える場面もあり、盤石とは言えなかった。 「この試合には本当に気を配って簡単ではないと考えていた。1点差とされたが、残りの時間を集中力を保ってくれた。昨季は49試合を戦ったが、今季はこの時点で48試合だ。非常に過酷なシーズンだが、我々には乗り越えられるスカッドがあり、全員が犠牲を払ってくれている」 一方で途中出場し、軽率なボールロストをしていたテュラムにはお灸を据えた。 「マルクスには腹が立った。試合終了後にもっと違う対応をすべきだと伝えた。今後はあのようなことは二度としないだろう」 2025.04.13 12:30 Sun3
強敵バイエルン撃破でベスト4進出のインテル、S・インザーギ監督は「我々の努力が報われた結果」と胸を張る
インテルのシモーネ・インザーギ監督が16日に行われ、2-2で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのバイエルン戦後にコメントした。 敵地での1stレグを2-1で先勝していたインテルはゴールレスで迎えた後半、52分にFWハリー・ケインにゴールを許して2戦合計スコアで振り出しに戻される。 それでも6分後にFWラウタロ・マルティネスがすかさず勝ち越しゴールを挙げると、61分にDFバンジャマン・パヴァールが恩返し弾を決めてリードを広げた。 その後、1点差とされたインテルだったが、2戦合計スコア4-3で逃げ切り、2季ぶりのベスト4進出としている。 S・インザーギ監督は強敵バイエルン撃破を喜んだ。 「素晴らしい夜だった。非常に強い相手に対してサポーターの皆さんは本当に大きな声援を送ってくれた。バイエルンは2試合とも素晴らしいプレーを見せ、何としても準決勝進出を狙う相手に対し、我々は素晴らしいパフォーマンスを見せた。互いを助け合い、チームのために自分を犠牲にした。それがバイエルンのようなチームに勝つ唯一の方法だ」 「彼らはサン・シーロでの過去4戦全てで勝利している。厳しい戦いになることは覚悟していたが、この結果は我々の努力が報われた結果だ。我々は大きな誇りを持って準決勝に臨み、この旅路がこれからも続いていくことを願っている」 準決勝に進出したインテルは決勝進出を懸けてバルセロナと対戦する。 2025.04.17 08:15 Thu4
インテルに競り負けたバイエルン、コンパニ監督は「2試合とも素晴らしい試合を戦った」と前を向く
バイエルンのヴァンサン・コンパニ監督が16日に行われ、2-2で引き分けたチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのインテル戦後にコメントした。 ホームでの1stレグを1-2で落としていたバイエルンはゴールレスで迎えた後半、52分にFWハリー・ケインがゴールを決めて2戦合計スコアで同点とした。 しかし、FWラウタロ・マルティネス、DFバンジャマン・パヴァールに立て続けにゴールを許して2戦合計スコア2-4とリードを広げられてしまう。 76分にCKからDFエリック・ダイアーが1点差に詰め寄るゴールを挙げたが、一歩届かず2季連続ベスト4進出はならなかった。 コンパニ監督はミュンヘンでのCL決勝を戦えないことを悔やみながらも素晴らしい試合ができたと自負した。 「サッカーは細部に左右される。試合の流れを見れば失点場面以外、何もさせなかっただろう。インテルのセットプレーとカウンターの強さはわかっていたが、それでも我々はチャンスを作り、危険な存在だったと思う。ミュンヘンでの決勝を戦えないのは辛い事実だが、人生は続く。サッカーもそうだ。我々には新たな挑戦が待ち受けている。2カ月後にはクラブ・ワールドカップに出場し、再びタイトル獲得を目指す」 「落胆するのは当然だ。今回の敗退は辛いが、我々にもチャンスはあった。現在、ヨーロッパで最も強いチームの一つと、2試合とも素晴らしい試合を戦った。この経験から学び、今後の展開に期待を寄せなければならない」 2025.04.17 09:00 Thu5