マンチェスター・ユナイテッドの
エリク・テン・ハグ監督が、大一番に向けて意気込みを語った。クラブ公式サイトが伝えた。
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12日、チャンピオンズリーグ(CL)最終節でユナイテッドはホームにバイエルンを迎える。現在グループAで最下位のユナイテッド。首位のバイエルンをホームに迎えるが、ラウンド16進出には勝利が最低条件となる。
2位のコペンハーゲン、3位のガラタサライは勝ち点「5」となっており、両者が直接対決。決着がついた時点でユナイテッドの敗退が決定するが、3位に滑り込んでヨーロッパリーグ(EL)を戦えるチャンスは生まれる。仮に両者が引き分けた場合は逆転での2位滑り込みとなる。
兎にも角にも勝利しか生き残る道はないユナイテッド。ただ、相手はここまで4勝1分けのバイエルン。今季の初戦で対戦した時にはアウェイで打ち合いの末に4-3で敗れていた。
強敵を前にするユナイテッドだが、チーム状態は決して良くない。9日に行われたプレミアリーグ第16節のボーンマス戦ではホームで0-3と惨敗。成す術なく敗れ、落胆ムードが漂っている。
シーズンを通してもパフォーマンスに大きな波がある状況だが、テン・ハグ監督はバイエルン戦に向けた記者会見で意気込みを語った。
「我々は何をすべきか分かっている。勝たなければならない。我々はヨーロッパの大会に残りたいので、ベストを尽くさなければならないし、それができると思う」
「誰もが見ての通り、現時点の我々はかなり一貫性がない。ただ、チームの最高点、パフォーマンスレベルの最高点は持ち合わせている。時々下回る可能性もあるが、それを定期的に出せるかどうかは我々次第だ」
「ご覧の通り、ここ数週間はいくつかの試合で素晴らしいサッカーを見せた。それを明日のピッチでも必ずもたらすようにしなければいけない」
安定感に欠くクラブ。そしてリーグ戦での惨敗を受け、ホームで同じ姿を見せるわけにはいかない。しかし、バイエルンも先週末のブンデスリーガでフランクフルトにまさかの5失点大敗。今季のリーグ戦初黒星を喫している状況で、バウンスバックに燃えているはずだ。
テン・ハグ監督は前々節のチェルシー戦を思い出したいと語り、ホームサポーターの後押しを受けて、結果を掴み取りたいと意気込んだ。
「チェルシー戦から我々は信念を貫くことができると思う。週末に何が起きたのかは分かっているが、チェルシー戦のあのレベルに戻りたいと思っている。それができるのは、正しいスピリットとムードを持っているときだ」
「我々は強い信念を持っている。ファンが我々を応援してくれると確信している。彼らはネルギーを与え、サポートしてくれ、我々は高いレベルに到達できるだろう。バイエルンに勝つためには、それが必要になる」
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