1
ドンナルンマ序盤退場のPSG、新天地デビューGKテナス奮闘でムバッペ弾守り抜きリーグ7連勝【リーグ・アン】
2023.12.03 23:10 Sun
リーグ・アン第14節、ル・アーヴルvsパリ・サンジェルマン(PSG)が3日にスタッド・オセアンで行われ、アウェイのPSGが0-2で勝利した。
現在、リーグ6連勝で首位に立つPSGだが、直近のチャンピオンズリーグ(CL)のニューカッスル戦では後に誤審が認められた最終盤のムバッペのPK弾で辛くも1-1のドローに持ち込む苦しい試合となった、そのCLからのバウンスバックを図るなか、ルイス・エンリケ監督は先発4人を変更。バックラインを中心にメンバーを入れ替え、3トップはデンベレ、ムバッペ、バルコラという並びとなった。
開始直後にファビアン・ルイスの負傷によってウガルテのスクランブル投入を余儀なくされる不穏な入りとなったPSG。さらに、10分にはハイラインの背後へ抜け出したカシミールとエリア外に飛び出したGKドンナルンマが交錯。すると、遅れてキックを見舞う形となったドンナルンマにレッドカードが掲示され一発退場に。これを受け、スペイン人指揮官はバルコラを下げてこれがデビュー戦となるGKテナスがピッチに送り込まれた。
開始早々に負傷者に加えて数的不利を背負う最悪の入りとなったアウェイチームは、以降も相手の勢いを受ける展開に。それでも、20分にはロングカウンターからボックス左に抜け出したムバッペにファーストチャンス。だが、左足でコースを狙ったシュートは相手GKの左足の好守に阻まれる。
それでも、これをきっかけにリズムを掴み始めたPSGは23分、イ・ガンインの中央突破から右のデンベレに繋がると、ペナルティアークで横パスを受けたムバッペが絶妙な右足のコントロールシュート。これが右ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。
エースの公式戦4試合連続ゴールによって数的不利の状況で先にゴールを奪ったルイス・エンリケのチーム。以降も自陣で相手の攻撃を冷静に撥ね返しながらムバッペやデンベレのスピードを活かしたロングカウンターでひっくり返して際どいシーンを作り出す。だが、ムバッペの2点目かに思われた決定機がオフサイドとなるなど2点目を奪い切れず。前半終盤にかけては右サイドからのクロスやセットプレーでゴールを脅かされたものの、1点リードでハーフタイムを迎えた。
前半に2度の交代機会を使用したことで、守勢の展開ながらも静観を余儀なくされるルイス・エンリケ監督。だが、74分にはデンベレ、ソレール、ムキエレを下げてリュカ、コロ・ムアニ、シュクリニアルの主力投入で逃げ切り態勢に入る。
だが、ル・アーヴルの人数をかけた攻めに手を焼くと、ボックス内でバヨらに幾度も決定機を許すが、最後のところでGKテナスが見事な反応で応対。すると、試合終了間際の89分にはカウンターからヴィティーニャのミドルシュートが相手DFにディフレクトして大きくコースが変わってゴールネットを揺らし、試合を決める2点目を奪い切った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ドンナルンマの序盤退場で10人の戦いを強いられながら勝ち切ったPSGがリーグ7連勝を飾った。
現在、リーグ6連勝で首位に立つPSGだが、直近のチャンピオンズリーグ(CL)のニューカッスル戦では後に誤審が認められた最終盤のムバッペのPK弾で辛くも1-1のドローに持ち込む苦しい試合となった、そのCLからのバウンスバックを図るなか、ルイス・エンリケ監督は先発4人を変更。バックラインを中心にメンバーを入れ替え、3トップはデンベレ、ムバッペ、バルコラという並びとなった。
開始早々に負傷者に加えて数的不利を背負う最悪の入りとなったアウェイチームは、以降も相手の勢いを受ける展開に。それでも、20分にはロングカウンターからボックス左に抜け出したムバッペにファーストチャンス。だが、左足でコースを狙ったシュートは相手GKの左足の好守に阻まれる。
それでも、これをきっかけにリズムを掴み始めたPSGは23分、イ・ガンインの中央突破から右のデンベレに繋がると、ペナルティアークで横パスを受けたムバッペが絶妙な右足のコントロールシュート。これが右ポストの内側を叩いてゴールネットに吸い込まれた。
エースの公式戦4試合連続ゴールによって数的不利の状況で先にゴールを奪ったルイス・エンリケのチーム。以降も自陣で相手の攻撃を冷静に撥ね返しながらムバッペやデンベレのスピードを活かしたロングカウンターでひっくり返して際どいシーンを作り出す。だが、ムバッペの2点目かに思われた決定機がオフサイドとなるなど2点目を奪い切れず。前半終盤にかけては右サイドからのクロスやセットプレーでゴールを脅かされたものの、1点リードでハーフタイムを迎えた。
後半は立ち上がりにケフタのミドルシュートでピンチを迎えたものの、GKテナスの好守で凌いだアウェイチーム。だが、連戦の疲れも影響してなかなか攻撃に出られず。59分にはボックス右に抜け出したデンベレが右足対角シュートでゴールに迫るが、これは惜しくも左ポスト外側を掠めた。
前半に2度の交代機会を使用したことで、守勢の展開ながらも静観を余儀なくされるルイス・エンリケ監督。だが、74分にはデンベレ、ソレール、ムキエレを下げてリュカ、コロ・ムアニ、シュクリニアルの主力投入で逃げ切り態勢に入る。
だが、ル・アーヴルの人数をかけた攻めに手を焼くと、ボックス内でバヨらに幾度も決定機を許すが、最後のところでGKテナスが見事な反応で応対。すると、試合終了間際の89分にはカウンターからヴィティーニャのミドルシュートが相手DFにディフレクトして大きくコースが変わってゴールネットを揺らし、試合を決める2点目を奪い切った。
そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ドンナルンマの序盤退場で10人の戦いを強いられながら勝ち切ったPSGがリーグ7連勝を飾った。
|
パリ・サンジェルマンの人気記事ランキング
2
ユナイテッドの輪に戻るも…サンチョが前線補強に動くPSGと個人合意寸前か
パリ・サンジェルマン(PSG)がマンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表MFジェイドン・サンチョ(24)の獲得を進めているようだ。フランス『フット・メルカート』が報じた。 エリク・テン・ハグ監督との関係がこじれ、昨シーズン後半はドルトムントへレンタル移籍したサンチョ。マンチェスターに戻っても居場所はないと考えられたが、オランダ人指揮官と互いに歩み寄ったことでプレシーズン真っ只中のチームに戻った。 紆余曲折ありサンチョを受け入れたテン・ハグ監督は「マンチェスター・ユナイテッドには良い選手が必要で、ジェイドンは良い選手だ。我々は線引きして先へ進む」とコメント。ユベントスなどが獲得に意欲を見せていたものの、話は立ち消えとなった。 しかし、フランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)の退団により前線補強に動くPSGが、サンチョとの契約に向け準備を進めているとのこと。ユナイテッドが改めて売却に傾くかは不明だが、移籍が有力視されていた際は5000万ユーロ(約85億3000万円)ほどを要求すると見られていた。 また、20日に行われたレンジャーズとのプレシーズンマッチに先発していたサンチョだが、PSGと個人合意寸前な模様。ユナイテッドでの挽回が期待されたアタッカーは、結局新天地へ向かうのだろうか。 2024.07.22 20:10 Mon3
補強順調のユナイテッド、ウガルテ獲得の動きも着々…選手とは個人合意か
マンチェスター・ユナイテッドが次なるターゲットにも動いているようだ。 チームが新シーズンに向けて始動したなか、オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)に続いて、U-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を獲得したユナイテッド。アタッカーにセンターバックと補強を成功させ、ここまで順調ぶりがうかがえる。 そんな赤い悪魔が次に補強を考えるとされるのが中盤。そのポジションはイングランド代表MFコビー・メイヌーを軸に回るだろうが、守備的MFとしてパリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)を狙っているといわれる。 ウガルテもユナイテッドと紐づいた当初からチャンピオンズリーグ(CL)に出られずともこの移籍に前向きとされるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏の最新情報によると、個人合意に。クラブ間での交渉が継続中という。 他クラブの問い合わせもあるというが、ユナイテッドとの話がここまでスムーズに進むのは代理人がヨロと同じくジョルジュ・メンデス氏なのが大きく、成立するかどうかはもはやクラブ間次第とみられる。 ただ、ユナイテッドはウガルテの獲得話を進めるなかで、中盤の整理を迫られるとのことで、ブラジル代表MFカゼミロ(32)か、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)の売却を検討しているそうだ。 スポルティングCPでは日本代表MF守田英正もプレーしたウガルテ。昨季がPSG加入1年目で、公式戦37試合で3アシストをマークしたが、限定的な出場も多く、微妙な立ち位置となっている。一方の代表では先日までコパ・アメリカ2024に参戦。ベストイレブンに輝いた。 2024.07.19 11:30 Fri4
エデルソンの去就不透明なシティ、万一に備えドンナルンマをターゲット候補に?
マンチェスター・シティがパリ・サンジェルマン(PSG)のイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマ(25)に目を向けているようだ。イギリス『talkSPORT』が報じた。 ブラジル代表GKエデルソン(30)がゴールマウスに立ち、ドイツ人GKシュテファン・オルテガ(31)がベンチに控えるシティ。しかし、クラブとの契約が2026年6月までのエデルソンは、サウジアラビア方面から熱心な誘いを受け、アル・ナスルとの個人合意も報じられた。 クラブ間交渉が停滞し、結局アル・ナスルはアトレチコ・パラナエンセからブラジル代表GKベント(25)を獲得。新たな挑戦を望むとされるシティ正守護神の移籍は実現しなかったが、今度はアル・イテハドからの関心が浮上している。 こちらもクラブ間交渉が難航する見込みだが、万が一に備えるシティはPSGとイタリア代表で正守護神を務めるドンナルンマをターゲット候補とする可能性があるとのこと。選手自身もプレミアリーグへの挑戦願望があるようだ。 セービング能力こそ突出しているものの、エデルソンとは対照的に足元に不安のあるドンナルンマ。シティのスタイルに合わない可能性も高いが、現実味を帯びるのだろうか。 2024.07.22 18:07 Mon5