ドルトムントが死の組突破、ミランはジルーPK失敗響き痛恨敗戦【CL】
2023.11.29 07:20 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)グループF第5節、ミランvsドルトムントが28日に行われ、1-3でドルトムントが勝利した。
前節パリ・サンジェルマン戦を起死回生の初勝利で踏み止まった3位ミラン(勝ち点5)は、直近のフィオレンティーナ戦を出場停止で欠場したジルーが、プリシック、チュクウェゼと3トップを形成した。
一方、ニューカッスルに連勝として勝利すれば突破となる首位ドルトムント(勝ち点7)は、直近のボルシアMG戦でゴールを挙げたフュルクルクを最前線に、バイノー=ギテンス、マレンがロイスと2列目を形成した。
ミランが押し込む入りとなった中5分、PKを獲得する。チュクウェゼのシュートがボックス内のシュロッターベックのハンドを誘った。しかしキッカーのジルーのシュートはGKコベルに止められ、先制とはならない。
すると9分、ドルトムントがPKを獲得する。ボックス左で仕掛けたバイノー=ギテンスの突破をカラブリアにファウルで止められた。これをロイスが決め、ドルトムントが先制した。
序盤の良い流れを失っていたミランだったが、37分にチュクウェゼの個人技で追いつく。ボックス右深くで仕掛けたチュクウェゼがカットインからシュートを決めきった。
1-1で迎えた後半、ミランが押し込む入りとなったが、開始6分にアクシデント。チャウがハムストリングを痛めてプレー続行不可能となり、クルニッチをセンターバックに投入した。
対するドルトムントも55分、シュロッターベックが負傷してプレー続行不可能となり、エズジャンを中盤に投入、ジャンがセンターバックに入った。
互いにセンターバックに故障者を出した中、ドルトムントが59分に勝ち越す。中央でのダイレクトプレーでフュルクルク、ザビッツァーと繋ぎ、最後はバイノー=ギテンスが蹴り込んだ。
さらに69分、ドルトムントに決定的な3点目。ペナルティアーク中央からアディエミの放ったミドルシュートがGKメニャンの手を弾いてゴールラインを割った。
2点を追う展開となったミランはヨビッチを投入すると、85分にそのヨビッチのヘディングシュートがポストに直撃。
ひやりとしたドルトムントは88分、フュルクルクがバー直撃のシュートを放って牽制した中、3-1のまま勝利。最終節PSG戦を前に死の組を突破している。
前節パリ・サンジェルマン戦を起死回生の初勝利で踏み止まった3位ミラン(勝ち点5)は、直近のフィオレンティーナ戦を出場停止で欠場したジルーが、プリシック、チュクウェゼと3トップを形成した。
一方、ニューカッスルに連勝として勝利すれば突破となる首位ドルトムント(勝ち点7)は、直近のボルシアMG戦でゴールを挙げたフュルクルクを最前線に、バイノー=ギテンス、マレンがロイスと2列目を形成した。
すると9分、ドルトムントがPKを獲得する。ボックス左で仕掛けたバイノー=ギテンスの突破をカラブリアにファウルで止められた。これをロイスが決め、ドルトムントが先制した。
さらに19分、勢い付くバイノー=ギテンスがボックス左ポケットの位置からカットインシュートで牽制し、ドルトムントが流れを引き寄せていく。
序盤の良い流れを失っていたミランだったが、37分にチュクウェゼの個人技で追いつく。ボックス右深くで仕掛けたチュクウェゼがカットインからシュートを決めきった。
1-1で迎えた後半、ミランが押し込む入りとなったが、開始6分にアクシデント。チャウがハムストリングを痛めてプレー続行不可能となり、クルニッチをセンターバックに投入した。
対するドルトムントも55分、シュロッターベックが負傷してプレー続行不可能となり、エズジャンを中盤に投入、ジャンがセンターバックに入った。
互いにセンターバックに故障者を出した中、ドルトムントが59分に勝ち越す。中央でのダイレクトプレーでフュルクルク、ザビッツァーと繋ぎ、最後はバイノー=ギテンスが蹴り込んだ。
さらに69分、ドルトムントに決定的な3点目。ペナルティアーク中央からアディエミの放ったミドルシュートがGKメニャンの手を弾いてゴールラインを割った。
2点を追う展開となったミランはヨビッチを投入すると、85分にそのヨビッチのヘディングシュートがポストに直撃。
ひやりとしたドルトムントは88分、フュルクルクがバー直撃のシュートを放って牽制した中、3-1のまま勝利。最終節PSG戦を前に死の組を突破している。
ミランの関連記事
UEFAチャンピオンズリーグの関連記事
|
ミランの人気記事ランキング
1
厳しい状況続くフェリックス、復活を期して古巣へ復帰か?
チェルシーからミランへとレンタル移籍中のポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、母国復帰の可能性が浮上している。ポルトガル『レコルド』が伝えた。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシー、バルセロナへとレンタル移籍を繰り返し、2024年8月にチェルシーへと完全移籍した。 しかし、今シーズンのチェルシーでは期待された働きはできず、プレミアリーグ12試合で1ゴール1アシストに。1月にはミランへとレンタル移籍を果たした。 ただ、凋落したフェリックスの復活は遠く、セリエAでは9試合で1アシストのみ。厳しい日々が続いている状況だ。 ガラタサライが今夏の移籍市場で獲得に動いているという報道があった中、チェルシーは連れ戻す気はあまりない状況。そんな中、古巣でもあるベンフィカへの復帰が浮上している。 『レコルド』によれば、フェリックス本人もベンフィカに復帰する希望を持っているとのこと。苦しい日々が続いている中で、自身が重要な選手になれると感じているという。 また、マヌエル・ルイ・コスタ会長もフェリックスの獲得を望んでおり、ブルーノ・ラージ監督も同様の意見。クラブ・ワールドカップ(W杯)に出場するベンフィカを助ける存在として、獲得を望むという。 どうやらレンタル移籍での加入になる可能性が高く、チェルシーが給与の一部を負担するとのこと。ベンフィカを出てから大きな期待に応えきれずにきたなかで、フェリックスは復帰を果たすだろうか。 2025.04.17 23:05 Thu2
「敬意が欠けているが…」苦戦ミランで解任の噂もあるコンセイソン監督、自身の後任とも噂される指揮官との対戦も「自分たちの仕事に集中する」
ミランのセルジオ・コンセイソン監督が、自身の去就の噂などについて言及した。『フットボール・イタリア』が伝えている。 今シーズンは開幕から低調なパフォーマンスが続き、昨年12月にはパウロ・フォンセカ前監督の解任に踏み切ったミラン。新たにコンセイソン監督を指揮官に迎えたが状況は好転せず、現在はセリエAで9位とトップ4争いにすら加われていない状況となっている。 仮にこのまま来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃す結果となれば、コンセイソン監督はわずか半年での解任が濃厚に。後任にはさまざまな名前が浮上しているが、その一人はコモで指揮を執るセスク・ファブレガス監督となっている。 ミランはそのコモと今週末に対戦。しかしコンセイソン監督はそうした去就の話には惑わされたくないと主張しており、試合そのものに集中することを意識している。 「他人の発言や考えをコントロールすることはできない。コントロールできるのは、トレーニングで何をするかであり、それでどうなるかだ。私は長年フットボールに携わり、すべてに慣れている。時々、ここにいる人たちへの敬意が欠けているように感じるが、それにも慣れているよ。これがフットボールだ」 「(後任の噂がある人物との対戦が)モチベーションの源というなら、私は病気になって病院に行かなければならない。モチベーションは、質が高い選手、優れたコーチ陣を擁するチームとの厳しい試合に勝ちたいという願望から生まれるものだ」 「我々は彼らの長所と短所を研究し、自分たちの仕事に集中する必要がある。我々が取り組んできたことを実行すれば、勝利に近づくだろう。これはミラン対コモであって、コンセイソン対コモではない」 「我々は革命を起こすため毎日戦っている。それはチームとして重要なことだ。それができれば、結果は良くなっていくだろう。今に集中して、コモとの重要な難しい試合がある。あまり先を考える必要はなく、毎日努力しなければならない」 「この2週間、彼らは素晴らしい反応を示してくれた。この道を進み続けなければならず、その後、自分たちの立ち位置がどうなるかがわかるだろう。我々は、肉体面、戦術面、感情面のあらゆる面で取り組むよう努めている。先週同様、今週も満足だ」 2025.03.15 10:35 Sat3
脳震とうのメニャン、追加検査で合併症がなかったことを確認
ミランは15日、フランス代表GKマイク・メニャンが追加検査を受け、合併症がなかったことを報告した。 メニャンは11日に行われたセリエA第32節ウディネーゼ戦に先発。後半開始7分にロングボールをクリアすべくボックス外に飛び出した際、味方のMFアレックス・ヒメネスと激しく正面衝突。頭部を痛めてピッチに倒れ込み、担架に運ばれて交代となっていた。 病院に直行したメニャンだったが、大事には至らず。そして追加検査でも異常がないことが確認された。 ただ、脳震とう規定により数日間の休養が求められ、20日のセリエA第33節アタランタ戦、23日のコッパ・イタリア準決勝2ndレグのインテル戦に出場できるかは微妙とのことだ。 2025.04.16 12:00 Wed4
鳴かず飛ばずのジョアン・フェリックスはトルコに? チェルシーもミランも期待値低く…代理人が言及
現在はミランでプレーするポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(25)だが、来シーズンはトルコでプレーする可能性が浮上している。 ベンフィカでその名を挙げ、アトレティコ・マドリーへと鳴物入りで加入したフェリックス。しかし、徐々にディエゴ・シメオネ監督との折り合いが悪くなると、チェルシー、バルセロナへとレンタル移籍を繰り返し、2024年8月にチェルシーへと完全移籍した。 しかし、今シーズンのチェルシーでは期待された働きはできず、プレミアリーグ12試合で1ゴール1アシストに。1月にはミランへとレンタル移籍を果たした。 ただ、凋落したフェリックスの復活は遠く、セリエA7試合で1アシストのみ。厳しい日々が続いている状況だ。 そんな中、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏が夏の移籍について言及。トルコ『Sporx』によると、ガラタサライへの移籍の可能性があるという。 保有権はチェルシーが持っている中、ミランは来季もフェリックスを留まらせる気はなし。一方のチェルシーも、計算できないフェリックスを留める気があまりない状況だ。 メンデス氏は「チェルシーと合意に達した場合、ジョアン・フェリックスはガラタサライでプレーするだろう」とコメント。クラブ間合意が重要な争点となりそうだが、夏には再び活躍の場を変える可能性が高そうだ。 2025.03.26 23:45 Wed5