J2昇格が潰えた松本が声明、ホームでの最終節を前にサポーターへメッセージ「共に未来を創る関係性は不変で在りたい」

2023.11.27 14:45 Mon
松本は来季3年目のJ3を戦うことが決定した
©︎J.LEAGUE
松本は来季3年目のJ3を戦うことが決定した
松本山雅FCは27日、J2昇格を逃し「松本山雅をご支援いただいている皆様へ」として声明を発表した。

かつてはJ1も経験した松本。2度の昇格を経るもどちらも1年で降格。2020年からJ2で戦っていたが、2021年に最下位でJ3へと降格していた。

2022年は名波浩監督の下で4位でフィニッシュ。昇格を逃すと、霜田正浩監督を迎えた今シーズンは昇格を争う中、26日に行われた明治安田生命J3リーグ第37節のカマタマーレ讃岐戦でドロー。同日に2位の鹿児島ユナイテッドFCが勝利したことで、4位以下が確定し、昇格は叶わなかった。
2024シーズンもJ3で戦うことが決定した松本。神田文之 代表取締役社長はクラブを通じて謝罪するとともに、来シーズンへの意気込みを綴った。

ーーーーー
日頃より松本山雅FCに対して熱いご支援を頂き、誠にありがとうございます。昨日の2023明治安田生命J3リーグ第37節の結果を受け、今季のJ2リーグへの昇格は叶わなくなりました。
クラブをご支援いただく全ての皆様の期待に応えることが出来ず、深くお詫び申し上げます。

また、どのような時にも最後の最後まで一緒に戦い、信じ、心強い後押しをいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。

2023シーズンは、これまでフットボールにおいてクラブが積み上げた歴史を踏まえて、将来的に勝つ確率を高めるべく、攻撃的かつ主体性のあるアグレッシブなスタイルにチャレンジするシーズンと位置付けてスタートしました。

どう在りたいか(攻撃的で魅力的なサッカー)を追求し、見ている方にもチャレンジングな戦い方を共感していただき、共闘してもらいたい。そして、サッカーの質に拘るクラブへという新たなチャレンジのスタートの年としておりました。

当然ですが、新しいチャレンジをしていく中で結果にも拘り、J2昇格を掴み取るべく、クラブ一丸で総力を挙げて取り組んできたことは、間違いありません。

しかしながら、最終節を残した形でJ2昇格の可能性が潰えてしまう結果となってしまいました。この結果を重く受け止めると同時に、ホームアルウィンで行われる最終節がまだ残されております。今シーズン、チームとして取り組んできたスタイルと、積み上げてきたチャレンジングな戦い方を体現し、未来につながる戦いを見せるべく、最終節の90分を無駄にすることなく、最後まで取り組みます。

松本山雅FCは、多くの方からのご支援や声援で成り立っている市民クラブです。このクラブにとって背番号12・サポーターの存在は唯一無二であり、今までも、そしてこれからも、共に未来を創る関係性は不変で在りたいと考えています。

改めてご支援いただく皆様への感謝の気持ちを胸に最後まで戦う選手の後押しと、松本山雅FCへのご支援を引き続きいただきたく、ここにお願い申し上げます。
ーーーーー

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松本、山田満夫&岡佳樹と来季契約結ばず…レンタル先の沼津も両選手の退団発表

松本山雅FCは16日、MF山田満夫(25)のFW岡佳樹(25)の2選手に関して、契約満了による退団を発表した。 山田は2013年に松本入り後、2014年2月に退団して仙台大学に進学。2018年に松本復帰を果たすと、今年から期限付き移籍でアスルクラロ沼津に移り、明治安田生命J3リーグ10試合1得点を記録した。 岡は2017年に松本山雅FCでプロキャリアをスタートさせ、2018年からレンタルで沼津入り。今年はJ3リーグ24試合4得点の数字を収めた。 両選手は同日、レンタル先の沼津から期限付き移籍期間満了が開示。両クラブの公式サイトを通じて、それぞれ次のようにコメントしている。 ◆山田満夫 ・松本山雅FC 「一度プロの世界から離れもう一度プロの世界へのチャンスをくれた松本山雅FCには感謝しかありません。そんな中、結果を出せずアルウィンのピッチに一度も立つことが出来なかったことがものすごく悔しいです。この経験を無駄にしないように成長していきたいと思います。本当にありがとうございました。松本山雅FCの益々の発展を心から願っています」 ・アスルクラロ沼津 「1年間ありがとうございました。アスルクラロ沼津のために戦えたことを誇りに思います。結果を出せず情けなく悔しいですが、皆さんの応援がすごく力になりました。本当にありがとうございました。アスルクラロ沼津の益々の発展を心から願っています」 ◆岡佳樹 ・松本山雅FC 「このたび、松本山雅を退団することになりました。たくさんの経験を積ませてもらうことができ、とても感謝しています。山雅が1年でJ1に復帰することを心から応援しています。本当にありがとうございました」 ・アスルクラロ沼津 「アスルクラロ沼津を退団することになりました。2年間いろんな方に支えられ選手として人としてすごく成長させてもらいました。今年一年、なかなか結果が出ない中、悔しいシーズンとなってしまい申し訳なく思っています。来年はアスルクラロ沼津にとってさらなる飛躍の一年になってほしいと心から願っています。本当にありがとうございました」 2019.12.16 09:30 Mon
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今季限りで栃木を退団したレアンドロ・ペレイラ、新天地はブラジル2部のボタフォゴFCに決定!

ブラジル2部のボタフォゴFCは11日、栃木SCを退団したFWレアンドロ・ペレイラ(32)の獲得を発表した。契約期間は2024年12月31日までとなる。 レアンドロ・ペレイラはポルトゥゲーザやシャペコエンセ、パウメイラスなどでプレー。2015年8月にクラブ・ブルージュへと完全移籍すると、2019年1月にクラブ・ブルージュから松本山雅FCへ完全移籍を果たすと、わずか半年でサンフレッチェ広島にレンタル移籍。広島加入後は、明治安田生命J1リーグ9試合で4ゴールを記録。97分に1ゴールという得点力の高さを見せつけた。 レンタル期間を延長し、広島に残留した2020シーズンはJ1リーグ3位の15ゴールを記録。この活躍が認められ、2021年1月にガンバ大阪へ完全移籍を果たしたが、移籍1年目は24試合5ゴールで終わると、2年目も23試合4ゴールとチームとしても機能しているとは言いがたかった。 その後、2022シーズン限りでG大阪を退団したレアンドロ・ペレイラは、2023年1月からインドのペルセポリスでプレー。1年半契約を結んだもののわずか半年でチームを退団すると、8月から栃木に加入。後半戦の起爆剤としての活躍が期待されたが、半年間でわずか3試合の出場にとどまると、得点もPKによる1ゴールに終わり、11月8日に今季限りでの退団が発表されていた。 2023.12.12 09:30 Tue

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