レイラック滋賀の来季J3昇格が消滅! “昇格組”ブリオベッカ浦安に「2位」明け渡しフィニッシュ【JFL最終節】
2023.11.26 15:14 Sun
26日、日本フットボールリーグ(JFL)最終節の7試合が全会場同時刻キックオフで行われ、Jリーグ入会“継続審議"レイラック滋賀のJ3昇格が消滅した。
開始早々にいきなり滋賀が先制。5分、DF平尾壮の左CKをニアですらすと、DF平井駿助がファーからヘディングシュートを流し込んだ。
さらに15分、V三重のビルドアップを刈り取ってショートカウンターに転じると、最後はボックス右でこぼれ球に反応したDF角田駿がシュート。これが決まって滋賀は2点リードとなる。
◆枚方 2-0 ソニー
前節終了時点で滋賀と勝ち点で並んでいたソニーはFCティアモ枚方とのアウェイゲーム。こちらは2-0で敗れ、順位も4位に後退してフィニッシュ。ただ、優勝したHonda FCと並ぶ国内最強の企業クラブの一角として、今季のJFLを盛り上げてくれた。
◆鈴鹿 2-1 青森
2位滋賀と勝ち点「1」差の4位で最終節を迎えたラインメール青森。こちらもJ入会継続審議組ながらここまで生き延び、一縷の望みをかけ、敵地で鈴鹿ポイントゲッターズと対戦した。
しかし、結果は2-1で敗戦。2点ビハインドの74分、FW船山貴之のPK弾で1点を返したが、これ以上の反撃は叶わず5位後退…青森県から2番目のJリーグ参入は来季以降にお預けとなったが、彼らもまた、今季のJFLを盛り上げてくれた。
◆マルヤス 0-2 浦安
その一方、都並敏史監督率いる昇格組のブリオベッカ浦安が2位でフィニッシュ。6年ぶりに復帰したJFLの舞台では、開幕9試合で0勝3分け6敗のダントツ最下位と苦戦も、第10節ソニー戦から16試合無敗という快進撃を披露した。
この日の最終節では敵地でマルヤスを撃破。2位滋賀が引き分け、3位ソニーと4位青森が敗れたことにより、5位から2位に浮上してJFL復帰1年目を締めくくることとなった。あっぱれ浦安、素晴らしい戦いを披露し、名実ともに“Jへの門番"と化した1年だった。
◆武蔵野 1-0 沖縄
一方で、浦安とともに今季昇格の沖縄SVはシーズンの早い段階から最下位が定位置となり、最後まで巻き返せず。東京武蔵野ユナイテッドFCに大量得点で勝利すれば順位が入れ替わるという状況だったが、奇跡は起きず1-0の敗戦に…最下位および地域リーグとの入替戦行きが決定(※1)した。
(※1)地域CL2023の結果により、沖縄はVONDS市原FC(関東1部/地域CL2位)との対戦に。12月2日or3日に、沖縄側が指定する会場にて一発勝負で開催される
◆最終節(第30節)
▽11月26日(日)
Honda FC 3-1 クリアソン新宿
FCマルヤス岡崎 0-2 ブリオベッカ浦安
東京武蔵野ユナイテッドFC 1-0 沖縄SV
ヴィアティン三重 2-2 レイラック滋賀
ヴェルスパ大分 0-0 高知ユナイテッドSC
鈴鹿ポイントゲッターズ 2-1 ラインメール青森
FCティアモ枚方 2-0 ソニー仙台FC
※今節試合なし
ミネベアミツミFC
◆順位表(全日程終了)
1位:Honda FC | 53pt/+25(優勝)
2位:ブリオべッカ浦安 | 45pt/+7(準優勝)
3位:レイラック滋賀 | 44pt/+10
4位:ソニー仙台FC | 43pt/+6
5位:ラインメール青森 | 42pt/+6
6位:ヴェルスパ大分 | 40pt/-1
7位:高知ユナイテッドSC | 38pt/+4
8位:FCマルヤス岡崎 | 37pt/±0
9位:鈴鹿ポイントゲッターズ | 36pt/-7
10位:ヴィアティン三重 | 35pt/+3
11位:クリアソン新宿 | 34pt/-8
12位:FCティアモ枚方 | 34pt/-10
13位:東京武蔵野ユナイテッドFC | 32pt/-6
14位:ミネベアミツミFC | 31pt/-9
15位:沖縄SV | 26pt/-20
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◆V三重 2-2 滋賀長らくソニー仙台FCが守ってきた2位の座をとうとう前節で奪取した滋賀。しかし、3位後退ソニーとの勝ち点差はなく、得失点差で少し上回るのみ...J入会は継続審議とされているものの、とにかく今季ラストゲームでヴィアティン三重から白星を掴み、2位を守りたい。さらに15分、V三重のビルドアップを刈り取ってショートカウンターに転じると、最後はボックス右でこぼれ球に反応したDF角田駿がシュート。これが決まって滋賀は2点リードとなる。
しかし、29分に1点を返されると、試合終盤の85分にまさかの同点被弾。結局、2-2のドローで勝ち点「1」を積み上げるだけとなり、1試合で2位の座から転落することに。来季のJ3昇格が夢と散った。
◆枚方 2-0 ソニー
前節終了時点で滋賀と勝ち点で並んでいたソニーはFCティアモ枚方とのアウェイゲーム。こちらは2-0で敗れ、順位も4位に後退してフィニッシュ。ただ、優勝したHonda FCと並ぶ国内最強の企業クラブの一角として、今季のJFLを盛り上げてくれた。
◆鈴鹿 2-1 青森
2位滋賀と勝ち点「1」差の4位で最終節を迎えたラインメール青森。こちらもJ入会継続審議組ながらここまで生き延び、一縷の望みをかけ、敵地で鈴鹿ポイントゲッターズと対戦した。
しかし、結果は2-1で敗戦。2点ビハインドの74分、FW船山貴之のPK弾で1点を返したが、これ以上の反撃は叶わず5位後退…青森県から2番目のJリーグ参入は来季以降にお預けとなったが、彼らもまた、今季のJFLを盛り上げてくれた。
◆マルヤス 0-2 浦安
その一方、都並敏史監督率いる昇格組のブリオベッカ浦安が2位でフィニッシュ。6年ぶりに復帰したJFLの舞台では、開幕9試合で0勝3分け6敗のダントツ最下位と苦戦も、第10節ソニー戦から16試合無敗という快進撃を披露した。
この日の最終節では敵地でマルヤスを撃破。2位滋賀が引き分け、3位ソニーと4位青森が敗れたことにより、5位から2位に浮上してJFL復帰1年目を締めくくることとなった。あっぱれ浦安、素晴らしい戦いを披露し、名実ともに“Jへの門番"と化した1年だった。
◆武蔵野 1-0 沖縄
一方で、浦安とともに今季昇格の沖縄SVはシーズンの早い段階から最下位が定位置となり、最後まで巻き返せず。東京武蔵野ユナイテッドFCに大量得点で勝利すれば順位が入れ替わるという状況だったが、奇跡は起きず1-0の敗戦に…最下位および地域リーグとの入替戦行きが決定(※1)した。
(※1)地域CL2023の結果により、沖縄はVONDS市原FC(関東1部/地域CL2位)との対戦に。12月2日or3日に、沖縄側が指定する会場にて一発勝負で開催される
◆最終節(第30節)
▽11月26日(日)
Honda FC 3-1 クリアソン新宿
FCマルヤス岡崎 0-2 ブリオベッカ浦安
東京武蔵野ユナイテッドFC 1-0 沖縄SV
ヴィアティン三重 2-2 レイラック滋賀
ヴェルスパ大分 0-0 高知ユナイテッドSC
鈴鹿ポイントゲッターズ 2-1 ラインメール青森
FCティアモ枚方 2-0 ソニー仙台FC
※今節試合なし
ミネベアミツミFC
◆順位表(全日程終了)
1位:Honda FC | 53pt/+25(優勝)
2位:ブリオべッカ浦安 | 45pt/+7(準優勝)
3位:レイラック滋賀 | 44pt/+10
4位:ソニー仙台FC | 43pt/+6
5位:ラインメール青森 | 42pt/+6
6位:ヴェルスパ大分 | 40pt/-1
7位:高知ユナイテッドSC | 38pt/+4
8位:FCマルヤス岡崎 | 37pt/±0
9位:鈴鹿ポイントゲッターズ | 36pt/-7
10位:ヴィアティン三重 | 35pt/+3
11位:クリアソン新宿 | 34pt/-8
12位:FCティアモ枚方 | 34pt/-10
13位:東京武蔵野ユナイテッドFC | 32pt/-6
14位:ミネベアミツミFC | 31pt/-9
15位:沖縄SV | 26pt/-20
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