【プレミア注目プレビュー】熾烈極まるリーグタイトル争い占うシティとリバプールによる首位攻防戦
2023.11.25 12:20 Sat
シティとリバプールによる首位攻防戦は25日21時30分キックオフ
プレミアリーグ第13節、マンチェスター・シティvsリバプールが、日本時間25日21:30にエティハド・スタジアムでキックオフされる。熾烈極まるリーグタイトル争いを占う本命同士の今季初対決だ。首位のシティ(勝ち点28)はインターナショナルブレーク前に行われた前節、チェルシーとのアウェイゲームを4-4のドローで終えてリーグ連勝が「3」でストップ。FWハーランドの2ゴールなどによって3度リードを得たものの、今季の上位対決で粘り強さを見せるブルーズ相手に今季最多4失点を喫し、もったいない勝ち点逸となった。また、チャンピオンズリーグ(CL)は2節を残して決勝トーナメント進出を決めたものの、ここからの超過密日程に向けて一部主力にコンディションの問題が相次いでおり、次節トッテナム戦を含めてリーグ4連覇へ最初の正念場を迎える。
対する2位のリバプール(勝ち点27)は、前節のブレントフォード戦をFWサラーの2ゴールなどで3-0の快勝。その前の公式戦2試合ではルートン・タウン、トゥールーズと格下相手に1分け1敗と低調な出来に終わっていたなか、きっちりバウンスバックを達成。良い形で代表戦による小休止に入っていた。多くのライバルが今回のインターナショナルブレークで離脱者を出したなか、クロップのチームは軽傷を抱えていた数選手がいずれもチームトレーニングに復帰。厳しいワールドカップ予選やユーロ予選を戦った一部主力のコンディションは懸念材料も、良い形で敵地での大一番に臨む形となった。
なお、昨シーズンの1勝1敗の戦績を含めて近年実力拮抗の今カードは、2014-15シーズンから2016-17シーズンにかけてのリバプールの4連勝を最後に、いずれも連勝がない。前回対戦はシティが4-1で勝利し、ホームでは7戦無敗(4勝3分け)を継続中だが、今季最初の対決で久々の対リバプール連勝を決められるか…。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、アカンジ、グヴァルディオル
MF:ロドリ、ベルナルド・シウバ
MF:フォーデン、アルバレス、グリーリッシュ
FW:ハーランド
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはストーンズ、セルヒオ・ゴメス、デ・ブライネの欠場が確定。軽傷を抱える選手の中ではエデルソン、ハーランドらはチームトレーニングに復帰しているが、コバチッチは難しそうだ。
スタメンはエデルソン、ハーランドの復帰を前提に前述の11名の起用を予想。アレクサンダー=アーノルドやマティプを相手に仕掛けで脅威になれるドクの起用も考えられるが、ビッグマッチでより守備で気を利かせられるグリーリッシュを起用するとみる。また、ベルナルド・シウバを右に置き、リコ・ルイスを中盤に置く形もありそうだ。
◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ツィミカス
MF:ソボスライ、マク・アリスター、グラフェンベルフ
FW:サラー、ヌニェス、ジョタ
負傷者:DFロバートソン、MFバイチェティッチ、チアゴ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはジョー・ゴメス、グラフェンベルフ、コナテ、カーティス・ジョーンズらがチームトレーニングに復帰し、ロバートソンと中盤のスペイン人2選手を除き全選手が起用可能な状況だ。
スタメンに関しては復帰組と代表戦で長距離移動を強いられた南米勢のコンディションに左右される部分はあるが、前述の11名の起用を予想。ただ、コナテやカーティス、遠藤航、ルイス・ディアス、ガクポらの起用も十分に想定される。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFベルナルド・シウバ

ビッグマッチで存在感示す至高のマルチロール。例年、去就が取り沙汰されるものの、稀代の名将の信頼の厚さは変わらず。今季も開幕からリーグ戦9試合3ゴール3アシストと安定した数字を残し、アーセナル、マンチェスター・ダービー、チェルシーとここまでのビッグマッチでも攻守両面で見事な存在感を示している。
今回の試合では右ウイングではなく中盤の中央でインサイドハーフ、セントラルMFの役割を行き来しながら、守備ではバランサー、攻撃では周囲とリンクしながらボールの経由点、崩しの起点、フィニッシャーと多岐に渡る仕事が要求される。
そのなかでソボスライ、グラフェンベルフといったフィジカルアスリートとの激しいマッチアップを繰り広げつつ、中盤の守備に関しては隙も見受けられるアンカーのマク・アリスターを相手に嫌らしい立ち位置、得意の駆け引きで出し抜き、ゴールやアシストという決定的な仕事にも絡みたい。
◆リバプール:FWダルウィン・ヌニェス

加入2年目で完全覚醒間近の大器。昨夏、ベンフィカから最大1億ユーロと言われる高額な移籍金で加入したウルグアイ代表FWだが、加入1年目は公式戦42試合15ゴールと数字的には及第点もパフォーマンス自体は粗さが目立つ期待外れのデビューシーズンとなった。
それでも、加入2年目はリバプールのセンターフォワードとしての動きに順応し、周囲との連携構築も進んだなかで公式戦17試合7ゴール6アシストと上々の序盤戦を過ごす。もちろん、幾つかの試合では信じがたい決定機逸で批判を浴びることもあったが、昨季に比べてフィニッシュの局面での判断、精度は確実に向上している。
今季のニューカッスル戦で数的不利のチームを逆転勝利に導く圧巻の2ゴールを記録した一方、プレミアリーグのビッグマッチではいまひとつ存在感を放てずにいる。ただ、ウルグアイ代表では直近のブラジル戦、アルゼンチン戦と痺れるゲームで決定的な仕事を果たしており、今回のシティ戦でチームを勝利に導く働きをみせ、完全覚醒へのきっかけとしたい。
対する2位のリバプール(勝ち点27)は、前節のブレントフォード戦をFWサラーの2ゴールなどで3-0の快勝。その前の公式戦2試合ではルートン・タウン、トゥールーズと格下相手に1分け1敗と低調な出来に終わっていたなか、きっちりバウンスバックを達成。良い形で代表戦による小休止に入っていた。多くのライバルが今回のインターナショナルブレークで離脱者を出したなか、クロップのチームは軽傷を抱えていた数選手がいずれもチームトレーニングに復帰。厳しいワールドカップ予選やユーロ予選を戦った一部主力のコンディションは懸念材料も、良い形で敵地での大一番に臨む形となった。
◆マンチェスター・シティ◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:エデルソン
DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、アカンジ、グヴァルディオル
MF:ロドリ、ベルナルド・シウバ
MF:フォーデン、アルバレス、グリーリッシュ
FW:ハーランド
負傷者:GKエデルソン、DFアケ、ストーンズ、セルヒオ・ゴメス、MFコバチッチ、デ・ブライネ、マテウス・ヌネス、FWハーランド
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはストーンズ、セルヒオ・ゴメス、デ・ブライネの欠場が確定。軽傷を抱える選手の中ではエデルソン、ハーランドらはチームトレーニングに復帰しているが、コバチッチは難しそうだ。
スタメンはエデルソン、ハーランドの復帰を前提に前述の11名の起用を予想。アレクサンダー=アーノルドやマティプを相手に仕掛けで脅威になれるドクの起用も考えられるが、ビッグマッチでより守備で気を利かせられるグリーリッシュを起用するとみる。また、ベルナルド・シウバを右に置き、リコ・ルイスを中盤に置く形もありそうだ。
◆リバプール◆
【4-3-3】
▽予想スタメン

(C)CWS Brains,LTD.
GK:アリソン
DF:アレクサンダー=アーノルド、マティプ、ファン・ダイク、ツィミカス
MF:ソボスライ、マク・アリスター、グラフェンベルフ
FW:サラー、ヌニェス、ジョタ
負傷者:DFロバートソン、MFバイチェティッチ、チアゴ
出場停止者:なし
出場停止者はいない。負傷者に関してはジョー・ゴメス、グラフェンベルフ、コナテ、カーティス・ジョーンズらがチームトレーニングに復帰し、ロバートソンと中盤のスペイン人2選手を除き全選手が起用可能な状況だ。
スタメンに関しては復帰組と代表戦で長距離移動を強いられた南米勢のコンディションに左右される部分はあるが、前述の11名の起用を予想。ただ、コナテやカーティス、遠藤航、ルイス・ディアス、ガクポらの起用も十分に想定される。
★注目選手
◆マンチェスター・シティ:MFベルナルド・シウバ

Getty Images
ビッグマッチで存在感示す至高のマルチロール。例年、去就が取り沙汰されるものの、稀代の名将の信頼の厚さは変わらず。今季も開幕からリーグ戦9試合3ゴール3アシストと安定した数字を残し、アーセナル、マンチェスター・ダービー、チェルシーとここまでのビッグマッチでも攻守両面で見事な存在感を示している。
今回の試合では右ウイングではなく中盤の中央でインサイドハーフ、セントラルMFの役割を行き来しながら、守備ではバランサー、攻撃では周囲とリンクしながらボールの経由点、崩しの起点、フィニッシャーと多岐に渡る仕事が要求される。
そのなかでソボスライ、グラフェンベルフといったフィジカルアスリートとの激しいマッチアップを繰り広げつつ、中盤の守備に関しては隙も見受けられるアンカーのマク・アリスターを相手に嫌らしい立ち位置、得意の駆け引きで出し抜き、ゴールやアシストという決定的な仕事にも絡みたい。
◆リバプール:FWダルウィン・ヌニェス

Getty Images
加入2年目で完全覚醒間近の大器。昨夏、ベンフィカから最大1億ユーロと言われる高額な移籍金で加入したウルグアイ代表FWだが、加入1年目は公式戦42試合15ゴールと数字的には及第点もパフォーマンス自体は粗さが目立つ期待外れのデビューシーズンとなった。
それでも、加入2年目はリバプールのセンターフォワードとしての動きに順応し、周囲との連携構築も進んだなかで公式戦17試合7ゴール6アシストと上々の序盤戦を過ごす。もちろん、幾つかの試合では信じがたい決定機逸で批判を浴びることもあったが、昨季に比べてフィニッシュの局面での判断、精度は確実に向上している。
今季のニューカッスル戦で数的不利のチームを逆転勝利に導く圧巻の2ゴールを記録した一方、プレミアリーグのビッグマッチではいまひとつ存在感を放てずにいる。ただ、ウルグアイ代表では直近のブラジル戦、アルゼンチン戦と痺れるゲームで決定的な仕事を果たしており、今回のシティ戦でチームを勝利に導く働きをみせ、完全覚醒へのきっかけとしたい。
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加入1年目で驚異的な活躍を見せたマンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランド。そのガールフレンドの姿が話題を呼んでいる。 ドルトムントから今シーズン加入したハーランド。プレミアリーグでは驚愕の36ゴールを記録し、1シーズンの歴代最多得点記録を更新。悲願の優勝を果たしたチャンピオンズリーグ(CL)でも12ゴールを記録して得点王に輝くなど、チームの“トレブル(3冠)”に大きく貢献した。 まさに怪物ぶりを発揮したハーランド。CLの公式インスタグラムが優勝した後の姿を公開したが、そこではガールフレンドとのラブラブなシーンが収められていた。 ハーランドのガールフレンドは、かつてサッカーもプレーしていた18歳のイザベル・ヨハンセンさん。ノルウェーで出会い、今ではハーランドの試合を各地へ観戦に訪れているとのこと。CL決勝も当然現地で観戦し、試合後には家族と共に記念撮影にも写っていた。 CLの公式アカウントは、優勝決定後、ピッチ上で椅子に座っているハーランドにノルウェー国旗を掲げて近づくイザベルさんの姿を投稿。徐に近づくと、国旗で隠しながらハーランドにキスしているようだ。 しかし、どうやら撮られているとは思っていなかったようで、その後カメラに気がつき恥ずかしげに顔を背けるイザベルさん。ファンはこの動画に大きく反応した。 「彼は人生の勝ち組だ」、「彼女はシャイなんだ」、「ピッチ外でもゴールを決めている」、「試合後にも勝利している」、「羨ましいぞ」、「恥ずかしがるのが良い」と羨ましがるコメントが集まっている。 <span class="paragraph-title">【動画】3冠達成に浸るハーランド、秘密のキスに照れる彼女が話題</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/reel/Ctjx-JDIzs8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; border:0; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/Ctjx-JDIzs8/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">UEFA Champions League(@championsleague)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2023.06.19 12:05 Mon4
今季は5名が新加入、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向に英紙が注目「今後も続く可能性が高い」
現在は9人、イングランドでプレーする日本人女子選手の増加傾向を英紙が注目「今後も続く可能性が高い」 イングランドのFA女子スーパーリーグ(FAWSL)には、現在9人の日本人選手が所属。アジア人プレーヤーが増加傾向にある理由を、イギリス『BBC』が探った。 マンチェスター・シティのMF長谷川唯を筆頭に、ウェストハムにはDF清水梨紗とMF林穂之香に加え、今季からはFW植木理子も在籍。リバプールではMF長野風花が主軸を担っている。 オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)得点王の実績が評価され、マンチェスター・ユナイテッドにはMF宮澤ひなたが加入。チェルシーにはローンバックでFW浜野まいかが復帰し、今冬にはレスター・シティへ宝田沙織と籾木結花が籍を移した。 なでしこジャパンが2011年ドイツ女子W杯で優勝、2012年にロンドン・オリンピックで銀メダルを獲得した直後にも、2013年にチェルシーへ永里優季(現:ヒューストン・ダッシュ/アメリカ)が、2014年にアーセナルへ大野忍(スペランツァ大阪監督)や近賀ゆかり(サンフレッチェ広島レジーナ)が加入と、イングランドでのプレーを選択する日本人が続いたが、現在は当時とは異なる風向きで、勢いも加速している。 WSLで頭角を現した最初のアジア人選手と言えば、チェルシーで6度のリーグ優勝を達成した韓国女子代表MFチ・ソヨン(2014-2022年5月)をおいて他にないが、『BBC』では、続く存在として長谷川を挙げ、増加傾向にある日本人選手を特集。スカウティングへの投資、テレビによる世界的な女子サッカー中継の増加、移籍市場での競争の激化など、いくつかの要因を挙げた。 「映像が得られるという点で、スカウティングリソースは劇的に増加した。我々には2人の素晴らしいアナリストもいて、間違いのない選手を特定するのに役立っている」と、宝田と籾木を獲得したレスターのウィリー・カーク監督の言葉を引用。ウェストハムのレハネ・スキナー監督は、国際大会を通じて植木の才能を買っていたと話す。 また、イングランド内における女子サッカーの地位が高まったことによる、待遇の変化にも注目。給与の向上や移籍市場の変化により、WSLが選手にとってより魅力的なものになったと伝えている。 各チームの監督ともに、日本人選手の良さに「規律や戦術理解度、技術の高さ」などを挙げる。『BBC』は「これらの要因により、アジア系の才能ある人材がイギリスに流入することになり、最近到着した選手たちの成功を考えると、この傾向は今後も続く可能性が高い」と結んでいるが、まさしくその通りになるだろう。 最後に、各指揮官によるコメントを掲載。日本人選手、特に自チーム所属の選手を大いに評価している点がユニークだ。 「(WSLでプレーする)日本人選手はどんどん増えてくるだろうし、その理由も分かるだろう。非常に規律があり、聞く耳を持っている。強度も高く、ゲームの理解度もとても高い。もちろん、個々の能力は異なる。(長谷川)唯は非常に知的でゲームの読み方は誰にも負けないだろうし、信じられないほどの才能があると思う」(マンチェスター・シティ/ガレス・テイラー監督) 「風花は試合を読む力が高く、本当に素晴らしいサッカー選手だ。彼女たちは戦術面において非常にクレバーで、技術的にもとても優れている。後方から組み立てるチームの多いWSLの現状において、"日本ブランド"は我々にとって助けになる」(リバプール/マット・ビアード監督) 「日本人選手が増えた理由は明白です。戦術的に聡明で、技術的にも才能のある選手を望まない人はいないでしょう?彼女たちは私たちのチームに大きな価値をもたらしてくれました」(ウェストハム/レハネ・スキナー監督) 「必ずしもアジアの選手を探していたわけではなく、トップクラスのナンバー6を探していたら宝田を見つけたんだ。半年ほど注視して、夏に獲得しようとしたが、リンシェーピングとの合意に至らなかったから、(それなら満了後にと)事前契約を行った。チャンピオンズリーグのアーセナル戦は素晴らしかった」 「宝田選手をさらに見ていたら、籾木の良さにも気付いて、これは良い機会だと思ったんだ。2人とも素晴らしい才能のある選手だよ」(レスター・シティ/ウィリー・カーク監督) 2024.02.12 21:57 Mon5
