レーティング:ラツィオ 0-0 ローマ【セリエA】
2023.11.13 04:02 Mon
セリエA第12節、ラツイオvsローマのローマ・ダービーが12日に行われ、0-0で引き分けた。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。
▽ラツィオ採点

GK
94 プロベデル 5.5
枠内シュート1本を止めた
DF
29 ラッツァーリ 5.5
スピナッツォーラ相手にやや後手だった
4 パトリック 6.0
足をつりながらも最後まで戦う。堅実な守備が光った
13 ロマニョーリ 6.0
パトリックと共にルカクを抑える。決定的なヘディングシュートも放つ
ディバラに起点を作られたが、何とか対応
(→ヒサイ ^)
MF
8 ゲンドゥージ 6.0
守備面でのタスクをしっかりこなした
32 カタルディ 5.0
ボーヴェに監視されてゲームを作るには至らず
(→ベシーノ -)1
(→ロベッラ -)
10 L・アルベルト 6.0
前半に二つほどビッグチャンスがあった
FW
7 フェリペ・アンデルソン 5.5
前半は数回好機を作り出していた
(→鎌田大地 -)
左ウイングでプレーもインパクトを残せず
17 インモービレ 5.5
ジョレンテ、マンチーニの厳しい対応に遭いながらも奮闘
9 ペドロ 5.5
前線からの守備で貢献も攻撃面では見せ場を作ることはできなかった
(→イサクセン -)
監督
サッリ 6.0
ローマにボールを持たれる時間も多かった。妥当なドロー
▽ローマ採点

GK
1 パトリシオ 6.0
ロマニョーリのヘディングシュートをビッグセーブで阻止
DF
23 マンチーニ 6.0
球際での強さを見せ、ピンチを未然に防ぐ
14 D・ジョレンテ 6.0
インモービレとのマッチアップで負けず。カバーリングも〇
5 エンディカ 5.5
前半は自身のサイドからクロスを入れられてピンチに。それでも大崩れはせず
MF
2 カルスドルプ 5.5
前方のディバラのスペースを潰さないため、さほど上がらず守備に気をかけた
(→チェリク -)
4 クリスタンテ 6.0
攻守の繋ぎの役割をこなした
16 パレデス 5.5
急所を突くようなパスはなかったが、無難にパスを捌いた
52 ボーヴェ 6.5
カタルディを監視。運動量が攻守に効いていた
(→レナト・サンチェス -)
37 スピナッツォーラ 6.0
とりわけ前半は左サイドで攻撃の起点に
(→クリステンセン -)
FW
21 ディバラ 6.0
右サイドに流れて起点となっていた
(→アズムン -)
90 ルカク 5.5
相手2センターバックの徹底マークに手を焼いた
監督
モウリーニョ 6.0
プレスの位置がいつもより高くアグレッシブだった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ボーヴェ(ローマ)
ローマが強度を高く保てていた要因。攻守によく顔を出していた
ラツィオ 0-0 ローマ
※採点は10点満点。及第点は「5.5」、「0.5」刻みで評価。
▽ラツィオ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
94 プロベデル 5.5
枠内シュート1本を止めた
DF
29 ラッツァーリ 5.5
スピナッツォーラ相手にやや後手だった
足をつりながらも最後まで戦う。堅実な守備が光った
13 ロマニョーリ 6.0
パトリックと共にルカクを抑える。決定的なヘディングシュートも放つ
77 マルシッチ 5.5
ディバラに起点を作られたが、何とか対応
(→ヒサイ ^)
MF
8 ゲンドゥージ 6.0
守備面でのタスクをしっかりこなした
32 カタルディ 5.0
ボーヴェに監視されてゲームを作るには至らず
(→ベシーノ -)1
(→ロベッラ -)
10 L・アルベルト 6.0
前半に二つほどビッグチャンスがあった
FW
7 フェリペ・アンデルソン 5.5
前半は数回好機を作り出していた
(→鎌田大地 -)
左ウイングでプレーもインパクトを残せず
17 インモービレ 5.5
ジョレンテ、マンチーニの厳しい対応に遭いながらも奮闘
9 ペドロ 5.5
前線からの守備で貢献も攻撃面では見せ場を作ることはできなかった
(→イサクセン -)
監督
サッリ 6.0
ローマにボールを持たれる時間も多かった。妥当なドロー
▽ローマ採点

(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 パトリシオ 6.0
ロマニョーリのヘディングシュートをビッグセーブで阻止
DF
23 マンチーニ 6.0
球際での強さを見せ、ピンチを未然に防ぐ
14 D・ジョレンテ 6.0
インモービレとのマッチアップで負けず。カバーリングも〇
5 エンディカ 5.5
前半は自身のサイドからクロスを入れられてピンチに。それでも大崩れはせず
MF
2 カルスドルプ 5.5
前方のディバラのスペースを潰さないため、さほど上がらず守備に気をかけた
(→チェリク -)
4 クリスタンテ 6.0
攻守の繋ぎの役割をこなした
16 パレデス 5.5
急所を突くようなパスはなかったが、無難にパスを捌いた
52 ボーヴェ 6.5
カタルディを監視。運動量が攻守に効いていた
(→レナト・サンチェス -)
37 スピナッツォーラ 6.0
とりわけ前半は左サイドで攻撃の起点に
(→クリステンセン -)
FW
21 ディバラ 6.0
右サイドに流れて起点となっていた
(→アズムン -)
90 ルカク 5.5
相手2センターバックの徹底マークに手を焼いた
監督
モウリーニョ 6.0
プレスの位置がいつもより高くアグレッシブだった
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
ボーヴェ(ローマ)
ローマが強度を高く保てていた要因。攻守によく顔を出していた
ラツィオ 0-0 ローマ
ラツィオの関連記事
セリエAの関連記事
|
ラツィオの人気記事ランキング
1
セルティック関心のデンマーク代表FW、ラツィオ会長が放出を否定「長く留まってくれることを望む」
セルティックへの移籍が噂されているラツィオのデンマーク代表FWグスタフ・イサクセン(24)だが、クラウディオ・ロティート会長が否定した。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 イサクセンはミッティランの下部組織出身で、2023年8月にラツィオに完全移籍で加入した。 ラツィオでは2シーズンで公式戦83試合に出場し9ゴール10アシストを記録。今シーズンはセリエAで34試合4ゴール3アシスト、ヨーロッパリーグ(EL)で10試合2ゴール3アシストを記録し、右ウイングとして攻撃を支えている。 そのイサクセンは、2028年夏までラツィオと契約を結んでいる中、今夏の退団が噂されている。 セルティックはポルトガル人FWジョタが長期離脱となり、ウインガーを探している状況。その中でイサクセンに関心を寄せているという。 ただ、ラツィオのロティート会長は放出する気はないとコメント。チームに残ることを希望した。 「我々は闘志あふれるチームを築き上げてきた」 「グスタフには予想外の瞬間から注目してきた。彼が素晴らしい選手だと確信している」 「彼は最近ラツィオに加入した他の多くの選手たちと同様にまだ成長の可能性があり、我々は彼が長く留まってくれることを望んでいる」 2025.05.04 23:30 Sun2
【平成史に残るレジェンドチーム50選】vol.15“クラニョッティの黄金郷”26年ぶりのスクデット/ラツィオ[1999-2000]
1989年1月8日に日本で始まった「平成」。日本では31年にわたって使用されてきたが、2019年4月30日をもってその時代が終わりを告げる。 日本サッカーにおいても激動の時代であった「平成」だが、目をヨーロッパに向け、同じ時代で印象に残ったレジェンドチームを超ワールドサッカー編集部が選出。記憶や記録に残る50チームを紹介していく。 <div style="position: relative;margin: 2em 0;padding: 25px 10px 7px;border: solid 2px #FFC107;"><span style="position: absolute;display: inline-block;top: -2px;left: -2px;padding: 0 9px;height: 25px;line-height: 25px;vertical-align: middle;font-size: 17px;background: #FFC107;color: #ffffff;font-weight: bold;">vol.15</span><p style="margin: 0; padding: 0;font-weight:800">1999-2000シーズン/ラツィオ 〜クラニョッティの黄金郷〜</p></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2021/1999-2000lazio.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brians,LTD.<hr></div><div style="padding: 0.5em 1em;margin: 2em 0;border: double 5px #4ec4d3;"><p style="margin: 0; padding: 0;">監督:スベン・ゴラン・エリクソン(52) 獲得タイトル:セリエA、コッパ・イタリア 攻撃力8:★★★★★★★★☆☆ 守備力9:★★★★★★★★★☆ タレント9:★★★★★★★★★☆ 連係8:★★★★★★★★☆☆ 選手層10:★★★★★★★★★★</p></div> <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">26年ぶりのスクデット</div> イタリアの大手食品会社であるチリオのオーナーだったセルジオ・クラニョッティが1992年に会長に就任してから、ラツィオは大きく変貌を遂げていった。1998年にイタリアのクラブで初となる株式上場を行って豊富な資金力を得たクラブは、ヴェロン、ミハイロビッチ、サラス、シメオネら当時のスター選手を買い漁り、ヨーロッパ屈指の強豪チームを作り上げていく。 迎えた1999-00シーズン、前シーズンにUEFAカップ(現在のEL)を制したラツィオは、3冠を達成したマンチェスター・ユナイテッドを破ってUEFAスーパーカップを獲得。素晴らしいシーズンスタートを切った。リーグ戦ではジダンやデル・ピエロを擁するユベントスとの激しい首位争いを展開。そして、首位のユベントスと勝ち点2差の2位で最終戦を迎えたラツィオは、レッジーナに3-0で快勝する。一方のユベントスは、ペルージャにまさかの敗戦。この結果、劇的な展開でラツィオに26年ぶり2度目のスクデットがもたらされた。 コッパ・イタリアも制覇して充実のシーズンを送ったラツィオだったが、この夢物語は長く続かなかった。サッカーバブルの崩壊とともに多額の負債を抱えたクラニョッティ会長は、栄光をもたらしたスター選手たちを次々に売却。2002年にはついに、バンディエラのネスタをミランに放出する事件まで起きてしまった。そして、自身の財力で築き上げた黄金郷は、数年で消え失せてしまった。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">組織+個</div> 基本的な戦術は堅守速攻。フラットな[4-4-2]のシステムで、組織的な守備からの鋭いカウンターが最大の武器だった。ネスタを中心とした守備は、失点数リーグ2位の少なさ(31失点)を記録。また、高精度の左足を持つミハイロビッチはセットプレー時に相手の脅威となり、FKだけで6ゴールを奪った。 攻撃陣に関しては、チームトップの得点を奪ったのがサラスの12得点と凡庸な結果ではあるが、中盤のネドベドやセルジオ・コンセイソンらも得点力を発揮。あらゆるポジションの選手が得点を奪える形ができていた。その攻撃陣を操ったのが“魔術師”ヴェロン。長短における正確なパスを駆使して攻撃のタクトを振るった。 そのヴェロンと中盤のセンターでコンビを組んだシメオネの存在も忘れてはならない。献身的な守備でヴェロンの守備力の低さを補いながら、苦しい時にゴールを奪う勝負強さも見せた。その他にも“ピッポ”の弟であるシモーネ・インザーギが実力を発揮して得点を重ね、マンチーニはファンタジー溢れるプレーで攻撃にアクセントを付けた。 <div style="padding: 0.25em 0.5em;font-weight:800;font-size:1.2em;color: #494949;background: #dbeeff;border-left: solid 5px #7db4e6;">ピックアップ・プレイヤー</div> <span style="font-weight:700;font-size:1.1em;">DFアレッサンドロ・ネスタ(24)</span> 数多のスター選手が揃うチームの中でキャプテンを務めたのが、チーム生え抜きの青年だった。クラニョッティ会長の庇護の下でチームを束ねる重責を担ったネスタは、若くしてディフェンダーに要求されるあらゆる能力を高いレベルで備えており、完成されたプレーを披露。エレガントなボール奪取は観衆を魅了した。引退までラツィオでプレーすることが約束されたはずだったが、クラブの経営悪化によりミランへ移籍。この事実は、ネスタ自身に大きな影をもたらしたことだろう。 2019.04.10 22:00 Wed3
ローマ・ダービー全勝ストップも無敗で監督業を引退するラニエリ監督「ロマニスタとして無敗で終えられたのは素晴らしい」
ローマのクラウディオ・ラニエリ監督が13日に行われ、1-1で引き分けたセリエA第32節ラツィオとのダービーを振り返った。 過去5度指揮を執ったローマ・ダービーで全勝していたラニエリ監督。今季終了後に退任し、ローマのフロントに入閣することが決まっている老将は引き分けで自身最後のダービーを終え、無敗で監督業を後にすることになった。 「試合中には考えなかったが、ロマニスタとして無敗で終えられたのは素晴らしいことだ。できれば勝利で終えたかったが、スポーツでも人生でも全てを手に入れることはできない。受け入れるしかない」 そしてスーパーゴールを叩き込んだFWマティアス・スーレについては「将来は彼のもの」と今後の飛躍を予言した。 「スーレは質の高い選手でゴールの位置を理解している。将来は彼のものだ。なぜなら成長に必要な全てがあるからだ」 試合自体に関しては引き分けで妥当と考えている。 「得点のチャンスではラツィオの方が少し多く、我々はより少なかったが、勝ち点は取っておこう」 2025.04.14 11:30 Mon4
ノルウェー勢初のELベスト4、殊勲のGKハイキン「ノルウェー全体にとって大きな意味を持つ」
ボデ/グリムトのGKニキータ・ハイキンが17日にアウェイで行われ、PK戦の末に勝ち上がったヨーロッパリーグ(EL)準々決勝2ndレグのラツィオ戦を振り返った。 ホームでの1stレグを2-0と先勝していたボデ/グリムト。21分に先制される展開となった中、GKハイキンの好守もあって1点のリードを保っていく。 しかし後半追加タイムに失点し、2戦合計スコアで追いつかれ延長戦へ。その延長戦ではラツィオに勝ち越された中、FWアンドレアス・ヘルメルセンのゴールで追いつきPK戦に持ち込んだ。そしてPK戦ではGKハイキンが2本シュートを止めてノルウェー勢初となるELベスト4進出とした。 イスラエル生まれでロシアにルーツを持ち、チェルシーの下部組織に在籍していた経歴を持つ29歳のハイキン。ロシア代表候補招集歴があるが、昨年10月にノルウェー人と婚約。ノルウェー国籍を取得する意向であり、今後のノルウェー代表入りが見据えられる中でボデ/グリムトをELベスト4に導いた。 「信じられない! ここまで試合が続くと思っていなかったけど、諦めるわけにはいかなかった。チャンスが来ることはわかっていた。これ以上嬉しいことはない。これはノルウェー全体にとって、ボデ/グリムトにとって、僕の家族にとって大きな意味を持つ。本当に素晴らしい。歴史的な夜だ」 指揮官のヒェティル・クヌートセン監督もハイキンを勝因に挙げた。 「ニキータは我々にとって決定的な存在だ。彼は試合とPK戦の両方で決定付ける存在だった」 2025.04.18 10:00 Fri5