【ラ・リーガ第12節プレビュー】久保が古巣バルサに挑む! マドリー&ジローナは曲者と対峙
2023.11.03 19:00 Fri
久保建英が古巣バルセロナに挑む
【ラ・リーガ第12節プレビュー】久保が古巣バルサに挑む! マドリー&ジローナは曲者と対峙
先週末の第11節では全世界注目のエル・クラシコが行われ、敵地で会心の逆転勝利を収めたレアル・マドリーが首位キープに成功。また、ジローナとアトレティコ・マドリーが揃って勝利を飾り、敗れたバルセロナは4位に転落となった。
11月最初に行われる第12節では5位のレアル・ソシエダと、4位のバルセロナによる4ポイント差の上位対決に大きな注目が集まる。
ソシエダは前節、7位のラージョとアウェイで対戦。MF久保建英が獲得したPKを含めエースFWオヤルサバルのドブレーテで一時逆転に成功したが、主力をベンチに下げた後半最終盤にFWベベにゴラッソを決められて逃げ切り失敗。2-2のドローでリーグ連勝を逃した。また、久保らを温存した直近のコパ・デル・レイ1回戦では6部のブニョール相手に1-0の辛勝に終わっており、改めて主力と控えの実力差を露呈する形となった。
週明けには勝利で2節を残してのグループステージ突破が懸かるチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦というより重要度の高い大一番が控えているが、このバルセロナ戦もリーグ戦での上位争いに踏みとどまる上で重要な一戦だ。休養十分で臨む久保には古巣対戦での躍動を期待したい。
クラシコで戦列復帰したFWレヴァンドフスキやFWハフィーニャに加え、この一戦に向けてはMFペドリの戦列復帰が見込まれており、負傷明けで多くを期待するのは酷とも言えるが、早速自慢の創造性をブラウグラナの攻撃にもたらしてほしいところだ。
ベリンガムの鮮烈なクラシコデビューによって首位攻防戦を制したレアル・マドリーは、ラージョとのホームゲームで連勝を狙う。MFチュアメニの負傷離脱は痛恨も、クラブではクラシコ勝利に加え、FWヴィニシウスとFWロドリゴの契約延長、ベリンガムのコパ・トロフィー受賞など非常にポジティブなニュースが続いており、難敵ラージョとの自治州ダービーをきっちりモノにしてさらに勢いに乗りたい。その若手3人の活躍は必須としてクラシコで途中出場から流れを変えた“マエストロ”のモドリッチの活躍にも期待したいところだ。
破竹のラ・リーガ6連勝で1試合未消化ながら3位に浮上したアトレティコ・マドリーは、週明けにCLセルティック戦を控えるなかで10位のラス・パルマス撃破を狙う。前節は試合終盤の失点によってクリーンシートこそ逃したが、前半にFWリケルメ、FWモラタが決めた2ゴールを守り抜いて2-1の勝利。引き続き攻撃陣が好調を維持する。金曜開催によって中3日で臨めるものの、より重要なCLに向けて幾つかのポジションでのターンオーバーも想定されるが、得点力不足が顕著な昇格組に対して先制点を挙げられれば、よりラクな展開に持ち込むことができるはずだ。
レアル・マドリーとの直接対決で今季初黒星を喫したものの、以降はきっちり3連勝とトップフォームを維持する2位のジローナ。その3試合では2試合がウノセロ、アルメリア戦で今季最多タイの5ゴールと勝ちパターンも多彩だ。難所エル・サダールでのオサスナとのアウェイゲームでは堅い試合展開が予想されるが、相手の鋭いカウンターやセットプレーを警戒しつつ、決めるべきところでFWドヴビクやFWサヴィオらアタッカー陣がしっかりと仕事したい。
その他では監督交代後も今季初勝利が遠い最下位のアルメリアや、コパ・デル・レイでいずれも6部相手に12ゴールを挙げる大勝を飾った7位のベティスや13位のヘタフェの戦いにも注目したい。また、12位のビジャレアルと6位のアスレティック・ビルバオの名門対決も好勝負必至だ。
《ラ・リーガ第12節》
▽11/3(金)
《29:00》
ラス・パルマス vs アトレティコ・マドリー
▽11/4(土)
《22:00》
オサスナ vs ジローナ
《24:15》
ベティス vs マジョルカ
《26:30》
セルタ vs セビージャ
《29:00》
レアル・ソシエダ vs バルセロナ
▽11/5(日)
《22:00》
アラベス vs アルメリア
《24:15》
バレンシア vs グラナダ
《26:30》
ビジャレアル vs アスレティック・ビルバオ
《29:00》
レアル・マドリー vs ラージョ
▽11/6(月)
《29:00》
ヘタフェ vs カディス
先週末の第11節では全世界注目のエル・クラシコが行われ、敵地で会心の逆転勝利を収めたレアル・マドリーが首位キープに成功。また、ジローナとアトレティコ・マドリーが揃って勝利を飾り、敗れたバルセロナは4位に転落となった。
11月最初に行われる第12節では5位のレアル・ソシエダと、4位のバルセロナによる4ポイント差の上位対決に大きな注目が集まる。
週明けには勝利で2節を残してのグループステージ突破が懸かるチャンピオンズリーグ(CL)のベンフィカ戦というより重要度の高い大一番が控えているが、このバルセロナ戦もリーグ戦での上位争いに踏みとどまる上で重要な一戦だ。休養十分で臨む久保には古巣対戦での躍動を期待したい。
対するバルセロナはホーム開催のクラシコを1-2で落とし、ショックが残る今シーズン初黒星となった。多くの主力を欠く中でMFギュンドアンの初ゴールを含め概ね良いパフォーマンスを見せたが、怪物MFベリンガムの2発に沈む形となった。ただ、試合後のドレッシングルームでの振る舞いに関しては、マンチェスター・シティで常勝を知るギュンドアンが苦言を呈するなど緩さが出てしまったのは事実であり、難敵相手のアウェイゲームではしっかりとしたリバウンドメンタリティを示したい。
クラシコで戦列復帰したFWレヴァンドフスキやFWハフィーニャに加え、この一戦に向けてはMFペドリの戦列復帰が見込まれており、負傷明けで多くを期待するのは酷とも言えるが、早速自慢の創造性をブラウグラナの攻撃にもたらしてほしいところだ。
ベリンガムの鮮烈なクラシコデビューによって首位攻防戦を制したレアル・マドリーは、ラージョとのホームゲームで連勝を狙う。MFチュアメニの負傷離脱は痛恨も、クラブではクラシコ勝利に加え、FWヴィニシウスとFWロドリゴの契約延長、ベリンガムのコパ・トロフィー受賞など非常にポジティブなニュースが続いており、難敵ラージョとの自治州ダービーをきっちりモノにしてさらに勢いに乗りたい。その若手3人の活躍は必須としてクラシコで途中出場から流れを変えた“マエストロ”のモドリッチの活躍にも期待したいところだ。
破竹のラ・リーガ6連勝で1試合未消化ながら3位に浮上したアトレティコ・マドリーは、週明けにCLセルティック戦を控えるなかで10位のラス・パルマス撃破を狙う。前節は試合終盤の失点によってクリーンシートこそ逃したが、前半にFWリケルメ、FWモラタが決めた2ゴールを守り抜いて2-1の勝利。引き続き攻撃陣が好調を維持する。金曜開催によって中3日で臨めるものの、より重要なCLに向けて幾つかのポジションでのターンオーバーも想定されるが、得点力不足が顕著な昇格組に対して先制点を挙げられれば、よりラクな展開に持ち込むことができるはずだ。
レアル・マドリーとの直接対決で今季初黒星を喫したものの、以降はきっちり3連勝とトップフォームを維持する2位のジローナ。その3試合では2試合がウノセロ、アルメリア戦で今季最多タイの5ゴールと勝ちパターンも多彩だ。難所エル・サダールでのオサスナとのアウェイゲームでは堅い試合展開が予想されるが、相手の鋭いカウンターやセットプレーを警戒しつつ、決めるべきところでFWドヴビクやFWサヴィオらアタッカー陣がしっかりと仕事したい。
その他では監督交代後も今季初勝利が遠い最下位のアルメリアや、コパ・デル・レイでいずれも6部相手に12ゴールを挙げる大勝を飾った7位のベティスや13位のヘタフェの戦いにも注目したい。また、12位のビジャレアルと6位のアスレティック・ビルバオの名門対決も好勝負必至だ。
《ラ・リーガ第12節》
▽11/3(金)
《29:00》
ラス・パルマス vs アトレティコ・マドリー
▽11/4(土)
《22:00》
オサスナ vs ジローナ
《24:15》
ベティス vs マジョルカ
《26:30》
セルタ vs セビージャ
《29:00》
レアル・ソシエダ vs バルセロナ
▽11/5(日)
《22:00》
アラベス vs アルメリア
《24:15》
バレンシア vs グラナダ
《26:30》
ビジャレアル vs アスレティック・ビルバオ
《29:00》
レアル・マドリー vs ラージョ
▽11/6(月)
《29:00》
ヘタフェ vs カディス
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
|
バルセロナの人気記事ランキング
1
メッシの新天地お披露目にシャキーラがゲストで登場? 不仲ピケの元パートナー
インテル・マイアミが世界的スターの加入をド派手に盛り上げようとしているようだ。スペイン『Cadena Ser』が伝えている。 インテル・マイアミは今夏、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケッツというバルセロナの黄金期を謳歌した世界的スター選手2人を獲得。16日夜にはホームスタジアムで「The Unveil(啓示)』と銘打った両選手の加入セレモニーを開催する予定となっている。 マイアミの地元紙によると、スタジアム周辺には1週間ほど前から数十人のファンがアルゼンチン代表のユニフォームを着たまま、加入セレモニーに向けて路上で寝泊まり。とりわけ世界最高のプレーヤー・メッシへの大きな期待が渦巻いていることがよくわかる。 一方で、クラブは世界的に有名なアーティストを呼んでパフォーマンスをしてもらうことを検討してきた模様。誰がやって来るかは当日までのお楽しみとなりそうだが、コロンビア出身のシンガーソングライター・マルーマ、プエルトリコが誇る世界的ラッパーであるバッド・バニーらと接触したとされている状況だ。 その中に引っ掛かる名前が。メッシとブスケッツがバルセロナで共闘した元スペイン代表DFジェラール・ピケ氏の元パートナーであるコロンビア出身の歌手・シャキーラだ。 シャキーラといえば、10年以上にわたってピケ氏と恋人関係にあったものの、ピケ氏の浮気が発端となって昨年6月に破局を発表。その後もお互いに異性との2ショットをSNSで投稿したり、メディアを介して罵り合ったりと、度々ゴシップネタを世間に提供している。 また、ピケ氏はメッシとの関係が破綻していることも広く知られる。かつてメッシのバルセロナ退団をクラブに進言したのもピケ氏だったと言われており、メッシも「ピケがいるうちはバルサに戻らない」と周囲に語っていたとされている。 メッシとピケ氏の関係性を考慮すれば、本当にシャキーラがメッシのお披露目会に登場した場合、とてつもなく大きな反響を呼ぶことになるのは間違いない。 2023.07.14 16:44 Fri2
大ケガから復帰のスペイン代表MFガビがバルセロナと2030年まで契約延長、ペドリに続く
FCバルセロナは31日、スペイン代表MFガビ(20)との契約延長を発表した。新契約は2030年6月30日までとなる。 バルセロナのカンテラ育ちのガビは、2021年7月にファーストチームに昇格。当初はあまり出番がなかったが、スペイン代表を当時指揮していたルイス・エンリケ監督に見出され、スペイン代表で先に活躍を見せていった。 その後チームの中心人物となり、ペドリとともに中盤を支える存在となったが、2023-24シーズンにスペイン代表の活動で重傷。右ヒザ前十字じん帯断裂、外側半月板損傷の重傷となり、長期離脱となった。 今シーズンもシーズン序盤は欠場が続いたが、10月に復帰すると徐々に出場時間を伸ばしていき、ラ・リーガで11試合1アシスト、チャンピオンズリーグ(CL)で5試合に出場するなど、復調しつつある状況だ。 バルセロナは30日にペドリとも2030年まで契約を延長しており、中盤を支えるカンテラーノを長期でチームに留まらせることに成功した。 2025.01.31 23:20 Fri3
浦和がバルサ、リバプールと並ぶ!! 『世界の熱狂的なサポーター5選』に浦和サポーターが選出!
▽世界各国のフットボールシーンにおいて、熱狂的なサポーターを抱えることで知られるクラブがいくつかある。日本を代表する熱狂的なサポーターと言えば、浦和レッズサポーターだが、『Fox Sports』が選ぶ『世界の熱狂的なサポーター5選』に見事選ばれた。 ▽浦和が選ばれた『世界の熱狂的なサポーター5選』には、リーベル・プレート(アルゼンチン)、ガラタサライ(トルコ)、リバプール(イングランド)、バルセロナ(スペイン)が入っており、浦和サポーターは世界でも“熱狂的”なファンで知られるクラブと肩を並べることとなった。 ▽浦和については「Jリーグの20シーズン中、14シーズンで最高の平均入場者数を誇り、サポーターが作る最高のコレオグラフィーがある」と紹介。「次東京に行く際は、埼玉スタジアムでの試合を観て欲しい」と、観戦を勧めている。以下、4クラブのサポーターの特徴を紹介。 ◆リーベル・プレート(アルゼンチン) ▽リーベル・プレートは、アルゼンチンで最もサポーターが多いクラブの1つで、ボカ・ジュニアーズとの激しいライバル関係は有名だ。ロス・ミジョナリオス(億万長者)の愛称でも知られ、ボカ・ジュニアーズとのダービーは、死人が出るほどの激しい試合になるとも言われている。 ◆ガラタサライ(トルコ) ▽ガラタサライは、ファンの大声援が地響きを起こすとも称されるほど。悪名高い「Wellcome to Hell(地獄へようこそ)」というバナーは広く知られている。1993年のマンチェスター・ユナイテッド戦、2001年のパリ・サンジェルマン戦ではサポーターが衝突し、まさに“地獄”となってしまった。 ◆リバプール(イングランド) ▽サポーターを「12人目の男」と考えるリバプール。「You'll Never Walk Alone」の大合唱は有名であり、スタジアムが素晴らしい雰囲気で包まれる。2005年のチャンピオンズリーグ決勝のミラン戦では、ビハインドで迎える後半にサポーターの大声援が選手の背中を後押しし、逆転での優勝に繋がったとも。 ◆バルセロナ(スペイン) ▽かつては「ソシオ」がチームを支えるほど、サポーターとの関係が重要視されているバルセロナ。近年、胸スポンサーを入れるようになったが、それまではサポーターの会員費と入場料収入でクラブは運営されていた。かつて、レアル・マドリーへ禁断の移籍をしたルイス・フィーゴが凱旋した時には、豚の頭が投げ込まれるほど熱狂的だ。 2017.10.12 22:45 Thu4
