トッテナム、クロアチアの逸材DFヴシュコビッチを獲得! 2025年に加入

2023.09.26 01:05 Tue
Getty Images
トッテナムは25日、ハイデュク・スプリトからU-17クロアチア代表DFルカ・ヴシュコビッチ(16)の獲得を発表した。加入はヴシュコビッチが18歳になる2025年2月24日以降となる。195cmの大型DFであるヴシュコビッチは、今年2月にトップチームデビューを果たすと、3月1日に行われたクロアチアカップ準々決勝のNKオシエク戦で初ゴールをマークし、クラブ最年少ゴール記録を更新した逸材。
16歳ながら、既にU-19チームの主力として活躍しており、昨季はUEFAユースリーグで8試合に出場。決勝まで駒を進めたチームの躍進を支えた。また、クロアチア代表でも2022年10月に飛び級でU-17代表デビューを飾ると、これまで5試合に出場し1ゴールを記録している。

なお、イギリス『アスレティック』によれば、移籍金は約1200万ポンド(約22億円)で契約期間は2030年までとなるようだ。

1 2

関連ニュース

「何かを得るために最高のレベルでプレーしなければならない」、ポステコグルー監督がハマーズとのダービーで5戦ぶり白星期す

トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、久々の白星を目指すウェストハム戦の展望を語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 前節、マンチェスター・シティとのアウェイゲームを3-3のドローに持ち込み、リーグ連敗を「3」でストップした5位のトッテナム。7日にホームで行われるプレミアリーグ第15節では、9位のウェストハムとのダービーで5試合ぶりの白星を目指す。 6日、ダービーに向けた公式会見に出席したポステコグルー監督は。負傷者続出のなかでのチームの現状について言及。結果に関しては望んだものではないものの、様々な役割を担う選手たちの献身に満足感を示す。 「正直なところ、現状は予想外のものであるが、困難な時期を通じてこれらすべてのことをテストする必要がある。我々がやろうとしていることに対するプレーヤーの適用と献身に本当に満足している。何人かのプレーヤーはおそらく他の方法では得られなかった機会を手に入れており、我々がプレーしたいフットボールという点では、おそらくウルブス戦は別として、ここ4試合のレベルはかなり良いものだったと思う」 「明らかに結果は芳しくなく、改善する必要がある領域もある。人は物事を学ぶ。私の観点からすると、我々はプレーヤーの応用力と前進を続ける決意に満足している」 「彼らも人間であり、3連敗は幸せなことではない。負けるたびに結果に集中するようになるため、それはプレーヤーの自信ではなく一般的な態度に影響を及ぼす。我々は先週の試合で引き分けに大喜びしているわけではなく、自分がやろうとしていることに対する彼らのより多くの信頼を与えた、私たちのやり方にフォーカスしている。後半は、自分たちがなりたいチームに固執し、試合から何かを得るという点で、本当の回復力を示したと思る」 「彼らの感情の好転は、結果よりもその結果から来ており、我々はアプローチに一貫性を保とうとしてるだけだ。我々にとっての最終目標は、特定の方法でゲームをプレーすることであり、そのレベルに到達することに集中し続ける必要がある」 「スパーズでは必ずしもそうではなかったが、端っこにいると思われていたプレーヤーが必要なときにパフォーマンスを発揮するのを見るのは、どれほど嬉しいことだろうか」 「それは本当に重要だった。なぜなら、必然的に彼らにはチャンスがあるからだ。私はジオ(ロ・チェルソ)やブライアン・ヒルのようなプレーヤー、そして試合にあまり出場していないベン・デイビスでさえ、毎日のトレーニングにいつも元気づけられていた。彼らは良いトレーニングをしており、エメルソンも良いトレーニングをしてきた。我々は明らかに彼らに少し違う役割を求めているし、それはまた別の課題だが、私は再び彼らの応用力と我々のフットボールをプレーするための決意に立ち返る。それがそのカギとなっている」 また、この試合では3試合のサスペンション明けのDFクリスティアン・ロメロが復帰。直近2試合では本職がサイドバックの4選手でディフェンスラインを構築していただけにチームにとって大きな追い風となる。 ポステコグルー監督は副将も務めるディフェンスリーダーの復帰を心から歓迎している。 「現時点でセンターバックに適していると認められているのは彼だけなので、彼が戻ってくるのは明らかに良いことだ。彼は素晴らしいプレーヤーでもあり、グループのリーダーでもある。チェルシー戦の後に我々はマダーズ(マディソン)と彼を失い、その(リーダーとしての責任)の多くがソニー(ソン・フンミン)の肩にかかっており、その観点からすると彼が戻ってきてくれて良かった。規律について何も言う必要はなく、それはプレーヤーとしての彼の一部であり、そこに身体性をもたらしている」 「彼が基準を超えた場合、グループ全体が代償を払うことになるため、規律を維持できるかどうかは彼次第だと私は理解している。しかし、もっと重要なことは、彼がフィールド上で非常に強い存在感を示しており、今週中に彼が戻ってくるのはとても良いことだ」 「彼はこの期間に悔しがっていた。自分が欠場したという事実だけでなく、我々が置かれた状況を理解していたからだ。チェルシー戦後、我々は突然、ミッキー(・フェン・デ・フェン)を失い、ウドジェを失い、バックフォー全員を失い、マダーズを失った。彼は自分がどれほど重要かを理解していた。先週、彼は本当に良いトレーニングをしており、グループの他のメンバーも彼が戻ってくることを喜んでいる」 今回の対戦相手であるウェストハムはポステコグルー監督にとってスパーズでの初陣となったプレシーズンマッチで対戦し、敗れた因縁の相手でもある。 当時の対戦は「かなり昔のこと」と深く言及しなかったものの、「デイビッド(・モイーズ監督)のチームから何かを得るには最善の努力が必要であることは分かっている」と、チームとしてベストなパフォーマンスを見せる必要があると語っている。 「デイビッドは常に競争力のあるチームを提示しているため、このプレミアリーグで長い間存在感を示し続けている。そのため、彼のチームから何かを得るには最善の努力が必要であることは分かっている。彼らには真の資質と脅威が備わっている。明日は試合から何かを得るために最高のレベルでプレーしなければならないが、それは我々にとっての挑戦であり、我々はそれに備えるつもりだ」 「ただ、敵が何をもたらすかに関係なく、一定のレベルに到達する必要があるという点で、最大の障害は自分たち自身だと思う。我々のゲームスタイルは、自分たちがプレーするフットボールをどのように展開するかに大きく依存していることを意味する。それは相手を止めることではなく、相手に自分自身を押し付けることだ」 「彼ら全員がボールの有無に関わらず脅威を持っており、我々は警戒しなければならない。課題も同じで、必要なレベルに到達して、やりたいゲームをプレーすることが重要。プレミアリーグのどの試合でも、ホームでもアウェイでもどのチームにとっても簡単な試合はあまりない。明日の夜が我々にとって大きな挑戦となることは間違いない」 2023.12.07 07:30 Thu

サール復帰間近もダイアーはしばしの離脱へ…ポステコグルー監督が最新のチームニュース明かす

トッテナムを率いるアンジェ・ポステコグルー監督が、ウェストハム戦に向けて最新のチームニュースを提供した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 前節、マンチェスター・シティとのアウェイゲームを3-3のドローに持ち込み、リーグ連敗を「3」でストップした5位のトッテナム。7日にホームで行われるプレミアリーグ第15節ではウェストハムとのダービーで5試合ぶりの白星を目指す。 シティ戦ではファーストチームの10人を欠く状況となったが、今回の一戦に向けては3試合のサスペンションが明けあるDFクリスティアン・ロメロが復帰。また、MFパプ・サールに関して今節での復帰は時期尚早としながらも、復帰が近づいているようだ。 ポステコグルー監督は6日に行われた公式会見の場で負傷者の状況について説明している。 「(サールについて)おそらく明日(ウェストハム戦)は彼にとって少し早すぎるかもしれない。しかし、彼は日曜日(ニューカッスル戦)には出場できるはずだ」 「先週からの変化について言えば、ロメロが復帰して出場可能になったことは素晴らしいことだ。リッチー(リシャルリソン)は先日5分の出場時間を与えられ、体力的に短いと感じたが、彼の状況を考えると出場可能だ。残りはしばらく戻ってくる見込みはない」 また、直近2試合では本職のセンターバックを欠くなかで出場機会を与えられなかったDFエリック・ダイアーについては、戦術的な判断ではなくそ径部の負傷を抱えていることを明かした。 「現段階で、彼は1週間以上トレーニングをしておらず、我々はこの問題に取り組んでいる。復帰するには少し時間がかかると思う。そ径部の問題だ」 さらに、年明けの復帰が見込まれるMFジェームズ・マディソンに関しては、直近のインタビューで「順調に回復している」とのコメントをしていた。 その司令塔の復帰時期について会見で問われたオーストラリア人指揮官は「ジェームズの医学的資格については分からない。彼の診断を信じるべきかどうかは分からない」とジョークを交えつつ、「メディカルチームに任せる。ただ、私の知る限り、順調に進んでいるよ」と、選手の見立てと同様にリハビリが順調に進んでいると語っている。 2023.12.06 23:41 Wed

トッテナムが2番手GKフォースターとの契約を1年延長! 昨季はロリス負傷で20試合出場

トッテナムは6日、元イングランド代表GKフレイザー・フォースター(35)との契約延長を発表。新たな契約期間は2025年6月までとなる。 イングランド代表として通算6キャップを持つ201cmの大型守護神フォースター。これまでニューカッスルやノリッジ・シティ、セルティック、サウサンプトンなどでプレーし、プレミアリーグ通算148試合、チャンピオンシップ(イングランド2部)通算168試合出場を誇る。 トッテナムにはサウサンプトンとの契約が切れた2022年夏にフリー移籍で加入し、昨シーズンは正GKウーゴ・ロリスの負傷離脱に伴い、公式戦20試合に出場…今季はGKグリエルモ・ヴィカーリオの加入で再び2番手に回り、プレータイムはEFLカップ(カラバオ・カップ)1試合となっている。 契約は今季限りとなっていたものの、その1年延長はロリスに次ぐチーム最年長選手の1人としての存在の大きさが認められてのものか。精神的支柱としての人望が想像に難くない。 2023.12.06 21:00 Wed

【プレミアリーグ第15節プレビュー】ミッドウィーク開催は2つの強豪対決に注目

先週末に行われた第14節はアーセナルとリバプールがしぶとく勝ち点3を積み上げた一方、マンチェスター・シティがトッテナム相手のドローで痛恨の取りこぼしに。また、ニューカッスルとチェルシーがそれぞれマンチェスター・ユナイテッド、ブライトンとの強豪対決を制している。 ミッドウィーク開催となる今節は、上位浮上へ勝ち点3必須のマンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーの名門対決が最注目カードだ。 7位のユナイテッドは前節、ニューカッスルとの強豪対決で0-1というスコア以上の力の差を見せつけられ、EFLカップでの前回対戦に続く完敗を喫した。共に負傷者の多さや直前にチャンピオンズリーグ(CL)のアウェイゲームを戦った条件は同じだったものの、ホームサポーターの情熱的な後押しを受けたマグパイズに攻守両面で圧倒され、GKオナナの好守などで前半は耐えたものの、後半にFWゴードンに先制ゴールを奪われると、以降はさしたる見せ場を作れずに敗戦。リーグ戦での連勝が「3」でストップした。 DFショーやDFワン=ビサカ、FWホイルンドら一部主力の復帰に新星MFメイヌーの台頭によって一時に比べて選手層の問題は改善傾向にあるが、FWラッシュフォードらの覇気のないプレー、一部で報じられるテン・ハグ監督の求心力低下といったネガティブな部分も目に付きクラブとしてここが踏ん張りどころ。公式戦3試合ぶりのホームゲームに向けてポジティブな要素はあまり見当たらないが、MFブルーノ・フェルナンデスやDFマグワイアらリーダーグループの奮起を期待したい。 一方、10位のチェルシーは前々節に同じニューカッスルに1-4の惨敗を喫したなか、前節はブライトン相手に3-2の勝利。MFギャラガーの退場によって2試合連続で数的不利の戦いを強いられたが、いずれもセットプレーからMFエンソ・フェルナンデスとDFコルウィルにプレミアリーグ初ゴールが生まれ、後半終盤はチーム一丸となった守備で逃げ切った。そのタフな一戦から中2日で臨むアウェイゲームはタフな戦いが予想されるが、サスペンション明けのDFリース・ジェームズとDFククレジャのコンビ、新天地デビューが期待されるMFエンクンクらの復帰を追い風に連勝を飾りたい。 その名門対決と同時刻開催となるアストン・ビラvsマンチェスター・シティも上位争いを左右する重要な一戦だ。 シティは前節、ホームで手負いのトッテナムと対戦。開始早々に先制点を許すも、MFフォーデンのゴールなどで前半の内に逆転に成功。ペースダウンした後半は同点に追いつかれるも、相手のミスを突いてMFグリーリッシュのゴールで勝ち越し。しかし、土壇場で同点に持ち込まれると、最終盤にグリーリッシュの決定的な裏抜けが不可解な主審の判定で阻止される不運もあって3-3のドロー。痛恨の3試合連続ドローによって3位に転落している。 リーグ4連覇に向けてこれ以上の足踏みは許されないが、今回の対戦相手はクラブ記録タイとなるプレミアリーグのホームゲーム13連勝中の4位アストン・ビラが相手となる。さらに、この試合では累積警告によるサスペンションで大黒柱のMFロドリと古巣対戦のグリーリッシュが不在となり、コンディションに問題を抱えるFWドクにも欠場の可能性がある。その厳しい状況のなかでエメリ率いる難敵に勝ち切れるか。 その王者の4試合連続取りこぼしを期待しつつ、勝ち点差を広げたい首位のアーセナルと、2位のリバプールはいずれも下位に沈む昇格組相手の勝ち点3必須の一戦に臨む。 アーセナルは前節、ウォルバーハンプトンに2-1で勝利。今季初のリーグ3連勝を飾った。FWサカとMFウーデゴールの連続ゴールによって前半序盤に2点のリードを得たが、攻めあぐねた後半に1点を返されると、最後は後ろの枚数を増やして専守防衛の展開に。ホームゲームということもあり課題を残したが、昨季から磨きをかける勝負強さを発揮した。 対戦相手のルートンは17位に低迷しているが、ホームゲームではリバプールと引き分け、トッテナムやユナイテッド相手にも善戦している侮れない相手。直近のブレントフォード、ウルブス戦同様に1点差勝負も想定される。ちなみにこの試合はサカにとって通算200試合出場のメモリアルゲームとなるため、公式戦3試合連続ゴールで偉業達成を祝いたい。なお、公式戦2試合連続アシストも、ウルブス戦で左ふくらはぎを痛めて負傷交代のDF冨安健洋の出場に関してはアルテタ監督が前日会見で五分五分の状況だと説明している。 一方、リバプールは最下位のシェフィールド・ユナイテッドとのアウェイゲームに臨む。アンフィールドでフルアムと対戦した前節は壮絶な撃ち合いとなった一戦を4-3で劇的勝利。守護神アリソンの負傷離脱やDFマティプの負傷交代といった影響もあり、決して得点力があるとは言えないフルアムに3ゴールを奪われたが、MFマク・アリスターとMF遠藤航の鮮烈なミドルシュートでの加入後初のリーグ戦ゴールに、DFアレクサンダー=アーノルドの2ゴールと見事な4ゴールを叩き込んでの、らしい勝利となった。今回の試合では守備面をしっかりと修正しつつ、不発に終わったアタッカー陣を含め格下相手にきっちり勝ち切りたい。 なお、対戦相手のブレイズは前節終了後にヘッキングボトム監督の解任が決断されたと報じられており、6日の試合では新指揮官か暫定指揮官の下での戦いになるかもしれない。 シティとのアウェイゲームで連敗を「3」でストップした5位のトッテナムは、トップ4圏内返り咲きを期して9位のウェストハムとのロンドン・ダービーで5試合ぶりの白星を目指す。多くの主力を欠いて臨んだシティ戦では2試合連続ゴールを決めたMFロ・チェルソのハイパフォーマンスや主力と控えのハイブリッド布陣での連携面の向上と多くのポジティブな要素が見受けられた。さらに、ディフェンスリーダーであるDFロメロが3試合のサスペンションから復帰する。ハマーズが非常にタフな相手であることに間違いないが、上位戦線踏みとどまりへ勝ち点3を掴みたい。 MF三笘薫を擁する8位のブライトンは、11位のブレントフォードを相手にバウンスバックの白星を目指す。一部ポジションでターンオーバーを図って臨んだチェルシー戦は前半終盤に得た数的優位を活かし切れず、連勝のチャンスを逃した。それでも、後半序盤に投入された三笘は再三の鋭い仕掛けで局面を打開するなど復帰戦となったAEKアテネ戦に比べて状態を上げており、先発復帰も期待されるビーズ戦では[5-3-2]の堅固な守備を特徴とする相手に攻撃の突破口となる仕事を期待したい。 その他ではチェルシー、ユナイテッドを連破して6位に順位を上げてきたニューカッスルがエバートン相手に今季2度目の3連勝を狙う一戦に注目。負傷明けのFWイサクの安定したパフォーマンスに17歳の新星MFマイリーの台頭で調子を上げるマグパイズだが、ユナイテッド戦では守護神ポープが肩の脱臼で長期離脱を余儀なくされる激震に見舞われた。その代役を担うドゥブラフカは経験豊富な選手ではあるが、今回のトフィーズ戦ではそのパフォーマンスに注目が集まるところだ。 ◆プレミアリーグ第15節 ▽12/5(火) 《28:30》 ウォルバーハンプトン vs バーンリー 《29:15》 ルートン・タウン vs アーセナル ▽12/6(水) 《28:30》 ブライトン vs ブレントフォード フルアム vs ノッティンガム・フォレスト シェフィールド・ユナイテッド vs リバプール クリスタル・パレス vs ボーンマス 《29:15》 マンチェスター・ユナイテッド vs チェルシー アストン・ビラ vs マンチェスター・シティ ▽12/7(木) 《28:30》 エバートン vs ニューカッスル 《29:15》 トッテナム vs ウェストハム 2023.12.05 19:00 Tue

クルゼフスキがシティ相手の劇的ドローの舞台裏明かす…「ハーフタイムに監督がとても怒っていた…」

トッテナムのスウェーデン代表MFデヤン・クルゼフスキが、難所エティハド・スタジアムでの劇的ドローゲームの舞台裏を明かした。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 トッテナムは3日、プレミアリーグ第14節でマンチェスター・シティと対戦。多くの離脱者を抱えてリーグ3連敗中のアウェイチームの現状を考えれば、3連覇中の王者相手に惨敗も予想された。しかし、前後半で2度のビハインドを追いついたチームは、試合終了間際の幸運な判定の影響もあって3-3のドローに持ち込んだ。 90分の同点ゴールを決めるなど1ゴール1アシストの活躍でドローの立役者となったクルゼフスキは、この結果が妥当なものであると主張しつつ後半のパフォーマンスへの手応えを口にしている。 「後半のチームをとても誇りに思うよ。後方からの展開、ボールコントロール、相手にもボールを持たせなかった。ハーフタイムに監督がとても怒っていたこともあって、後半はより良いチームになれたんだ」 さらに、スウェーデン代表MFは1-2のビハインドで迎えたハーフタイムでのアンジェ・ポステコグルー監督とチームのやり取りについて、より詳細に説明。 「監督は僕らに、プレーを始めなければならないと言った。前半は十分ではなく、そして僕らは少し恐れながらプレーしていた」 「僕らはいつも『恐れるな』と言っているけど、前半は十分なプレーができなかった」 「後半にピッチに出てきた時は、『何が起こるか、起こるか、ただプレーするだけだ!』と考えていたよ。そして、僕らはより改善されたんだ」 また、この試合では指揮官の戦前の会見通り、飛車角抜きのチーム状況にも関わらず、格上シティ相手にハイライン・ハイプレスの勇猛果敢な普段通りの真っ向勝負を挑んだ。一部識者はそのアプローチを無謀とする指摘も行っていたが、クルゼフスキを含めて選手たちはそのゲームプランに一切の迷いがなかったと主張する。 「僕は何も疑問に思っていない。僕は彼のメンタリティが大好きなんだ。なぜなら、僕は自分の人生を生きたいからさ」 「僕らは成長しなければならないし、人生で一番大事なことは、何も恐れず、ただ行くことだ。誰と対戦するか、人生で何をしているかは関係なく、ただ行くだけだ。そして、もしそれが台無しになったとしても、それはそれだ」 「僕らは心からそれをやり遂げた。恐れてはいない。試合に負けようとしているのではなく、試合に勝とうとしているだけさ」 「僕は監督のゲームプランが大好きだ。シティは世界最高のチームの一つであり、すべてが完璧ではなかったけど、後半は10人のプレーヤーが欠場してもこのようなプレーをするのは、監督にとってもチームにとっても素晴らしいことだったと思う」 今回のシティ戦は改めてポステコグルー監督の下でのクラブの歩みの正しさを証明する一戦となったが、23歳MFは自身を含め精神面の成長を今後の課題として挙げる。 「優れたプレーヤーを欠いてもどんな相手にでもプレーできることを証明した。僕らはまだここにいて、戦ってきた。精神的に少し成長したと思うけど、そこがまだ足りないのは確かだね」 「フットボールはそこにある。監督もそこにいる。トッテナムにはすべてがある。精神的に少し成長するだけで、トップになれるはずだ」 2023.12.04 23:57 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly