ヤング・ボーイズに競り勝ったライプツィヒが白星スタート【CL】

2023.09.20 03:42 Wed
Getty Images
ライプツィヒは19日、チャンピオンズリーグ(CL)グループG開幕節でヤング・ボーイズとのアウェイ戦に臨み、3-1で勝利した。

昨季はマンチェスター・シティの前にベスト16で敗れた5季連続出場のライプツィヒは、ブンデスリーガで3勝1敗と良好なスタートを切った中、早くもチームにフィットしている新戦力のシャビ・シモンズとオペンダを先発で起用した。
2季ぶり3度目出場のヤング・ボーイズに対し、オペンダとポウルセンの2トップとするフラットな[4-4-2]で臨んだライプツィヒが立ち上がりから好機を連発すると、勢いそのまま開始3分に先制する。ラウムの右CKからシマカンのヘディングシュートが決まった。

先制後、徐々にリスクを避けて自陣に構える形としたライプツィヒがヤング・ボーイズの攻撃を受け止めていたが、33分に失点。ウグリニッチのダイレクトパスを受けたエリアにペナルティアーク左からトゥキックシュートを決められた。

ハーフタイムにかけても守勢を強いられたライプツィヒは1-1で前半を終えた。
迎えた後半、52分にライプツィヒはPKを獲得しかける。シャビ・シモンズがボックス内に侵入し、GKラチョッピに倒されるもVARの末、ファウルはなかったとの判断となった。

さらに62分、ラウムのFKからオペンダが決定的なダイビングヘッドを放ったが、GKラチョッピの好守に阻まれた。攻勢のライプツィヒは5分後、再びラウムのFKから途中出場のシェシュコがヘッド。ネットを揺らしたが、わずかにオフサイドに阻まれる。

それでも73分、ついに勝ち越しゴールを奪いきる。ショートコーナーの流れからボックス手前中央のシェラーガーがミドルシュートを蹴り込んだ。

終盤にかけても主導権を渡さなかったライプツィヒは追加タイムにカウンターからシェシュコが3点目を決めて勝負あり。初戦を勝利で飾っている。

RBライプツィヒの人気記事ランキング

1

バルセロナSDデコ氏がニコ・ウィリアムズ&ダニ・オルモの代理人と接触、交渉に進展か

バルセロナが2人のスペイン代表選手の獲得に迫っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 今夏はウインガー補強を最優先に動いているバルセロナ。さまざまな選手が候補に挙がったなか、現在はアスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)の獲得に注力し、加えてRBライプツィヒのスペイン代表MFダニ・オルモ(26)への関心もかねてから報じられている。 スポーツ・ディレクター(SD)を務めるデコ氏は、スペインの優勝で幕を閉じたユーロ2024から間もない16日に、ダニ・オルモの代理人を務めるフアンマ・ロペス氏と接触しとのこと。さらにその翌日には、ニコ・ウィリアムズの代理人を務めるフェリックス・タインタ氏と昼食を共にしたという。 デコ氏はニコ・ウィリアムズとダニ・オルモがそれぞれバルセロナ入りに熱心なことを確認。交渉に進展があったという。 ニコ・ウィリアムズには5800万ユーロ(約99億1000万円)の契約解除条項が存在。ダニ・オルモにも6000万ユーロ(約102億5000万円)の契約解除条項が設けられているが、こちらは期限が20日に迫っている。 近年は財政難に悩まされているバルセロナだが、先日『カタルーニャ・ラジオ』のインタビューに対応したジョアン・ラポルタ会長が財政状況の改善をアピール。ニコ・ウィリアムズの獲得も「今ではイエス」と主張していた。 ラ・リーガのハビエル・テバス会長も、スペイン『スポルト』のインタビューで同意見のコメント。もう少しで実現する「1:1ルール(移籍金や給与の貯蓄に充てられる資金をすべて投資することが許可されている状態)に戻れば」との注釈付きで、その事実を認めていた。 なお、ダニ・オルモに関しては、マンチェスター・シティやバイエルンといったより資金力のあるクラブも関心。スペイン代表FWアルバロ・モラタ(31)がミランへと向かうアトレティコ・マドリーもこの争いに急きょ加わったようだが、選手本人は破格のオファーがない限り、他の3クラブを優先する見込みだ。 2024.07.18 17:23 Thu
2

アラベス、ライプツィヒからU-21スペイン代表FWノボアを完全移籍で獲得

アラベスは22日、RBライプツィヒからU-21スペイン代表FWウーゴ・ノボア(21)を完全移籍で獲得した。契約期間は2029年6月30日までとなる。 2019年夏にデポルティーボ・デ・ラ・コルーニャの下部組織からライプツィヒU-17に加入したノボア。順調にステップアップを重ねると、2021年10月のグロイターフェルト戦に85分から出場しトップチームデビュー。さらに3分後の88分にはプロ初ゴールを記録。18歳8カ月でのゴールはライプツィヒのクラブ最年少得点記録となり、現在まで更新されていない。 トップチームに定着したノボアだったが、その後は出場機会に恵まれず、2023年1月には2026年まで契約を延長すると同時にバーゼルへレンタル移籍。バーゼルでは公式戦17試合に出場し1ゴール3アシストを記録。 2023-24シーズンも出場機会を求めて、ユトレヒトへレンタル移籍したが、半年間でわずか6試合の出場にとどまり、2024年1月に契約を解消。レンタル先をセグンダ・ディビジョン(スペイン2部)のビジャレアルBに変更すると、リーグ戦11試合に出場した。 2024.07.23 08:30 Tue
3

静かな夏を過ごす新体制リバプールに動きあり? RBライプツィヒのフランス人CBに関心か

リバプールがRBライプツィヒのフランス人DFモハメド・シマカン(24)に関心を示しているようだ。 長年チームを率いてきたユルゲン・クロップ監督が去り、新たにアルネ・スロット監督が就任する変化がありながらも、ここまで静かな移籍市場を過ごしているリバプール。昨シーズン限りで退団した元カメルーン代表DFジョエル・マティプに代わるセンターバックの獲得はあるかなどが注目されている。 そんな中で、ドイツ『スカイ・スポーツ』のフィリップ・ヒンツェ記者によると、リバプールはシマカンに注目しているとのこと。まだ具体的な交渉があるわけではないものの、関心を強めているようだ。 シマカンは2021年夏にライプツィヒ入り。センターバックのほか右サイドバックでもプレー可能なフランス人DFはクラブの主力に定着し、昨シーズンも公式戦42試合に出場した。 シマカンはライプツィヒに満足しているものの、移籍の可能性自体は排除していない模様。クラブも4000万~4500万ユーロ(約69億~77億円)の移籍金を提示されれば、売却に応じる構えだという。 シマカンについては過去にアーセナルからの関心が報じられたほか、現在はアトレティコ・マドリーも関心を示していることから、今夏注目のCBとなるのは間違いないだろう。 2024.07.16 12:40 Tue
4

フランクフルト時代の完全復活は遠い過去…ライプツィヒがアンドレ・シウバ売却を望むも一筋縄ではいかず

元ポルトガル代表FWアンドレ・シウバ(28)の去就が不透明だ。ドイツ『ビルト』が伝える。 2016-17シーズン、トップ昇格1年目のポルトで公式戦21得点を叩き出し、17年夏に早くもミランへと旅立ったアンドレ・シウバ。 しかし、イタリアサッカーに適応できず、1年でセビージャへレンタル放出され、さらにその1年後、フランクフルトへ完全移籍。加入2年目にブンデスリーガ32試合で28得点をマークし、ストライカーの完全復活を印象付けた。 ただ、21-22シーズン加入のRBライプツィヒで停滞し、23-24シーズンはレアル・ソシエダへレンタル放出。ケガも抱えてほとんど活躍できず、買い取りオプションは行使されなかった。 そうして8日、約1年ぶりにライプツィヒの練習場へ戻ってきたアンドレ・シウバ。再会したチームメイトらと笑顔で汗を流したそうだが、ライプツィヒ・フットボールにフィットしていないため、クラブは売却に動いているという。 移籍金として1500万ユーロ(約26.1億円)を望むも、獲得時のコストや残りの契約期間から、減価償却による資産価値が1000万ユーロを下回っており、現状、完全移籍での買い手が現れるメドも立っていないそうだ。 5日にはシュツットガルトからの関心が判明も、現時点でオファーはなし。ライプツィヒは1000万ユーロ以下での売却、また買取OP付きのレンタル放出を選択肢に含めたとされる。 アンドレ・シウバはフランクフルト時代に市場価値が4500万ユーロ(約78.4億円)まで到達も、現在は600万ユーロ(約10.4億円)。1500万ユーロで売れる可能性は、ほぼないだろう。 カタールW杯を最後にポルトガル代表からフェードアウト…アンドレ・シウバは11月で29歳となる。 2024.07.09 14:50 Tue
5

ベールを脱いだ特大のポテンシャル…18歳の195cm両利きCBハイセン、ユベントスは他クラブへの警戒が必要に

U-19オランダ代表DFディーン・ハイセン(18)への注目度が高まってきた。 5日、セリエA第23節のローマvsカリアリが行われ、ダニエレ・デ・ロッシ監督体制3試合目のローマが4-0と完勝。59分、途中出場からまもないローマの195cm両利きセンターバック・ハイセンが勝利を決定付ける4点目を決めた。 このハイセン、ユベントスから半年レンタルでローマに来たばかりの18歳だが、セリエA初得点となった前述のゴールだけでなく、デ・ロッシ新監督への関心の高さと相まり、いま非常に注目を集めているティーンエイジャーだ。 今季前半戦のユベントスでは、セリエAデビューの1試合12分間のみの出場にとどまったが、ハイセンを指導してきたユベントスの下部組織コーチ陣は口を揃えて「ユーベの未来」と称する大器中の大器。レンタルバック後の定位置奪取が期待される。 ただ、注目を集めているのは、ユベントスでの将来が期待されているからだけではない。ローマでファーストインパクトを与えることに成功したために、西欧のビッグクラブが続々と関心を高めているのだ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、純粋な資金力だけには疑いの余地がないマンチェスター・ユナイテッド、また若手の登竜門として名高いドイツの両雄、ドルトムントとRBライプツィヒが、18歳ハイセンへの関心のギアを上げているという。3者は選手がユベントスへ復帰する2024年夏の獲得さえ見据える。 保有元ユベントスとしては、元ブラジル代表DFアレックス・サンドロ(33)と元イタリア代表DFダニエレ・ルガーニ(29)が2024年夏でいよいよ退団する可能性も指摘され、そうでなくとも経験を積んで帰ってくるハイセンは序列を上げる見通しだ。 逸材を易々と手放す可能性などもちろんないだろうが、ユナイテッドのような一部のメガクラブは、ポテンシャルこそあれど実績に乏しい若手タレントに3000万ユーロ(約48億1000万円)以上を積むことを苦にせず。 ハイセンとの契約を2027年6月まで残すユベントスも注意が必要だ。 2024.02.08 20:20 Thu

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly