「エキサイティングな気持ち」ホーム&アウェイが戻ってきたACL初戦、横浜FMのマスカット監督が意気込み「横浜を代表して大会に出る」

横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督が、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の初戦となる仁川ユナイテッド(韓国)の前日会見に出席した。

2023-24シーズンからACLは秋春制に変更。Jリーグ勢にとっては、シーズンを跨いでの戦いとなる他、新型コロナウイルス(COVID-19)の制限がなくなったためにホーム&アウェイ方式が復活した。

昨シーズンのACLではラウンド16でヴィッセル神戸と対戦して敗戦。アジア制覇の夢はまたも潰えたが、2022シーズンの明治安田生命J1リーグを制して再びチャレンジすることとなる。
マスカット監督は再びACLの舞台に戻ってきたことを喜んだ。

「ようやくこのACLが開幕します。自分たちが、(Jリーグを)優勝してから、この枠をもらってだいぶ経ちました」「今大会から、またいつも通りの、ホーム&アウェイの形式になり、この数日で自分たちも良い気持ちでいますし、明日の仁川戦に向けてもエキサイティングな気持ちでいっぱいです」

アジアでの戦いに戻ってきた横浜FM。初戦を戦う仁川の印象についても語り、しっかりと戦いたいと語った。

「昨シーズン仁川も素晴らしい結果を残して、ACLの出場を決めています。その中でも、この何試合か見ていても凄く結果を残していますし、自分が思う印象としては凄く切り替えのところが、アグレッシブなチームかなと思っています。そして、守備も固く、簡単なゲームには決してならないなという風に思います」

「ここに自分たちがいる意義、そして自分たちがしっかりピッチ上で何を見せなきゃいけないのか。マリノス、我々がやってきたこのサッカーをしっかり表現することだと思っていますし、もちろん試合の中で1番大事になって来るのは落ち着いてやるところです」

「落ち着いてやることでチャンスを作り、自分たちがしっかり使っていく。そういうことをしていくことによって、しっかりとした結果が生まれてくるんではないかなと思っています」

秋からのスタートになることについてもマスカット監督が言及。しっかりと戦っていきたいと意気込みを語った。

「このミッドウィークにやるというのは、本当に自分たちにとっては、良い状況だなと思っていますし、このACLがこの秋からのスタートっていう風なシーズンは、自分たちにとっては凄く良いことだなと思っています。ACLという大会が、より良くなってるんではないかなという風に感じています」

「それを自分たちが、これだけ試合数であったりとか、ミッドウィークでの試合であるとか、そういうところで大事になってくるのは、選手全員が必要だと思っています。全員を信じていますし、ずっと同じ選手でやっていくようなことではなく、自分の中では全員が必要であり全員にやっぱりやってもらいたいところがあります」

「この試合数であったりとか、移動が多い中で、どういう風にやっていくかっていうところも含めてだが、ACLも含めてリーグでも、しっかり良い準備をしてやれるんじゃないかなと思っています」

今回のグループでは仁川に加え、山東泰山(中国)、カヤFC(フィリピン)と同居している。マスカット監督は、移動とアウェイでの戦いが重要になるとコメント。大会も良くなり、しっかりと代表して戦うことが大事だとした。

「まずは初戦っていう部分をしっかり戦わなければ、次はないと思いますし、自分たちも明日の試合をした上で、情報っていう部分はしっかりとして持っていきたいなと思っています」

「このグループ戦っていくにあたり、移動の部分。アウェイの地で、どういう風に自分たちが準備をするか。やはりそこで大事になってくるのは、選手たちが上手くピッチ上で成功させるためには、自分たちの環境作りであったりとかをしっかりやらないといけないなと思っています。この大会という部分でもそうですし、国際大会ではそういうのが重要かなと思っています」

「まずは初戦をしっかり戦うことが先決になっていますし、その後に、他のチームのことを準備段階というのも、日にちもあるので、しっかりやっていきたいと思っています」

「大事になってくるのは、横浜を代表してこうやって大会に出てるわけで、しっかりと自分たちはやっていきたいですし、自分も選手としても、監督としても、このACLで戦ってきました。この大会も、年々本当に良い大会になってるなっていう風に思いますし、楽しみにしています」

試合は19日(火)の19時から横浜国際総合競技場で行われる。