【ラ・リーガ第3節プレビュー】3連勝狙うレアル・マドリーはベニテス率いるセルタ戦! 久保ソシエダは今季初勝利目指す

2023.08.25 19:00 Fri
Getty Images
先週末に行われた第2節では好調レアル・マドリーがバレンシア、ラージョと共に開幕連勝を達成。また、王者バルセロナは苦しみながらも今季初勝利を手にした。その一方で、レアル・ソシエダが2戦連続ドロー、セビージャが連敗とチャンピオンズリーグ(CL)出場チームが躓く形となった。
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8月最後となる第3節ではフライデーナイトにレアル・マドリーとソシエダの2チームが登場。レアル・マドリーは開幕3連勝、ソシエダは3戦目での今季初勝利を目指す。
開幕前に守護神クルトワ、開幕節にDFミリトンがいずれも長期離脱を強いられる大きなアクシデントに見舞われたレアル・マドリーだが、ピッチ内では新戦力のMFベリンガムを中心に躍動感溢れるパフォーマンスが光る。前節のアルメリア戦では前半開始直後にMFアリーバスに痛烈な恩返し弾を決められたものの、ベリンガムが2試合連続を含むドブレーテの活躍で試合を引っくり返すと、後半半ばにはエースFWヴィニシウスに今季初ゴールも生まれて終わってみれば、3-1の快勝となった。

3連勝を目指す今節は元指揮官ベニテスが今季からチームを率いるセルタとのアウェイゲームとなる。ここまでの2試合ではアスレティック・ビルバオ、アルメリアと比較的アグレッシブなチームとの対戦が続いたが、新生セルタは1-1のドローに持ち込んだソシエダ戦でも見せたように相手の長所の消し方や試合中の布陣変更など臨機応変な戦いを得意としており、レアル・マドリーとしては異なるアプローチを求められる試合になるかもしれない。

なお、アンチェロッティ監督とベニテス監督は1歳違いと同年代で、且つエル・ブランコを始めチェルシー、ナポリ、エバートンと国籍は異なるものの、4つの共通するクラブで指揮を執った経験のある不思議な因縁を持つ。さらに、ベニテスのリバプール、アンチェロッティのミランはCLの2つのファイナルで激闘を演じた経緯もあり、両クラブの実力差はあるものの、13年ぶりの直接対決に注目が集まるところだ。
MF久保建英を擁するソシエダは、昇格組ラス・パルマスを相手に今季初白星を狙う。前節は久保の今季初アシストからFWバレネチェアのゴールで先制するところまでは良かったが、時間の経過と共に攻守に停滞。さらに、ウノセロでの逃げ切りを図った指揮官の守備的な策も機能せず、終盤の失点によって2試合連続逃げ切りに失敗してのドローとなった。

その中で久保自身は2試合連続MOMとさすがの存在感を放ったものの、MFダビド・シルバやFWセルロートら相棒の不在によって徹底マークを受ける状況で、ボールを受けること自体に苦戦する場面も散見。そのため、チームとしていかに久保に効果的な形でボールを繋げるかが初勝利に向けた課題だ。その部分を改善し、久保にクリーンな形でボールを預けることができれば、切れ味鋭い仕掛けや創造的なプレーでよりチームとしての決定機を増やせるはずだ。

今季初の連勝を狙うバルセロナは、難敵ビジャレアルとのアウェイゲームに臨む。前節のカディス戦では初先発の16歳FWヤマルが存在感を発揮し、チームとして多くの決定機を創出もヘタフェ戦同様に最後の仕上げで苦戦。それでも、MFギュンドアンの初アシストからMFペドリが価千金の今季チーム初ゴールを記録。さらに、FWフェラン・トーレスが終盤にトドメの2点目を奪い切り、苦しみながらもカディスに2-0で勝ち切った。

ただ、その勝利の立役者となったペドリが今週のトレーニング中の負傷で約1カ月の戦線離脱が決定。手薄な中盤のやり繰りはさらに厳しくなった。また、クラブとしてもDFカンセロら右サイドバックの補強の遅れの影響でなかなか中盤の補強に動けない上、選手登録の問題も継続している。今回の一戦ではMFガビやギュンドアンを中心にペドリの穴を埋めつつ、開幕からやや精彩を欠く主砲レヴァンドフスキにお目覚めの一発を期待したい。

開幕2戦目となったベティスとの拮抗した一戦を最低限のゴールレスドローで終えたアトレティコは、開幕連勝のラージョとのマドリード自治州ダービーで仕切り直しの勝利を目指す。ベティス戦では相手の好パフォーマンスもあった一方、仕上げの部分で精度の問題も出ており、開幕2試合連続クリーンシート中のラージョの堅守攻略に向けてFWグリーズマンを中心にしっかりと修正を施したい。

その他では開幕3連勝を狙うバレンシアとオサスナの一戦、メンディリバル体制2年目で厳しい船出となったセビージャが難敵ジローナを相手に初勝利を目指す一戦、プリメーラ復帰後初勝利を目指すグラナダやアラベスの昇格組の戦いに注目したい。

《ラ・リーガ第3節》
▽8/25(金)
《26:30》
ラス・パルマス vs レアル・ソシエダ
《28:30》
セルタ vs レアル・マドリー

▽8/26(土)
《26:00》
カディス vs アルメリア
《26:30》
グラナダ vs マジョルカ
《28:30》
セビージャ vs ジローナ

▽8/27(日)
《24:30》
ビジャレアル vs バルセロナ
《26:30》
バレンシア vs オサスナ
《28:30》
アスレティック・ビルバオ vs ベティス

▽8/28(月)
《26:30》
ヘタフェ vs アラベス
《28:30》
ラージョ vs アトレティコ・マドリー

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【プレミアリーグ第27節プレビュー】今季2度目のマンチェスターダービー! 休養十分スパーズは新生パレスと対峙

先週末に行われた第26節はリバプール、マンチェスター・シティ、アーセナル、アストン・ビラとトップ4が揃って勝利。好調マンチェスター・ユナイテッドがフルアムに敗れたものの、波乱の少ない一節となった。 3月最初に開催される今節は2位のマンチェスター・シティと、6位のマンチェスター・ユナイテッドが対峙する今シーズン2度目のマンチェスター・ダービーが最注目カードだ。 シティは前節、ボーンマス相手に“チェリーズキラー”として知られるMFフォーデンのゴールで1-0の勝利。なかなか追加点を奪えずに苦戦を強いられたが、きっちり逃げ切りに成功。リーグ2戦ぶりの白星を挙げた。さらに、直近のFAカップではルートン・タウン相手にMFデ・ブライネの4アシスト、FWハーランドの5ゴールと圧倒的な個の力を活かして6-2の快勝。久々の大量ゴールを挙げての勝利で、ホーム開催のダービーに大きな弾みを付けた。 対するユナイテッドは前節、フルアム相手に1-2で敗戦。守護神オナナの孤軍奮闘の活躍や相手の決定力不足に助けられ、後半アディショナルタイムにDFマグワイアの今季リーグ初ゴールで同点に追いつく。さらに、攻勢を仕掛けて逆転を狙ったが、逆に相手のカウンターに屈してホームで厳しい敗戦。これでリーグ連勝が「4」でストップした。それでも、FAカップではノッティンガム・フォレストとの接戦を後半終了間際にMFカゼミロが決めた土壇場のゴールによって1-0の勝利。延長戦突入を回避すると共に、フルアム戦の黒星を払拭して難所エティハド・スタジアムに乗り込む形となった。 次節にそのシティとの直接対決を控える首位のリバプールは、17位のノッティンガム・フォレストを相手にリーグ4連勝を狙う。前節、ルートンに4-1の快勝を収めたクロップのチームは、先週末に行われたEFLカップ(カラバオカップ)決勝でチェルシーとの120分の激闘を主将DFファン・ダイクのゴールによって1-0の勝利。今季4冠を目指す中で最初のタイトル獲得に成功した。 さらに、FAカップでは多くの離脱者、主力のコンディションを鑑みて控えや若手中心のスカッドで臨んだが、チャンピオンシップ(2部)で上位に位置するサウサンプトンに3-0の快勝。クーマスとダンズの18歳FWコンビが指揮官の期待に応える初ゴールを挙げ、改めてチームとしての総合力を証明した。ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)や次節シティ戦に向けて引き続きターンオーバーが求められるなか、MF遠藤航や前線の主力の復帰を期待しつつ、引き続き頼もしいアカデミーの逸材たちの躍動を期待したい。 リーグ6連勝で2強の背中にぴったりと付く3位のアーセナルは、最下位のシェフィールド・ユナイテッドとのマンデーナイト開催のアウェイゲームでさらなる連勝を狙う。チャンピオンズリーグ(CL)のポルト戦の敗戦後に戦った前節のニューカッスル戦では心身ともに疲労を抱えるなかでの一戦ということもあり苦戦が見込まれたが、蓋を開けてみれば4-1のスコア以上の内容で完勝。 とりわけ前半は相手を自陣に押し込み続けて、セットプレーと鮮やかな連携で2ゴールを奪取。後半もFWサカのリーグ5試合連続ゴールなどでゴールを重ね、一瞬の隙から3試合連続クリーンシートこそ逃したが、素晴らしいパフォーマンスを披露した。アウェイゲームとはいえ、休養十分で臨む最下位相手のアウェイゲームで連勝を伸ばす可能性は高そうだ。なお、アジアカップから復帰して以降、欠場が続くDF冨安健洋はMFトーマスらと共にこの試合での戦列復帰が期待されている。 優勝を争う3強を除く試合では5位のトッテナムと13位のクリスタル・パレスとのロンドン・ダービーに注目が集まる。 トッテナムは前節、今季上位相手に強さを見せるウォルバーハンプトン相手にホームで1-2の逆転負け。格下相手にシーズンダブルを許し、トップ4陥落となった。ただ、先週末のリーグ戦はチェルシーのEFLカップ決勝進出に伴い延期となり、FAカップ敗退によってミッドウィークも試合がなく休養十分でバウンスバックを図る今回の一戦に臨める。DFペドロ・ポロに加えてヒザを痛めたFWリシャルリソンが不在となるが、DFウドジェの復帰や代表戦からリフレッシュしたFWソン・フンミン、MFビスマらの状態は上がっているはずだ。さらに、FWヴェルナーら新加入組の戦術浸透によってスケールアップした戦いが期待される。 対するパレスは成績不振と体調悪化によってホジソン前監督が退任したなか、グラスナー新監督を招へい。その新指揮官の初陣となったバーンリー戦では前半の相手の退場に救われた部分はあるが、フランクフルト時代からの代名詞である[3-4-2-1]の布陣で躍動感をみせ、3-0の快勝。途中投入のMFマテウス・フランサが違いを生むなどポジティブな変化も確認された。DFグエイを引き続き欠く守備面は懸念材料も、MFエゼの復帰が見込まれる攻撃はスパーズ相手にも十分に通用するはずだ。 直近2連勝で復調気配漂う4位のアストン・ビラは、DF橋岡大樹を擁する18位のルートン相手に3連勝を目指す。前節のフォレスト戦ではMFドウグラス・ルイスの2ゴールなどで大量4ゴールを挙げて公式戦3連敗中だったビラ・パークで久々の勝利を収めた。FWワトキンスが2戦連発と状態を上げてきており、今回のアウェイゲームでも自慢の攻撃で押し切る構えだ。唯一の懸念材料は週明けにカンファレンスリーグ(ECL)のアヤックス戦を控える日程面だが、エメリ監督は前線を中心に多士済々な面々を効果的に活かすはずだ。 対するルートンは直近リーグ3連敗と調子が下降気味。引き続き攻撃は好調を継続しているものの、ビルドアップやセットプレーの緩み、自陣でのイージーミスによって失点が増えている。とりわけ、直近のFAカップではデ・ブライネ、ハーランドのコンビに蹂躙されて6失点を喫しており、守備面の改善は急務だ。そのなかでシティ戦で新天地デビューを飾って今節でのプレミアデビューも期待される橋岡には守備を締める仕事を期待したい。 11位のチェルシーは16位のブレントフォード相手に2試合ぶりの白星を狙う。前々節のシティ戦のドロー、EFLカップ決勝の敗戦で2試合未勝利のブルーズだったが、直近のFAカップではチャンピオンシップのリーズとのシーソーゲームに3-2で勝利。ミスや集中力の欠如による2失点は頂けないが、好調を維持するMFエンソ・フェルナンデス、MFギャラガーのコンビで土壇場の勝ち越しゴールを挙げて3試合ぶりの白星を挙げた。ブレントフォード戦では守備面でルーズな相手に対して、攻撃陣がきっちりチャンスで仕留め切れるかが勝敗のカギとなる。 その他ではMF三笘薫の今季絶望という辛い報せが届いた7位のブライトンと12位のフルアムが対峙する一戦、勝ち点剥奪処分が「10」から「6」に軽減されて15位に浮上したエバートンと8位のウェストハムの名門対決も要注目だ。 ◆プレミアリーグ第27節 ▽3/2(土) 《24:00》 ブレントフォード vs チェルシー エバートン vs ウェストハム フルアム vs ブライトン ニューカッスル vs ウォルバーハンプトン ノッティンガム・フォレスト vs リバプール トッテナム vs クリスタル・パレス 《26:30》 ルートン・タウン vs アストン・ビラ ▽3/3(日) 《22:00》 バーンリー vs ボーンマス 《24:30》 マンチェスター・シティ vs マンチェスター・ユナイテッド ▽3/4(月) 《29:00》 シェフィールド・ユナイテッド vs アーセナル 2024.03.02 12:00 Sat

【ラ・リーガ第27節プレビュー】アスレティックvsバルサの上位対決! ヴィニシウスは因縁メスタージャに乗り込む

先週末に行われた第26節では競り勝ったレアル・マドリーを始め、ジローナ、バルセロナと上位3チームが揃って勝利。その一方で、アトレティコ・マドリー、アスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダと第2集団が揃って勝ち点を取りこぼす結果となった。 3月最初に行われる今節では5位のアスレティック・ビルバオと3位のバルセロナによる上位対決、FWヴィニシウスが因縁のメスタージャに乗り込む首位のレアル・マドリーと、9位のバレンシアが対峙する2つの名門対決に注目が集まる。 バルセロナは前節、難敵ヘタフェのハイライン・ハイプレスをものの見事に攻略して4-0の圧勝。主砲レヴァンドフスキの連続ゴールこそストップしたが、得点力不足の改善に守護神テア・シュテーゲン復帰後初のクリーンシートと最高の内容でのリーグ連勝となった。コパ・デル・レイ準々決勝で敗戦した難所サン・マメスでのタフなアウェイゲームとなるが、対戦相手は3日前にアトレティコとのコパ準決勝の激闘を戦っており、3-0の勝利での決勝進出で勢いはあるものの、コンディション面、メンタル面の部分で優位に進められる可能性は高い。改善傾向のある攻撃に加え、ウィリアムズ兄弟を中心に強烈な相手のサイドアタック、カウンターに対応したい。 首位のレアル・マドリーは前節、徐々に安定してきたセビージャ相手に苦戦を強いられながらも、途中投入のMFモドリッチのスーペルゴラッソを守り切ってウノセロ勝利。きっちりと白星を取り戻した。週明けにRBライプツィヒとのチャンピオンズリーグ(CL)のリターンレグを控えるなかで臨むアウェイゲームでは、難所メスタージャに乗り込む。いくつかのポジションでのターンオーバーが見込まれるが、きっちり勝ち切りたい。なお、昨年5月に行われた同カードではヴィニシウスに対する再三の人種差別行為が大きな騒動に発展し、改めてフットボール界の差別撲滅への契機となる一戦となった。ヴィニシウスのパフォーマンスに注目しつつ、問題が発生しないことを願いたいところだ。 2位のジローナはコパ決勝進出に沸く16位のマジョルカ相手にに連勝を狙う。前節のラージョ戦は前半に相手の堅守攻略に手を焼いたが、後半立ち上がりのMFツィガンコフの先制点、後半半ばの相手の退場によって一気に優位に試合を運ぶと、後半アディショナルタイムにはFWサヴィオがトドメのドブレーテを記録し、3-0の完勝となった。残留争い脱出へ勝ち点がほしいマジョルカとのアウェイゲームは決してラクではないが、連敗ストップの良い流れにのってきっちり連勝を達成したい。 公式戦3試合未勝利と失速傾向にある4位のアトレティコは、前節アスレティックに完勝した6位のベティスとのアウェイゲームに臨む。前節、最下位のアルメリア相手に2度のリードを守り切れず、厳しい2-2のドローに終わったシメオネのチームは、逆転突破を目指したコパ準決勝でもアスレティックに0-3で完敗。エースFWグリーズマンの不在が響いた攻撃面の停滞に加え、直近2試合連続複数失点と守備面にも問題を抱える。その厳しい敗戦から中2日で臨むベティス戦も難しい試合になることは間違いないが、逆境でこそ力を発揮するコルチョネロスらしい戦いぶりで公式戦4試合ぶりの白星を手にしたい。 MF久保建英を擁する7位のレアル・ソシエダは、コパ準決勝敗退からのバウンスバックを期して15位のセビージャ戦に臨む。前節のビジャレアル戦で1-3の完敗を喫したラ・レアルは、コパのマジョルカ戦をPK戦の末に敗戦。復帰したFWオヤルサバルのゴールで同点に追いつき、延長戦ではDFティアニーによる勝ち越しゴール奪取かに思われたが、ゴールラインを割ったか否かの微妙な判定によって“幻”に終わる不運もあって厳しい敗退となった。週明けには0-2からの逆転を目指すCLのパリ・サンジェルマン(PSG)を控えるが、まずは公式戦連敗をストップしたい。久保のベンチスタートの可能性を含めイマノル監督の用兵にも注目だ。 その他では開幕未勝利が続くアルメリアと17位のセルタによる残留争い直接対決、激戦必至のヘタフェvsラス・パルマスにも注目したい。 《ラ・リーガ第27節》 ▽3/1(金) 《29:00》 セルタ vs アルメリア ▽3/2(土) 《22:00》 セビージャ vs レアル・ソシエダ 《24:15》 ラージョ vs カディス 《26:30》 ヘタフェ vs ラス・パルマス 《29:00》 バレンシア vs レアル・マドリー ▽3/3(日) 《22:00》 ビジャレアル vs グラナダ 《24:15》 アトレティコ・マドリー vs ベティス 《26:30》 マジョルカ vs ジローナ 《29:00》 アスレティック・ビルバオ vs バルセロナ ▽3/4(月) 《29:00》 オサスナ vs アラベス 2024.03.01 19:00 Fri

【プレミアリーグ第26節プレビュー】前回対戦で因縁生まれたアーセナルvsニューカッスル!

先週末に行われた前節はリバプール、アーセナルが揃って快勝を収めた一方、マンチェスター・シティがホームでチェルシーと1-1のドローに終わって三つ巴の覇権争いに若干の動きがあった。 また、トップ4争いではトッテナムが敗戦し、アストン・ビラ、マンチェスター・ユナイテッドがいずれも勝利を収め、こちらの争いも熾烈を極める。 25日にチェルシーvsリバプールのEFLカップ(カラバオカップ)決勝が開催される関係で、変則日程での開催となる第26節。 21日に前倒し開催となった首位のリバプールと18位のルートン・タウンの一戦は、ホームのリバプールが4-1で逆転勝利。リバプールのMF遠藤航はフル出場で勝利に貢献したが、初のベンチ入りが期待されたルートンのDF橋岡大樹は残念ながらベンチ外となった。また、チェルシーvsトッテナムのロンドン・ダービーは現時点で開催日は未定となっている。 今節の最注目カードは、3位のアーセナルと8位のニューカッスルが対峙する強豪対決だ。ニューカッスルが1-0で勝利した前回対戦では幾つかの微妙な判定や、球際での激しいバトルによって因縁生まれたカードとなっており、今回も激戦必至だ。 アーセナルは前節、バーンリーとのアウェイゲームに5-0の圧勝。MFウーデゴールの鮮烈なミドルシュートを皮切りにFWサカが4試合連続、FWトロサールが3試合連続ゴールを記録し、ウェストハム戦に続く完勝となった。これでリーグ5連勝と絶好調のアルテタのチームだが、ミッドウィーク開催となったチャンピオンズリーグ(CL)ではポルトに敗戦。相手の周到な対策とハードワークを前に枠内シュート0本と完全に攻撃が停滞すると、試合終了間際に一瞬の隙を突かれて見事なゴラッソを決められ、厳しい0-1の敗戦となった。 心身ともにダメージが残る形でロンドン帰還となったガナーズは、中2日の厳しい日程で休養十分の難敵と対戦する。復帰が期待されたDF冨安健洋やMFトーマス、FWガブリエウ・ジェズスらCL遠征メンバーを外れた選手は引き続き欠場となる模様で、ポルト戦を戦った多くの主力がタフなバトルを強いられるなか、総力戦で勝ち点3を手にしたい。 対するニューカッスルは直近4試合無敗(2勝2分け)と一時の不振を脱出。FWイサクやFWウィルソンらストライカー陣に離脱者が続出しているが、4試合連続で複数得点を記録するなど攻撃の破壊力は維持。一方で守備は全体の強度、切り替えの精度の低下によって失点が増えている。ポルト戦では無得点に終わったものの、リーグ戦では絶好調のアーセナル攻撃陣相手に隙のない戦いを見せたいところだ。 2位のマンチェスター・シティは13位のボーンマス相手に連勝を目指す。先週末に行われたチェルシー戦はパフォーマンス自体に悲観すべき部分はなかったものの、相手の粘りの守備に手を焼いて1-1のドロー。リーグ連勝が「6」でストップした。これで自力での首位浮上のチャンスを逃したが、ミッドウィークに行われた第18節延期分ブレントフォード戦では相手の堅守速攻に苦しめられたものの、一瞬の隙を突いたFWハーランドのゴールによって1-0の勝利。しっかりと白星を取り戻した。直近5試合未勝利(2分け3敗)と調子が下降気味のチェリーズ相手のアウェイゲームでは勝利はもちろんのこと、3試合ぶりの複数得点など内容面にもこだわりたい。 前節、エースFWワトキンスの2ゴールによってフルアムに2-1と競り勝った4位のアストン・ビラは、16位のノッティンガム・フォレスト相手に連勝でのトップ4圏内死守を狙う。エメリ監督就任以降、要塞化したビラ・パークでは直近の公式戦3連敗中。対戦相手のフォレストも直近2試合ではニューカッスル、ウェストハム相手に良い戦いを見せており、ホームで4戦ぶりの白星奪取に向けては攻守両面での改善が必須だ。 今季初の4連勝でトップ4争いに踏みとどまった6位のマンチェスター・ユナイテッドは、12位のフルアムとのホームゲームで5連勝を狙う。前節のルートン戦では相手のミスや幸運を味方に付け、FWホイルンドがリーグ6試合連続ゴールを含む2ゴールの活躍。以降は相手に押し返されたものの、2-1で競り勝った。ただ、チームではDFショーの長期での再離脱、絶好調ホイルンドが2、3週間程度の離脱と主力に負傷者が出ており、このフルアム戦では1トップ起用が見込まれるFWラッシュフォードやFWアントニーといった選手たちの奮起が求められるところだ。 MF三笘薫を擁する7位のブライトンは降格圏手前の17位に位置するエバートンとのホームゲームで連勝を狙う。前節のシェフィールド・ユナイテッド戦は三笘のオウンゴール、レッドカード誘発の活躍などで最下位のチームに5-0の完勝。アフリカ・ネーションズカップ帰りのFWアディングラも早速存在感を示し、チーム状態は良好だ。このエバートン戦に向けては長期離脱明けのMFエンシソ復帰の可能性という朗報が届いた一方、ブレイズ戦前から腰に問題を抱えていた三笘に欠場の可能性も伝えられており、日本代表の状態に関しては大きな懸念材料だ。 その他では成績不振に加え、健康問題を抱えるホジソン監督が辞任し、前フランクフルトのグラスナー新監督を招へいした15位のクリスタル・パレスに注目。直近3試合未勝利のイーグルスは19位のバーンリー相手に新体制初陣を飾れるか。 ◆プレミアリーグ第26節 ▽2/21(水) リバプール 4-1 ルートン・タウン ▽2/24(土) 《24:00》 アストン・ビラ vs ノッティンガム・フォレスト ブライトン vs エバートン クリスタル・パレス vs バーンリー マンチェスター・ユナイテッド vs フルアム 《26:30》 ボーンマス vs マンチェスター・シティ 《29:00》 アーセナル vs ニューカッスル ▽2/25(日) 《22:30》 ウォルバーハンプトン vs シェフィールド・ユナイテッド ▽2/26(月) 《29:00》 ウェストハム vs ブレントフォード ▽未定 チェルシー vs トッテナム 2024.02.24 12:00 Sat

【ラ・リーガ第26節プレビュー】首位マドリーはS・ラモス帰還のセビージャ戦! 久保は2戦連続恩返し弾狙う

先週末に行われた第25節では首位のレアル・マドリーがドロー、2位のジローナが敗戦と上位2チームが取りこぼす波乱が起きた一方、3位のバルセロナ以下の上位陣が勝ち点3を積み上げて第1グループと第2グループの勝ち点差が縮まっている。 上位陣がボトムハーフと対峙する第26節では、DFセルヒオ・ラモスのサンティアゴ・ベルナベウ帰還に注目集まる首位のマドリーと15位のセビージャの名門対決が最注目カードだ。 マドリーは前節、ラージョとのマドリード自治州ダービーに臨み1-1のドローに終わった。FWホセルが開始早々に先制点を挙げたものの、FWデ・トーマスに恩返し弾となるPKのゴールを決められると、以降は連戦による勤続疲労によって攻撃のギアが上がらず。試合終了間際には途中出場のDFカルバハルが退場となるアクシデントにも見舞われ、イニゴ・ペレス新監督率いるラージョと前回対戦に続くドロー決着となった。 ただ、今回の一戦に向けては中6日と十分な休養期間もあり、本来のパフォーマンスを見せられるはずだ。ただ、セビージャとはラージョ同様に前回対戦で1-1で引き分けており、ホームゲームとは言えども気を引き締めて臨みたい。なお、同試合ではカルバハルと共にMFカマヴィンガが累積警告で不在となる。 対するセビージャは前節のバレンシア戦を0-0のドローで終えて今季初の3連勝を逃したが、直近2勝2分けの4戦無敗とキケ・フローレス体制でようやく復調の気配を見せる。得点力は引き続き課題も、この4試合ではわずかに2失点と守備に安定感が出てきている。首位チームとのタフな一戦ではベルナベウ初帰還のセルヒオ・ラモスを中心に粘り強い守備で勝ち点を持ち帰りたい。 前節、アスレティック・ビルバオとの上位対決に敗れて今季初の連敗を喫した2位のジローナは、マドリー相手のドローで勢いに乗る14位のラージョ相手に連敗ストップを狙う。前々節の首位攻防戦での惨敗を引きずったか、アスレティック戦では2つのミスからMFベレンゲルにドブレーテを献上するなど、らしくない戦いとなった。それでも、堅守を誇る難敵相手に2点を奪い、後半最終盤にはあわや同点という場面を作り出した点はポジティブに捉えたいところ。今回の試合では守備面での軽率なミスを減らすと共に、ここにきてやや調子を落とす主砲ドフビクら攻撃陣の奮起に期待したい。 3位のバルセロナは10位のヘタフェ相手に連勝を狙う。前節、下位のセルタとのアウェイゲームで苦戦を強いられたが、FWレヴァンドフスキの蹴り直しとなった痺れる最終盤のPKによるゴールで2-1と競り勝った。ただ、ミッドウィーク開催のチャンピオンズリーグ(CL)では新生ナポリとのアウェイゲームで試合を支配しながらも、後半終盤に巻き返された結果、1-1のドローで初戦を終えた。 ここにきてレヴァンドフスキが公式戦4試合連続ゴールと本来の決定力を取り戻したところはプラス材料だが、守護神テア・シュテーゲン復帰後も失点が続く守備面の立て直しは急務だ。とりわけ、ヘタフェはファウルを辞さないタフな球際、前線にFWマジョラル、FWグリーンウッドと強力なタレントを擁しており、簡単には勝ち点3を取らせてくれない相手だ。 4位のアトレティコ・マドリーは最下位のアルメリアとのアウェイゲームでリーグ連勝を狙う。前節は堅守を誇るラス・パルマス相手に2トップで起用されたMFジョレンテ、FWアンヘル・コレアの2人がいずれもドブレーテを達成する見事な戦いぶりでマニータの大勝を収めた。しかし、直近のCLではインテルとのアウェイゲームで0-1と競り負けて先勝を許した。同試合ではDFヒメネス、FWグリーズマンと負傷者も出ており、週明けに逆転での決勝進出を目指すアスレティックとのコパ・デル・レイ準決勝2ndレグを控えるなか、再びのターンオーバーを敢行して勝利を目指すことになる。 アルメリアは前節のグラナダ戦のドローによって昨季から数えてリーグ28試合連続未勝利というワースト記録を樹立したが、上位陣相手には接戦を演じる侮れない相手だ。そのため、ラス・パルマス戦同様に対戦相手攻略に適した用兵を選択しつつ、起用された選手たちの躍動が求められる。 MF久保建英を擁する6位のソシエダは週明けにマジョルカとのコパ準決勝第2戦を控えるなか、13位のビジャレアルと対戦する。前節のマジョルカ戦ではカードで試合をコントロールする愚行を働いた主審が主役を演じる、後味が悪い内容ながらも久保の見事な同点ゴールに、MFメリーノの後半アディショナルタイムのゴールによって2-1の逆転勝利を収めた。イマノル監督がコパに向けてターンオーバーを行う可能性も考えられるが、前節も攻撃面で違いを生んだ久保にはビジャレアル相手に2試合連続の古巣恩返しゴールを期待したい。 その他では7位のベティスと5位のアスレティックが対峙する上位対決、18位のカディスと17位のセルタが3ポイント差で対峙する、残留争い直接対決にも注目だ。 《ラ・リーガ第26節》 ▽2/23(金) 《29:00》 レアル・ソシエダ vs ビジャレアル ▽2/24(土) 《22:00》 グラナダ vs バレンシア 《24:15》 バルセロナ vs ヘタフェ 《26:30》 アラベス vs マジョルカ 《29:00》 アルメリア vs アトレティコ ▽2/25(日) 《22:00》 カディス vs セルタ 《24:15》 ベティス vs アスレティック・ビルバオ 《26:30》 ラス・パルマス vs オサスナ 《29:00》 レアル・マドリー vs セビージャ ▽2/26(月) 《29:00》 ジローナ vs ラージョ 2024.02.23 19:00 Fri

【ECLプレーオフ プレビュー】日本人9選手が参戦! ベスト16進出懸けた第2戦

ヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)決勝トーナメントのプレーオフ2ndレグが22日に開催される。ECLグループステージ2位通過8チームと、ヨーロッパリーグ(EL)の3位敗退8チームで争われるプレーオフ第2戦の展望を、注目カードを中心に紹介。 ◆ECLプレーオフ2ndレグ ▽2/22(木) 《26:45》 ルドゴレツ vs(AGG:0-0) セルヴェット ディナモ・ザグレブ vs(AGG:1-0) ベティス ボデ/グリムト vs(AGG:2-2) アヤックス 《29:00》 スロバン・ブラチスラヴァ vs(AGG:4-1) シュトゥルム・グラーツ フランクフルト vs(AGG:2-2) サン=ジロワーズ フェレンツヴァーロシュ vs(AGG:0-1) オリンピアコス レギア・ワルシャワ vs(AGG:2-3) モルデ ▽2/21(水) ヘント 1-1(AGG:1-2) マッカビ・ハイファ ◆長谷部vs町田の日本人対決決着へ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240221_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今回のプレーオフではDF町田浩樹、MF長谷部誠、DF森下龍矢、DF常本佳吾、MF金子拓郎、DF荻原拓也、GKシュミット・ダニエル、DF渡辺剛、MF横田大祐の日本人9選手が参戦している。なお、今冬セルヴェットに加入したFW西村拓真は登録外となっている。 今ラウンド唯一の日本人対決となった長谷部のフランクフルト、町田のユニオン・サン=ジロワーズは、2-2のドローで初戦を終えた。そして、今回の2ndレグで完全決着を目指す。 長谷部が欠場したものの、町田がフル出場したサン=ジロワーズホームの初戦は前半にMFチャイビが輝いたアウェイチームが2点を先行するなどブンデスリーガの強豪の実力を発揮。しかし、1点差で折り返した後半はサン=ジロワーズが退場者を出すまで圧倒し、両者ほぼ納得の形でのドローとなった。 今回の2ndレグでは直近のKVコルトレイク戦でもフル出場した町田のスタメンは確実だが、長谷部は直近のフライブルク戦で今季リーグ戦初スタメンでフル出場。PK献上というプレー内容を含め、出場の可能性は低いか。サン=ジロワーズは中盤の主力ヴァンフーテをサスペンションで、フランクフルトはFWカライジッチを負傷で欠くなか、代役のパフォーマンスにも注目したい。 金子と荻原を擁するディナモ・ザグレブは、難敵ベティスをホームで迎え撃つ。金子がスタメン、荻原が途中出場した敵地での初戦は互いにフィニッシュの局面で苦戦が続いたなか、ベティスのハンドで得たPKをFWブルーノ・ペトコビッチが決めたクロアチア王者が1-0で先勝した。今回の2ndレグに向けては先週末のリーグ戦でも先発起用となった金子の出場は濃厚だが、同試合でメンバー外となった荻原の状況は気がかりなところだ。 森下のレギア・ワルシャワはモルデとのホームゲームで逆転でのベスト16進出を目指す。敵地での前回対戦では前半に3点を先行される苦しい戦いとなったが、後半頭からの投入でECLデビューを飾った森下ら交代選手で流れを変えた結果、最終的に2-3の最少得点差での敗戦と望みを繋いだ。その森下は直近のリーグ戦でMOTMに輝く印象的な活躍を披露しており、今回の一戦ではスタメン起用も期待される。 常本はイーブンの状況で臨むルドゴレツとのアウェイゲームでプレーオフ突破を目指す。常本が右サイドバックで先発フル出場した一戦は0-0のドローに終わった。安定した守備でクリーンシートに貢献した元鹿島DFだが、敵地で勝利が求められる一戦では攻撃面での貢献もより求められるところだ。 なお、シュミット・ダニエル、渡辺、横田を擁するヘントは、21日に前倒し開催となったマッカビ・ハイファとのホームゲームを1-1のドローで終えた。この結果、ベルギーの強豪は2戦合計1-2で無念の敗退となった。同試合では渡辺が1stレグに続いてフル出場していた。 その他の試合ではボデ/グリムトとのホーム開催の初戦で2点の先行を許しながらも、後半最終盤の見事な粘りで2-2のドローに持ち込んだアヤックスの戦いに注目だ。 2024.02.22 18:30 Thu
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