スタジアムで試合が見られない…/原ゆみこのマドリッド

2023.08.19 20:45 Sat
Getty Images
「珍しい週末もあるもんだわ」そんな風に私が困惑していたのは金曜日、よくよく日程表を見てみたところ、リーガ2節はマドリッド勢1部4チームが揃ってアウェイ開催。要はスタジアムに行く日がないことに気がついた時のことでした。いやあ、今季はアルコルコンがRFEF1部から2部に最短Uターンしてきたため、土曜にサント・ドミンゴでレガネスとの弟分ダービーがあるにはあるんですけどね。実は先週末の開幕節でレガネスが0-1でアンドラに負けてしまい、やっぱりRFEF1部に昇格したアトレティコBのエース、この夏の世界一周ツアー韓国編、Kリーグ選抜チームに負けた試合でゴールも挙げていたカルロス・マルティンの気が変わり、レンタル移籍先としてレガネスではなく、ミランデスを選択。

それが響いたのかもと思った矢先、その翌日には彼がミランデスでルコルコンにdoblete(ドブレテ/1試合2ゴールのこと)をかまして、華々しくデビュー。試合も4-0の大勝をしていただけに、先に今季初勝利を挙げるのはどっちが先かと、このダービーにも興味はあったんですが、キックオフが午後10時ではねえ。というのもブタルケも同様なんですが、サント・ドミンゴも最寄り駅がセルカニアス(国鉄近郊路線)で午前0時前に終電がなくなってしまうからで、いえ、根性さえあれば、もっと遅くまで動いているメトロの駅まで歩けないこともないんですけどね。深夜によく知らない場所をフラフラするのもどうかと、結局、今週末はすべてバル(スペインの喫茶店兼バー)観戦で済ませることにしたんですが…。

そうそう、今週は水曜にUEFAスーパーカップがあって、セビージャがEL王者として、CL王者のマンチェスター・シティに挑戦したんですが、一応、スペイン勢だから応援しようと先週末、レアル・マドリーの試合を見たバルに行ってみたところ、もうホントに8月のマドリッドのお店事情は悲惨そのもの。そこも時間差でバケーションに入ってしまい、またしても中継を流してくれるバルを探し回ることになったんですが、やっぱりプレーするのがセビージャというのが幸いしましたかね。昨年の夏もマドリーvsフランクフルト戦を見るため、バル行脚した挙句、ようやく見つけたお店はすでに超満員で立ち見する破目になったものの、キックオフ直前に滑り込んでも今年はTVのよく見える席を選べる程の余裕。
おかげでゆったり観戦することができたんですが、デ・ブライネやベルナルド・シウバらの重鎮がいないことも良かったんでしょうか。ソウルで彼らと対戦したアトレティコ同様、セビージャは上手くハーランドを抑え、前半25分にはアクーニャのクロスから、エン・ネシリがヘッドで先制点を挙げるという快挙を達成。その上、後半序盤には速攻カウンター攻撃の嵐で何度も追加点のチャンスを作ったんですが、3年前の1月、2部に沈みつつあったレガネスをブライトワイテ(バルサに移籍、今はエスパニョール)と共に見捨ててセビージャに移り、最初のゴールではその成長ぶりを示してくれたエン・ネシリが2度もGKエデルソンとの1対1を弾かれてしまってはねえ。

結局、18分にはロドリのクロスをパルマーに、こちらも頭で決められ、同点に追いつかれたセビージャは1-1で引分けて、いえ、今年からUEFAスーパーカップでは延長戦がなくなるなんて、私もその日に知ったんですけどね。メンディリバル監督は後半ロスタイムにラメラ、エン・ネシリをスソ、ラファ・ミルに代えて、ローマとの昨季EL決勝でもGKボノが敵2人を止めて勝利しているPK戦の準備に入ったんですが、6日のコミュニティ・シールドで1本しか決まらず、アーセナルにPK戦で4-1と負けていたグァルディオラ監督はそれから選手たちに特訓を課したんでしょうか。この日はハーランド、フリアン・アルバレス、コバチッチ、グリーリッシュ、ウォーカーの5人全員が見事にゴール。
後攻のセビージャもオカンポス、ラファ・ミル、ラキテッチ、モンティエルと4人目まで決めていたものの、最後のグデリがゴールバーにボールを当ててしまうとは!これには即座に2016年CL決勝のPK戦で4人目のファンフランがポストに弾かれ、クリスチアーノ・ロナウドに最後の1本を決められて、お隣さんにUndecima(ウンデシマ/11回目のCL優勝のこと)をプレゼントしたアトレティコのサン・シーロでの悲劇を思い出したのは私だけではない?どうやらメンディリバル監督によると、「Pensaba que el que entraba también podía tirar y en mejor situación/ペンサバ・ケ・エル・ケ・エントラバ・タンビエン・ポディア・ティラール・イ・エン・メホール・シトゥアシオン(ピッチに交代で入った選手も蹴れる、それもより良い状況で蹴れると考えた)」そうなんですが、何故かスソがキッカー希望者を募る際、手を挙げなかったよう。

これはグデリも貧乏クジを引いた口のようですが、まあ、後年、ファンフランも「本当は自分じゃなくて、カラスコがキッカーだったんだが、彼は蹴りたがらなかった」と暴露していましたしね。せめても慰めはこれがCLやELより格の劣るスーパーの付いた大会だったことですが、前人未踏のEL(UEFAカップ時代も含む)7回優勝という記録を持つセビージャもUEFAスーパーカップでの成績は1勝6敗。この試合の後、アテネからボノがチームと一緒に戻らず、サウジアラビアのアル・ヒラルと契約しに行ってしまったなんてこともありましたし、エン・ネシリ、アクーニャ、ラファ・ミルなど、8月末までに移籍が決まる可能性の高い選手も多いため、今季のセビージャは変革の年になるのかもしれませんね。

そしてまた話を今週末のリーガ戦に戻すと、2節のマドリッド勢トップバッターはマドリーでここ2、3年、恒例になったサンティアゴ・ベルナベウ大改修工事の時間を稼ぐため、9月の各国代表戦週間後までホームゲームのない彼らは土曜午後7時30分(日本時間翌午前2時30分)から、パワーホース・スタジアムでアルメリアと対戦。相手は開幕節もホームで弟分のラージョにPK2本を決められ、0-2で黒星発進しているだけにおそらく、地元のファンの前で初勝利を挙げたいと勢い込んでいるはずですが、RMカスティージャから移籍したばかりのアリバスが見られるのは楽しみかと。

ちなみに今週のマドリーは火曜にGKケパ(チェルシーからレンタル移籍)の入団プレゼンがあったものの、アンチェロッティ監督はルニンのスタメン継続を金曜の記者会見で確約。ケパのデビューは3節セルタ戦以降になるようですが、2018年もマドリー移籍でチェルシーにケパが来る原因を作ったクルトワは木曜にヒザの靭帯の手術をし、先週土曜のアスレティック戦で同じケガを患ったミリトンも流れ作業のようにクルトワの後に手術を受けています。まあ、両者共、この先は6カ月とも10カ月とも言われる長いリハビリ生活が続くため、静かに見守るばかりですが、やはりミリトンの代わりの補強はないそう。ええ、「Estamos bien cubiertos en esa posición/エスタモス・ビエン・クビエルトー・エン・エサ・ポシシオン(そのポジションは十分、カバーできている)。マルベルもいるし、他のカンテラーノ(RMカスティージャの選手)もいるからね」とアンチェロッティ監督もあまり心配していませんでしたっけ。

その一方で、半月板の手術をしたギュレル(フェネルバフチェから移籍)はもうバルデベバス(バラハス空港の近く)の練習場でリハビリを開始したという朗報もあって、いえ、どちらにしろ、デビューはセバージョスやメンディのように9月の各国代表戦後になりそうですけどね。金曜のチーム練習に筋肉痛で参加しなかったカマビンガは招集リストに入り、試合当日まで様子を見るようですが、モドリッチやクロースも早めにスタメンで起用してあげないと、拗ねちゃうかもしれませんよ。

そして日曜には正午(日本時間午後7時)から、いよいよ女子W杯決勝でスペインがイングランドと対戦するのは別格として、いえ、さすがに初めての決勝とあって、マドリッドでもウィジンクセンター(普段はプロバスケの試合やコンサート会場として使われている)でパブリックビューイングが行われるなど、シドニーで戦う女子たちに熱い視線が注がれているんですけどね。リーガ戦を迎えるのはヘタフェとアトレティコで、まず前者は午後7時から、激暑のジローナ(スペイン東南部、バルセロナの近く)での戦いになるんですが、開幕バルサ戦では選手登録が間に合わず、パルコ(貴賓席)観戦を余儀なくされたアルデレテも今回は無事に出場できるよう。

そのバルサと0-0で引き分けた試合の前半、脛骨を打撲して交代したミトロビッチは出場が微妙なんですが、お休みが確定しているのはイエローカード2枚で退場したマタ。ただ、FWはボルハ・マジョラルやロサーノもいるため、影響は少ないかと思いますが、ジローナも先週は新加入のドブビク(ドニプロから移籍)のデビュー戦ゴールでレアル・ソシエダと1-1で分けていますからね。この1週間、補強選手のなかったボルダラス監督のチームは再び、少数精鋭のメンバーでやり繰りすることになりますが、果たして勝ち点3を持ち帰ることはできるんでしょうか。

え、それで開幕戦開始6分で右のハムストリングを負傷して、キャプテンのコケが全治3週間となってしまったアトレティコはもう、ボランチの補強はできたのかって?いやあ、とにかくジョアン・フェリックスが動かないことには登録人数的にも入る隙間がないんですが、日曜午後9時30分(日本時間翌午前6時30分)のベティス戦を目指して、シメオネ監督はバリオスを代わりにするプランBでマハダオンダ(マドリッド近郊)での練習を水曜から開始。それが木曜に筋肉痛となったバリオスが金曜も戻って来ず、最初はビッツェルのプランCを試していたんですが、最後はデ・パウルのプランDに至ったとなれば、まさに混乱の極みじゃないですか。

実際、ジョアンに関してはサウジアラビアへのレンタル移籍は選手の価値が下がるため、クラブも当人も絶対拒否。スポーツ・ディレクターがデコに代わったバルサはともかく、最悪、期限ギリギリにベンフィカへのレンタル移籍という手をフロントは考えているようなので、ボランチ獲得もそれに合わせることになりそうですが、いやあ。マルカ(スポーツ紙)など、木曜にはカメージョのラージョへの完全移籍が500万ユーロ(約8億円)で成立し、少しはクラブの懐具合を温めてくれたものの、とても3000~4000万ユーロ(約48~64億円)を払って、ベラッティ(PSG)やホイビュルク(トッテナム)を買うことはできず。そのため、移籍市場が閉まるギリギリなら、相手のクラブも焦って、レンタルしてくれるのを狙っていると言っていたものの、そんな都合のいい話ってある?

ちなみにそのジョアンは金曜の練習をどこかが痛くて早退してしまったんですが、アトレティコではコレアもグラナダ戦でGKフェレイラに吹っ飛ばされた際に足首をネンザしてしまい、今週はジム籠り。金曜にはGKオブラクまで体調不良でお休みと少々、開幕節でビジャレアルに1-2で勝利したベティスにベニト・ジャマリンで挑むのには心もとないんですが、向こうもヘタフェから掻っ攫っていったアルティミラ(サダベルと契約終了)はBチームの選手として登録できたものの、まだバルトラ(トラブゾンスポルと契約解消)とベジェリン(スポルティングCPと契約終了)が欠けているようですからね。「Muchas ganas, hambre/ムーチャス・ガナス、アンブレ(やる気もハングリー精神も大量にある)。ゴールを入れて、アシストして、リーガ優勝して、CLとコパ・デル・レイでも競うためにね」というグリーズマンと選手皆が同じ気持ちでいてくれたら、きっと勝てますって。

そして開幕節では金曜開催でトップを務めたラージョは今節ではトリとなり、月曜午後9時30分、前節には兄貴分に3-1と負けたグラナダと試合するんですが、カメージョが出戻りを決めた木曜にはデ・フルートスもレバンテから、19-20シーズンの2部時代に在籍したチームに帰って来ることに。翌日には同じレバンテからGKカルデナも加わり、とうとうこの夏の補強選手は7人となったんですが、どうしてこちらも2試合連続アウェイが続くのかと思っていれば、実はエスタディオ・バジェカスのピッチにまだ芝が貼られていないからだったんですね。連続月曜開催となる28日の3節、アトレティコとの兄弟分ダービーでホーム開幕を迎えることになりますが、相変わらず、メトロの1号線はソルで折り返し運転しているため、夏休みの最後にマドリッドでのサッカー観戦を計画しているファンは気をつけた方がいいですよ。

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