圧勝ユナイテッドが3位浮上で来季CL出場権獲得! 惨敗チェルシーはPL移行後ワーストの16敗目…《プレミアリーグ》
2023.05.26 06:07 Fri
プレミアリーグ第32節延期分、マンチェスター・ユナイテッドvsチェルシーが25日にオールド・トラッフォードで行われ、ホームのユナイテッドが4-1で快勝した。
4位のユナイテッド(勝ち点69)は前節、ボーンマスとのアウェイゲームを1-0で制して2連勝。5位のリバプール(勝ち点66)の取りこぼしもあり、残り2試合で1ポイントを獲得できれば、自力でのトップ4フィニッシュが可能となった。テン・ハグ監督は今季最後の対ビッグ6戦に向けて前節と全く同じスタメンを採用。また、体調不良から快復したラッシュフォードがベンチに戻った。
一方、ここまで12位に低迷するチェルシー(勝ち点43)は前節、3連覇を決定したマンチェスター・シティの“Bチーム”相手に0-1で敗戦。ランパード体制でわずか1勝のチームは今季のボトムハーフフィニッシュが確定した。残り2試合に向けて完全にモチベーションを欠く状況だが、対トップハーフ初勝利を目指して敵地へ乗り込んだ。ランパード監督はこの一戦に向けて先発3人を変更。チアゴ・シウバとロフタス=チーク、スターリングに代えてマドゥエケ、チュクエメカ、ムドリクを起用。[3-5-2]から[4-2-3-1]へ並びを変更した。
立ち上がりは互いに前から圧力をかけ合うイーブンな展開となった中、先にチャンスを作ったのはチェルシー。開始4分、中央でのパス交換から左のスペースに走り込むホールにスルーパスが通る。そのままボックス付近まで運んでゴール前に走り込むムドリクへ丁寧なグラウンダーの折り返しを送るが、周囲のDFが気になったか、窮屈な体勢で放ったムドリクの右足インサイドのシュートは枠の右に外れた。
すると、このピンチを凌いだユナイテッドは直後にファーストチャンスをモノにする。6分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのエリクセンが絶妙なボールをゴール前のスペースへ落とすと、オフサイドぎりぎりで飛び出したカゼミロが得意のヘディングシュートをゴール左隅に流し込み、前回対戦同様に続き2試合連続のリーグ戦ゴールとした。
オープンな展開の中でゲームをコントロールするユナイテッドだったがアクシデントが発生。チャロバーとの接触プレーで右足首を痛めたアントニーがプレー続行不可能となり、担架でピッチをあとに。これを受けて29分にラッシュフォードがスクランブル投入され、サンチョが左から右にポジションを移す形となった。
前半終盤にかけてはパス回しのテンポを上げ、オフ・ザ・ボールの動きの量を増やしたチェルシーが中央での小気味いい繋ぎから空いたサイドに展開し、幾度か良い形の攻撃を仕掛けていく。前半アディショナルタイム1分にはエンソ・フェルナンデスの絶妙なスルーパスに抜け出したギャラガーがボックス右から左隅を狙ったシュートを放つが、これを枠に収めきれない。
すると、立ち上がりと同様にピンチの後にチャンスあり。ユナイテッドがこの直後に2点目を奪い切った。前半アディショナルタイム6分、ボックス手前でのブルーノ・フェルナンデスのボールキープから後方でパスを引き取ったカゼミロがボックス右のスペースを狙うサンチョへ絶妙なループパスを通す。そして、冷静に周囲の状況を見極めたサンチョからのプレゼントパスにファーで反応したマルシャルがゴール至近距離からのワンタッチシュートを難なく流し込んだ。
前半の入りと終了間際のゴールによって2点リードで試合を折り返したユナイテッドは、コンディション面を考慮したか、ショーを前半だけでベンチに下げてマラシアをハーフタイム明けに投入。後半も勢いを持って試合に入ると、開始直後にはリンデロフが相手陣内でギャラガーを潰してショートカウンターを発動。最後はサンチョの丁寧な落としをB・フェルナンデスが右足ダイレクトで狙うが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
一方、後半も同じメンバーで臨んだチェルシーは50分、ホールのスルーパスに抜け出したムドリクがペナルティアーク付近で右足のシュートを枠の左隅へ飛ばすが、この試合初めての枠内シュートはGKデ・ヘアの好守にはじき出された。
守護神の好守でピンチを凌いだ赤い悪魔は、“二度あることは三度ある” とばかりにこの直後に3点目に迫る。53分、エリクセンのパスカットから仕掛けた波状攻撃でボックス左のライン際からマラシアが折り返したボールをゴール前のエリクセンが触るが、やや勢いを欠いたシュートはGKケパの決死のセーブに遭う。さらに、こぼれ球をカゼミロがエリア外からのミドルシュートで狙うが、これもわずかに枠の右へ外れた。
辛くも3失点目を免れたチェルシーはここからリスクを冒して前に出ていくと、59分には右CKの二次攻撃からホール、ムドリクの連続シュートでGKデ・ヘアを脅かす。また、65分にはアタッキングサードで決め手を欠いたハヴァーツとムドリクを諦めてフェリックスとプリシッチを同時投入した。
後半も要所を締める守備と精度の高いカウンターでゲームをコントロールするユナイテッド。71分にはマルシャルとエリクセンを下げてガルナチョとフレッジを同時投入した。この交代直後の73分にはボックス内でDFフォファナを抜き去ったB・フェルナンデスが足をかけられてPKを獲得。これをポルトガル代表MFが自ら冷静に決めてトドメの3点目を奪取。
これで試合の大勢が決した中、78分にはDFフォファナのビルドアップの局面での不用意な横パスをB・フェルナンデスがカット。ボックス中央でパスを受けたラッシュフォードの最初のシュートはセーブに遭うが、こぼれを冷静に押し込む。今季リーグ戦最多となる4点目を奪った。
完全に集中力を欠いて詰んだアウェイチームは、直後に3枚替えを敢行。ツィエクやロフタス=チーク、ダトロ・フォファナをピッチに送り出す。その後、ガルナチョらの決定機を何とか凌いで5失点目を回避すると、89分にはロングカウンターからツィエクの横パスを中央で受けたフェリックスが味方をオトリにペナルティアーク付近まで運んで右足の鋭いグラウンダーシュートを左隅に突き刺し、ホーム6試合連続クリーンシート中のユナイテッド相手に一矢報いるゴールとした。
その後は再びユナイテッドペースで試合は進んだものの、守護神ケパの粘りの守備を前に再度突き放すゴールは生まれず。それでも、4-1の完勝で3連勝を達成したテン・ハグのチームが3位に浮上すると共に来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。一方、敵地で惨敗のチェルシーはプレミアリーグ移行後ワーストとなる今季16敗目となった。
4位のユナイテッド(勝ち点69)は前節、ボーンマスとのアウェイゲームを1-0で制して2連勝。5位のリバプール(勝ち点66)の取りこぼしもあり、残り2試合で1ポイントを獲得できれば、自力でのトップ4フィニッシュが可能となった。テン・ハグ監督は今季最後の対ビッグ6戦に向けて前節と全く同じスタメンを採用。また、体調不良から快復したラッシュフォードがベンチに戻った。
一方、ここまで12位に低迷するチェルシー(勝ち点43)は前節、3連覇を決定したマンチェスター・シティの“Bチーム”相手に0-1で敗戦。ランパード体制でわずか1勝のチームは今季のボトムハーフフィニッシュが確定した。残り2試合に向けて完全にモチベーションを欠く状況だが、対トップハーフ初勝利を目指して敵地へ乗り込んだ。ランパード監督はこの一戦に向けて先発3人を変更。チアゴ・シウバとロフタス=チーク、スターリングに代えてマドゥエケ、チュクエメカ、ムドリクを起用。[3-5-2]から[4-2-3-1]へ並びを変更した。
すると、このピンチを凌いだユナイテッドは直後にファーストチャンスをモノにする。6分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でキッカーのエリクセンが絶妙なボールをゴール前のスペースへ落とすと、オフサイドぎりぎりで飛び出したカゼミロが得意のヘディングシュートをゴール左隅に流し込み、前回対戦同様に続き2試合連続のリーグ戦ゴールとした。
両者の今季の戦いぶりを明確に表すような序盤の攻防を経て、以降はチェルシーがボールを握ってユナイテッドがカウンターで応戦する形でオープンな攻防が繰り広げられていく。手数はかけるものの、肝心のところで精度や人数をかけ方に問題を抱えてフィニッシュまで持ち込めないアウェイチームに対して、ユナイテッドは相手のサイドバックの上がった背後のスペースを使いながらアントニーやマルシャルが際どい場面を作り出す。
オープンな展開の中でゲームをコントロールするユナイテッドだったがアクシデントが発生。チャロバーとの接触プレーで右足首を痛めたアントニーがプレー続行不可能となり、担架でピッチをあとに。これを受けて29分にラッシュフォードがスクランブル投入され、サンチョが左から右にポジションを移す形となった。
前半終盤にかけてはパス回しのテンポを上げ、オフ・ザ・ボールの動きの量を増やしたチェルシーが中央での小気味いい繋ぎから空いたサイドに展開し、幾度か良い形の攻撃を仕掛けていく。前半アディショナルタイム1分にはエンソ・フェルナンデスの絶妙なスルーパスに抜け出したギャラガーがボックス右から左隅を狙ったシュートを放つが、これを枠に収めきれない。
すると、立ち上がりと同様にピンチの後にチャンスあり。ユナイテッドがこの直後に2点目を奪い切った。前半アディショナルタイム6分、ボックス手前でのブルーノ・フェルナンデスのボールキープから後方でパスを引き取ったカゼミロがボックス右のスペースを狙うサンチョへ絶妙なループパスを通す。そして、冷静に周囲の状況を見極めたサンチョからのプレゼントパスにファーで反応したマルシャルがゴール至近距離からのワンタッチシュートを難なく流し込んだ。
前半の入りと終了間際のゴールによって2点リードで試合を折り返したユナイテッドは、コンディション面を考慮したか、ショーを前半だけでベンチに下げてマラシアをハーフタイム明けに投入。後半も勢いを持って試合に入ると、開始直後にはリンデロフが相手陣内でギャラガーを潰してショートカウンターを発動。最後はサンチョの丁寧な落としをB・フェルナンデスが右足ダイレクトで狙うが、これは惜しくもクロスバーを叩く。
一方、後半も同じメンバーで臨んだチェルシーは50分、ホールのスルーパスに抜け出したムドリクがペナルティアーク付近で右足のシュートを枠の左隅へ飛ばすが、この試合初めての枠内シュートはGKデ・ヘアの好守にはじき出された。
守護神の好守でピンチを凌いだ赤い悪魔は、“二度あることは三度ある” とばかりにこの直後に3点目に迫る。53分、エリクセンのパスカットから仕掛けた波状攻撃でボックス左のライン際からマラシアが折り返したボールをゴール前のエリクセンが触るが、やや勢いを欠いたシュートはGKケパの決死のセーブに遭う。さらに、こぼれ球をカゼミロがエリア外からのミドルシュートで狙うが、これもわずかに枠の右へ外れた。
辛くも3失点目を免れたチェルシーはここからリスクを冒して前に出ていくと、59分には右CKの二次攻撃からホール、ムドリクの連続シュートでGKデ・ヘアを脅かす。また、65分にはアタッキングサードで決め手を欠いたハヴァーツとムドリクを諦めてフェリックスとプリシッチを同時投入した。
後半も要所を締める守備と精度の高いカウンターでゲームをコントロールするユナイテッド。71分にはマルシャルとエリクセンを下げてガルナチョとフレッジを同時投入した。この交代直後の73分にはボックス内でDFフォファナを抜き去ったB・フェルナンデスが足をかけられてPKを獲得。これをポルトガル代表MFが自ら冷静に決めてトドメの3点目を奪取。
これで試合の大勢が決した中、78分にはDFフォファナのビルドアップの局面での不用意な横パスをB・フェルナンデスがカット。ボックス中央でパスを受けたラッシュフォードの最初のシュートはセーブに遭うが、こぼれを冷静に押し込む。今季リーグ戦最多となる4点目を奪った。
完全に集中力を欠いて詰んだアウェイチームは、直後に3枚替えを敢行。ツィエクやロフタス=チーク、ダトロ・フォファナをピッチに送り出す。その後、ガルナチョらの決定機を何とか凌いで5失点目を回避すると、89分にはロングカウンターからツィエクの横パスを中央で受けたフェリックスが味方をオトリにペナルティアーク付近まで運んで右足の鋭いグラウンダーシュートを左隅に突き刺し、ホーム6試合連続クリーンシート中のユナイテッド相手に一矢報いるゴールとした。
その後は再びユナイテッドペースで試合は進んだものの、守護神ケパの粘りの守備を前に再度突き放すゴールは生まれず。それでも、4-1の完勝で3連勝を達成したテン・ハグのチームが3位に浮上すると共に来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。一方、敵地で惨敗のチェルシーはプレミアリーグ移行後ワーストとなる今季16敗目となった。
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href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1878484800409113070?ref_src=twsrc%5Etfw">January 12, 2025</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2025.01.13 03:06 Mon2
三笘ブライトンvsチェルシーなど4つのプレミア勢対決! FAカップ4回戦の対戦カード決定
FAカップ4回戦の組み合わせ抽選会が12日に行われた。 イングランドサッカー協会(FA)に登録されている全てのクラブが出場可能なFAカップ。プレミアリーグ勢、チャンピオンシップ(2部)勢が参戦した3回戦ではブレントフォードが唯一下位カテゴリーに敗れたものの、アーセナルやウェストハムといったプレミア勢対決に敗れたチームを除いて波乱は起きなかった。 そんななか、今回決まった4回戦では三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがチェルシーとのプレミア勢対決に。さらに、アーセナルを撃破した前大会王者マンチェスター・ユナイテッドは、クラブOBで今季途中までコーチングスタッフを務めていたルート・ファン・ニステルローイ監督が率いるレスター・シティと対戦。さらに、アストン・ビラvsトッテナム、エバートンvsボーンマスがプレミア勢対決となった。 遠藤航所属のリバプールはブレントフォード撃破のプリマス・アーガイルと、マンチェスター・シティはレイトン・オリエントvsダービー・カウンティの勝者との対戦となる。 その他の日本人所属のプレミアリーグクラブでは菅原由勢のサウサンプトンがバーンリー、鎌田大地のクリスタル・パレスがドンカスターと対戦。 その他では大橋祐紀(ブラックバーン)、坂元達裕(コヴェントリー・シティ)、瀬古樹(ストーク・シティ)、田中碧(リーズ・ユナイテッド)、岩田智輝、横山歩夢のバーミンガム・シティが参戦する。 なお、FAカップ4回戦は2月第2週の週末に開催予定だ。 ◆FAカップ4回戦対戦カード マンチェスター・ユナイテッド vs レスター リーズ(2) vs ミルウォール(2)orダゲナム&レッドブリッジ(5) ブライトン vs チェルシー プレストン(2)orチャールトン(3) vs ウィコム・ワンダラーズ(3) エクセター・シティ(3) vs ノッティンガム・フォレスト コヴェントリー(2) vs イプスウィッチ ブラックバーン(2) vs ウォルバーハンプトン マンスフィールド(3)orウィガン(3) vs フルアム バーミンガム(3) vs ニューカッスル プリマス(2) vs リバプール エバートン vs ボーンマス アストン・ビラ vs トッテナム サウサンプトン vs バーンリー(2) レイトン・オリエント(3)orダービー・カウンティ(2) vs マンチェスター・シティ ドンカスター(4) vs クリスタル・パレス カーディフ(2) vs ストーク・シティ(2) ◆FAカップ3回戦 結果&日程 ▽1/9 シェフィールド・ユナイテッド(2) 0-1 カーディフ(2) エバートン 2-0 ピーターバラ(3) フルアム 4-1 ワトフォード(2) ▽1/10 ウィコム・ワンダラーズ(3) 2-0 ポーツマス(2) アストン・ビラ 2-1 ウェストハム ▽1/11 バーミンガム(3) 2-1 リンカーン(3) ブリストル・シティ(2) 1-2 ウォルバーハンプトン ミドルズブラ(2) 0-1 ブラックバーン(2) リバプール 4-0 アクリントン(4) レスター 6-2 QPR(2) ボーンマス 5-1 WBA(2) ブレントフォード 0-1 プリマス(2) チェルシー 5-0 モアカム(4) エクセター・シティ(3) 3-1 オックスフォード・ユナイテッド(2) ノリッジ(2) 0-4 ブライトン ノッティンガム・フォレスト 2-0 ルートン・タウン(2) レディング(3) 1-3 バーンリー(2) サンダーランド(2) 1-2 ストーク・シティ(2) リーズ(2) 1-0 ハローゲート・タウン(4) マンチェスター・シティ 8-0 サルフォード(4) コヴェントリー(2) 1-1(PK:4-3) シェフィールド・ウェンズデー(2) ハル・シティ(2) 1-1(PK:4-5) ドンカスター(4) ▽1/12 タムワース(5) 0-3 トッテナム アーセナル 1-1(PK:3-5) マンチェスター・ユナイテッド クリスタル・パレス 1-0 ストックポート(3) イプスウィッチ 3-0 ブリストル・ローヴァーズ(3) ニューカッスル 3-1 ブロムリー(4) サウサンプトン 3-0 スウォンジー・シティ(2) ▽1/13 ミルウォール(2) vs ダゲナム&レッドブリッジ(5) ▽1/14 レイトン・オリエント(3) vs ダービー・カウンティ(2) マンスフィールド(3) vs ウィガン(3) プレストン(2) vs チャールトン(3) ※()内は所属カテゴリー 2025.01.13 06:34 Mon3
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アーセナルのミケル・アルテタ監督が12日に行われ、1-1で迎えたPK戦の末に敗れたFAカップ3回戦のマンチェスター・ユナイテッド戦を振り返った。 5日前のEFLカップ準決勝1stレグのニューカッスル戦を攻め込みながらも0-2で落としたアーセナルは、この試合でも立ち上がりから攻め立てたがゴールを奪えない状況が続く。 そんな中で後半序盤に先制を許したが、DFジオゴ・ダロトの退場で数的優位となると、63分にセットプレーの流れから試合を振り出しに戻した。そして69分にはPKを獲得したが、MFマルティン・ウーデゴールのシュートはGKアルタイ・バユンドゥルにセーブされてしまう。 その後も逆転弾に迫ったアーセナルだったが、バユンドゥルの再三のビッグセーブに阻まれ、延長戦でも決着が付かず。そしてPK戦ではMFカイ・ハヴァーツのシュートをバユンドゥルに止められ、3-5で敗戦となった。 26本ものシュートを浴びせながら1ゴールに終わって敗れたアルテタ監督は悔しさを露わにした。 「信じられないことだ。パフォーマンスや試合内容を考えれば我々がこの試合に勝つに相応しかった。だが現実は敗退であり、それが唯一評価されるものだ。だが、今は納得できない。私は選手とチームを愛している。もし1000試合に1度負けなければならない試合があったとしたら、この試合だったということだ。これも理解しなければならない。サッカー界においてはあることで我々は前に進むべきだ。後悔している時間はない。水曜には大きな試合があるからだ」 また29分にDFリサンドロ・マルティネスとの競り合いで左ヒザを痛め、38分にMFブルーノ・フェルナンデスとの接触でバランスを崩して悶絶し、そのまま交代となったFWガブリエウ・ジェズスについては以下のように述べた。 「とても心配している。ひどい痛みを感じている様子で担架で運ばれなければならなかったからね。2022年W杯で負傷した右ヒザではないが、状況は良くないと思う」 公式戦連敗となったアーセナルは15日にプレミアリーグでトッテナムとのノースロンドン・ダービーを戦う。 2025.01.13 09:00 Mon4
ラッシュフォード獲得に説得不要も「難しいオペレーション」 かつて共闘したミラン幹部イブラの見解
マンチェスター・ユナイテッドの10番と紐づくミランだが、この話は具体化するのだろうか。 ルベン・アモリム新監督が今季途中からやってきてからというもの、当初こそ出番が巡ってきたものの、今や公式戦6試合で出場なしのイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォード(27)。移籍を匂わせる発言も残し、去就が騒がしくなっている。 近年のユナイテッドではプレーのムラっけから扱いづらい選手になりつつあるが、それに反して、最近の報道では複数クラブの関心話が浮上。その一角と目されるミランに関してはラッシュフォードの実弟である代理人と接触したと報じられる。 そのなか、ミランのシニアアドバイザーを務めるズラタン・イブラヒモビッチ氏が11日に行われたカリアリとのセリエA第20節を前にして、イタリア『スカイ』でラッシュフォードへの関心話に言及。説得不要としつつ、難しい交渉と述べた。 「私自身、彼のことはよく知っている。彼がまだ若いころ、一緒にプレーした。今や大人になり、地位を確立している。あのユナイテッドで素晴らしいことを成し遂げ、今のユナイテッドは彼のクラブだ」 「どうやって彼を説得すればいいか? ミランは世界有数の大きなクラブの1つであり、誰もがここでプレーしたいと思っている。難しいオペレーションだし、彼と話せるかどうかはこれからだ」 新天地がどこになるにしても、移籍形態、そして給与条件がネックとなるとされるが、いかに。 2025.01.12 16:55 Sun5