JFLのヴェルスパ大分がJリーグ百年構想クラブを脱退、5クラブ目

2023.04.25 20:55 Tue
©超ワールドサッカー
Jリーグは25日、理事会を開催しヴェルスパ大分がJリーグ百年構想クラブから脱退することを発表した。

理由は、2022年12月の制度改定により、Jリーグ入会要件からJリーグ百年構想クラブであることが要件から外れたことにより、これまで必須であった百年構想クラブでなくともJ3ライセンスの取得に支障がない状況となったためとされている。
なお、Jリーグ入会はこれまで同様に目指すとのこと。ホームタウンの自治体やスポンサーからの支援、ファン・サポーターの声援を受け活動していく。

1月31日には、ラインメール青森、コバルトーレ女川、高知ユナイテッドSCの3クラブが脱退。2月22日にはヴィアティン三重も脱退しており、5クラブ目の脱退となった。

これまでJリーグに参入するためには、JFLでの成績の他に、Jリーグ百年構想クラブである必要があったが、今後はその必要がなくなっている。
◆Jリーグ百年構想クラブ
栃木シティフットボールクラブ (関東サッカーリーグ)
VONDS市原 (関東サッカーリーグ)
南葛SC(関東サッカーリーグ)
クリアソン新宿 (JFL)
東京23FC(関東サッカーリーグ)
沖縄SV(JFL)

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遠のく来季J3参入…ヴィアティン三重&クリアソン新宿のJFL優勝消滅、“継続審議”青森4位転落で滋賀3位浮上! 6位高知は首位Hondaとドロー【JFL第26節】

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新宿と三重が条件付きでJ3入会が承認、JFL2位以内はかなり苦しい状況に…2位以内の可能性高い青森や滋賀ら4クラブが継続審議に

Jリーグは24日、Jリーグ入会申請のあった6クラブのうち、2クラブを条件付きで承認したことを発表した。 今回入会を承認されたのは、クリアソン新宿とヴィアティン三重。両クラブはJ3クラブライセンス及び入会要件を充足していると判断されたとのこと。この結果により、両クラブは11月26日開催の日本フットボールリーグ(JFL)最終節の結果を受け、J3に入会できるかどうかが決定する。 今シーズンのJFLは1位クラブがJ3へと自動昇格、2位クラブは明治安田生命J3リーグ19位のクラブとJ3・JFL入れ替え戦を戦うこととなる。 なお新宿は現在8位で2位の可能性がわずかにある状況。三重は9位でこちらも2位がわずかに可能性が残っている。 また、承認されなかった4クラブに関しては、継続審議となったとのこと。ラインメール青森、レイラック滋賀、高知ユナイテッドSC、ヴェルスパ大分の4クラブが継続審議となる。 青森とV大分は平均入場者数が2000人に達成ておらず、ホームゲームにおいて努力していると認められるかどうかがポイントとなる。 また、滋賀と高知に関しては滋賀が施設基準、高知が財務基準に確認事項が残っているという状況となる。 なお、青森は現在3位で2位のソニー仙台FCとは勝ち点差「3」、首位のHonda FCとは勝ち点差「7」の状況。滋賀も青森と勝ち点で並ぶ4位という位置。高知は6位で首位と勝ち点差「11」、2位と勝ち点差「7」、V大分は苦しい状況だが2位以内の可能性は残されている。 2023.10.24 21:47 Tue

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