圧倒ニューカッスルがEFL杯決勝のリベンジ達成で暫定3位浮上! 低調ユナイテッドはPL3戦連続無得点で4位転落…《プレミアリーグ》

2023.04.03 02:34 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第29節、ニューカッスルvsマンチェスター・ユナイテッドが2日にセント・ジェームズ・パークで行われ、ホームのニューカッスルが2-0で勝利した。

5位のニューカッスル(勝ち点47)と、3位のマンチェスター・ユナイテッド(勝ち点50)による重要な上位対決。
2試合未消化で4位のトッテナム(勝ち点49)を2ポイント差で追走するニューカッスルは、一時の5戦未勝利の不振を乗り越えて直近2連勝と勢いを取り戻した。EFLカップ決勝で完敗した因縁の相手にリベンジを狙ったホームゲームでは、アルミロン不在にジョエリントンがベンチスタートもベストメンバーを並べた。

一方、ユナイテッドは直近のFAカップでフルアムを逆転で破ってベスト4進出。ただ、リーグ戦ではリバプール戦の0-7の惨敗、最下位サウサンプトン相手の0-0のドローと2試合未勝利が続いており、今回のアウェイゲームではマグパイズとの直接対決を制して3位死守を目指した。テン・ハグ監督はこの試合でサスペンションのカゼミロや体調不良のワン=ビサカ不在も、代表戦を辞退したラッシュフォードやヴァラン、ブルーノ・フェルナンデスら主力をスタメン起用した。

立ち上がりからセント・ジェームズ・パークの熱狂的な声援に後押しされたホームチームが、相手を上回る強度でゴールを目指していく。開始6分には右からのクロスをファーのイサクが頭で落とし、中央のロングスタッフがボレーを狙うが、これはブロックに遭う。
以降はユナイテッドが時おりカウンターで引っくり返す場面を作るが、試合の流れはニューカッスルペース。16分にはマーフィーの右クロスからゴール前のイサクのヘディング、ウィロックの左足の連続シュートでゴールに迫るが、ここはGKデ・ヘアのビッグセーブに阻まれる。

早い時間帯の先制はならなかったものの、プレー強度で勝るホームチームは主導権を渡さない。セカンドボール、球際の勝負をことごとく制すと、左サイドで質的優位をもたらすサン=マクシマンが複数のDFを相手に再三の突破やラストパスで決定機を創出。その流れからロングスタッフやウィロックがボックス付近で積極的に足を振っていくが、なかなか枠を捉え切れない。

一方、守勢が続き序盤のヴェグホルストのシュート以降はフィニッシュまで持ち込めない苦境が続くアウェイチームは、前半終盤に右CKのサインプレーからファーのアントニーがフリーでボレーシュートを放ったが、これを枠に飛ばすことができなかった。

ニューカッスル圧倒も0-0のイーブンで折り返した試合。後半立ち上がりはユナイテッドが盛り返して拮抗した展開に。

互いに決定機まであと一歩という場面が目立つ中、ユナイテッドは62分にヴェグホルストとアントニーを下げてサンチョとマルシャルを同時投入。すると、結果的にこの交代直後に試合が動いた。

65分、ルーズボールを巡るバトルの応酬からペナルティアーク付近でキープしたイサクがボックス右に走り込むギマランイスにパスを通す。ブラジル代表MFが浮き球で折り返したボールをファーのサン=マクシマンがゴールライン際で頭で折り返すと、最後はゴール前のウィロックが泥臭く頭で押し込んだ。

前半からの攻勢が実って先制に成功したニューカッスルは、先制前から準備していたジョエリントンとゴードンを殊勲のサン=マクシマンとマーフィーに代えて投入。以降も受けに回ることなく前線から圧力をかける戦い方を継続する。76分にはトリッピアーの左CKからジョエリントン、シェアに続けて決定機も、GKデ・ヘアの好守と枠に阻まれる。

一方、交代後もなかなか流れを好転させられないユナイテッドは、83分にマクトミネイとマルティネス、ヴァランの両センターバックを下げてフレッジ、ペリストリ、リンデロフを投入。後ろの枚数を削って攻めに出ようとしたが、結果的にこの交代直後に痛恨の2失点目を喫することに。

88分、相手陣内右サイド深くでFKを獲得したニューカッスルはキッカーのトリッピアーが正確な右足アウトスウィングのボールを入れると、途中出場のウィルソンがゴール左隅へ完璧なヘディングシュートを流し込んだ。

この追加点でアウェイチームの心を完全に折ったニューカッスルが、安定した守備で反撃を許さずに7試合ぶりのクリーンシートを達成。EFLカップ決勝と同じスコアでリベンジを果たしたマグパイズが暫定3位に浮上した。

一方、敵地で完敗のユナイテッドはリーグ戦3試合連続無得点で4位に転落した。

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2024-25シーズンのプレミアリーグが開幕。第1節が終了した中、プレミアリーグのベストイレブンにブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が選出された。 マンチェスター・シティが5連覇を目指して臨むシーズン。日本人選手は過去最多となる5人がプレーすることとなり、三笘の他、DF冨安健洋(アーセナル)、MF遠藤航(リバプール)、MF鎌田大地(クリスタル・パレス)、DF菅原由勢(サウサンプトン)がいる。 冨安はケガのためにメンバー外、遠藤はベンチ入りもプレー機会がなかった開幕節だが、鎌田と菅原はプレミアリーグデビュー。これで通算15人の日本人がプレミアリーグでプレーしたこととなった。 昨シーズン同様に、元イングランド代表FWでプレミアリーグの伝説的なストライカーであるアラン・シアラー氏が毎週のベストイレブンを選出する中、三笘が早速名を連ね、シアラー氏が絶賛した。 三笘は今年2月に腰を痛めると、そこからプレーせずにシーズンが終了。半年ぶりのプレミアリーグのピッチに立つと、エバートン戦では自陣からのカウンターを発動させ、最後は自らゴールを決めてチームのオープニングゴールを決めた。また、元イングランド代表DFアシュリー・ヤングに手を焼かせ、ドリブル突破で退場にも追い込んでいた。 シアラー氏は三笘について「2月に負った背中のケガから回復して以来初めてプレミアリーグに出場した三笘薫は、なぜ自分がリーグで最もエキサイティングなウインガーの1人であるかをすぐに人々に思い出させた」とコメント。「この日本人アタッカーは、グディソン・パークで行われたブライトン&ホーヴ・アルビオンvsエバートンで素晴らしいパフォーマンスとゴールを決めて復帰を飾った」と称賛のコメントを残した。また、「エバートンは彼のスキルや運動量に対処できなかった」ともしている。 その他、チェルシーに勝利したマンチェスター・シティからはDFリコ・ルイス、MFマテオ・コバチッチ、DFルベン・ディアスの3名が選出。アーセナルからはFWブカヨ・サカ、リバプールからはFWモハメド・サラーとDFトレント・アレクサンダー=アーノルドが選出された。 また、ニューカッスルからGKニック・ポープとMFジョエリントン、そしてアストン・ビラのアマドゥ・オナナと三笘のチームメイトであるDFヤン・ポール・ファン・ヘッケが選出されている。 GK ニック・ポープ(ニューカッスル) DF トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール) ルベン・ディアス(マンチェスター・シティ) ヤン・ポール・ファン・ヘッケ(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) MF リコ・ルイス(マンチェスター・シティ) ジョエリントン(ニューカッスル) アマドゥ・オナナ(アストン・ビラ) マテオ・コバチッチ(マンチェスター・シティ) FW ブカヨ・サカ(アーセナル) モハメド・サラー(リバプール) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【写真】プレミア開幕節のベストイレブン!三笘薫は3トップの一角に</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/C-5ONzbN4w2/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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