バルセロナが新生エルチェに快勝! レヴィのドブレーテに今季20度目のクリーンシート《ラ・リーガ》

2023.04.02 05:54 Sun
Getty Images
ラ・リーガ第27節、エルチェvsバルセロナが1日にエスタディオ・マヌエル・マルティネス・バレーロで行われ、アウェイのバルセロナが0-4で快勝した。
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ホーム開催のエル・クラシコを2-1の逆転勝利で飾り、2位以下との勝ち点差を12ポイントに広げて4年ぶりの覇権奪還をほぼ決定的なモノとした首位のバルセロナ。現在は週明けに控えるコパ・デル・レイ準決勝2ndレグのレアル・マドリー戦によりプライオリティを置く形の中、インターナショナルマッチウィーク明け初戦ではマチン監督を解任し、アルゼンチン人指揮官ベカセッセ新監督を招へいした最下位のエルチェのホームに乗り込んだ。
この一戦に向けては累積警告のハフィーニャに加え、中断期間中に負傷したクリステンセン、フレンキー・デ・ヨングが不在となり、アンカーにエリック・ガルシア、両ウイングにフェラン・トーレス、アンス・ファティを配するなど若干メンバーを入れ替えて臨むことになった。

立ち上がりは新生エルチェの勢いを受ける形となったバルセロナだが、時間の経過と共にボールの主導権を握って押し込んでいく。
なかなか決定機まで持ち込めない状況が続いたが、頼れるエースがファーストチャンスをゴールに結びつけた。20分、相手陣内左サイドで得たFKの場面でファーで競り勝ったアラウホが頭で折り返すと、中央で足元に収めたレヴァンドフスキが軸足の左足にこすらせてボールを浮かせる技ありのシュートをゴール左隅に流し込んだ。

相手が守り慣れる前に先手を奪ったバルセロナは、相手の出方を窺いながら冷静にゲームをコントロール。エルチェが力を注ぐセットプレーで際どい場面を作られるが、アラウホらを中心に冷静に撥ね返す。

その後、前半終盤にはフェラン・トーレスの正確なクロスからレヴァンドフスキのヘディングシュート、ガビの左からの折り返しにフリーで反応したクンデのシュートで2点目に迫ったが、DFマスカレルの決死のゴールカバーなどに阻まれた。

迎えた後半は前半同様にやや受けに回ったが、自慢の決定力で早い時間帯にゴールをこじ開ける。

56分、自陣右サイドからスタートしたロングカウンターでフェラン・トーレスからパスを受けたファティが左のレヴァンドフスキと並走しながらボックス付近まで運び、思い切って右足を振り抜くと、これがゴール左隅に決まった。

ファティの5カ月半ぶりとなるリーグ戦ゴールによって一気にラクになった首位チームは、さらに相手のミスからエースがドブレーテを達成。66分、投入直後のニコ・フェルナンデスに激しいプレスを仕掛けたガビがうまく引っかけてショートカウンターに持ち込むと、ボックス手前でボールを受けたレヴァンドフスキが難なく右足のシュートを流し込んだ。

さらに、70分にはレヴァンドフスキからのフィードを受けたフェラン・トーレスが味方をオトリにペナルティアーク付近まで運ぶと、狙いすました左足のシュートをゴール左隅に突き刺し、ファティに続き5カ月半ぶりのリーグ戦ゴールとした。

この4点目で勝利を決定づけたバルセロナはガビに続いてアラウホ、ファティを下げてパブロ・トーレと、これがトップチームデビューとなる19歳MFアレックス・ガリードをピッチに送り出し、週明けのコパ・クラシコを見据えた戦い方にシフト。

その後、一矢報いたいエルチェの攻撃をきっちり無失点で凌ぎ切った首位チームは、今季20度目のクリーンシートも達成。メンバーを入れ替えながらもトリデンテ揃い踏みで快勝し、コパ・クラシコへ弾みを付けている。

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