堂安が2戦連発もフライブルクは土壇場被弾で痛恨のドロー《ブンデスリーガ》

2023.03.20 05:35 Mon
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Getty Images
堂安律の所属するフライブルクは19日、ブンデスリーガ第25節でマインツと対戦し1-1の引き分けに終わった堂安は85分までプレー、55分にゴールを記録している。

前節のホッフェンハイム戦を堂安の劇的弾で勝利した5位フライブルク(勝ち点45)が、5試合負けなしの8位マインツ(勝ち点36)のホームに乗り込んだ一戦。

3日前に行われたヨーロッパリーグ(EL)でユベントスに連敗しラウンド16敗退となったフライブルクは、その試合の先発からホーラーをグリフォに変更した以外は同じ先発メンバーで試合に臨んだ。堂安は右ウィングで先発している。
立ち上がりから好調のマインツに押し込まれる展開となったフライブルクは9分にピンチ。左サイドを持ち上がったカシのクロスをボックス中央のアジョルクがジャンピングヘッドで合わせたが、これはGKフレッケンが右手一本で弾き出すファインセーブで難を逃れた。

さらにフライブルクは、18分にもイ・ジェソンのスルーパスからボックス左まで侵攻したアジョルクにシュートを決められたが、これはオフサイドディレイの判定でノーゴールとなった。

その後は膠着状態が続いたが、フライブルクは強度の高いプレスでボールを刈り取りに来るマインツに決定機すら作らせてもらえず。前半は枠内シュート0本で終了した。

迎えた後半、フライブルクは最初のチャンスでスコアを動かす。55分、GKフレッケンのロングフィードを最前線のグレゴリッチュが頭で繋ぐとこのボールに反応した堂安がペナルティライン付近まで飛び出したGKをかわし、無人のゴールに流し込んだ。

で主導権を握ったフライブルクは、63分にもバイタルエリアでパスを受けたグリフォがミドルシュートでゴールを脅かしたが、これは相手GKが指先でわずかに触れており、シュートはゴール左に逸れた。

その後、75分までに5枚の交代カードを使い切るなど積極的な選手交代を敢行するマインツに対し、フライブルクは85分に堂安を下げてヴァイスハウプトを投入。

このまま試合終了かと思われたが、フライブルクは試合終了間際に失点する。96分、ロングスローをボックス右手前のベルが頭で繋ぐと、ボックス内で収めたアジョルクの落としから最後はゴール前のオニシウォが左足で流し込んだ。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。フライブルクはラストプレーで堂安の2戦連続弾を守り抜けず、勝ち点2を取りこぼす結果となった。

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【ブンデスリーガ日本人】鎌田&遠藤がゴール! 遠藤1G1Aのシュツットガルトは残留圏内の15位に浮上

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