札幌2点リードからG大阪反攻! 小林&小柏弾からの石毛&ファン・アラーノ弾でドロー【明治安田J1第5節】
2023.03.18 17:05 Sat
明治安田生命J1リーグ第5節の1試合が18日にパナソニック スタジアム 吹田で催され、ガンバ大阪vs北海道コンサドーレ札幌は2-2のドローに終わった。
開幕からいまだ勝ち星なしの連敗で17位のG大阪だが、エースの宇佐美が負傷欠場。先発に代表勢から半田、山本理仁、そしてネタ・ラヴィが並び、東口がこの試合も最後尾に入った。一方、前節を初白星で飾った11位の札幌は前節と同じイレブンを継続。前線は小林、小柏、浅野が務めた。
失点が続く立ち上がりが1つの注目どころだったG大阪だが、この試合でも札幌の勢いに押され、いきなり我慢の時間に。すると、6分に右CKから岡村の落としにボックス中央でいち早く反応したフリーの小林が左足ダイレクトで2試合連続弾を左に沈め、札幌が連勝に向けて一歩前に出る。
この試合でもあっさりと崩れたG大阪は相手のマンマークディフェンスを掻い潜りながら敵陣に攻め入るが、崩し切れずにいると、32分に福田が最終ラインに戻したボールから痛恨のミス。三浦と江川の間でボールをかっさらった小柏も2戦連発弾を右足で決め、札幌が楽に2点目を奪い切る。
2点リードの札幌は前半途中に浅野の負傷交代を余儀なくされたが、2-0で試合の折り返しに成功。だが、51分の決定機をク・ソンユンに掻き出され、不意にしたG大阪が59分にネタ・ラヴィのスルーパスから右サイドを抜けた半田の折り返しを途中出場の石毛が左足で流し込み、1点を返す。
全体的に運動量も落ち、交代カードで立て直しを図る札幌だが、2点差を追いつき、勢いづくG大阪が引き続き攻勢。79分にク・ソンユンの好セーブで何とか逆転を許さなかったものの、左CKから途中出場のダワンに決定的なヘディングシュートを許すなど、劣勢の展開が続く。
もうひと押しのところまでくるG大阪は88分に古巣戦の鈴木が惜しいヘッドで迫ったりもしたが、札幌も2点差から逆転されるわけにはいかないと意地。未勝利続くG大阪、連勝ならずの札幌と互いに不本意な結果ながら、最低限の勝ち点1ずつを得るに終わっている。
ガンバ大阪 2-2 北海道コンサドーレ札幌
【G大阪】
石毛秀樹(後14)
ファン・アラーノ(後16)
【札幌】
小林祐希(前6)
小柏剛(前32)
開幕からいまだ勝ち星なしの連敗で17位のG大阪だが、エースの宇佐美が負傷欠場。先発に代表勢から半田、山本理仁、そしてネタ・ラヴィが並び、東口がこの試合も最後尾に入った。一方、前節を初白星で飾った11位の札幌は前節と同じイレブンを継続。前線は小林、小柏、浅野が務めた。
失点が続く立ち上がりが1つの注目どころだったG大阪だが、この試合でも札幌の勢いに押され、いきなり我慢の時間に。すると、6分に右CKから岡村の落としにボックス中央でいち早く反応したフリーの小林が左足ダイレクトで2試合連続弾を左に沈め、札幌が連勝に向けて一歩前に出る。
2点リードの札幌は前半途中に浅野の負傷交代を余儀なくされたが、2-0で試合の折り返しに成功。だが、51分の決定機をク・ソンユンに掻き出され、不意にしたG大阪が59分にネタ・ラヴィのスルーパスから右サイドを抜けた半田の折り返しを途中出場の石毛が左足で流し込み、1点を返す。
さらに、61分にもG大阪の見事な攻めが札幌の守備陣に牙をむき、敵陣左サイドから黒川がクロスを上げると、ボックス右の杉山が冷静に折り返したところをゴール前のファン・アラーノが右足。前半が終わった段階では自滅点も絡み、敗色ムードだったが、一気に試合を振り出しに戻す。
全体的に運動量も落ち、交代カードで立て直しを図る札幌だが、2点差を追いつき、勢いづくG大阪が引き続き攻勢。79分にク・ソンユンの好セーブで何とか逆転を許さなかったものの、左CKから途中出場のダワンに決定的なヘディングシュートを許すなど、劣勢の展開が続く。
もうひと押しのところまでくるG大阪は88分に古巣戦の鈴木が惜しいヘッドで迫ったりもしたが、札幌も2点差から逆転されるわけにはいかないと意地。未勝利続くG大阪、連勝ならずの札幌と互いに不本意な結果ながら、最低限の勝ち点1ずつを得るに終わっている。
ガンバ大阪 2-2 北海道コンサドーレ札幌
【G大阪】
石毛秀樹(後14)
ファン・アラーノ(後16)
【札幌】
小林祐希(前6)
小柏剛(前32)
ガンバ大阪の関連記事
J1の関連記事
|
ガンバ大阪の人気記事ランキング
1
「母の実家はなんとか建っている状態…」名古屋からG大阪に完全移籍の中谷進之介、珠洲市の祖父母が震災の被害に…支援を募る「みなさんの力を貸してください」
名古屋グランパスからガンバ大阪に完全移籍したDF中谷進之介だが、祖父母が震災の被害に遭ったことを報告している。 2023シーズンまで名古屋で守備を支えた中谷。2024シーズンからはG大阪への完全移籍が決定している。 日本代表にも名を連ねたことがある中谷だが、自身の新たなスタートを前に悲しいニュースが舞い込んだ。 1日、石川県能登地方を震源とした最大震度7の地震が発生。これにより石川県や富山県などを中心に大きな被害が出ており、日本海側では津波の警報も出されていた。 今なお余震が続く状況ではある中、死者も73名と発表されているほど被害が出ている。 そんな中、中谷は自身のX(旧ツイッター)を更新。祖父母が石川県珠洲市に住んでおり、無事だったものの被災していることを伝えた。 「両親の祖父母が珠洲市に住んでいます。たくさんの思い出があります。夏休みは兄とおばあちゃんの家に行くのが楽しみでした」 「母の実家はなんとか建っている状態で、隣と前の家が倒壊。想像以上の映像に言葉がでません」 また、中谷は震災からの復興に向けてお願いも。「僕からお願いです。少額でも構いません。みなさんの力を貸してください。よろしくお願いします」と支援を募っている。 珠洲市は3日未明にも震度5を観測。大きな被害を受けた町の1つでもある。 <span class="paragraph-title">【SNS】中谷進之介の祖父母が震災被害に…支援を訴え</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">両親の祖父母が珠洲市に住んでいます。<br>たくさんの思い出があります。夏休みは兄とおばあちゃんの家に行くのが楽しみでした。<br>母の実家はなんとか建っている状態で、隣と前の家が倒壊。<br>想像以上の映像に言葉がでません。 <a href="https://t.co/3g27Xq1ZzO">https://t.co/3g27Xq1ZzO</a></p>— 中谷進之介 (@nshinno) <a href="https://twitter.com/nshinno/status/1742490154777170323?ref_src=twsrc%5Etfw">January 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.01.03 22:20 Wed2
G大阪、20歳の高江麗央が昨秋に入籍
ガンバ大阪は11日、MF高江麗央(20)の入籍を発表した。 高江はロアッソ熊本下部組織、東福岡を経て、2017年にG大阪入り。昨年はトップチームデビューを飾り、明治安田生命J1リーグ9試合、Jリーグカップ7試合に出場した。 昨年の入籍を事後報告した高江はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。 「報告が遅くなりましたが、昨年秋に入籍をしました。大切な家族も出来たので、より一層サッカーを頑張っていきたいと思います」 2019.02.11 10:20 Mon3
卵投げ付けやテープ剥がし…“大阪ダービー”でのサポーター同士の迷惑行為を受けC大阪が声明「フェアでクリーンに」
セレッソ大阪は19日、“大阪ダービー”における問題行動について声明を発表した。 ガンバ大阪との“大阪ダービー”は多くの盛り上がりを見せる中、今シーズンはYBCルヴァンカップで同じグループに入ったことから、すでに2度開催されている。 今シーズンの明治安田生命J1リーグでは、21日に行われる今節が“大阪ダービー”となるが、過去2試合では生卵の投げつけや、待機列のテープはがしなど問題行動が報告されている。 互いのサポーターが、相手サポーターに対して迷惑行為を行ったことは試合日にも数多く報告されていた中、リーグ戦での“大阪ダービー”を前に、声明を発表。「フェアでクリーンな大阪ダービー開催に向けて」と題して、森島寛晃社長の名義で、注意喚起を行った。 「さて、本年2/23・4/23のJリーグYBCルヴァンカップ・グループステージのガンバ大阪との試合において、スタジアム場外にて両クラブサポーター同士のトラブルが発生しました」 「こうした事象は試合を楽しみにご来場された全てのお客様へ多大な迷惑となる行為です。今後の大阪ダービーを含むホームゲームの有観客での運営可否にも関わる重大な事象であると認識しております」 「5/21の明治安田生命J1リーグ第14節のホームゲームにご来場の皆さまにおかれましては、スタジアム内外・長居公園周辺におきましても節度のある行動を改めてお願い申し上げます」 「また、観戦の際はフェアプレー精神に則った応援をお願いするとともに、試合運営管理規定を遵守くださいますようお願いいたします」 「禁止行為やセキュリティ上問題となる行為が生じた場合、スタジアムからの退場や入場禁止の処分に従っていただく可能性がございます」 「今後、安心安全、そして両クラブのリスペクト精神を前提として、フェアで白熱する大阪ダービーの伝統を作り上げていくために、皆さま全員のご理解とご協力が不可欠となります」 「そして観戦・応援スタイルのさらなる緩和を目指していく上で、引き続きご協力のほど宜しくお願い申し上げます」 21日の試合は、C大阪の本拠地であるヨドコウ桜スタジアムで開催。サポーター同士が熱く盛り上がるのもダービーだが、節度ある行動が求められる。 2022.05.19 14:46 Thu4
2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名
Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue5