31年目の“オリジナル10”対決は、松原の弾丸ミドルが炸裂した横浜FMが鹿島を下す!【明治安田J1第5節】
2023.03.18 16:23 Sat
18日、明治安田生命J1リーグ第5節の横浜F・マリノスvs鹿島アントラーズが日産スタジアムで行われ、2-1でホームの横浜F・マリノスが勝利した。Jリーグの舞台で30年間降格なく戦い続けてきた、たった2クラブの“オリジナル10"同士が対戦。両チームとも今シーズンは2勝1分1敗の勝ち点「7」で並んでおり、リーグタイトルを狙う上ではこれ以上ポイントを落としはたくない状況だ。
横浜FMは前節、北海道コンサドーレ札幌とのアウェイ戦に0-2で敗れ、今季初黒星。巻き返しを期す今節では出場停止明けの永戸が左サイドバックの位置でスタメン入りした。
前節はアビスパ福岡を相手にゴールレスドローに終わった鹿島。上位進出に向け、負けられない一戦では出場停止の佐野に代わり、土居が今季初先発となった。
立ち上がりから両チームが、アグレッシブにゴールに迫る中、最初に枠内シュートを放ったのは横浜FM。4分、ショートカウンターの流れからアンデルソン・ロペスのラストパスを受けた水沼がボックス右から右足を振り抜いたが、相手GKにキャッチされてしまう。
対する鹿島は16分、藤井がドリブルで敵陣右サイド深くまで侵入。マイナス方向にクロスを送り、これに反応した土居が右足のシュートを放つも、枠の右に外れる。
以降は中盤での攻防が続き、両チーム決定的なチャンスを作れず。その中でも要所のマッチアップでは迫力たっぷりのデュエルを見せていった。
前半アディショナルタイムには横浜FMが敵陣中央で獲得したFKの場面で、キッカーの永戸が意表をついて直接狙ったが、ゴール右に飛んだボールをGK早川がセーブ。両チーム得点のないまま前半を終えた。
後半も開始から拮抗した展開となったが、56分にスーパーゴールでスコアが動く。横浜FMは自陣左サイドから抜群のパスワークで敵陣に侵入すると、エウベルがボックス右手前に空いたスペースにパスを供給。ここに走りこんだ松原がダイレクトで右足を振ると、強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さり、先制に成功する。
リードしたホームチームはさらに攻勢を強め、68分には喜田がボックス右から右足のクロスを供給。鹿島の常本がボックス内で反応しクリアを試みるが、右足に当たったボールが自陣のゴールネットを揺らしてしまい、オウンゴールとなった。
2点を失った鹿島だが、すぐさま反撃開始。カウンターの流れから右サイドに抜け出した松村が、相手DFを振り切って中央へクロスを送ると、これをゴール前の鈴木が押し込んで1点を返す。
横浜FMは1点差に詰め寄られるも、終盤にかけては冷静にボールを保持して時間を進める。対するアウェイチームは一層攻勢を強めたが、相手の堅牢な守備をなかなか崩せず、後半アディショナルタイムにはディエゴ・ピトゥカが主審への抗議によって2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、2試合連続で数的不利となった。
結局、試合は2-1のままタイムアップ。昨シーズンの王者横浜FMがホームで3ポイントを獲得し、上位に食らいつくことに成功。敗れた鹿島は少し離されることとなった。
横浜F・マリノス 2-1 鹿島アントラーズ
【横浜FM】
松原健(後11)
オウンゴール(後17)
【鹿島】
鈴木優磨(後23)
横浜FMは前節、北海道コンサドーレ札幌とのアウェイ戦に0-2で敗れ、今季初黒星。巻き返しを期す今節では出場停止明けの永戸が左サイドバックの位置でスタメン入りした。
立ち上がりから両チームが、アグレッシブにゴールに迫る中、最初に枠内シュートを放ったのは横浜FM。4分、ショートカウンターの流れからアンデルソン・ロペスのラストパスを受けた水沼がボックス右から右足を振り抜いたが、相手GKにキャッチされてしまう。
対する鹿島は16分、藤井がドリブルで敵陣右サイド深くまで侵入。マイナス方向にクロスを送り、これに反応した土居が右足のシュートを放つも、枠の右に外れる。
以降は中盤での攻防が続き、両チーム決定的なチャンスを作れず。その中でも要所のマッチアップでは迫力たっぷりのデュエルを見せていった。
前半アディショナルタイムには横浜FMが敵陣中央で獲得したFKの場面で、キッカーの永戸が意表をついて直接狙ったが、ゴール右に飛んだボールをGK早川がセーブ。両チーム得点のないまま前半を終えた。
後半も開始から拮抗した展開となったが、56分にスーパーゴールでスコアが動く。横浜FMは自陣左サイドから抜群のパスワークで敵陣に侵入すると、エウベルがボックス右手前に空いたスペースにパスを供給。ここに走りこんだ松原がダイレクトで右足を振ると、強烈なシュートがゴール右隅に突き刺さり、先制に成功する。
リードしたホームチームはさらに攻勢を強め、68分には喜田がボックス右から右足のクロスを供給。鹿島の常本がボックス内で反応しクリアを試みるが、右足に当たったボールが自陣のゴールネットを揺らしてしまい、オウンゴールとなった。
2点を失った鹿島だが、すぐさま反撃開始。カウンターの流れから右サイドに抜け出した松村が、相手DFを振り切って中央へクロスを送ると、これをゴール前の鈴木が押し込んで1点を返す。
横浜FMは1点差に詰め寄られるも、終盤にかけては冷静にボールを保持して時間を進める。対するアウェイチームは一層攻勢を強めたが、相手の堅牢な守備をなかなか崩せず、後半アディショナルタイムにはディエゴ・ピトゥカが主審への抗議によって2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、2試合連続で数的不利となった。
結局、試合は2-1のままタイムアップ。昨シーズンの王者横浜FMがホームで3ポイントを獲得し、上位に食らいつくことに成功。敗れた鹿島は少し離されることとなった。
横浜F・マリノス 2-1 鹿島アントラーズ
【横浜FM】
松原健(後11)
オウンゴール(後17)
【鹿島】
鈴木優磨(後23)
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