ハーランドが史上3人目の1試合5ゴールの大暴れ! ライプツィヒ粉砕のシティが6季連続ベスト8進出《CL》
2023.03.15 06:54 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16の2ndレグ、マンチェスター・シティvsRBライプツィヒが14日にシティ・オブ・マンチェスター・スタジアムで行われ、ホームのシティが7-0で圧勝。この結果、2戦合計8-1としたシティの準々決勝進出が決まった。
約3週間前にレッドブル・アレーナで行われた1stレグでは、前後半で主導権が入れ替わった中、マフレズとグヴァルディオルのゴールによって1-1のドローに終わった。
最低限のドローもやや消化不良の形で初戦を終えたシティだが、以降は公式戦4連勝ときっちりバウンスバックに成功。直近のリーグ戦では天敵クリスタル・パレスに1-0と競り勝った。グアルディオラ監督はそのパレス戦から先発1人を変更。フォーデンに代えてデ・ブライネを起用し、並びは可変式の[4-3-3]を採用した。
一方、難敵相手に上々の形で初戦を終えたライプツィヒ。以降のブンデスリーガではドルトムントとの上位対決に1-2で敗戦も、直近のボルシアMG戦を3-0の快勝。きっちりバウンスバックを果たして敵地でのリターンレグを迎えることになった。前節からは先発1人を変更。アンドレ・シウバに代えてカンプルを起用した。前線は1トップにヴェルナー、2列目に右からライマー、フォルスベリ、ショボスライと変化を加えてきた。
相手の出方を窺いつつも、互いに守備時は前から圧力をかけて主導権を争う立ち上がりとなった。その中で開始3分にデ・ブライネの正確な右クロスからボックス左のギュンドアンにいきなりシュートチャンスが訪れるなど、良い入りを見せたシティ。ボールを握りつつ、連動した守備で相手のミスを誘発するホームチームは、以降もハーランドやグリーリッシュがボックス内でフィニッシュに絡んでいく。
幸先よく先制に成功したホームチームは畳みかける攻めで2点目まで奪い切る。24分、前線からのプレスでGKブラシュヴィッヒに長いボールを蹴らせると、ハーフウェイライン付近でアカンジが撥ね返したボールをボックス手前のハーランドが頭でマイナスに落とす。これに反応したデ・ブライネの左足シュートはクロスバーを叩いたが、撥ね返りにいち早く詰めたハーランドが頭で押し込んだ。なお、CL通算25試合目にして通算30ゴール到達のノルウェー代表FWはルート・ファン・ニステルローイの最速到達記録、キリアン・ムバッペの最年少到達記録をいずれも更新した。
微妙なPK判定にミス絡みの連続失点で厳しくなったライプツィヒだが、何とか相手の攻勢を撥ね返して30分過ぎから反撃を開始。34分にはショボスライのフィードに反応したライマーがボックス外に飛び出したGKエデルソンと交錯。ファウル獲得はならずも、シティ守備陣に冷や汗をかかせる。さらに、直後には前線からのプレスでロドリのパスミスを誘発し、ライマーの折り返しからゴール前のヴェルナーに決定機も、これは枠の左に外してしまう。
前半終盤にかけてはよりオープンな形で試合が進む中、アタッキングサードでの精度で勝るホームチームがより決定的な攻めを見せる。すると、前半終了間際のアディショナルタイム2分に再び怪物が魅せる。左CKの場面でルベン・ディアスのヘディングシュートが右ポストの内側を叩いてゴールライン上を転がると、こぼれ球に詰めたハーランドがハイダラのクリアをブロックする形で押し込み、前半だけでハットトリックを達成した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半もシティペースは変わらず。そして、立ち上がりの49分に早くも試合を決める4点目が生まれる。GKエデルソンからの右サイドへの大きな展開からベルナルド・シウバ、デ・ブライネ、ハーランドと繋いでボックス手前左でボールを受けたギュンドアンが一度外側のグリーリッシュに預けてボックス内に走り込むと、リターンパスを収めて左への持ち出しでハイダラをかわして正確な左足のグラウンダーシュートをゴール右隅へ流し込んだ。
これで試合の大勢は決したが、貪欲にゴールを目指すハーランドが止まらない。53分には左CKの流れから自身のヘディングシュート、アカンジのシュートがいずれもGKに弾かれたこぼれ球を左足で蹴り込み、後半最初のゴールとする。続く57分には再びCKの流れからアカンジのシュートのこぼれ球にゴール前で反応し、右足のシュートをゴール左隅に叩き込み、リオネル・メッシとルイス・アドリアーノに続き史上3人目のCLでの1試合5ゴールを達成。さらに、この5点目でシティでの年間最多得点記録(39ゴール)まで更新した。
この連続ゴールを受け、グアルディオラ監督はギュンドアン、グリーリッシュに続き、63分に殊勲のハーランドとロドリ、ストーンズを下げてフォーデンやマフレズといった主力に加え、フィリップスやセルヒオ・ゴメスと控え選手をピッチに送り込み、30分余りを残して交代枠を使い切る。
一方、敗退決定的なライプツィヒはヴェルナーやフォルスベリを下げて控えアタッカーに加えてDFシマカンを投入し、5バックにシフト。これ以上傷口を広げない現実的な交代策を選択した。
その後はアルバレスやマフレズといったアタッカー陣は貪欲にゴールを目指した一方、相手のやや消極的な戦い方を受けて多くの選手はゲームコントロール優先の戦い方を選択。後半半ばから終盤にかけて試合は淡々と進んだものの、後半終了間際の92分にはデ・ブライネが見事なミドルシュートを突き刺し、この日のゴールショーを締めくくった。
拮抗した前回対戦とは異なり、怪物ハーランドの圧巻の決定力で思わぬワンサイドゲームとなった2ndレグを制したシティが、2戦合計8-1のスコアで6シーズン連続でのベスト8進出を決めた。
約3週間前にレッドブル・アレーナで行われた1stレグでは、前後半で主導権が入れ替わった中、マフレズとグヴァルディオルのゴールによって1-1のドローに終わった。
最低限のドローもやや消化不良の形で初戦を終えたシティだが、以降は公式戦4連勝ときっちりバウンスバックに成功。直近のリーグ戦では天敵クリスタル・パレスに1-0と競り勝った。グアルディオラ監督はそのパレス戦から先発1人を変更。フォーデンに代えてデ・ブライネを起用し、並びは可変式の[4-3-3]を採用した。
相手の出方を窺いつつも、互いに守備時は前から圧力をかけて主導権を争う立ち上がりとなった。その中で開始3分にデ・ブライネの正確な右クロスからボックス左のギュンドアンにいきなりシュートチャンスが訪れるなど、良い入りを見せたシティ。ボールを握りつつ、連動した守備で相手のミスを誘発するホームチームは、以降もハーランドやグリーリッシュがボックス内でフィニッシュに絡んでいく。
すると、19分には左CKの場面で競り勝ったロドリのヘディングシュートがDFヘンリクスの広げていた右腕に直撃。一度プレーは流されたものの、オンフィールド・レビューの結果、ハンドと判定されてシティにPKが与えられる。これをキッカーのハーランドが冷静に右下隅へ突き刺し、2戦合計スコアで優位に立つ22分の先制点とした。
幸先よく先制に成功したホームチームは畳みかける攻めで2点目まで奪い切る。24分、前線からのプレスでGKブラシュヴィッヒに長いボールを蹴らせると、ハーフウェイライン付近でアカンジが撥ね返したボールをボックス手前のハーランドが頭でマイナスに落とす。これに反応したデ・ブライネの左足シュートはクロスバーを叩いたが、撥ね返りにいち早く詰めたハーランドが頭で押し込んだ。なお、CL通算25試合目にして通算30ゴール到達のノルウェー代表FWはルート・ファン・ニステルローイの最速到達記録、キリアン・ムバッペの最年少到達記録をいずれも更新した。
微妙なPK判定にミス絡みの連続失点で厳しくなったライプツィヒだが、何とか相手の攻勢を撥ね返して30分過ぎから反撃を開始。34分にはショボスライのフィードに反応したライマーがボックス外に飛び出したGKエデルソンと交錯。ファウル獲得はならずも、シティ守備陣に冷や汗をかかせる。さらに、直後には前線からのプレスでロドリのパスミスを誘発し、ライマーの折り返しからゴール前のヴェルナーに決定機も、これは枠の左に外してしまう。
前半終盤にかけてはよりオープンな形で試合が進む中、アタッキングサードでの精度で勝るホームチームがより決定的な攻めを見せる。すると、前半終了間際のアディショナルタイム2分に再び怪物が魅せる。左CKの場面でルベン・ディアスのヘディングシュートが右ポストの内側を叩いてゴールライン上を転がると、こぼれ球に詰めたハーランドがハイダラのクリアをブロックする形で押し込み、前半だけでハットトリックを達成した。
互いに選手交代なしで臨んだ後半もシティペースは変わらず。そして、立ち上がりの49分に早くも試合を決める4点目が生まれる。GKエデルソンからの右サイドへの大きな展開からベルナルド・シウバ、デ・ブライネ、ハーランドと繋いでボックス手前左でボールを受けたギュンドアンが一度外側のグリーリッシュに預けてボックス内に走り込むと、リターンパスを収めて左への持ち出しでハイダラをかわして正確な左足のグラウンダーシュートをゴール右隅へ流し込んだ。
これで試合の大勢は決したが、貪欲にゴールを目指すハーランドが止まらない。53分には左CKの流れから自身のヘディングシュート、アカンジのシュートがいずれもGKに弾かれたこぼれ球を左足で蹴り込み、後半最初のゴールとする。続く57分には再びCKの流れからアカンジのシュートのこぼれ球にゴール前で反応し、右足のシュートをゴール左隅に叩き込み、リオネル・メッシとルイス・アドリアーノに続き史上3人目のCLでの1試合5ゴールを達成。さらに、この5点目でシティでの年間最多得点記録(39ゴール)まで更新した。
この連続ゴールを受け、グアルディオラ監督はギュンドアン、グリーリッシュに続き、63分に殊勲のハーランドとロドリ、ストーンズを下げてフォーデンやマフレズといった主力に加え、フィリップスやセルヒオ・ゴメスと控え選手をピッチに送り込み、30分余りを残して交代枠を使い切る。
一方、敗退決定的なライプツィヒはヴェルナーやフォルスベリを下げて控えアタッカーに加えてDFシマカンを投入し、5バックにシフト。これ以上傷口を広げない現実的な交代策を選択した。
その後はアルバレスやマフレズといったアタッカー陣は貪欲にゴールを目指した一方、相手のやや消極的な戦い方を受けて多くの選手はゲームコントロール優先の戦い方を選択。後半半ばから終盤にかけて試合は淡々と進んだものの、後半終了間際の92分にはデ・ブライネが見事なミドルシュートを突き刺し、この日のゴールショーを締めくくった。
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