ベンフィカがブルージュを5発粉砕、2季連続ベスト8進出《CL》

チャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16・2ndレグ、ベンフィカvsクラブ・ブルージュが7日に行われ、5-1でベンフィカが圧勝。2戦合計スコア7-1でベンフィカがベスト8へ進出している。

2月15日に行われた1stレグではベンフィカが敵地で2-0と先勝していた一戦。

アドバンテージを得たベンフィカは出場が危ぶまれたボランチのシキーニョが先発。ベストメンバーで挑んだ。
一方、ブルージュはセンターバックのヘンドリーが負傷欠場。3バックで臨んだ。

試合は開始1分過ぎ、ベンフィカが先制しかける。ラファ・シウバのスルーパスでボックス右深くまで侵入したバーのクロスをジョアン・マリオがヒールで合わせた。しかし、起点となったゴンサロ・ラモスにオフサイドがあり、ノーゴールとなった。直後、ヴァナケンが際どいヘディングシュートを放ったブルージュに対し、ディフェンスライン裏を狙うベンフィカが攻め込む流れが続くと16分にビッグチャンス。ラファ・シウバのスルーパスでボックス右に侵入したジョアン・マリオのマイナスクロスをフリーのフロレンティーノがプッシュ。だが、枠を外してしまった。

さらに20分、分厚い攻めを見せた流れからグリマルドがボックス左に侵入。マイナスクロスをジョアン・マリオが合わせるも、ゴールカバーに入ったマイヤーの好ブロックに阻止された。

それでも38分、ベンフィカが押し切る。ロングカウンターに転じた流れからゴンサロ・ラモスのクロスをボックス内で受けたラファ・シウバがDF2人に対応されながらも右足アウトでの華麗なシュートを蹴り込んだ。

さらにハーフタイム間際の追加タイム2分、ベンフィカに2点目。ジョアン・マリオのスルーパスをボックス左で受けたゴンサロ・ラモスが中へカットイン。DFを外し、シュートを蹴り込んだ。

迎えた後半、ラングに代えてオニェディカをボランチに投入したブルージュはフラットな[4-4-2]に変更。

しかしベンフィカが主導権を握る時間が続くと、57分に3点目。アウルスネスのスルーパスでボックス左に侵入したグリマルドのクロスをゴンサロ・ラモスが合わせた。

70分に途中出場のジウベルトがPKを獲得したベンフィカはキッカーのジョアン・マリオが決めて4点目。さらに77分にはネレスにもゴールが生まれてブルージュを5発粉砕。

87分に1失点を喫したものの2戦合計スコア7-1と格の違いを見せ付けて2季連続ベスト8進出とした。