レーティング:リバプール 7-0 マンチェスター・ユナイテッド《プレミアリーグ》
2023.03.06 03:33 Mon
プレミアリーグ第26節、リバプールvsマンチェスター・ユナイテッドが5日にアンフィールドで行われ、ホームのリバプールが7-0で圧勝した。超WSの選手採点結果と寸評は以下の通り。
▽リバプール採点
GK
1 アリソン 6.5
マイボール時に一度危うい対応があったが、アントニーの決定機阻止など安定したゴールキーピングを披露。先制点の起点となるなど、攻撃面でも存在感は絶大だった
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 7.0
対面にラッシュフォードが来なかったこともあり、守備では堅実にプレー。攻撃では安定した繋ぎとチャンスメークで存在感
5 コナテ 7.0
惜しいヘディングでアタッカー陣以外のゴールとはならなかったが、守備はほぼ完ぺきな出来だった
4 ファン・ダイク 7.0
地対空で相手アタッカー陣を封殺。繋ぎの局面や攻撃時のセットプレーでも存在感を放った
圧巻のビジョン、駆け引きを披露したスーパーアシストで大勝に繋がる先制点をアシスト。攻守両面で非の打ちどころがないスーパーなパフォーマンスだった
MF
19 エリオット 7.0
貴重な2点目をアシスト。試合を通じてインテンシティの高さ、プレーの正確性が光った
(→カーティス・ジョーンズ -)
3 ファビーニョ 7.0
中盤のフィルター役としての仕事を完遂。ヴェグホルストとのマッチアップとなった中、球出しも非常にスムーズだった
(→ミルナー 6.0)
ベテランらしく大勝の状況においてもきっちり状況に応じた仕事をこなした
14 ヘンダーソン 7.5
1アシストに加え、カウンターの起点として2点に絡む。攻守の切り替え、プレー判断が秀逸で中盤の勝負で優位性をもたらした
(→バイチェティッチ 6.0)
スタジアムの空気に後押しされてアグレッシブなプレーを披露
FW
11 サラー 10.0
ユナイテッドキラーとして2ゴール2アシスト。攻守両面で異次元のパフォーマンスだった
18 ガクポ 8.0
貴重な先制点、ダメ押しの3点目を奪取。守備での貢献や前線での起点づくりと圧倒的なポテンシャルを披露
(→フィルミノ 7.0)
今季限りでの退団意向を表明した中、1ゴール1アシスト。アンフィールドのファンを最も沸かせた一人に
27 ヌニェス 7.5
巧みな2つのヘディングで2ゴール。サラーの1点目もお膳立てするなど、後半のゴールショーを見事に牽引
(→ジョタ 6.0)
アタッカー陣で唯一ゴールを逃したが、攻守に及第点以上の働きを見せた
監督
クロップ 8.0
クラブ史上最多得点差を付けて絶好調のユナイテッドを粉砕。完璧な試合運びだった
▽マンチェスター・ユナイテッド採点
GK
1 デ・ヘア 3.0
好守なく屈辱の7失点。ただ、ほとんどの失点に明確な責任はなかった
DF
20 ダロト 3.0
前半は攻撃面で良い絡みもあったが、先制点の場面ではロバートソンになんの制限もかけられず。後半は多くの局面で後手を踏んで大量失点の一因に
19 ヴァラン 3.0
1失点目では気の緩みもあったか、対応を完全に誤った。コンディション不良という報道もあったが、ピッチに立った以上はディフェンスリーダーとしての責任は重い
6 マルティネス 3.5
前半は2度の決定的なブロックでチームを救ったが、後半はサラーらに完全に上回れて大量失点…
(→マラシア 5.0)
大敗決定の状況で幾度か良い守備はあった
23 ショー 3.0
ダロト同様に前半の出来は悪くなかったが、自身の不用意なパスミスの流れから喫した2失点目で後半は別の試合にしてしまった。そして、サラーたちに蹂躙され続けた
MF
21 アントニー 3.0
前半序盤こそ攻撃面で良い絡みを見せたが、後半はロバートソンを前に沈黙。不必要なファウルも散見
17 フレッジ 3.0
悔やまれる1失点目での対応ミス。後半もデュエルでの劣勢や判断ミスで大量失点を招く一因に
(→マクトミネイ 3.0)
攻守両面でクオリティ不足を露呈
27 ヴェグホルスト 3.0
トップ下での起用となったが、攻守両面で物足りない出来。細かいミスも目立った
(→ガルナチョ 3.5)
仕掛ける姿勢は見せたが、相手守備に難なく封じ込められる
18 カゼミロ 3.0
披露かケガがあったか、全体的にミスや無理が効かないシーンが目立ち、フィルター役として機能しなかった
(→ザビッツァー 5.0)
マラシア同様に厳しい時間帯の投入でできることはほぼなかった
8 ブルーノ・フェルナンデス 3.0
左サイドとトップ下でプレー。3失点目に繋がるパスカットや球際に敗れてのボールロストなどかなり厳しいパフォーマンスだった
FW
10 ラッシュフォード 3.0
攻め残る形で個での打開が期待されたが、その役目を全くこなせなかった
(→エランガ -)
監督
テン・ハグ 2.0
前線の並びやフレッジとカゼミロの立ち位置の変更、ダロトの起用など不可解な采配に。クラブ史に汚点を残す屈辱の惨敗でここ最近の素晴らしい仕事が台無しに
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
サラー(リバプール)
プレミアリーグ129ゴールに到達し、ロビー・ファウラー超えのクラブ新記録を樹立したスーパーエースが満点でのMOMに。5ゴールに絡んだ圧巻の攻撃能力もさることながら、献身的なプレスバックや身体を張った起点づくりなど、得点以外の仕事が非常に素晴らしかった。
▽リバプール採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 アリソン 6.5
マイボール時に一度危うい対応があったが、アントニーの決定機阻止など安定したゴールキーピングを披露。先制点の起点となるなど、攻撃面でも存在感は絶大だった
DF
66 アレクサンダー=アーノルド 7.0
対面にラッシュフォードが来なかったこともあり、守備では堅実にプレー。攻撃では安定した繋ぎとチャンスメークで存在感
惜しいヘディングでアタッカー陣以外のゴールとはならなかったが、守備はほぼ完ぺきな出来だった
4 ファン・ダイク 7.0
地対空で相手アタッカー陣を封殺。繋ぎの局面や攻撃時のセットプレーでも存在感を放った
26 ロバートソン 8.5
圧巻のビジョン、駆け引きを披露したスーパーアシストで大勝に繋がる先制点をアシスト。攻守両面で非の打ちどころがないスーパーなパフォーマンスだった
MF
19 エリオット 7.0
貴重な2点目をアシスト。試合を通じてインテンシティの高さ、プレーの正確性が光った
(→カーティス・ジョーンズ -)
3 ファビーニョ 7.0
中盤のフィルター役としての仕事を完遂。ヴェグホルストとのマッチアップとなった中、球出しも非常にスムーズだった
(→ミルナー 6.0)
ベテランらしく大勝の状況においてもきっちり状況に応じた仕事をこなした
14 ヘンダーソン 7.5
1アシストに加え、カウンターの起点として2点に絡む。攻守の切り替え、プレー判断が秀逸で中盤の勝負で優位性をもたらした
(→バイチェティッチ 6.0)
スタジアムの空気に後押しされてアグレッシブなプレーを披露
FW
11 サラー 10.0
ユナイテッドキラーとして2ゴール2アシスト。攻守両面で異次元のパフォーマンスだった
18 ガクポ 8.0
貴重な先制点、ダメ押しの3点目を奪取。守備での貢献や前線での起点づくりと圧倒的なポテンシャルを披露
(→フィルミノ 7.0)
今季限りでの退団意向を表明した中、1ゴール1アシスト。アンフィールドのファンを最も沸かせた一人に
27 ヌニェス 7.5
巧みな2つのヘディングで2ゴール。サラーの1点目もお膳立てするなど、後半のゴールショーを見事に牽引
(→ジョタ 6.0)
アタッカー陣で唯一ゴールを逃したが、攻守に及第点以上の働きを見せた
監督
クロップ 8.0
クラブ史上最多得点差を付けて絶好調のユナイテッドを粉砕。完璧な試合運びだった
▽マンチェスター・ユナイテッド採点
(C)CWS Brains,LTD.
GK
1 デ・ヘア 3.0
好守なく屈辱の7失点。ただ、ほとんどの失点に明確な責任はなかった
DF
20 ダロト 3.0
前半は攻撃面で良い絡みもあったが、先制点の場面ではロバートソンになんの制限もかけられず。後半は多くの局面で後手を踏んで大量失点の一因に
19 ヴァラン 3.0
1失点目では気の緩みもあったか、対応を完全に誤った。コンディション不良という報道もあったが、ピッチに立った以上はディフェンスリーダーとしての責任は重い
6 マルティネス 3.5
前半は2度の決定的なブロックでチームを救ったが、後半はサラーらに完全に上回れて大量失点…
(→マラシア 5.0)
大敗決定の状況で幾度か良い守備はあった
23 ショー 3.0
ダロト同様に前半の出来は悪くなかったが、自身の不用意なパスミスの流れから喫した2失点目で後半は別の試合にしてしまった。そして、サラーたちに蹂躙され続けた
MF
21 アントニー 3.0
前半序盤こそ攻撃面で良い絡みを見せたが、後半はロバートソンを前に沈黙。不必要なファウルも散見
17 フレッジ 3.0
悔やまれる1失点目での対応ミス。後半もデュエルでの劣勢や判断ミスで大量失点を招く一因に
(→マクトミネイ 3.0)
攻守両面でクオリティ不足を露呈
27 ヴェグホルスト 3.0
トップ下での起用となったが、攻守両面で物足りない出来。細かいミスも目立った
(→ガルナチョ 3.5)
仕掛ける姿勢は見せたが、相手守備に難なく封じ込められる
18 カゼミロ 3.0
披露かケガがあったか、全体的にミスや無理が効かないシーンが目立ち、フィルター役として機能しなかった
(→ザビッツァー 5.0)
マラシア同様に厳しい時間帯の投入でできることはほぼなかった
8 ブルーノ・フェルナンデス 3.0
左サイドとトップ下でプレー。3失点目に繋がるパスカットや球際に敗れてのボールロストなどかなり厳しいパフォーマンスだった
FW
10 ラッシュフォード 3.0
攻め残る形で個での打開が期待されたが、その役目を全くこなせなかった
(→エランガ -)
監督
テン・ハグ 2.0
前線の並びやフレッジとカゼミロの立ち位置の変更、ダロトの起用など不可解な采配に。クラブ史に汚点を残す屈辱の惨敗でここ最近の素晴らしい仕事が台無しに
★超WS選定マン・オブ・ザ・マッチ!
サラー(リバプール)
プレミアリーグ129ゴールに到達し、ロビー・ファウラー超えのクラブ新記録を樹立したスーパーエースが満点でのMOMに。5ゴールに絡んだ圧巻の攻撃能力もさることながら、献身的なプレスバックや身体を張った起点づくりなど、得点以外の仕事が非常に素晴らしかった。
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リーグ最高の攻撃的SB。昨季は純粋なサイドバックというよりも、中盤的な色合いが強い形で素晴らしい活躍を見せたが、新指揮官の下では偽SB的な要素を引き続き見せつつも、サイドバックとして総合力をレベルアップした印象だ。ここまで1ゴール4アシストと例年に比べ数字面では見劣りも、ビルドアップでの貢献、ミドルレンジの正確なパスでの局面打開に、守備面での集中力や粘りも出てきている。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(33歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のベストDF。一時の限界説を完全に払しょくし、世界最高峰のセンターバックの座を取り戻した新生レッズのディフェンスリーダーは昨季以上の安定したプレーでリーグ最少失点の守備を牽引。相棒やGKが試合によって入れ替わりながらも、圧倒的な対人能力に傑出したプレーリードを活かしたカバーリング、ライン統率と、芸術的と言えるディフェンスで抜群の存在感を示す。 DF ムリージョ(22歳/ノッティンガム・フォレスト) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 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リバプールのイングランド代表DFジャレル・クアンサーが交代した理由は体調不良だったようだ。リバプールを率いるアルネ・スロット監督が明かしている。 クアンサーは8日に行われたEFLカップ準決勝1stレグ、トッテナム戦に先発。しかし27分頃、ピッチに座り込んで交代を要求し、MF遠藤航が起用されていた。 スロット監督は試合後、クアンサーについて「交代する際、胸に痛みがあると言っていた。あまり気分が良くないと言っていた。ここ数日、少し体調が悪かったのだが、回復に向かっていると思っていた。だが、それが影響したのかもしれない。ケガではない」とコメント。 リバプールのセンターバック陣ではDFジョー・ゴメスが12月29日のウェストハム戦で左ハムストリングを負傷して離脱中。DFイブラヒマ・コナテが代わって復帰しているが、貴重な控えセンターバックのクアンサーは大事に至らなかったようだ。 2025.01.09 11:00 Thu4
三笘ブライトンvsチェルシーなど4つのプレミア勢対決! FAカップ4回戦の対戦カード決定
FAカップ4回戦の組み合わせ抽選会が12日に行われた。 イングランドサッカー協会(FA)に登録されている全てのクラブが出場可能なFAカップ。プレミアリーグ勢、チャンピオンシップ(2部)勢が参戦した3回戦ではブレントフォードが唯一下位カテゴリーに敗れたものの、アーセナルやウェストハムといったプレミア勢対決に敗れたチームを除いて波乱は起きなかった。 そんななか、今回決まった4回戦では三笘薫のブライトン&ホーヴ・アルビオンがチェルシーとのプレミア勢対決に。さらに、アーセナルを撃破した前大会王者マンチェスター・ユナイテッドは、クラブOBで今季途中までコーチングスタッフを務めていたルート・ファン・ニステルローイ監督が率いるレスター・シティと対戦。さらに、アストン・ビラvsトッテナム、エバートンvsボーンマスがプレミア勢対決となった。 遠藤航所属のリバプールはブレントフォード撃破のプリマス・アーガイルと、マンチェスター・シティはレイトン・オリエントvsダービー・カウンティの勝者との対戦となる。 その他の日本人所属のプレミアリーグクラブでは菅原由勢のサウサンプトンがバーンリー、鎌田大地のクリスタル・パレスがドンカスターと対戦。 その他では大橋祐紀(ブラックバーン)、坂元達裕(コヴェントリー・シティ)、瀬古樹(ストーク・シティ)、田中碧(リーズ・ユナイテッド)、岩田智輝、横山歩夢のバーミンガム・シティが参戦する。 なお、FAカップ4回戦は2月第2週の週末に開催予定だ。 ◆FAカップ4回戦対戦カード マンチェスター・ユナイテッド vs レスター リーズ(2) vs ミルウォール(2)orダゲナム&レッドブリッジ(5) ブライトン vs チェルシー プレストン(2)orチャールトン(3) vs ウィコム・ワンダラーズ(3) エクセター・シティ(3) vs ノッティンガム・フォレスト コヴェントリー(2) vs イプスウィッチ ブラックバーン(2) vs ウォルバーハンプトン マンスフィールド(3)orウィガン(3) vs フルアム バーミンガム(3) vs ニューカッスル プリマス(2) vs リバプール エバートン vs ボーンマス アストン・ビラ vs トッテナム サウサンプトン vs バーンリー(2) レイトン・オリエント(3)orダービー・カウンティ(2) vs マンチェスター・シティ ドンカスター(4) vs クリスタル・パレス カーディフ(2) vs ストーク・シティ(2) ◆FAカップ3回戦 結果&日程 ▽1/9 シェフィールド・ユナイテッド(2) 0-1 カーディフ(2) エバートン 2-0 ピーターバラ(3) フルアム 4-1 ワトフォード(2) ▽1/10 ウィコム・ワンダラーズ(3) 2-0 ポーツマス(2) アストン・ビラ 2-1 ウェストハム ▽1/11 バーミンガム(3) 2-1 リンカーン(3) ブリストル・シティ(2) 1-2 ウォルバーハンプトン ミドルズブラ(2) 0-1 ブラックバーン(2) リバプール 4-0 アクリントン(4) レスター 6-2 QPR(2) ボーンマス 5-1 WBA(2) ブレントフォード 0-1 プリマス(2) チェルシー 5-0 モアカム(4) エクセター・シティ(3) 3-1 オックスフォード・ユナイテッド(2) ノリッジ(2) 0-4 ブライトン ノッティンガム・フォレスト 2-0 ルートン・タウン(2) レディング(3) 1-3 バーンリー(2) サンダーランド(2) 1-2 ストーク・シティ(2) リーズ(2) 1-0 ハローゲート・タウン(4) マンチェスター・シティ 8-0 サルフォード(4) コヴェントリー(2) 1-1(PK:4-3) シェフィールド・ウェンズデー(2) ハル・シティ(2) 1-1(PK:4-5) ドンカスター(4) ▽1/12 タムワース(5) 0-3 トッテナム アーセナル 1-1(PK:3-5) マンチェスター・ユナイテッド クリスタル・パレス 1-0 ストックポート(3) イプスウィッチ 3-0 ブリストル・ローヴァーズ(3) ニューカッスル 3-1 ブロムリー(4) サウサンプトン 3-0 スウォンジー・シティ(2) ▽1/13 ミルウォール(2) vs ダゲナム&レッドブリッジ(5) ▽1/14 レイトン・オリエント(3) vs ダービー・カウンティ(2) マンスフィールド(3) vs ウィガン(3) プレストン(2) vs チャールトン(3) ※()内は所属カテゴリー 2025.01.13 06:34 Mon5