JFAがANAと「JFA メジャーパートナー」契約締結で合意、機体の格納庫で調印式実施「ANAの翼に夢を乗せて、世界に羽ばたきたい」
2023.02.27 18:22 Mon
日本サッカー協会(JFA)は27日、全日本空輸株式会社(ANA)との「JFA メジャーパートナー」契約を締結することで基本合意に達したことを発表した。
契約期間は2023年2月27日から2026年12月31日までの約4年間となる。
今回の「JFA メジャーパートナー」契約は、全てのカテゴリーの日本代表チームのほか、選手育成、指導者養成、審判、グラスルーツなど、大会事業等を除くJFAのさまざまな事業をサポートしてもらうこととなる。
「安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で、夢にあふれる未来に貢献する」という経営理念を掲げるANAと、「夢があるから強くなる」をキーワードに「サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する」という理念を掲げるJFAがパートナーシップを組み、価値共創活動を通じて人々の健康と幸福、活力ある社会の発展に貢献して行くことになる。
同日、羽田空港にあるANA エアフレームメンテナンスビルの格納庫前で調印式が行われ、JFAの田嶋幸三会長とANAの井上慎一 代表取締役社長が出席した。
私はとてもワクワクしております。昨年のワールドカップでのサッカー日本代表の活躍は、世界中の多くの人々に興奮と感動をもたらしました。その余韻は今も私の脳裏に鮮やかに刻まれています。皆さんも同じではないでしょうか
その日本サッカー協会とANAがメジャーパートナー契約に関する基本合意を締結するに至りました。ANAグループの『ワクワクで満たされる世界を』という新しい経営ビジョンをまさしく体現する取り組みの1つとなると確信しております
ANAはこれまでアスリートの活動をサポートしてまいりました。アスリートの皆様の挑戦する姿勢、目標に向かって弛まぬ努力をする姿勢。これはANAが脈々と受け継いできた挑戦するDNA、またANAグループの行動指針のチームスピリット、努力と挑戦と多くが共通しております
本日、日本サッカー協会とメジャーパートナー契約に基本合意することは、ANAが日本サッカー協会とともに、世界に挑戦し続けるということを表明する機会でもあります。私だけでなく、ANAグループ社員全員がワクワクしております。
ANAと日本サッカー協会はコーポレートカラー、チームカラーが同じブルーでございます。お互いに高い目標、約束を掲げ、その実現に向けて、弛まぬ努力と挑戦を続けています。
それもANAではANA’s Way、日本サッカー協会ではJAPAN’s Wayといった、日本の組織として独自の手法、コンセプトで取り組んでいる部分も共通しています。持続可能な社会の実現に向けて、社会貢献や社会課題を解決すべく積極的に取り組まれている部分も、誠に勝手ながら共通していると感じております。今後は両者の共通点を生かして、全国のサッカー協会、ANAの海外48拠点、日本国内拠点33拠点とが連携した地域活性化活動も検討してまいります
ANAも航空業界の日本代表として世界にチャレンジし続けてまいります。青い炎と熱い気持ちを持った両者が手を取り、世界中を期待や喜び、ワクワクで満たしたいと考えております。今後の私たちの価値共創活動にどうぞご期待ください
◆田嶋幸三 JFA会長
かねてより話し合いを進めてまいりました全日本空輸株式会社様との新たな契約について、この度基本合意に至りました。長引くコロナ禍、エネルギー価格や物価の高騰など厳しい状況下でパートナーシップ契約に合意して下さったこと、心から感謝を申し上げます
そして本日、全日本空輸株式会社の井上慎一 代表取締役社長と共に、しかも普段私たちが入ることのできない格納施設で皆様にお知らせできることを大変嬉しく思います。本日からスタートする契約は、現在のオフィシャルパートナー、オフィシャルサプライヤーに続くJFA メジャーパートナーという形態で、日本代表の事業に加え、普及、育成、指導者、審判の養成、施設整備、グラスルーツなどの事業において共同していくものであります
また、パートナーシップの核となるのは地方創生。47都道府県協会という私たちの最も重要なパートナーがいます。そことの共生、価値創造であると考えています
ANA様は世界各国を翼で結んでおり、国内は我々の47都道府県と結びつくものと思っております。日本代表のブランド価値と、JFAの資源、そして47都道府県サッカー協会、国内外のサッカーファミリーというJFAが持つネットワークとANA様が持つ海外、国内の強みを融合させて、新しい価値を見出しながら、活力ある社会作り、SDGsの達成やウェルビーイング(well- being)に資する環境づくりに推進していきたいと思います
JFAは『夢があるから強くなる』、『サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する』と理念でうたっております。この活動を推進していきます。そしてANA様の『安心と信頼を基礎に。世界をつなぐ心の翼で。夢にあふれる未来に貢献する』と相通ずるものがあると思います
ANA様とJFAが真のパートナーシップを発揮することで、日本サッカーの世界への飛躍と、日本スポーツ界の発展、人々の健康と幸福、活力ある社会の発展に貢献できるものと確信しております
私たちは井上社長からもありましたように、JAPAN’s Way、日本独自の強化スタイル、育成スタイルを作り上げてきました。昨年のカタールでその成果が少し垣間見えることになり、世界と伍して戦えるチームになりつつあります。そして今年は、7月、8月にニュージーランド・オーストラリアで女子のワールドカップが開催されます。それに向けても、しっかりと強化をし、世界で活躍できるチームで行きたいと思っています
女子の本大会まではあと5カ月、2011年に世界チャンピオンとなり、そしてカタールで日本代表が活躍したそのバトンをしっかり女子に渡し、なでしこジャパンが再び頂点に立つということを、私たちは全力でサポートします
ANA様は2月15日には、2030年に向けた新経営ビジョンを発表されております。『ワクワクで満たされる世界を』。このスローガン、まさに私たちのなでしこジャパンもワクワクで満たされるゲームで再び世界の頂点を目指したいと思います
新型コロナウイルスの水際対策も本格緩和され、これから再び海外との往来が活性化していくでしょう。JFAとしても日本代表、そして日本人選手たちが世界で活躍することを願っています。そしてサッカーを通じて国際交流や国際貢献を推進していくと考えています。ANA様のその翼に夢を乗せて、世界に羽ばたきたいと思います
契約期間は2023年2月27日から2026年12月31日までの約4年間となる。
今回の「JFA メジャーパートナー」契約は、全てのカテゴリーの日本代表チームのほか、選手育成、指導者養成、審判、グラスルーツなど、大会事業等を除くJFAのさまざまな事業をサポートしてもらうこととなる。
同日、羽田空港にあるANA エアフレームメンテナンスビルの格納庫前で調印式が行われ、JFAの田嶋幸三会長とANAの井上慎一 代表取締役社長が出席した。
◆井上慎一 全日本空輸株式会社 代表取締役社長
私はとてもワクワクしております。昨年のワールドカップでのサッカー日本代表の活躍は、世界中の多くの人々に興奮と感動をもたらしました。その余韻は今も私の脳裏に鮮やかに刻まれています。皆さんも同じではないでしょうか
その日本サッカー協会とANAがメジャーパートナー契約に関する基本合意を締結するに至りました。ANAグループの『ワクワクで満たされる世界を』という新しい経営ビジョンをまさしく体現する取り組みの1つとなると確信しております
ANAはこれまでアスリートの活動をサポートしてまいりました。アスリートの皆様の挑戦する姿勢、目標に向かって弛まぬ努力をする姿勢。これはANAが脈々と受け継いできた挑戦するDNA、またANAグループの行動指針のチームスピリット、努力と挑戦と多くが共通しております
本日、日本サッカー協会とメジャーパートナー契約に基本合意することは、ANAが日本サッカー協会とともに、世界に挑戦し続けるということを表明する機会でもあります。私だけでなく、ANAグループ社員全員がワクワクしております。
ANAと日本サッカー協会はコーポレートカラー、チームカラーが同じブルーでございます。お互いに高い目標、約束を掲げ、その実現に向けて、弛まぬ努力と挑戦を続けています。
それもANAではANA’s Way、日本サッカー協会ではJAPAN’s Wayといった、日本の組織として独自の手法、コンセプトで取り組んでいる部分も共通しています。持続可能な社会の実現に向けて、社会貢献や社会課題を解決すべく積極的に取り組まれている部分も、誠に勝手ながら共通していると感じております。今後は両者の共通点を生かして、全国のサッカー協会、ANAの海外48拠点、日本国内拠点33拠点とが連携した地域活性化活動も検討してまいります
ANAも航空業界の日本代表として世界にチャレンジし続けてまいります。青い炎と熱い気持ちを持った両者が手を取り、世界中を期待や喜び、ワクワクで満たしたいと考えております。今後の私たちの価値共創活動にどうぞご期待ください
◆田嶋幸三 JFA会長
かねてより話し合いを進めてまいりました全日本空輸株式会社様との新たな契約について、この度基本合意に至りました。長引くコロナ禍、エネルギー価格や物価の高騰など厳しい状況下でパートナーシップ契約に合意して下さったこと、心から感謝を申し上げます
そして本日、全日本空輸株式会社の井上慎一 代表取締役社長と共に、しかも普段私たちが入ることのできない格納施設で皆様にお知らせできることを大変嬉しく思います。本日からスタートする契約は、現在のオフィシャルパートナー、オフィシャルサプライヤーに続くJFA メジャーパートナーという形態で、日本代表の事業に加え、普及、育成、指導者、審判の養成、施設整備、グラスルーツなどの事業において共同していくものであります
また、パートナーシップの核となるのは地方創生。47都道府県協会という私たちの最も重要なパートナーがいます。そことの共生、価値創造であると考えています
ANA様は世界各国を翼で結んでおり、国内は我々の47都道府県と結びつくものと思っております。日本代表のブランド価値と、JFAの資源、そして47都道府県サッカー協会、国内外のサッカーファミリーというJFAが持つネットワークとANA様が持つ海外、国内の強みを融合させて、新しい価値を見出しながら、活力ある社会作り、SDGsの達成やウェルビーイング(well- being)に資する環境づくりに推進していきたいと思います
JFAは『夢があるから強くなる』、『サッカーを通じて豊かなスポーツ文化を創造し、人々の心身の健全な発達と社会の発展に貢献する』と理念でうたっております。この活動を推進していきます。そしてANA様の『安心と信頼を基礎に。世界をつなぐ心の翼で。夢にあふれる未来に貢献する』と相通ずるものがあると思います
ANA様とJFAが真のパートナーシップを発揮することで、日本サッカーの世界への飛躍と、日本スポーツ界の発展、人々の健康と幸福、活力ある社会の発展に貢献できるものと確信しております
私たちは井上社長からもありましたように、JAPAN’s Way、日本独自の強化スタイル、育成スタイルを作り上げてきました。昨年のカタールでその成果が少し垣間見えることになり、世界と伍して戦えるチームになりつつあります。そして今年は、7月、8月にニュージーランド・オーストラリアで女子のワールドカップが開催されます。それに向けても、しっかりと強化をし、世界で活躍できるチームで行きたいと思っています
女子の本大会まではあと5カ月、2011年に世界チャンピオンとなり、そしてカタールで日本代表が活躍したそのバトンをしっかり女子に渡し、なでしこジャパンが再び頂点に立つということを、私たちは全力でサポートします
ANA様は2月15日には、2030年に向けた新経営ビジョンを発表されております。『ワクワクで満たされる世界を』。このスローガン、まさに私たちのなでしこジャパンもワクワクで満たされるゲームで再び世界の頂点を目指したいと思います
新型コロナウイルスの水際対策も本格緩和され、これから再び海外との往来が活性化していくでしょう。JFAとしても日本代表、そして日本人選手たちが世界で活躍することを願っています。そしてサッカーを通じて国際交流や国際貢献を推進していくと考えています。ANA様のその翼に夢を乗せて、世界に羽ばたきたいと思います
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