チェルシーとの契約交渉難航のマウント、OBは残留熱望 「素晴らしい選手であると思い出さなければ」

2023.02.25 17:18 Sat
Getty Images
かつてチェルシーで活躍した元イングランド代表MFのジョー・コール氏が古巣に所属するイングランド代表MFメイソン・マウント(24)の残留を願った。

チェルシーのアカデミー出身であり、2019-20シーズンからは主軸としてチームを支え、将来のキャプテン候補の一人として期待されていたマウント。しかし、2024年6月までとなる契約の延長交渉が金銭面を巡って難航すると、今シーズンの低調なパフォーマンスもあってファンからの評価は一変し、現在は非難の的となっている。

イギリス『90min』の取材を受けたJ・コール氏は、今夏にリバプール移籍の噂も囁かれるマウントの状況を憂慮。依然としてチェルシーにとって欠かせない選手であり、契約延長に向けた解決策はあるはずだと願った。
「メイソン・マウントはおそらく、自分はこのクラブで3、4年活躍し、チャンピオンズリーグで勝ち、どの大会でも自分はチームを前進させてきたと考えている」

「彼はリーダーであり、チームのため自分を犠牲にしてきた。そして、今もチェルシーに残りたがっていると思う。だから、私にはこの状況がどうしても理解できない。おそらく、お互いの価値観がかけ離れているのだろうね。そして彼はこう思っているはずだ。『自分の居場所はあるのか』とね」
「今の彼はチームから離脱しつつあり、それはメイソンにとってもチェルシーにとっても危険だ。フットボールは非常に気まぐれで、メイソン・マウントがどれほど優れた選手であるか忘れてしまうときもある。だからこそ、チェルシーは彼がどんなに素晴らしい選手であるか思い出さなければならない。彼はきっと良くなるはずだからね」

「私にとって、メイソンとの契約更新は優先リストのトップになるだろう。この問題を解決するための落としどころはあるはずなのだ」

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