浅野途中出場のボーフムに快勝のバイエルンが連勝で首位キープ《ブンデスリーガ》

2023.02.12 01:56 Sun
Getty Images
ブンデスリーガ第20節、バイエルンvsボーフムが11日に行われ、3-0でバイエルンが快勝した。ボーフムのFW浅野拓磨は68分からプレーしている。

前節ヴォルフスブルクに4発勝利として再開後初勝利とした首位バイエルン(勝ち点40)は、2位ウニオン・ベルリンとの1ポイント差をキープした中、退場したキミッヒの出場停止を受けて、ムシアラがゴレツカとダブルボランチを形成した。

一方、前節ホッフェンハイム戦では浅野に今季初弾が生まれた中、5発圧勝としたボーフム(勝ち点19)は残留圏内の15位に浮上。そのボーフムは3日前に行われたDFBポカールのドルトムント戦では1-2と惜敗。その試合でもスタメンだった浅野はベンチスタートとなった。
チュポ=モティングとミュラーの2トップとする[3-5-2]でスタートしたバイエルンが立ち上がりから押し込んでいく。すると16分、カンセロの左クロスからチュポ=モティングがヘディングシュートでゴールに迫った。

さらに35分、ニャブリが枠内シュートを浴びせると、41分に先制する。ヤンコのバックパスが短くなったミスを突いてミュラーがネットを揺らした。
バイエルンが1点をリードして迎えた後半、ミュラーに代えてアルフォンソ・デイビスを投入。ニャブリがチュポ=モティングと2トップを形成した。

そのバイエルンは52分、ホフマンのヘディングシュートをGKゾマーが好守で阻止すると、64分にリードを広げる。決めたのは4分前に投入されていたコマン。

中央をパス交換で崩した流れからムシアラのラストパスをボックス右のコマンがGKの股間を抜くシュートでネットを揺らした。

その後、浅野が右サイドに投入されたボーフムだったが、73分にPKを献上。ボックス左で仕掛けたニャブリをヤンコが倒してしまった。

このPKをニャブリ自ら決めて3-0としたバイエルンが快勝。リーグ戦連勝として首位をキープした。

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