PSGがメッシ逆転弾でオナイウ阿道スタメンのトゥールーズ撃破!《リーグ・アン》

2023.02.05 03:46 Sun
Getty Images
リーグ・アン第22節、パリ・サンジェルマン(PSG)vsトゥールーズが4日にパルク・デ・プランスで行われ、ホームのPSGが2-1で逆転勝利した。なお、トゥールーズのFWオナイウ阿道は62分までプレーした。
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首位のPSGは前節、モンペリエに3-1の勝利を収めて3試合ぶりの白星を奪還。連勝を狙う今節は、オナイウのリーグ・アン初ゴールなどでトロワに大勝した12位のトゥールーズと対戦した。
この試合では負傷のネイマール、サスペンションのヴェッラッティに加え、モンペリエ戦で負傷したムバッペとセルヒオ・ラモスが不在に。これを受け、ガルティエ監督はメッシとエキティケを2トップに配した[4-3-1-2]の布陣で臨んだ。

立ち上がりから押し込む入りを見せたPSGだが、10分過ぎにアクシデントが発生。筋肉系を痛めたレナト・サンチェスがプレー続行不可能となり、重傷を悟ったポルトガル代表MFは涙を浮かべてドレッシングルームへ下がり、若手DFビチャーブがスクランブル投入された。

この負傷交代で流れが悪くなると、20分にはビチャーブがボックス手前で与えたFKの場面で雑な壁の作り方の影響してか、ファン・デン・ブーメンに直接FKを決められてビハインドを背負った。
何とか前半の内に追いつきたいホームチームは、ネイマールとムバッペ不在の中でメッシにボールを集めながら後ろ重心のアウェイチームの守備ブロック攻略を目指す。だが、セットプレーを除いてなかなか決定機を作れない。

だが、前半終盤の38分には前節に幻のゴラッソを決めていたモロッコ代表DFが正真正銘のゴラッソを決める。右サイドでソレールからパスを受けたハキミがカットインを仕掛けると、ペナルティアーク付近で利き足とは逆の左足の強烈なミドルシュートをゴール左隅の完璧なコースに突き刺した。

ハキミのゴラッソによって1-1のイーブンで試合を折り返したPSGは余裕をもって後半に臨む。すると、今度は頼れるエースが魅せる。58分、ペナルティアーク付近でハキミから短いパスを受けたメッシはそのまま左足を一閃。この鋭いシュートがゴール左下隅の完璧なコースに決まった。

ハキミに続くメッシのゴラッソで逆転を許したトゥールーズは、直後の62分に2枚替えを敢行。前半からフィニッシュの局面に顔を出せずにいたオナイウは消化不良の形でダリンガと交代することになった。

後半半ばから終盤にかけてはPSGが概ね試合をコントロールしたものの、相手を突き放す3点目を奪えずにいると、トゥールーズも要所で鋭い攻撃を仕掛けてホームサポーターをヒヤリとさせる。

その後、後半最終盤にはトゥールーズがセットプレーからルオー、PSGがカウンターからメッシと互いに決定機を作り出したが、いずれもゴールとはならず。試合は2-1のスコアのままタイムアップ。満身創痍のPSGが辛くもリーグ連勝を飾っている。

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