今冬に510億円投下のチェルシーをグーナーのピアース・モーガンが皮肉る「君たちが買うべきはアーセナルを見上げる望遠鏡」

2023.02.01 17:55 Wed
Getty Images
今冬の移籍市場でド派手な大補強を成功させたチェルシーを、グーナーで有名なジャーナリストのピアース・モーガン氏がたっぷりの皮肉を込めて揶揄した。

昨年5月のオーナー交代から莫大な資金を投下して次々と補強を進めてきたチェルシー。今期開幕前にはマルク・ククレジャやカリドゥ・クリバリ、ラヒーム・スターリング、ウェズレイ・フォファナらに大金を注ぎ込んだが、その真骨頂を見せたのが今冬の移籍市場だった。

各国から若く有望なタレントをかき集め、通常であれば数名程度に補強を抑える冬の移籍市場において8人もの選手を補強。モナコのブノワ・バディアシル、PSVのノニ・マドゥエケ、リヨンのマロ・グストら平均20歳の選手らに惜しげもなく3000万ユーロ以上注ぎ込んだ。
アーセナルも獲得に動いたシャフタールのミハイロ・ムドリクは最大1億ユーロの値札が付いたが、アメリカ人オーナーは最終日にベンフィカMFエンソ・フェルナンデスの獲得を1億2000万ユーロの移籍金で成功させた。

この冬だけで費やした資金は総額3億6360万ユーロ。日本円に換算すると510億円という途方もない金額だ。これに噛み付いたのが、SNSでは炎上が通常運転のモーガン氏だ。同氏は応援するアーセナルが現在プレミアリーグでチェルシーと21ポイント差をつけていることを盾に、半ば暴走とも言えるチェルシーを大層饒舌に皮肉った。
「チェルシーファンへのリマインダー、我々はリーグ首位だ。10位の君たちに21ポイント差もつけてね。しかも1試合消化が少ないときたもんだ」

「君たちは欲しかった全ての選手のために莫大な金を費やしたみたいだが、本当に買うべきはアーセナルを見上げるための望遠鏡じゃないかね」

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