ダルミアン弾のインテルがアタランタを退けてベスト4一番乗り《コッパ・イタリア》

2023.02.01 06:57 Wed
twitterfacebookhatenalinegplus
photo
Getty Images
コッパ・イタリア準々決勝、インテルvsアタランタが1月31日に行われ、1-0でインテルが勝利した。

ラウンド16でパルマを下したインテルと、スペツィアを下したアタランタによる4強進出を懸けた一戦。

インテルはラウタロとルカクの2トップで臨み、アタランタはサパタを最前線に、パシャリッチとボガを2シャドーに配す布陣で臨んだ。
立ち上がりからインテルが押し込む流れとなると、21分にバレッラが枠内シュートをマーク。その後もインテルが攻め込み、アタランタが自陣で耐える時間が続く。

そんな中、前半終盤の41分にインテルに決定機。チャルハノールの左足ミドルが右ポストに直撃した。

ゴールレスで迎えた後半、55分にルックマンとホイルンドを投入したアタランタに対し、57分にインテルが押し切る。ラウタロのダイレクトパスをボックス手前左で受けたダルミアンが左足でゴール右へ蹴り込んだ。

その後もインテルがアタランタの反撃を許さずウノゼロ勝利。準決勝ではラツィオvsユベントスの勝者と対戦する。

関連ニュース
thumb

シティ司令塔デ・ブライネ「CL初優勝なら選手、クラブ、ファンにとって計り知れないもの」

マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネがクラブとしても悲願に迫る今の心境を語った。 今季のプレミアリーグを3連覇で飾り、宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのFAカップも制したシティ。10日にクラブとして初のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指して、インテルとの決勝に挑む。 制すればイングランド勢2クラブ目のトレブルという歴史的な瞬間にもなり、注目度が高まるばかり。イギリス『BBC』によると、その歴史に名を刻もうとするデ・ブライネが思いを口にしている。 「CL優勝は夢なのか、憧れなのか? 両方かもしれないね。誰に聞くかにもよる。プロなら誰でもCLを制したいし、頂に立ちたいと思うものさ」 「CLを優勝できれば、選手としても、チームとしても、最も大きなことの1つに到達することになる」 「この大会に毎シーズンのように出られるのは素晴らしいこと。世界最高の選手や最高のチームと競い合えるわけだからね」 また、「僕は長いことここにいる。ここでの8年間は信じられないようなもので、たくさんの最高の瞬間があった」と振り返ったが、いまだ届かずにいるビッグイヤー獲得の意義も続けている。 「もちろん、この大会に出続けているけど、まだ優勝できていない。僕らのなかに一貫して良い結果を出しているという実感があるんだけど、初優勝する術を見つけないといけない」 「(今大会で)それをやってのけられたら、選手にとっても、クラブにとっても、ファンにとっても、計り知れないものがある。素晴らしいものになるはずさ」 2023.06.10 17:14 Sat
twitterfacebook
thumb

インテル指揮官がCL決勝に闘志 「ミスを抑えつつ、ベストを尽くす」

インテルのシモーネ・インザーギ監督がチーム一丸を誓った。 奪還を目指したセリエAでは3位フィニッシュに終わったものの、コッパ・イタリア連覇のインテル。チャンピオンズリーグでは2009-10シーズン以来のファイナルに駒を進め、10日に通算4度目のビッグイヤーをかけてマンチェスター・シティと激突する。 クラブ公式サイトによると、その決戦がもう目前に迫るなか、会見出席のS・インザーギ監督は相手の力を認めつつ、闘志を燃やした。 「どんな試合をしなければならないかはわかっている。シティは今、世界で最も強いチームだが、自分たちも強いし、ここまで来られたのを誇りに思う。非常に手強いチームに対して、ミスを抑えつつ、ベストを尽くしていかないとね」 また、「明日が歴史的な一戦? そうだね。明日は我々のクラブ史を作る絶好機だ。とても難しいだろうけど、我々をここまで導いてくれた言葉である『TOGETHER』を試み、素晴らしいものを引き出していきたい」と続けた。 2023.06.10 16:25 Sat
twitterfacebook
thumb

ルベン・ディアスがシティ悲願のCL初制覇へ 「プレッシャーは大好き」「やるべきことをやる」

マンチェスター・シティのポルトガル代表DFルベン・ディアスが、10日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)決勝のインテル戦に向け意気込みを語った。イギリス『BBC』が伝えている。 2010年代に突入してから数々のタイトルを獲得してきたものの、CLだけは制することができていないシティ。2020-21シーズンは決勝まで勝ち進んだが、チェルシーに敗れ、苦杯をなめた。 リーグ3連覇とFAカップ制覇の2冠を成し遂げた今季は2年ぶりのCL決勝進出も果たしている。今回のインテル戦は、イングランド史上2チーム目のトレブル達成、そしてクラブ史上初のビッグイヤー獲得がかかる大一番だが、試合前の記者会見に出席したディアスはそれを重荷には感じていないと語った。 「プレッシャーは大好きだよ。長い間プレッシャーにさらされてきたけど、僕たちはそれを愛している。プレッシャーが適度にあれば、より速く走り、より高くジャンプし、より集中することができる。結局のところ、このような試合ではそれが必要になるんだ」 「僕たちはそのことを受け入れて、自分たちのやるべきことをやらなければならない。多くの場合、僕たちはそれを楽しんでいる。クラブやファン、自分たちの家族にとって、それ(CL制覇)にどんな意味があるかは分かっているけど、楽しむことは決して忘れてはいけない」 また、「ピッチに向かうトンネルに立つ時の気持ちはどういったものになるか」と問われたディアスは、恐れることなく試合に臨むであろう、チームの勇敢さを強調した。 「2月からずっと言っていることだけど、決着がつく時が一番重要な時なんだ。こういった段階までやってくると、前に進みたいのか、逃げ出したいのかといった、チームの特性もわかってくる」 「あの時以来、僕たちはいつも立ち向かってきたし、明日もそれは変わらないだろう。今回の試合も僕たち全員がステップアップするための一つの機会になる」 2023.06.10 16:11 Sat
twitterfacebook
thumb

シティ指揮官ペップ、優勝本命としてCL決勝も「そんなの大事なことではない」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が意気込みを語った。イギリス『BBC』が報じている。 今季のプレミアリーグを3連覇で飾り、宿敵マンチェスター・ユナイテッドとのFAカップも制したシティ。10日にクラブとして悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇を目指して、インテルとの決勝に挑む。 制すれば1998-99シーズンのマンチェスター・ユナイテッド以来となるトレブルという歴史的な瞬間にもなり、注目度が高まるばかりのグアルディオラ監督だが、本命と目される周囲の下馬評にも慢心なしだ。 「この大会の重要度はよくわかっているし、周りの意見は気にしない。すべきことに集中するのみだ」 「私はインテルのことを観て、できるだけ彼らのことを知ろうとしている。だが、フットボールではすべてが終わって、より良いパフォーマンスをしたチームがトロフィーを掴むもので、本命となる」 「これまでのシーズン中に何が起ころうが、もう過去。この大会の歴史からすれば、インテルの方が大きな存在。だが、そんなの大事なことではない。優勝の本命だとか、そうではないとかもね」 「大事なのは明日のイスタンブールで開始から最高のパフォーマンスをすること。それが違いとなる」 2023.06.10 15:45 Sat
twitterfacebook
thumb

【CL決勝 プレビュー】シティ悲願の初優勝か、インテルの13季ぶり4度目の優勝か? 英王者盤石もシモーネがカップ戦での手腕発揮か

チャンピオンズリーグ(CL)決勝、マンチェスター・シティvsインテルが、日本時間10日28:00にイスタンブールのアタテュルク・オリンピヤト・スタドゥでキックオフされる。 2008年のカタール人オーナーの買収以降、国内で獲得可能なすべてのタイトルを獲得してきたシティ。しかし、2020-21シーズンの準優勝を始め、近年は毎年のように優勝候補に挙がりながらも悲願のビッグイヤー制覇はいまだに成し遂げられず。それでも、グアルディオラ体制7年目のチームは、悲願達成に大きく近づく。 今シーズンのグループステージではドルトムント、セビージャ、コペンハーゲンと同居したグループGを4勝2分けの無敗で首位通過。ドルトムントに続き、ドイツ勢との連戦となったラウンド16ではRBライプツィヒを相手に、FWハーランドの1試合5ゴールの離れ業などで驚愕の2戦合計8-1の圧勝。続く準々決勝では指揮官の古巣にして、優勝候補であるバイエルンを2戦合計4-1で撃破した。 準決勝では昨季王者のレアル・マドリーと対戦。昨季と同じ舞台でリベンジを期したペップのチームは、初戦こそ1-1のドローで終えたものの、ホームでの2ndレグでは2ゴールを挙げたMFベルナルド・シウバを筆頭に相手を凌駕する圧巻のパフォーマンスで4-0の完勝。王者を沈めて3シーズンぶりのファイナルへ駒を進めた。 そして、今季ここまでプレミアリーグ、FAカップをすでに制したシチズンズは、悲願のビッグイヤー初制覇と共にイングランド勢では1998-99シーズンに宿敵マンチェスター・ユナイテッドが唯一達成しているトレブル達成を目指す。 対するインテルはジョゼ・モウリーニョ監督の下でイタリア史上初のトリプレーテを達成した2009-10シーズン以来、通算4度目のCL制覇を狙う。 今シーズンのグループステージではバイエルン、バルセロナ、ビクトリア・プルゼニと同居したグループCに。組み合わせ決定後は本命バイエルン、超大型補強を敢行したバルセロナに次ぐ3番手の評価となったが、スカッド大幅刷新で安定感を欠いた今季スペイン王者を1勝1分けで退けて2位での突破を決めた。決勝トーナメントではポルト、ベンフィカとポルトガルの2強との連戦となった中、勝負強さ光る戦いぶりでいずれも1勝1分けの戦績で勝ち上がってきた。 準決勝では今季セリエA王者を退けたミランとの18シーズンぶりのCLミラノ・ダービーが実現。当時、リーグ戦での順位は昨季セリエA王者に劣っていたが、1stレグをFWジェコとMFムヒタリアンの元ローマコンビのゴールで完勝すると、2ndレグではエースFWラウタロ・マルティネスのゴールを守り切ってウノゼロ勝利。2戦連続の完勝で見事にファイナル進出を成し遂げた。 また、一時トップ4圏外に沈んだリーグ戦では終盤戦の復調とユベントスの勝ち点10剥奪の恩恵もあって最終的に3位フィニッシュ。来季のCL出場権確保に成功した。そのため、今回の大一番では余計な重圧を排除し、コッパ・イタリアに続くシーズン2冠という純粋な目標にチャレンジできる形だ。 なお、両チームは意外にも公式戦での対戦は今回が初となる。ただ、インテルには唯一の古巣対戦となるジェコに加え、DFダルミアン、ムヒタリアン、FWルカクと元ユナイテッドの3選手が主力を担っている。 下馬評ではスカッドの質、指揮官の経験を含めシティの圧倒的優位が伝えられるが、インザーギ監督はカップ戦や一発勝負のコンペティションに無類の強さを見せており、ラツィオ時代の2016-17シーズンのコッパ・イタリア決勝ではユベントスに敗れたものの、それ以外のコッパの3度の決勝、4度のスーペル・コッパで全勝。その卓越した勝負強さで番狂わせを狙う。 ◆マンチェスター・シティ◆ 【3-2-4-1】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230609_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:エデルソン DF:ウォーカー、ルベン・ディアス、アカンジ MF:ストーンズ、ロドリ MF:ベルナルド・シウバ、デ・ブライネ、ギュンドアン、グリーリッシュ FW:ハーランド 負傷者:なし 出場停止者:なし 出場停止者、負傷者ともになし。フィットネスに問題を抱えていたウォーカーも前日のチームトレーニングに参加しており、万全のスカッドで大一番に臨めるはずだ。 システムに関しては攻撃時にセンターバックのストーンズをロドリの脇に上げる可変式の[3-2-4-1]の採用が濃厚だ。スタメンは前述の11名を予想するが、DFアケやMFフォーデン、FWマフレズらの起用も考えられる。 ◆インテル◆ 【3-5-2】 ▽予想スタメン <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230609_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD.<hr></div> GK:オナナ DF:ダルミアン、アチェルビ、バストーニ MF:ダンフリース、バレッラ、ブロゾビッチ、チャルハノール、ディマルコ FW:ジェコ、ラウタロ・マルティネス 負傷者:MFムヒタリアン、FWホアキン・コレア 出場停止者:なし 出場停止者はいない。負傷者に関しては共に負傷離脱していたムヒタリアンとコレアがトレーニング復帰したが、いずれもスタートからの起用は難しいようだ。 システムはメインシステムの[3-5-2]の採用で間違いない。スタメンはムヒタリアンのベンチスタートが濃厚であるため、バックラインと中盤は前述のメンバーの起用が確実だ。注目はラウタロの相棒で、直近のコンディションではルカクがハイパフォーマンスを継続しているが、より攻守のバランスで勝る古巣対戦のベテランストライカーの継続起用が見込まれる。 ★注目選手 ◆マンチェスター・シティ:MFロドリ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230609_100_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ベンチで味わった屈辱を晴らす決勝に。今回の大一番では得点王確実のハーランドや司令塔デ・ブライネ、戦術の要であるストーンズに注目が集まるところだが、シティのオーガナイザーのパフォーマンスに注目したい。 加入4年目のシティで最も替えが利かない選手の一人となった191㎝の大型ピボーテは、今季ここまで公式戦55試合に出場。ポジション争いのライバルと目されたMFフィリップスの低調な出来によって、指揮官は多くの試合で同胞MFをほぼフル稼働させている。 卓越した戦術眼とポジショニングセンスに、シーズンを重ねるごとにフィジカルの力強さを増す26歳は、中盤の底から的確な配球、セカンドボールの回収、フィルター役と難しい役割を事もなげにこなし、インサイドハーフに加え、多才なサイドバックやセンターバックに自由を享受させる黒子の役割が光る。さらに、攻撃時にはパワフルなミドルシュート、セットプレーのターゲットでも存在感を放つ。 現在は指揮官から最も信頼を受けるロドリだが、2020-21シーズンのチェルシーとのCLファイナルではシーズンを通して主力として起用されながらも、準々決勝2ndレグに続いて決勝では出場なしに終わり、ベンチでチームの敗戦を見守る屈辱を味わった。それだけに、今回の大一番に懸ける気持ちは誰よりも強いはずだ。 試合ではセンターバックと共に相手2トップに制限をかけつつセカンドボールの回収役、攻撃では相手の守り方次第ではあるが、ストーンズやギュンドアンと共にボールの循環の中心を担い、クリーンなパスを前線の選手に効果的に届けたい。 ◆インテル:FWラウタロ・マルティネス <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20230609_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> エース、カピターノとしてチームを優勝に導けるか。守勢が見込まれる今回の決勝においては、ハーランドと対峙するアチェルビや守護神オナナら守備陣のハイパフォーマンスが必須となるが、やはりエースストライカーに注目したい。 加入3年目以降はセリエAで3シーズン連続15ゴール以上を記録し、今シーズンも得点王には及ばなかったものの、21ゴールで3位フィニッシュに貢献したネッラズーリの絶対的なエース。ただ、対戦相手のレベルが上がるCLの舞台では今季も12試合3ゴールとやや物足りない数字にとどまる。それでも、コッパ・イタリアやスーペル・コッパといったタイトルが懸かる大一番では決定的な仕事を果たしており、この一戦においても勝負強さを発揮することが求められる。 試合を通してボールを握られる展開が続く中、チームとしてはジェコやルカクを狙ったロングボール、自陣でパスを引っかけた際のロングカウンターが攻撃の軸となる。その中で中盤に落ちての引き出し役、ハイラインの背後を狙う動きがメインとなるが、ウォーカーやルベン・ディアス、ロドリといったタフな守備者を相手にアルゼンチン代表FWがどこまで優位に進められるかがインテル勝利のカギを握る。 先のカタール・ワールドカップではチームとして優勝を果たしたものの、個人としては今回の対戦相手であるFWアルバレスに主役の座を奪われており、今回のファイナルでは自らが主役となって溜飲を下げたい。 2023.06.10 12:38 Sat
twitterfacebook
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly