マドリーがゴラッソ2発でアスレティック撃破! ジダン彷彿ボレー弾のベンゼマはラウールに並ぶリーグ歴代5位の228ゴール《ラ・リーガ》

2023.01.23 06:59 Mon
Getty Images
ラ・リーガ第18節、アスレティック・ビルバオvsレアル・マドリーが22日にサン・マメスで行われ、アウェイのマドリーが0-2で勝利した。

スーペル・コパでバルセロナに完敗し、今季初のタイトル逸となったリーグ2位のマドリーは、8位のアスレティックとのタフなアウェイゲームでバウンスバックの勝利を目指した。直近のコパ・デル・レイではリーグ戦で敗れたビジャレアルとの再戦となった中、途中出場のセバージョスの1ゴール1アシストの活躍などで2点ビハインドを撥ね返して3-2の逆転勝利。辛くも白星を取り戻した。
そして、アンチェロッティ監督は難所サン・マメスでの一戦に向け、そのコパから先発2人を変更。クロースとロドリゴに代えてセバージョスとアセンシオを起用した。

試合はコンディション面でアドバンテージを持つホームのアスレティックが、キックオフ直後から高いインテンシティで押し込む入りを見せる。イニャキとニコのウィリアムズ兄弟の推進力を生かした仕掛けでマドリー守備陣に後手の対応を強いると、10分にはセットプレーからパレデスがヘディングで最初の枠内シュートを放つ。

さらに、勢いづくアスレティックは17分にニコ・ウィリアムズのミドルシュート、19分には快足を飛ばしてボックス内に侵入したイニャキ・ウィリアムズがゴールライン際の角度のないところからシュートを狙うが、いずれもわずかに枠を外れる。
守勢の序盤を凌いだマドリーは、序盤から幾度かフィニッシュの局面に顔を出していたエースが圧巻のゴラッソを叩き込み。24分、中央での細かい繋ぎからボックス手前右のバルベルデが正確なクロスを上げると、アセンシオの当たり損ねとなったヘディングシュートがゴール前に浮き球の形でこぼれると、バックステップを踏みながらタイミングを合わせたベンゼマが抑えの利いた左足ダイレクトボレーでゴール右隅へ突き刺した。

なお、同胞ジネディーヌ・ジダンのCL決勝での有名なゴールを彷彿とさせるスーペルゴラッソを決めたベンゼマは、これがラ・リーガ通算228ゴール目となり、ラウール・ゴンサレスと並びラ・リーガ得点ランキングで5位タイに浮上した。

敵地で先制に成功したマドリーは時間の経過と共にボールの循環を改善し、安定したボール保持でゲームをコントロール。相手のプレスを効果的に外しながら、ヴィニシウスを起点とした縦に速い攻めで相手を引っくり返す。アスレティックの堅守もあって2点目を奪い切るまでには至らなかったものの、危なげなくリードを維持してハーフタイムを迎えた。

後半はホームチームの勢いをうまく吸収して危なげなくゲームをコントロールするマドリー。59分にはセットプレーの流れからナチョのシュートでGKウナイ・シモンを脅かすと、66分にはベンゼマのスルーパスに抜け出したアセンシオに決定機が訪れるが、利き足とは逆の右足で放ったボックス右からのシュートは枠を捉え切れない。

一方、後半に入って攻撃の形を作れないアスレティックは67分に3枚替えを敢行。ムニアイン、エレーラ、グルセタと経験豊富な選手とストライカーをピッチへ送り出す。この交代で攻撃の精度を上げたホームチームは、ムニアインの正確なプレースキックを生かして決定機を作り出していくが、イニャキ・ウィリアムズのゴールネットを揺らした場面がオフサイドになるなど、あと一押しが足りない。

その後、徐々に守勢を強いられたマドリーは、アセンシオとヴィニシウス、ロドリゴを下げて、モドリッチ、ロドリゴ、クロースとフレッシュな選手を続けてピッチへ送り出すと、この交代が試合を決める追加点をもたらすことに。

90分、ハーフウェイライン付近で相手のトラップミスを狙ったロドリゴがバルベルデと共にカウンターを繰り出すと、ボックス手前右でロドリゴがグラウンダーで折り返したボールをペナルティアーク付近に走り込んだクロースが見事な右足のダイレクトシュートをゴール右下隅へ突き刺した。

そして、ベンゼマとクロースの2つのゴラッソで難所サン・マメスを攻略したマドリーが、リーグ戦2試合ぶりの白星を手にし、週明けに控えるコパのマドリード・ダービーへ弾みをつけている。
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ビッグイヤーが置き土産…レアルで有終の美飾ったクロース「こういう形で去りたかった」

レアル・マドリーのドイツ代表MFトニ・クロースが最高の結末を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 今夏のユーロ2024を最後に現役を引退するクロース。1日にウェンブリー・スタジアムで行われたチャンピオンズリーグ(CL)決勝のドルトムント戦がマドリーでのラストマッチとなった。 前半はドルトムントに押されながらゴールレスで折り返すと、74分にクロースが大仕事。スペイン代表DFダニエル・カルバハルの先制点をCKからアシストする。 さらに、83分にブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが追加点を奪うと、クロースはその2分後にお役御免。チームの勝利をピッチの外から見届け、最後のビッグイヤー獲得に至った。 まだユーロが残っているものの、クラブレベルで有終の美を飾ったクロースはこの結末についてコメント。これが望んでいた形だと喜びをあらわにした。 「このような形で去るつもりだった。この1週間は素晴らしい雰囲気で本当に楽しかったが、決勝にも集中していた。僕らはこの試合に勝ちたかったから、この1週間はそこに向けて準備してきた」 「前半はうまくいかなかったけど、それは問題ではなかった。このチームは常に前を向いているし、勝ちたいならゴールを決めなければならないからね。このような形で去ることができてとても幸せだし、これ以上の形はない」 「この 10 年間で経験したことは忘れられないものだし、時には懐かしくなることもあるだろう。違う人生を送りたかったからこの決断をした。寂しいけど、こういう形で去りたかったからとても幸せだ」 なお、クロースは今回の一戦がマドリーでの通算465試合目。勝利数はきり良く300試合に到達している。 2024.06.02 13:49 Sun

クルトワが大ケガ経てCL優勝締め! 「今季は長くてつらいシーズンだった」

レアル・マドリーのベルギー代表GKティボー・クルトワが苦難経てのチャンピオンズリーグ(CL)制覇に歓喜した。 1日のウェンブリー・スタジアムでチャンピオンズリーグ(CL)決勝のドルトムント戦に臨んだレアル・マドリー。こう着状態で後半に入ったが、ダニエル・カルバハルとヴィニシウス・ジュニオールのゴールで2-0と勝利し、2季ぶり15度目のCL制覇を成し遂げた。 そんなレアル・マドリーの最後尾に立ったのがクルトワ。今季開幕直前の左ヒザ前十字じん帯断裂で長期離脱を強いられてから、その過程で右ひざ内側半月板も痛めたりとケガ続きの今季だったが、この最終盤に復帰し、CL決勝の舞台では無失点勝利に貢献した。 『UEFA.com』によると、クルトワは「今季は長くて、つらいシーズンだった」と胸の内を明かしつつ、「チームメイトや、スタッフ、みんなから多くのサポートを受けた。こういう形でシーズンを締めくくれて嬉しい。ここで勝ててね」と最高の締めくくりを喜んだ。 また、このCL決勝も「前半は監督の指示どおりにできなかった。相手に容易くスペースを使われ、プレスもかけきれていなかったから、後半から[4-3-3]を変更したんだ。それが助けになってくれたね。前半は守れたけど、0-2にされる可能性もあった」と振り返った。 <span class="paragraph-title">【ハイライト動画】ドルトムントvsレアル・マドリー</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="WjF2ncTDPqI";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.02 10:30 Sun
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