主役のメッシとC・ロナウドが共にゴール! 10人PSGがリヤド選抜とのド派手な打ち合い制す《親善試合》
2023.01.20 04:13 Fri
パリ・サンジェルマン(PSG)は19日、サウジアラビアのキング・ファハド・スタジアムでリヤド・シーズンチームとのフレンドリーマッチに臨み、5-4で勝利した。
クープ・ドゥ・フランスの変則日程の影響もあり、カタールのドーハとサウジアラビアのリヤドへの短期遠征を実施中のPSG。その遠征の目玉となる今回の親善試合では、リヤドに本拠地を置くアル・ナスルとアル・ヒラルの選抜チームと対戦。そして、アル・ナスルでは昨年末に電撃加入したクリスティアーノ・ロナウドのデビュー戦となった。
PSGはこの一戦に向けてメッシ、ムバッペ、ネイマールのトリデンテにセルヒオ・ラモス、ハキミといった主力をスタメン起用。一方のリヤド・シーズンチームではロナウドが新天地で初起用となったほか、GKアル・オワイスや元FC東京のチャン・ヒョンス、ルイス・グスタボ、マレガ、ゴンサロ・マルティネスといった選手がスタメンでピッチに立った。
メッシとロナウドの永遠のライバルによる再競演に注目が集まったドリームマッチは主役がいきなり魅せる。開始3分、左サイドを起点とした攻めからネイマールが浮き球でゴール前のスペースにスルーパスを出すと、これに反応したメッシがGKとDFに寄せられる寸前で左足のチップキックで流し込んだ。
いきなりのライバルの活躍に触発されたロナウドも、直後の6分に最初の見せ場。ボックス手前左でルイス・グスタボからパスを受けると、そのままボックスに持ち込んで左足を振っていくが、ややパワー不足のシュートはレアル・マドリーの元同僚GKナバスにキャッチされた。
32分、セットプレーの競り合いの際にロナウドがGKナバスと交錯。すると、ボールに触れなかったナバスがロナウドの頭部にパンチングを見舞ったとの判定でPKが与えられる。これをロナウド自ら決め切ってサウジアラビアでの初ゴールとした。
これで一気に試合の流れが変わると、PSGは相手のカウンターの際にハキミ、ベルナトが裏へ抜け出そうとする相手選手を続けて後方から倒すと、最後尾での対応となったベルナとが決定機阻止と判断されてレッドカードを掲示される。これで数的不利を負ったPSGだが、自慢のトリデンテを生かしたカウンターからチャンスを作り出すと、43分にはセットプレーからムバッペのクロスにタイミング良く飛び出したマルキーニョスのワンタッチシュートで勝ち越しに成功する。
だが、前半終了間際にネイマールが自ら得たPKを相手GKに止められて3点目のチャンスを逃すと、ホームチームの千両役者が再び魅せる。前半アディショナルタイム6分、セットプレーの場面でアブドゥルハミドの左クロスに反応したロナウドはヘディングシュートを右ポストも当てるが、撥ね返りを冷静に収めて左足のシュートを突き刺して2点目を奪った。
メッシとロナウドが共にゴールを挙げて2-2のイーブンで折り返した試合。互いにメンバー数人を入れ替えて臨んだ中、前半終盤の流れを踏襲するように打ち合いの展開に。
まずは53分、セットプレーの二次攻撃から左サイドで仕掛けたムバッペが低弾道のクロスを上げると、攻め残っていたセルヒオ・ラモスがゴール前に飛び込んで巧みなワンタッチシュートを流し込む。
直後の56分にはリヤド・シーズンチームが右CKからマルティネスの右クロスをゴール前のチャン・ヒョンスが頭で合わせ、再び同点に追いつく。だが、60分にはメッシが相手のハンドを誘発して得たPKをムバッペがきっちり決めてPSGが突き放した。
60分過ぎにはPSGがメッシ、ネイマール、ムバッペら主力を一気にベンチに下げると、ロナウドも同じタイミングでベンチへ下がってメッシとロナウドの至高の競演は惜しまれつつも終了を迎えた。
その後、試合は一進一退の攻防を見せた中、78分にはPSGが鮮やかなロングカウンターからエキティケのゴールで5点目を奪取。一方、数的優位のホームチームも試合終了間際にタリスカの強烈な左足のミドルシュートで1点を返した。そして、メッシとロナウドの競演に沸いた白熱のフレンドリーマッチは見応え十分の4-5のスコアでタイムアップを迎えた。
リヤド・シーズンチーム 4-5 パリ・サンジェルマン
【リヤド】
クリスティアーノ・ロナウド(34分[PK])
クリスティアーノ・ロナウド(45分+6)
チャン・ヒョンス(56分)
タリスカ(94分)
【PSG】
メッシ(3分)
マルキーニョス(43分)
セルヒオ・ラモス(53分)
ムバッペ(60分[PK])
エキティケ(78分)
クープ・ドゥ・フランスの変則日程の影響もあり、カタールのドーハとサウジアラビアのリヤドへの短期遠征を実施中のPSG。その遠征の目玉となる今回の親善試合では、リヤドに本拠地を置くアル・ナスルとアル・ヒラルの選抜チームと対戦。そして、アル・ナスルでは昨年末に電撃加入したクリスティアーノ・ロナウドのデビュー戦となった。
PSGはこの一戦に向けてメッシ、ムバッペ、ネイマールのトリデンテにセルヒオ・ラモス、ハキミといった主力をスタメン起用。一方のリヤド・シーズンチームではロナウドが新天地で初起用となったほか、GKアル・オワイスや元FC東京のチャン・ヒョンス、ルイス・グスタボ、マレガ、ゴンサロ・マルティネスといった選手がスタメンでピッチに立った。
いきなりのライバルの活躍に触発されたロナウドも、直後の6分に最初の見せ場。ボックス手前左でルイス・グスタボからパスを受けると、そのままボックスに持ち込んで左足を振っていくが、ややパワー不足のシュートはレアル・マドリーの元同僚GKナバスにキャッチされた。
以降は急造のホームチームに対して、タレントとチームとしての完成度で勝るPSGが優勢に試合を進めていく。とりわけ、ネイマールとメッシ、ムバッペの強力トリデンテは個人技とコンビネーションで違いを生み、幾度も際どいシーンを作り出す。それでも、何とか粘って追加点を与えないリヤド・シーズンチームは、もう一人の主役がやはり決定的な仕事を果たした。
32分、セットプレーの競り合いの際にロナウドがGKナバスと交錯。すると、ボールに触れなかったナバスがロナウドの頭部にパンチングを見舞ったとの判定でPKが与えられる。これをロナウド自ら決め切ってサウジアラビアでの初ゴールとした。
これで一気に試合の流れが変わると、PSGは相手のカウンターの際にハキミ、ベルナトが裏へ抜け出そうとする相手選手を続けて後方から倒すと、最後尾での対応となったベルナとが決定機阻止と判断されてレッドカードを掲示される。これで数的不利を負ったPSGだが、自慢のトリデンテを生かしたカウンターからチャンスを作り出すと、43分にはセットプレーからムバッペのクロスにタイミング良く飛び出したマルキーニョスのワンタッチシュートで勝ち越しに成功する。
だが、前半終了間際にネイマールが自ら得たPKを相手GKに止められて3点目のチャンスを逃すと、ホームチームの千両役者が再び魅せる。前半アディショナルタイム6分、セットプレーの場面でアブドゥルハミドの左クロスに反応したロナウドはヘディングシュートを右ポストも当てるが、撥ね返りを冷静に収めて左足のシュートを突き刺して2点目を奪った。
メッシとロナウドが共にゴールを挙げて2-2のイーブンで折り返した試合。互いにメンバー数人を入れ替えて臨んだ中、前半終盤の流れを踏襲するように打ち合いの展開に。
まずは53分、セットプレーの二次攻撃から左サイドで仕掛けたムバッペが低弾道のクロスを上げると、攻め残っていたセルヒオ・ラモスがゴール前に飛び込んで巧みなワンタッチシュートを流し込む。
直後の56分にはリヤド・シーズンチームが右CKからマルティネスの右クロスをゴール前のチャン・ヒョンスが頭で合わせ、再び同点に追いつく。だが、60分にはメッシが相手のハンドを誘発して得たPKをムバッペがきっちり決めてPSGが突き放した。
60分過ぎにはPSGがメッシ、ネイマール、ムバッペら主力を一気にベンチに下げると、ロナウドも同じタイミングでベンチへ下がってメッシとロナウドの至高の競演は惜しまれつつも終了を迎えた。
その後、試合は一進一退の攻防を見せた中、78分にはPSGが鮮やかなロングカウンターからエキティケのゴールで5点目を奪取。一方、数的優位のホームチームも試合終了間際にタリスカの強烈な左足のミドルシュートで1点を返した。そして、メッシとロナウドの競演に沸いた白熱のフレンドリーマッチは見応え十分の4-5のスコアでタイムアップを迎えた。
リヤド・シーズンチーム 4-5 パリ・サンジェルマン
【リヤド】
クリスティアーノ・ロナウド(34分[PK])
クリスティアーノ・ロナウド(45分+6)
チャン・ヒョンス(56分)
タリスカ(94分)
【PSG】
メッシ(3分)
マルキーニョス(43分)
セルヒオ・ラモス(53分)
ムバッペ(60分[PK])
エキティケ(78分)
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