ウルブスに競り勝ったユナイテッドが公式戦5連勝締め! 規律違反で先発落ちのラッシュフォードが殊勲の決勝弾《プレミアリーグ》

2022.12.31 23:31 Sat
Getty Images
プレミアリーグ第18節、ウォルバーハンプトンvsマンチェスター・ユナイテッドが12月31日にモリニュー・スタジアムで行われ、アウェイのユナイテッドが0-1で勝利した。

ユナイテッドはリーグ再開初戦となったノッティンガム・フォレスト戦に3-0の快勝を収めて2連勝。トップ4圏内との勝ち点差を「1」に縮めている。

2022年最終戦での3連勝を狙うテン・ハグのチームは、ロペテギ監督の初陣を白星で飾った18位のウルブスと敵地で対戦。フォレスト戦からは規律違反の問題があったラッシュフォードに代えてガルナチョを起用した以外、同じスタメンを継続。本職左サイドバックのショーが引き続きヴァランとセンターバックでコンビを組んだ。
ホームのウルブスがアグレッシブな良い入りを見せたが、最初の決定機はユナイテッドに訪れる。5分、右CKの場面でキッカーのエリクセンが右足アウトスウィングで入れたボールをニアに飛び込んだカゼミロが頭で合わすが、これは惜しくもゴール前のDFにディフレクトして枠を捉え切れない。

ここからユナイテッドペースに傾くかに思われたが、ウルブスが引き続きボールの主導権を握り、うまく中盤を使いながらサイドバックも高い位置で攻撃に絡むなど良い仕掛けを続ける。
一方、相手の出来の良さも影響したものの、なかなか良い形で試合を進められず、攻撃では見せ場を作れないユナイテッド。それでも、16分にはDFセメドの不用意なGKへのバックパスをボックス内で奪ったガルナチョにビッグチャンスが訪れる。だが、ここはGKジョゼ・サに間合いを詰められて右足のシュートは先制ゴールとはならなかった。

前半半ばから終盤にかけてはユナイテッドがゆったりとしたリズムながらもボール支配率で押し返すが、試合のペースは変わらずにホームチームが握る。左サイドバックのブエノの攻撃参加を効果的に生かすと、カウンターを起点にネヴェスやポデンセが際どいフィニッシュの場面を創出。対するユナイテッドは36分にマラシアが深い位置で上げたクロスをゴール前のアントニーが頭で合わすが、これはGK正面を突いた。

ゴールレスで折り返した後半、両ベンチは先制点を奪うためにハーフタイムにメンバー変更。ユナイテッドはガルナチョを下げてラッシュフォード、ウルブスはジエゴ・コスタに代えてアダマ・トラオレをピッチに送り出す。これに伴い、前線は右からトラオレ、ポデンセ、ファン・ヒチャンという並びに。

互いにこの交代によって攻撃が活性化されると、後半は立ち上がりから動きの多い展開に。右のトラオレの個人技を軸により優勢に試合を進めるホームチームは58分にネヴェスが枠の右隅を捉えた見事な直接FKを放つが、これはGKデ・ヘアの好守に阻まれる。

その後はユナイテッドがエリクセンに代えてフレッジを、ウルブスはアイ=ヌーリやトチ・ゴメスの投入によって前節に続き[3-4-3]への布陣変更を敢行。選手交代で膠着状態からの脱却を図る。

そういった中、規律違反でベンチからのスタートとなっていた赤い悪魔の10番が決定的な仕事を果たす。76分、左サイドでボールを受けたラッシュフォードが内側のブルーノ・フェルナンデスにボールを預けてボックス内に走り込むと、絶妙なリターンパスが届く。ここでラッシュフォードはDFジョニーの寄せをモノともせずに力強く切り込んで右足のシュートをニアサイドに突き刺した。

好調ラッシュフォードの公式戦3試合連続ゴールによってゴールをこじ開けたユナイテッドは、よりリスクを冒して前に出るホームチームを前にカウンターから追加点を狙う。84分には力強い仕掛けでゴール前に持ち込んだラッシュフォードがGKの弾いたボールを身体で押し込んでゴールネットを揺らすが、これはVARのレビューでハンドを取られて2点目とはならず。

その後、試合は最少得点差のまま5分が加えられたアディショナルタイムに突入。何とか勝ち点を獲得したいウルブスは94分にアイ=ヌーリの左CKをゴール前でフリーのヒメネスが頭で合わすが、この決定的なシュートはGKデ・ヘアが見事な反応ではじき出した。

そして、試合はこのままタイムアップを迎え、ウルブスに競り勝ったユナイテッドが公式戦5連勝でリーグ暫定4位に浮上し、2022年の戦いを終えることになった。

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