森保監督契約延長に見る忖度は? 気になる具体的事例のレポート/六川亨の日本サッカー見聞録
2022.12.30 20:00 Fri
年末も押し迫った12月28日、JFA(日本サッカー協会)は午前中に臨時の技術委員会と臨時理事会を立て続けに開催し、森保一氏に26年アメリカ・カナダ・メキシコ共催のW杯までサムライブルーの監督の契約延長を提示。森保氏も受諾したため仮契約を済ませ、17時30分から緊急の記者会見を開催した。
唐突な記者会見ではあったが、森保監督が継続して代表監督を務めるのは規定路線だったとも言える。
田嶋幸三JFA会長は契約延長について「ベスト8という新しい景色は見られなかったが、ベスト8の新しい景色を見るために一番ふさわしい監督であること。そして日本社会へポジティブな影響を与え、国際的に日本サッカーの地位を高めてくれた」とその理由を語った。
日本代表の監督決定権は理事会にある。理事会の決議により決定し、本契約となる。その前に『反町技術委員長および田嶋会長・会長が指名する者』によって監督の選定・交渉が行われる。さらにその前段階として、技術委員会(もしくは委員長)が複数の候補者を選任して事前交渉に当たるのが通例だった。
ただし、反町氏が技術委員長に就任したのは20年3月だったので、すでに森保ジャパンはスタートして1年半が経過していたため、反町技術委員長が任命したわけではなかった。
そして反町技術委員長は、日本がW杯で敗退後の12月12日に開かれた技術委員会では「勝利を収めた評価と、日本の戦い方の議論で、いろんな見方があった」と明かしつつ、今後は「団長としてインサイドレポートを出す、TSG(テクニカル・スタディ・グループ)がアウトサイドレポートを出す」と話した。
しかし28日の会見ではどちらのレポートも報告はなく、「臨時の技術委員会を開いて森保監督をサムライブルーの監督として推挙する。理事会で承認された」とあっさりしたものだった。
それもそうだろう。日本がクロアチアにPK戦で負けた後のこと、すでに田嶋会長は「間違いなく次の監督の候補の1人」と、森保監督の契約延長を示唆した。もちろん会長には代表監督の選定権があれば、解任・契約解除の権利もある。
しかし組織として技術委員会の“頭ごなし”に監督人事について発言するのはいかがなものだろう。周りが忖度して、田嶋会長に“おもねる”ことにもつながりかねないのではないか。
ここで森保監督の契約延長にケチをつけるつもりは毛頭ない。ドイツ戦とスペイン戦では、それまであまり採用しなかった3バック(5バック)で結果を出した。「ロングカウンターもタレントがいなければできない」と反町技術委員長が指摘したように、浅野拓磨と前田大然は前線からのプレスだけでなくゴールという結果を出した。
その一方で、いわゆる“マリーシア”のあるコスタリカやクロアチアには、試合運びの妙という点で日本は「歯がゆい思い」を今回もさせられた。「越すに越せない」ベスト8の壁でもある。
コスタリカ戦もベストメンバーで連勝してノックアウトステージ進出を決め、スペイン戦でターンオーバーすべきではなかったか。選手が試合中に自己判断できるよう余計な口出しはせずに成長を促すのはいいが、PK戦のキッカーは自主申告ではなく森保監督がキッカーと順番を指名すべきではなかったか。
目標としていたカタールW杯ベスト8、東京五輪の金メダル、19年アジアカップは準優勝と3大会連続して結果を残していないことの評価は、などなど――こうした具体的な事例について技術委員会のレポート(評価と課題)を知りたかったのは私だけだろうか。
「能力の高いCFの発掘」であり、「攻撃に違いを作れる選手の育成」と「受動的ではなく能動的なボールを握るサッカー」は、日本の長年の課題であり、理想でもある。さらに今回のW杯では「190センチ台の長身CBの発掘」と、「前線でのストロングヘッダーの育成」が必要なこともわかった。
代表チームは強化の時間が限られているため、手っ取り早く結果を出すには時間をかけてサイドをえぐるより、早めのアーリークロスで空中戦から勝負――に日本は2失点した。これについては鎌田大地の守備察知能力の低さも改善の余地は大いにあるだろう。
しかし若手選手の発掘と育成は森保監督の仕事ではない。このため、28日の会見で森保監督や反町技術委員長が指摘した日本サッカー界の課題は、カタールW杯で改めて明らかになったものの本質的に根深いものだ。
カタールW杯の一番の成果は、「日本人にはできない」と最初から諦めていたことを、直視して見直さざるを得ないきっかけになったこと、“世界の潮流”を直視できたことかもしれない。
こうした反省点は過去のW杯でもたびたびあったが、代表監督が代わり、技術委員長が代わり、技術委員会のメンバーが代わるたびにリセットされて反省や経験が次代に生かされてこなかった。森保監督の契約延長の一番の“メリット”は、日本サッカーの問題点を継続して同じメンバー(各年代)で共有し、解決策を模索することになることではないだろうか。
唐突な記者会見ではあったが、森保監督が継続して代表監督を務めるのは規定路線だったとも言える。
田嶋幸三JFA会長は契約延長について「ベスト8という新しい景色は見られなかったが、ベスト8の新しい景色を見るために一番ふさわしい監督であること。そして日本社会へポジティブな影響を与え、国際的に日本サッカーの地位を高めてくれた」とその理由を語った。
日本代表の監督決定権は理事会にある。理事会の決議により決定し、本契約となる。その前に『反町技術委員長および田嶋会長・会長が指名する者』によって監督の選定・交渉が行われる。さらにその前段階として、技術委員会(もしくは委員長)が複数の候補者を選任して事前交渉に当たるのが通例だった。
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ここで森保監督の契約延長にケチをつけるつもりは毛頭ない。ドイツ戦とスペイン戦では、それまであまり採用しなかった3バック(5バック)で結果を出した。「ロングカウンターもタレントがいなければできない」と反町技術委員長が指摘したように、浅野拓磨と前田大然は前線からのプレスだけでなくゴールという結果を出した。
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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/Cmr-DTzqt7D/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">オナイウ阿道 2022.12.29 20:35 Thu3
日本代表の新ユニフォームの発表時期が判明?続々と各国がお披露目している中で日本は遅めの発表か
日本代表の新ユニフォームは6月に発表される可能性が高いようだ。ユニフォーム等の情報を扱う『Footy Headlines』が伝えている。 およそ2年間隔で発表される日本代表の新ユニフォーム。折り鶴からヒントを得た「ORIGAMI」をコンセプトとしている現行のユニフォームは、2022年8月に発表され、現在行われている2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選でも着用されている。 一方で、今夏に行われるユーロ2024やコパ・アメリカ2024に向けて各国代表の新ユニフォームが続々と発表されている状況。3月のインターナショナルマッチウィークで、各国が新ユニフォームをお披露目している。 そうした中、『Footy Headlines』によると、アディダスがユニフォームサプライヤーを務めている代表チームの中で、日本とアルジェリア代表については6月に発表される予定だという。 なお、その新ユニフォームについて、『Footy Headlines』は過去に、現行のユニフォームから色が変化すると予測。ユニフォームのメインカラーが青というよりも紺色に近いレジェンドインクと呼ばれるカラーになるとしている。 一方のアウェイユニフォームについては、メインカラーがクリアホワイトになると考えているようだ。 6月には、男子のサッカー日本代表が、アジア2次予選のミャンマー代表戦とシリア代表戦を控えている。 新ユニフォームについては、その前に発表されることになるのだろうか。 <span class="paragraph-title">【画像】あり?なし?『Footy Headlines』の日本代表新ユニフォーム予想デザイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"> Japan's 2024 home kit from Adidas could be a great one <a href="https://t.co/xD7ry5VQYR">pic.twitter.com/xD7ry5VQYR</a></p>— Footy Headlines (@Footy_Headlines) <a href="https://twitter.com/Footy_Headlines/status/1715220294863040895?ref_src=twsrc%5Etfw">October 20, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.25 11:25 Mon4
森保監督続投で歴代最長監督はというと…/六川亨の日本サッカーの歩み
まだ正式決定ではないが、森保一監督の『2年間の』続投が決まったようだ。正式には来年のJFA(日本サッカー協会)理事会での承認待ちになる。その頃にはコーチ陣などのスタッフの詳細も決定しているだろう。 93年のJリーグ誕生以降、日本代表の監督は基本的にW杯の4年サイクルで交代してきた。例外は94年のアジア大会で韓国に敗れたロベルト・ファルカン氏、97年のアウェー中央アジア2連戦で更迭された加茂周氏、07年に病に倒れたイヴィチャ・オシム氏、15年に契約解除されたハビエル・アギーレ氏、そして18年に解任されたヴァイッド・ハリルホジッチ氏の5人しかいない。 そうした過去30年の歴史のなかで、初めて『続投』が決定的となったのが森保監督である。目標としていた「ベスト8」には届かなかったものの、大国ドイツとスペインに逆転勝ちを収めたことが高く評価されたことは言うまでもない。 そこで過去の歴代監督の任期を振り返ると、上には上がいるもので、長沼健氏(元JFA会長)は1962年から69年までの7年間と、さらに72年から76年までの4年間、トータル11年間も日本代表の監督を務めた。「時代が違う」と言ってしまえばそれまでだが、おそらく2度と破られることのない記録と言っていいだろう。 長沼氏が“長期政権"を担うことになったのには理由がある。64年に東京五輪があったからだ。このため62年に33歳の若さで監督に抜擢された。そして東京五輪ではグループリーグでアルゼンチンを倒して決勝トーナメントに進出。準々決勝で銀メダルに輝いたチェコスロバキアに0-4で敗れたが、ベスト8進出で日本に“第1次サッカーブーム"を巻き起こした。 さらに4年後のメキシコ五輪では、アジア勢初となる銅メダル獲得の快挙を達成。その再現を半世紀後の21年東京五輪で森保監督は期待されたが、残念ながらメダルにはあと一歩届かなかった。 長沼氏は69年のメキシコW杯アジア1次予選で、韓国とオーストラリアの後塵を拝したことで監督の座をコーチだった岡野俊一郎氏(元JFA会長)に譲る。しかし岡野氏が71年のミュンヘン五輪予選で韓国とマレーシアに負けたことで、日本サッカーの復権は再び長沼氏に託されることになった。 ところが73年の西ドイツW杯アジア予選はイスラエル(当時はアジアに所属し、中東勢が対戦を拒否したため予選は東アジアに組み込まれた)とマレーシアに敗れ、76年のモントリオール五輪アジア予選も韓国とイスラエルに敗れて監督から退くことになった。 当時の日本サッカーは、「W杯予選は負けても当たり前」であり、五輪予選で敗退するたびに監督は交代していた。Jリーグ開幕以前では、92年のバルセロナ五輪アジア最終予選で敗れた横山謙三総監督、88年ソウル五輪アジア最終予選で中国に逆転負けを喫した石井義信氏(故人)、80年モスクワ五輪アジア予選で韓国とマレーシアに及ばなかった下村幸男氏らである。 しかし96年のアトランタ五輪に28年ぶりに出場して以来、五輪出場は7大会連続して出場。その間には12年ロンドン五輪と21年東京五輪ではメダルまであと一歩に迫った。もう五輪は出場するのは当たり前で、次の24年パリ五輪は「メダル獲得」がノルマになるだろう。 同じようにW杯も98年以降7大会連続して出場中で、さらに2026年のアメリカ・カナダ・メキシコ大会は出場国が48に増えるため、出場権を失うことはまず考えられない。森保監督にとっては「ベスト8」への再チャレンジになるが、その前に横内昭展ヘッドコーチは磐田の監督に、上野優作コーチはFC岐阜の監督に転身するなどスタッフの陣容は一新せざるを得ない。 果たして新たなスタッフの顔ぶれはどうなるのか。そこに外国人コーチが入るのかどうかなどは楽しみなところ。 そして森保監督は、23年こそ秋まで親善試合しかない“静かな"一年になるものの、21年東京五輪は「金メダル」を目標に掲げながらも4位に終わり、カタールW杯も「ベスト8」が目標だったがラウンド16で敗退した。このため、まだ先の話ではあるが、24年のアジアカップでは『優勝』がW杯まで続投するためのノルマにすべきではないだろうか。 2022.12.26 22:00 Mon5