AC長野パルセイロ・レディースのMF
菊池まりあが悔しさをにじませた。
10月29日から30日にかけて行われた2022-23 Yogibo WEリーグ第2節。AC長野パルセイロ・レディースはマイナビ仙台レディースを長野Uスタジアムに迎えた。
複数名の新型コロナウイルス感染症陽性判定者が出た影響からか、前節から最終ラインやGKを含む先発5人を入れ替えた長野だったが、前半で2点のビハインドを負い、開幕戦の三菱重工浦和レッズレディース戦に続いて追い掛ける展開に。ハーフタイム明けの布陣変更が功を奏し、菊池の直接CKで1点を返すも、そのまま1-2で敗れて連敗スタートとなった。
昨季はINAC神戸レオネッサで出場2試合にとどまり、出場機会を求めて今季から長野に加わった菊池。54分の追撃弾が加入後初ゴールとなり、WEリーグでは初となるCKを直接決めた選手となった。
ただ、自身の成果よりもチームの結果に悔しさを隠し切れない様子。試合後に更新したインスタグラムでは、自らのバックショットとともに、思いを綴っている。
「勝ちたい」
「伝えたいこと沢山ありますが、1番想いが強いのは勝ちたい、ただそれだけ。2連敗、それが私たちの今の現状、実力。それでも最後まで諦めずアグレッシブに貪欲に闘える選手、スタッフ、運営の方。そしてどんな時も最後まで熱い声援を送ってくださるファン、サポーターの皆さんがいます」
「だからこそ勝って全員で喜びたい。その為に自分に出来ることをやり続ける。チーム全員で勝利の為に前進し続ける」
「次節はアウェー戦になります。勝つぞ、全員で笑顔で帰るぞ。皆さん、ご声援宜しくお願いします!!」
長野は次節、5日にアウェイでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦する。ここまで全試合に出場し、ボランチやサイドハーフとして奮闘する背番号「14」は、チームに今季初勝利をもたらすことができるだろうか。
