“魅せプレー”で批判浴びるアントニー、「止めるつもりない」と反論
2022.10.29 18:44 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのブラジル代表FWアントニーが、周囲からの批判に反論した。
ボーナス含め1億ユーロ(約139億1000万円)もの移籍金でアヤックスから加入したアントニー。高額な移籍金額に懐疑的な意見も少なくないなか、ここまで公式戦11試合に出場して3ゴール2アシストの成績を残している。
27日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループE第5節のシェリフ戦では、そんなアントニーのプレーが物議を醸した。 0-0で迎えた38分、右サイドでボールを受けたアントニーは、相手のプレッシャーがないこともあり、左足でボールをコントロールしながら2回転するテクニックを披露。しかし、その直後のパスは通らず相手のゴールキックになっていた。
“魅せるプレー”とも言えるこの行為を糾弾したのはユナイテッドのレジェンドであり、イギリス『BT Sport』で試合の解説を務めていた元イングランド代表MFポール・スコールズ氏。「一体何を考えているんだ? 誰かを抜き去ったわけではなく、誰かを楽しませたわけでもない。0-0でボールを蹴り出してしまった。ただ、それが彼のやり方で、アヤックスでも何度も見てきた。だが、今すぐやめるべきだ」と厳しいコメントを残した。
こうした批判の声を受けて、アントニーは自身のインスタグラムを通じて、自身のプレースタイルを変えることはないという意思を示した。
レジェンドからの忠告にも関わらず、自分のスタイルを貫く姿勢を示したアントニー。今後は結果でもファンを楽しませてもらいたいところだ。
ボーナス含め1億ユーロ(約139億1000万円)もの移籍金でアヤックスから加入したアントニー。高額な移籍金額に懐疑的な意見も少なくないなか、ここまで公式戦11試合に出場して3ゴール2アシストの成績を残している。
27日に行われたヨーロッパリーグ(EL)グループE第5節のシェリフ戦では、そんなアントニーのプレーが物議を醸した。 0-0で迎えた38分、右サイドでボールを受けたアントニーは、相手のプレッシャーがないこともあり、左足でボールをコントロールしながら2回転するテクニックを披露。しかし、その直後のパスは通らず相手のゴールキックになっていた。
こうした批判の声を受けて、アントニーは自身のインスタグラムを通じて、自身のプレースタイルを変えることはないという意思を示した。
「僕らのスキルは芸術として認められている。僕が今の地位を築くために続けてきたことを止めるつもりはない」
レジェンドからの忠告にも関わらず、自分のスタイルを貫く姿勢を示したアントニー。今後は結果でもファンを楽しませてもらいたいところだ。
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世界一にもなれた稀代の創造主、ファン・セバスティアン・ベロン
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“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る
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