川崎Fが激戦制して優勝争いに生き残り!家長のPK弾で神戸下してホーム最終戦勝利【明治安田J1第33節】
2022.10.29 17:22 Sat
明治安田生命J1リーグ第33節、川崎フロンターレvsヴィッセル神戸が29日に等々力陸上競技場で行われ、ホームの川崎が2-1で勝利した。
前節、首位の横浜F・マリノスとの勝ち点差を「2」に縮めることに成功した川崎は、丹野、山村、チャナティップに代えてチョン・ソンリョン、車屋、ジョアン・シミッチを起用。システムは不動の[4-3-3]を敷き、3トップの中央は小林悠が務める。
一方、前節湘南ベルマーレに勝利して、リーグ5連勝でJ1残留を決めた神戸。前川に代わってプロデビューとなる坪井が守護神を務めるほか、負傷離脱が長引いていたイニエスタもベンチ入り。システムは[4-4-2]を継続し、大迫と小林祐希が2トップを組む形で試合に臨んだ。
それでも攻め続けた川崎は20分、汰木のクリアミスを拾った家長のクロスに対して、センターバックの菊池が目測を誤ったかボールを見送ると、これにマルシーニョが抜け目なく反応。GK坪井をかわすと倒れ込みながらもボールを蹴り込み、待望の先制点を挙げた。
先制を許した神戸は、22分に大迫のスルーパスからボックス内に走り込んだ山口がシュートを狙うも枠の上へ。反撃の時間帯を増やしたいところだったが、川崎の集中した守備がそれを許さずボールを前進させられない。
36分にはビルドアップを試みる神戸の菊池から小林悠がボールを奪取。そのまま持ち運ぶとGK坪井をかわしてシュートまで至ったが、ギリギリのところで菊池がクリアし追加点はならず。41分にはシミッチが強烈なミドルシュートでゴールを脅かすなど、川崎が良い流れを維持したままハーフタイムを迎えた。
前半なかなかチャンスを作れなかった神戸だが、50分に得たセットプレーから同点に追いつく。バイタルエリア中央、ややゴールから遠い位置のFKだったが、これを小林祐希が鮮やかに決めて同点に追いついた。
勢いづく神戸に対して、川崎も追加点を狙い試合はオープンな展開に。川崎は62分にケガ明けの大島を投入して、何としても追加点を狙う姿勢を見せる。
68分には人数をかけた崩しから最後はマルシーニョが頭で合わせるも、GK坪井がビッグセーブ。その1分後、今度は家長がボックス内で狙いすましたシュートを放ったが、これもGK坪井が立ち塞がった。
ピンチを凌いだ神戸は70分にFKから菊池が頭で合わせて逆転に成功したかに見えたが、オフサイドで取り消しに。残り時間が少なくなりつつある中、焦りの色も見られる川崎だったが、80分に小林悠が小林友希に倒されてファールを獲得。当初はFKの判定だったが、VARの結果ボックス内と判断されPKに変更となると、これを家長が決めて勝ち越しに成功した。
意地を見せたい神戸は93分に途中出場のイニエスタがこぼれ球に鋭いシュートを放つも、川崎が執念のブロック。ラストプレーとなる神戸のCKも跳ね返し、非常に大きな勝利を掴んだ。
リーグ3連勝を飾った川崎は、首位横浜FMとの勝ち点差「2」を維持。最終節は逆転優勝の望みをかけて、FC東京と対戦する。
川崎フロンターレ 2-1 ヴィッセル神戸
【川崎F】
マルシーニョ(前20)
家長昭博(後39)【PK】
【神戸】
小林祐希(後6)
前節、首位の横浜F・マリノスとの勝ち点差を「2」に縮めることに成功した川崎は、丹野、山村、チャナティップに代えてチョン・ソンリョン、車屋、ジョアン・シミッチを起用。システムは不動の[4-3-3]を敷き、3トップの中央は小林悠が務める。
一方、前節湘南ベルマーレに勝利して、リーグ5連勝でJ1残留を決めた神戸。前川に代わってプロデビューとなる坪井が守護神を務めるほか、負傷離脱が長引いていたイニエスタもベンチ入り。システムは[4-4-2]を継続し、大迫と小林祐希が2トップを組む形で試合に臨んだ。
逆転優勝に向け、負けられない川崎がキックオフからマルシーニョを中心に攻勢を仕掛けるが、残留争いのプレッシャーから解放された神戸も慌てずに対処し、決定機を作るまでには至らず。12分には家長が際どいアーリクロスを放ったが、GK坪井が冷静にキャッチした。
それでも攻め続けた川崎は20分、汰木のクリアミスを拾った家長のクロスに対して、センターバックの菊池が目測を誤ったかボールを見送ると、これにマルシーニョが抜け目なく反応。GK坪井をかわすと倒れ込みながらもボールを蹴り込み、待望の先制点を挙げた。
先制を許した神戸は、22分に大迫のスルーパスからボックス内に走り込んだ山口がシュートを狙うも枠の上へ。反撃の時間帯を増やしたいところだったが、川崎の集中した守備がそれを許さずボールを前進させられない。
36分にはビルドアップを試みる神戸の菊池から小林悠がボールを奪取。そのまま持ち運ぶとGK坪井をかわしてシュートまで至ったが、ギリギリのところで菊池がクリアし追加点はならず。41分にはシミッチが強烈なミドルシュートでゴールを脅かすなど、川崎が良い流れを維持したままハーフタイムを迎えた。
前半なかなかチャンスを作れなかった神戸だが、50分に得たセットプレーから同点に追いつく。バイタルエリア中央、ややゴールから遠い位置のFKだったが、これを小林祐希が鮮やかに決めて同点に追いついた。
勢いづく神戸に対して、川崎も追加点を狙い試合はオープンな展開に。川崎は62分にケガ明けの大島を投入して、何としても追加点を狙う姿勢を見せる。
68分には人数をかけた崩しから最後はマルシーニョが頭で合わせるも、GK坪井がビッグセーブ。その1分後、今度は家長がボックス内で狙いすましたシュートを放ったが、これもGK坪井が立ち塞がった。
ピンチを凌いだ神戸は70分にFKから菊池が頭で合わせて逆転に成功したかに見えたが、オフサイドで取り消しに。残り時間が少なくなりつつある中、焦りの色も見られる川崎だったが、80分に小林悠が小林友希に倒されてファールを獲得。当初はFKの判定だったが、VARの結果ボックス内と判断されPKに変更となると、これを家長が決めて勝ち越しに成功した。
意地を見せたい神戸は93分に途中出場のイニエスタがこぼれ球に鋭いシュートを放つも、川崎が執念のブロック。ラストプレーとなる神戸のCKも跳ね返し、非常に大きな勝利を掴んだ。
リーグ3連勝を飾った川崎は、首位横浜FMとの勝ち点差「2」を維持。最終節は逆転優勝の望みをかけて、FC東京と対戦する。
川崎フロンターレ 2-1 ヴィッセル神戸
【川崎F】
マルシーニョ(前20)
家長昭博(後39)【PK】
【神戸】
小林祐希(後6)
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