【CLグループ第5節プレビュー②】インテル突破か、バルサが望みつなぐか
2022.10.26 18:30 Wed
チャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節が26日に開催される。ここでは第5節2日目となるグループA~Dの戦いを展望していく。

グループAでは前節、ナポリがアヤックスに快勝として4連勝とし、早くもグループステージ突破を決めた。そしてリバプールがレンジャーズに圧巻の7発勝利で2位の座を堅守している。迎える第5節、リバプールはアヤックスに引き分け以上で突破が決まる。2位リバプール(勝ち点9)は前節レンジャーズ戦、FWフィルミノの2ゴール1アシストの活躍、FWサラーのハットトリックで7発圧勝とした。そのリバプールは3位アヤックス(勝ち点3)相手に引き分ければ最終節を前に突破が決まる状況となった。プレミアリーグではマンチェスター・シティに勝利するなど波に乗りかけていたが、直近のノッティンガム・フォレスト戦では0-1の敗戦。ケガ人も多く、本調子とは言えない状況だが、ここは一気に勝負を決めてしまいたい。
圧巻の4連勝とした首位ナポリ(勝ち点12)は首位突破のためにも全敗の最下位レンジャーズには必勝としたい。負傷明け後、流石の決定力を示すFWオシムヘン、ハイレベルなプレーを続けて時の人となっているMFクワラツヘリアの活躍に期待だ。
【グループA】
▽10/26(水)
《28:00》
ナポリ vs レンジャーズ
アヤックス vs リバプール

グループBでは前節、クラブ・ブルージュが守護神ミニョレの活躍でアトレティコ・マドリー相手に引き分けに持ち込み悲願のグループステージ初突破を決めた。残り1枠を懸けて2位ポルト(勝ち点6)、3位アトレティコ(勝ち点4)、最下位レバークーゼン(勝ち点3)が凌ぎを削ることになった。
アトレティコは前節、第3節とは打って変わって攻め込む展開としたものの、決め手を欠いてゴールを奪えず。ブルージュの突破を阻止することができなかった。残り1枠の争いとなった中、レバークーゼンとのホーム戦に臨むアトレティコは、FWグリーズマンが調子を上げており、ラ・リーガでは直近のベティス戦で見事な直接CK弾を決めるなど本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。守護神オブラクも復帰しており、万全の状態でレバークーゼンに挑む。
対するレバークーゼンはシャビ・アロンソ監督就任後、公式戦1勝1分け2敗と苦戦が続く。失点が多い点が気になるが、課題を修正してグループステージ突破の望みをつなげられるか。
ポルトは突破の決まったブルージュと対戦。前節レバークーゼン戦では試合巧者ぶりを遺憾なく発揮したが、お祝いムードのブルージュを狡猾に下して2位死守となるか。
【グループB】
▽10/26(水)
《25:45》
クラブ・ブルージュ vs ポルト
《28:00》
アトレティコ・マドリー vs レバークーゼン
◆インテル突破か、バルサが望みつなぐか~グループC~

死のグループでは前節、バイエルンが貫禄の4連勝で2試合を残してグループステージ突破を決めた。残り1枠を懸けた争いではバルセロナがインテル相手に辛くもドローに持ち込んで前節での敗退を免れた。迎える第5節、インテルは最下位のビクトリア・プルゼニに勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる、
2位インテル(勝ち点7)は前節、バルセロナ相手に2度勝ち越して勝利するチャンスがあったが、後半追加タイムでの失点で追いつかれ、突破はお預けとなった。ただ、カンプ・ノウから勝ち点1を持ち帰ったことで4戦全敗のプルゼニに勝利すれば突破が決まる優位な状況で第5節を迎えることができた。この絶好機を生かしたいインテルとしてはバルセロナ戦から3試合連続ゴール中のFWラウタロ・マルティネスとMFバレッラの活躍に期待が懸かる。
一方、3位バルセロナ(勝ち点4)はインテル戦をFWレヴァンドフスキの劇的弾でドローに持ち込んだものの、厳しい状況に変わりはない。一足早く行われるインテルとプルゼニの試合でインテルが勝利した時点で敗退が決まってしまう状況だ。インテルが勝利を逃すことを期待しつつ、突破の決まっているバイエルンを下して最終節に望みをつなげたい。
【グループC】
▽10/26(水)
《25:45》
インテル vs ビクトリア・プルゼニ
《28:00》
バルセロナ vs バイエルン
◆大混戦を抜け出すのは~グループD~

グループDでは前節、トッテナムがフランクフルトに勝利し、マルセイユがスポルティングに連勝とした。この結果、トッテナムが首位に浮上、フランクフルトが最下位に転落した。
FWソン・フンミンの2発とエースFWケイン弾でフランクフルトを退けたトッテナム(勝ち点7)は、3位スポルティング(勝ち点6)とのホーム戦に臨む。フランクフルトとのリターンマッチでは自慢の2トップが仕事をしっかりとして勝ち切ったトッテナム。その後のプレミアリーグでは疲労もあってここ2試合連敗と躓いたが、踏ん張り所のスポルティング戦を制すことはできるか。
一方、退場者が出てマルセイユに痛い連敗となったスポルティングは何とか勝ち点を持ち帰って最終節に突破の望みをつなげたいところ。前節、退場者の煽りを受けて前半半ばに交代となったMF守田の鬱憤を晴らすような活躍に期待したい。
MF鎌田に嬉しいCL初ゴールが生まれたもののトッテナムに逆転負けとなった最下位フランクフルト(勝ち点4)は、2位マルセイユ(勝ち点6)とのホーム戦に臨む。トッテナムには痛い敗戦を喫したフランクフルトだったが、好調が続く鎌田、MFリンドストロームらの活躍によってブンデスリーガでは連勝とした。この勢いをマルセイユ戦にぶつけて2位浮上を目指したい。
【グループD】
▽10/26(水)
《28:00》
トッテナム vs スポルティング
フランクフルト vs マルセイユ
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◆ナポリに続きリバプール突破濃厚~グループA~
Getty Images
グループAでは前節、ナポリがアヤックスに快勝として4連勝とし、早くもグループステージ突破を決めた。そしてリバプールがレンジャーズに圧巻の7発勝利で2位の座を堅守している。迎える第5節、リバプールはアヤックスに引き分け以上で突破が決まる。2位リバプール(勝ち点9)は前節レンジャーズ戦、FWフィルミノの2ゴール1アシストの活躍、FWサラーのハットトリックで7発圧勝とした。そのリバプールは3位アヤックス(勝ち点3)相手に引き分ければ最終節を前に突破が決まる状況となった。プレミアリーグではマンチェスター・シティに勝利するなど波に乗りかけていたが、直近のノッティンガム・フォレスト戦では0-1の敗戦。ケガ人も多く、本調子とは言えない状況だが、ここは一気に勝負を決めてしまいたい。
【グループA】
▽10/26(水)
《28:00》
ナポリ vs レンジャーズ
アヤックス vs リバプール
◆旋風ブルージュに続くのは…~グループB~

Getty Images
グループBでは前節、クラブ・ブルージュが守護神ミニョレの活躍でアトレティコ・マドリー相手に引き分けに持ち込み悲願のグループステージ初突破を決めた。残り1枠を懸けて2位ポルト(勝ち点6)、3位アトレティコ(勝ち点4)、最下位レバークーゼン(勝ち点3)が凌ぎを削ることになった。
アトレティコは前節、第3節とは打って変わって攻め込む展開としたものの、決め手を欠いてゴールを奪えず。ブルージュの突破を阻止することができなかった。残り1枠の争いとなった中、レバークーゼンとのホーム戦に臨むアトレティコは、FWグリーズマンが調子を上げており、ラ・リーガでは直近のベティス戦で見事な直接CK弾を決めるなど本来のパフォーマンスを取り戻しつつある。守護神オブラクも復帰しており、万全の状態でレバークーゼンに挑む。
対するレバークーゼンはシャビ・アロンソ監督就任後、公式戦1勝1分け2敗と苦戦が続く。失点が多い点が気になるが、課題を修正してグループステージ突破の望みをつなげられるか。
ポルトは突破の決まったブルージュと対戦。前節レバークーゼン戦では試合巧者ぶりを遺憾なく発揮したが、お祝いムードのブルージュを狡猾に下して2位死守となるか。
【グループB】
▽10/26(水)
《25:45》
クラブ・ブルージュ vs ポルト
《28:00》
アトレティコ・マドリー vs レバークーゼン
◆インテル突破か、バルサが望みつなぐか~グループC~

Getty Images
死のグループでは前節、バイエルンが貫禄の4連勝で2試合を残してグループステージ突破を決めた。残り1枠を懸けた争いではバルセロナがインテル相手に辛くもドローに持ち込んで前節での敗退を免れた。迎える第5節、インテルは最下位のビクトリア・プルゼニに勝利すれば決勝トーナメント進出が決まる、
2位インテル(勝ち点7)は前節、バルセロナ相手に2度勝ち越して勝利するチャンスがあったが、後半追加タイムでの失点で追いつかれ、突破はお預けとなった。ただ、カンプ・ノウから勝ち点1を持ち帰ったことで4戦全敗のプルゼニに勝利すれば突破が決まる優位な状況で第5節を迎えることができた。この絶好機を生かしたいインテルとしてはバルセロナ戦から3試合連続ゴール中のFWラウタロ・マルティネスとMFバレッラの活躍に期待が懸かる。
一方、3位バルセロナ(勝ち点4)はインテル戦をFWレヴァンドフスキの劇的弾でドローに持ち込んだものの、厳しい状況に変わりはない。一足早く行われるインテルとプルゼニの試合でインテルが勝利した時点で敗退が決まってしまう状況だ。インテルが勝利を逃すことを期待しつつ、突破の決まっているバイエルンを下して最終節に望みをつなげたい。
【グループC】
▽10/26(水)
《25:45》
インテル vs ビクトリア・プルゼニ
《28:00》
バルセロナ vs バイエルン
◆大混戦を抜け出すのは~グループD~

Getty Images
グループDでは前節、トッテナムがフランクフルトに勝利し、マルセイユがスポルティングに連勝とした。この結果、トッテナムが首位に浮上、フランクフルトが最下位に転落した。
FWソン・フンミンの2発とエースFWケイン弾でフランクフルトを退けたトッテナム(勝ち点7)は、3位スポルティング(勝ち点6)とのホーム戦に臨む。フランクフルトとのリターンマッチでは自慢の2トップが仕事をしっかりとして勝ち切ったトッテナム。その後のプレミアリーグでは疲労もあってここ2試合連敗と躓いたが、踏ん張り所のスポルティング戦を制すことはできるか。
一方、退場者が出てマルセイユに痛い連敗となったスポルティングは何とか勝ち点を持ち帰って最終節に突破の望みをつなげたいところ。前節、退場者の煽りを受けて前半半ばに交代となったMF守田の鬱憤を晴らすような活躍に期待したい。
MF鎌田に嬉しいCL初ゴールが生まれたもののトッテナムに逆転負けとなった最下位フランクフルト(勝ち点4)は、2位マルセイユ(勝ち点6)とのホーム戦に臨む。トッテナムには痛い敗戦を喫したフランクフルトだったが、好調が続く鎌田、MFリンドストロームらの活躍によってブンデスリーガでは連勝とした。この勢いをマルセイユ戦にぶつけて2位浮上を目指したい。
【グループD】
▽10/26(水)
《28:00》
トッテナム vs スポルティング
フランクフルト vs マルセイユ
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