【プレミア注目プレビュー】ミッドウィークにユナイテッドvsスパーズ! 上位争いに踏みとどまるのは…

2022.10.19 12:00 Wed
Getty Images
プレミアリーグ第12節、マンチェスター・ユナイテッドvsトッテナムが、日本時間19日28:15にオールド・トラッフォードでキックオフされる。超過密日程のミッドウィークに開催されるユナイテッドとスパーズによる激戦必至のビッグマッチだ。現在、1試合未消化で5位に位置するユナイテッド(勝ち点16)は、ダービーでの屈辱の大敗後、オモニアとのヨーロッパリーグ(EL)連戦と前々節のエバートン戦に競り勝って公式戦3連勝と、バウンスバックに成功した。だが、直近のニューカッスル戦では相手のフィジカルな戦いに苦戦を強いられ、今シーズンの公式戦で初となるゴールレスドローに終わった。

この取りこぼしによってトップ4との勝ち点差がやや広がっており、今回のトッテナム戦、次節のチェルシー戦とロンドン勢との連戦は上位争いに踏みとどまるか、再び中位以下に低迷するかを左右する重要な連戦となる。
一方、3位のトッテナム(勝ち点23)はインターナショナルマッチウィーク明け初戦のノースロンドン・ダービーで今季リーグ初黒星を喫し、その直後に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のフランクフルト戦もドローで終え、一時の低迷を経験。それでも、難敵ブライトンとのタフなアウェイゲームを1-0で勝ち切って3試合ぶりの白星を飾ると、以降のフランクフルト戦、エバートン戦をいずれも複数得点で勝ち切って公式戦3連勝。エバートン戦ではクラブ通算400試合出場達成のケインがキャリアハイのリーグ戦5試合連続ゴールも記録。未だパフォーマンスレベルに課題を残すものの、CLではグループ首位に浮上するなど上々の戦いぶりだ。

ただ、今季の対ビッグ6戦ではチェルシー、アーセナル相手にいずれも振るわないパフォーマンスで1分け1敗と負け越しており、3戦目となる今回の一戦ではきっちり勝ち切って上位2チームに食らいつきたいところだ。
なお、近年はトッテナムが成績面で優位に立つが、直接対決においてはユナイテッドが優勢。昨シーズンのシーズンダブルを含め、直近3試合ではすべての試合で3ゴール以上を奪って連勝中だ。ただ、トッテナムもちょうど2年前に行われたオールド・トラッフォードでの対戦では前半に退場者を出した相手に6-1の歴史的な大勝を飾っており、今回の対戦ではそれ以来の勝利を目指す。

◆マンチェスター・ユナイテッド◆
【4-2-3-1】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:デ・ヘア
DF:ダロト、ヴァラン、リサンドロ・マルティネス、ショー
MF:カゼミロ、エリクセン
MF:アントニー、ブルーノ・フェルナンデス、ラッシュフォード
FW:クリティアーノ・ロナウド

負傷者:DFマグワイア、ワン=ビサカ、トゥアンゼベ、ブランドン・ウィリアムズ、MFファン・デ・ベーク、エリクセン、FWマルシャル
コロナ陽性者:なし
出場停止者:なし

出場停止者はいない。逆に、累積警告による1試合停止から戻ってきたマクトミネイが起用可能だ。負傷者に関してはマグワイア、ワン=ビサカらに加えて、マルシャルが引き続き欠場となる。体調不良でニューカッスル戦ベンチ外のエリクセンに関してはスタメン、ベンチスタートかは微妙なところだが、少なくとも古巣対戦に間に合う見込みだ。

スタメンに関してはエリクセンの状態次第でマクトミネイかフレッジが代役を担うことになるほか、センターフォワードと左ウイングの人選に注目。トッテナムと相性が良いクリティアーノ・ロナウドのスタート起用を予想するが、同選手をベンチに置いてラッシュフォードを最前線、サンチョを左に置く形もありそうだ。

◆トッテナム◆
【3-5-2】
▽予想スタメン
(C)CWS Brains,LTD.

GK:ロリス
DF:ロメロ、ダイアー、ラングレ
MF:ドハーティ、ベンタンクール、ビスマ、ホイビュア、セセニョン
FW:ケイン、ソン・フンミン

負傷者:MFクルゼフスキ、FWリシャルリソン
コロナ陽性者:なし
出場停止者:DFエメルソン(3/3)

アーセナル戦で退場のエメルソンが3試合停止の3試合目で引き続き欠場。負傷者に関してはエバートン戦でふくらはぎを痛めたリシャルリソンに加え、クルゼフスキも間に合わない可能性が高い。

システムに関しては前線の駒不足によって[3-5-2]を予想。一方で、負傷明けのルーカス・モウラかペリシッチを前線で起用し、[3-4-3]を継続する可能性も十分に考えられる。

スタメンはシステム次第だが、ベン・デイビスとペリシッチに代わってラングレ、セセニョンの復帰が見込まれる。そして、リシャルリソンに代わってビスマが中盤の底に入る形になるはずだ。

★注目選手
◆マンチェスター・ユナイテッド:FWクリスティアーノ・ロナウド
Getty Images

スパーズキラーの本領発揮なるか。テン・ハグ新体制では昨季から序列を下げ、出場8試合目となった前々節のエバートン戦でようやくリーグ戦初ゴールを記録したポルトガル代表FW。慣れない途中出場の多さによってコンディション、試合勘の問題を抱えており、ここまでは最大の特長のひとつである決定力の部分で衰えを感じさせる状況が続く。

ただ、対戦相手のトッテナムはレアル・マドリー時代を含め通算20試合で14ゴールを挙げている、プレミアリーグで最も得意とする対戦相手。昨季2度の対戦ではチーム、個人としても難しい状況での戦いとなったが、初戦で1ゴール1アシスト、第2戦でハットトリックと、いずれの試合でもマン・オブ・ザ・マッチの活躍を披露。

昨季に続いて個人として厳しい状況で臨む今回の対戦では三度の爆発が期待されるところ。先日の対戦でアーセナルが示したように引いた際にボランチ脇のケアの甘さ、過密日程によってボールホルダーに対する緩さが想定される相手に対して、昨季対戦のように積極的にミドルレンジのシュートを狙いたい。

◆トッテナム:MFピエール=エミール・ホイビュア
Getty Images

攻守に存在感光る鉄人が躍動狙う。2020年夏のトッテナム加入以降、1シーズン平均で50試合以上に出場してきた鉄人は、今季もここまで公式戦14試合に出場。消耗が激しいボックス・トゥ・ボックス型にも関わらず、その内の12試合でフル出場と、闘将コンテの下でブラック企業さながらのフル稼働を強いられている。

ビルドアップ時のボールの関わり方や展開の部分で課題はあるものの、攻守両面に渡るハードワークに加え、3ゴール3アシストと数字の面でも決定的な仕事を果たしている。とりわけ、スパーズ加入後はここまで公式戦8ゴール12アシストという記録だが、ビッグマッチや勝ち点に繋がる重要な局面でのゴールやアシストが印象的だ。

今回のユナイテッド戦ではデンマーク代表の中盤でコンビを組むエリクセンを始め、ブルーノ・フェルナンデス、カゼミロら実力者に対して、相棒ベンタンクールと共に中盤の局地戦で優位性をもたらす仕事が求められる。さらに、直近のエバートン戦のように果敢な攻撃参加から、サウサンプトン時代に記録したキャリアハイの4ゴールに並ぶゴールを挙げたい。

マンチェスター・ユナイテッドの関連記事

マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
プレミアリーグ第37節、チェルシーvsマンチェスター・ユナイテッドが16日に行われ、チェルシーが1-0で勝利した。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れてチャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシー(勝ち点63)は、プレミアリーグ初先発となる19歳ジョージが最前線で起用 2025.05.17 06:16 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFハリー・マグワイアが来シーズンについて言及した。 今シーズンは大苦戦を強いられているユナイテッド。プレミアリーグでは16位に低迷しており、残り2試合となっている。 ヨーロッパリーグ(EL)では決勝に進んでおり、トッテナムとの戦いで勝利すれば、来シーズンのチャ 2025.05.16 22:55 Fri
先週末に行われた第36節ではリバプールvsアーセナルの頂上決戦がドローに終わったほか、ニューカッスルvsチェルシーの上位対決は前者に軍配。また、マンチェスター・シティが最下位サウサンプトン相手に痛恨のドローとなった。 最終節前となる今節は17日にFAカップ決勝のクリスタル・パレスvsマンチェスター・シティ、21日 2025.05.16 19:00 Fri

プレミアリーグの関連記事

リバプールは17日、北アイルランド代表DFコナー・ブラッドリー(21)との新契約を発表した。長期契約を締結したとされている。 ブラッドリーはリバプールの下部組織出身で、ボルトンへのレンタル移籍を経験。2023年7月に正式にファーストチームに昇格した。 これまで公式戦通算55試合に出場し1ゴール10アシストを 2025.05.17 22:55 Sat
リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーが、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルドへの敬意を求めた。 アレクサンダー=アーノルドは今季限りでのリバプール退団を発表した中、11日に行われたアーセナル戦で途中出場。その際に味方の一部サポーターからブーイングを浴びせられた。 試合後にDFアン 2025.05.17 12:00 Sat
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が16日に行われ、0-1で敗れたプレミアリーグ第37節チェルシー戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のトッテナム戦を控えるユナイテッドは、主力を起用。チェルシー相手に互角以上の戦いを見せるも71分に被弾して惜敗となった。 アモリム監督は試合勘を 2025.05.17 11:00 Sat
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が16日に行われ、1-0で勝利したプレミアリーグ第37節マンチェスター・ユナイテッド戦後にコメントした。 前節ニューカッスルとの上位対決に敗れ、チャンピオンズリーグ(CL)出場圏外の6位アストン・ビラに勝ち点で並ばれた5位チェルシーが、ヨーロッパリーグ決勝を控えるユナイテッドをス 2025.05.17 10:00 Sat
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が16日に行われ、0-2で敗れたプレミアリーグ第37節アストン・ビラ戦後にコメントした。 5日後にヨーロッパリーグ決勝のマンチェスター・ユナイテッド戦を控える17位トッテナムは、前節負傷から復帰したFWソン・フンミンを先発させたものの主力を温存して臨んだ。 そのトッテ 2025.05.17 09:00 Sat

マンチェスター・ユナイテッドの人気記事ランキング

1

「ワカバヤシだ!」ユナイテッドGKの“帽子姿”に世界中のサポーターから反応

マンチェスター・ユナイテッドに所属するイングランド代表GKディーン・ヘンダーソンのプレースタイルが話題になっている。 ユナイテッドは18日、プレミアリーグ第32節でバーンリーとホームで対戦。ヘンダーソンはリーグ戦6試合連続先発出場を果たした。 オフサイドにより取り消しとなったものの、開始20秒過ぎに不用意な飛び出しからネットを揺らされたヘンダーソンは、日光が気になったのか、後半からは赤地にクラブのエンブレムが描かれた“帽子”を着用。イングランドで帽子をかぶるGKはほとんどおらず、その珍しい姿は大きな話題を呼んだ。 ヘンダーソンはシェフィールド・ユナイテッド時代にも帽子をかぶってゴールマウスを守ったことがあるが、アメリカ『Bleacher Report』が帽子姿を公開すると、「似合ってないけど可愛い」「帽子をかぶるGKは減った」などの意見が寄せられた。 中でも、「ワカバヤシだ!」「ワカバヤシ・ヘンドー」など、漫画『キャプテン翼』に登場する、帽子がトレードマークのGK若林源三になぞらえる声が多く、そのことに驚く日本人のファンの声もあった。 ヘンダーソンは50分に左CKの場面で相手DFジェームズ・タルコウスキにゴールを許したものの、ユナイテッドは後半だけで3ゴールを記録。リーグ5連勝を達成している。 <span class="paragraph-title">【画像】若林源三を彷彿とさせる“帽子姿”のヘンダーソン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Dean Henderson brought out the cap for the second half <a href="https://t.co/yQrtMpjOPY">pic.twitter.com/yQrtMpjOPY</a></p>&mdash; B/R Football (@brfootball) <a href="https://twitter.com/brfootball/status/1383822300311478273?ref_src=twsrc%5Etfw">April 18, 2021</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2021.04.19 20:30 Mon
2

中盤補強も目指すユナイテッド、コパ・アメリカで活躍のコロンビア代表MFリオスに注目…約35億円オファー準備か

マンチェスター・ユナイテッドがパウメイラスのコロンビア代表MFリチャード・リオス(24)の獲得に動き出しているようだ。 オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)やU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を確保するなど、着々と補強を進めているユナイテッド。中盤の選手との契約も目指し、パリ・サンジェルマン(PSG)のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテ(23)が新戦力候補筆頭となっている。 一方、退団へ向かう可能性がある選手も複数。ブラジル代表MFカゼミロ(32)の移籍が取り沙汰されているほか、スコットランド代表MFスコット・マクトミネイ(27)にはフルアムやトッテナム、ガラタサライなどからの関心が浮上。また、フィオレンティーナからレンタルしていたモロッコ代表MFソフィアン・アムラバト(27)に関しては、2000万ユーロ(約34億2000万円)の買取オプションの行使を見送ることとなった。 ウガルテの獲得だけでは選手層に不安が生じることも考えられるなか、移籍市場に精通するジャーナリストのルディ・ガレッティ氏によると、ユナイテッドはリオスにアプローチ。パウメイラスへの1700万ポンド(約34億5000万円)のオファーも準備しているという。 リオスは2023月10月にコロンビア代表デビューを飾ったばかりのセントラルミッドフィルダー。準優勝に終わったコパ・アメリカ2024では、グループステージから決勝までの6試合全てで先発し、攻守にわたって存在感を発揮した。 一躍その名を世界に広めたMFは、ミランのリストにも加わっているとのこと。しかし、リオスと2026年12月までの契約を交わすパウメイラスは、今夏の売却の意思がないようだ。 2024.07.22 18:42 Mon
3

グリーンウッドがもうすぐパパに! 昨年の逮捕で選手生活ストップ中…今夏が人生の分岐点

選手キャリアがストップしている元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(21)。もうすぐパパになるようだ。 昨年1月、当時の恋人への暴行容疑などで逮捕され、現在に至るまで所属するマンチェスター・ユナイテッドに復帰できていないグリーンウッド。すでに起訴は取り下げられているが、復帰を巡っては現在もクラブ内に意見の相違があるとされている。 イギリス『サン』によると、ユナイテッドが今夏中にグリーンウッドを売却する可能性は低く、エリク・テン・ハグ監督も「再起のためにレンタル移籍させるべき」と主張。また、ローマのジョゼ・モウリーニョ監督が救いの手を差し伸べているともいわれている。 そんななか、グリーンウッドには妊娠中のガールフレンドがおり、この夏に第一子が誕生する予定とのこと。お相手は大学生で、以前には2人揃ってロンドンの5つ星ホテルに宿泊している様子が目撃されている。 このガールフレンドはつい先日、出産を控える妊婦を祝う安産祈願行事“ベビーシャワー”での写真をSNSに投稿。出産が近づいていることがよくわかる。 また、どうやら2人は結婚を考えているとのこと。グリーンウッドは愛する伴侶、生まれてくる我が子のためにも選手キャリアを立て直していかなくてはならない。今夏が人生の分岐点となるだろう。 2023.07.03 14:31 Mon
4

伝説のGKカーンが語る意外な後悔「あそこに移籍すれば良かった」

▽フットボール界のレジェンドである元ドイツ代表GKオリバー・カーン氏が、キャリアにおける後悔として、「マンチェスター・ユナイテッドへの移籍」を挙げた。 ▽カーン氏は現役時代、1994年にカールスルーエから加入したバイエルンで14シーズンにわたって守護神として活躍し、8度のブンデスリーガや2000-01シーズンのチャンピオンズリーグ制覇を経験した。また、ドイツ代表としては86試合に出場し、1996年のユーロ優勝や2002年の日韓ワールドカップ準優勝を経験した。 ▽ドイツ『スポーツ・ビルト』のインタビューに応じたカーン氏は、海外移籍に挑戦してみたかったという思いを吐露し、当時アレックス・ファーガソン氏が率いていたユナイテッドへの移籍についての後悔を口にした。 「アレックス・ファーガソンは未だに私に怒っているんじゃないかな。2003年か2004年、彼は私がユナイテッドに移籍すると思っていただろうからね。でもバイエルンで締めくくることが私にとってより重要だった」 「振り返ってみれば、移籍してみるべきだったと思う。私にとっていい挑戦になったはずだ」 ▽当時ユナイテッドは、2005年にGKエドウィン・ファン・デル・サールが加わるまでGKに確固たる存在を立てることができずにいた時代が続いていた。ファン・デル・サールと共に2007-08シーズンには欧州王者に君臨したユナイテッドだが、カーンが加わっていたらまた大きな違いが生まれていたことだろう。 2017.12.15 14:09 Fri
5

ベンフィカがアルバロ・カレーラスの買取OP行使! ユナイテッドは買戻条項盛り込む

ベンフィカは26日、マンチェスター・ユナイテッドからレンタル移籍中のU-21スペイン代表DFアルバロ・カレーラス(21)の買い取りオプション行使を発表した。同選手はベンフィカと2029年6月30日までの5年契約にサインした。 なお、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ベンフィカはユナイテッドに600万ユーロ(約10億2000万円)を支払うことになるという。また、両者の契約には買い戻し条項やリセール時の移籍金一部の支払いなどの細かい条項が盛り込まれている。 レアル・マドリーのカンテラ出身の左サイドバックは2020年夏にユナイテッドのアカデミーに移り、プレストン・ノースエンド、グラナダへの武者修行を経験。その後、今年1月からベンフィカにローン先を変更していた。 その新天地では公式戦16試合1ゴール1アシストの数字を残していた。186cmの恵まれた体躯に加え、アスリート能力に優れる攻撃的サイドバックは、豊富な運動量と推進力が最大の売りだが、現在レバークーゼンで活躍する同胞DFアレハンドロ・グリマルドのような成長曲線を描くことが期待されるところだ。 2024.05.27 07:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly