サカ3戦連発アーセナルがリーズのPK失敗にも救われリーグ4連勝! フル出場の冨安健洋は左右SBでプレー《プレミアリーグ》

2022.10.17 00:49 Mon
Getty Images
プレミアリーグ第11節、リーズ・ユナイテッドvsアーセナルが16日にエランド・ロードで行われ、アウェイのアーセナルが0-1で勝利した。なお、アーセナルのDF冨安健洋はフル出場した。

首位のアーセナルは前節、近年苦手とするリバプールを相手にサカの2ゴールの活躍などで3-2の勝利。リーグ3連勝で2位のマンチェスター・シティとの1ポイント差をキープした。さらに、ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)ではボデ/グリムトとのアウェイゲームで苦戦を強いられながらも、再びサカのゴールで1-0の勝利。ELでもグループリーグ3連勝を飾っている。

14位のリーズのアウェイに乗り込んだ中2日での一戦ではリバプール戦と全く同じスタメンを採用し、冨安は引き続き左サイドバックでのプレーに。また、一部でコンディションの問題を報じられたガブリエウ・ジェズスも無事スタートからのプレーとなった。
キックオフ直後に審判団の通信機器トラブルが生じ、トラブル解消に長い時間を要する見通しから一度選手たちがロッカールームに引き揚げるという波乱の幕開けとなったこの試合。その後、約35分の中断を経て前半1分過ぎの時点から再開された。

改めての立ち上がりは機動力とプレー強度の高さを見せるリーズが、アーセナルのビルドアップに強い制限をかけて窮屈なプレーを強いる。ただ、アーセナルも要所でプレスを剥がして相手陣内の深い位置まで運んでチャンスの糸口を見いだそうとする。
がっぷり四つの攻防が以降も続く中、前半半ばには互いに決定機が訪れる。まずは20分、リーズはシニステラの左サイドからのカットインシュートでゴールに迫ると、このプレーで得た左CKの流れでゴール前での混戦を作り、ストライクが泥臭く押し込みにかかるが、ここはGKラムズデールの好守に遭う。

すると、直後の21分にはアーセナルがロングカウンターで深い位置まで運んでマルティネッリの左からの折り返しを中央のウーデゴールが触ってファーに流れたボールをジェズスが右足ループで狙うが、これは枠を捉え切れない。

以降も五分の戦いを続ける中、アーセナルでは冨安がハーフスペースだけでなく完全にセントラルMFの立ち位置を取るなど、相手のプレスに対してボールの逃げ道を作るような動きでリズムを作り出す。そういった中、35分にはロドリゴの自陣での不用意なサイドチェンジに反応した右サイドのサカが競ったボールをウーデゴールが回収。すかさずボックス右に走り込むサカへスルーパスを通すと、サカは角度のないところからニア上を打ち抜く見事な右足のシュートを決め切った。

サカの鮮烈な公式戦3試合連続ゴールで先手を奪ったアーセナルは、先制以降も危なげなく試合をコントロール。ただ、リーズも失点前同様に要所で鋭い仕掛けでアウェイチームのゴールへ迫る。前半終了間際には冨安を2枚で囲んでボールを奪ってショートカウンターに持ち込むが、ハリソンの左足シュートは枠の左に外れた。

迎えた後半、ホームのリーズはロドリゴを下げてターゲットマンタイプのバンフォードをハーフタイム明けに投入。すると、この選手交代をキッカケに後半は完全にリーズペースとなる。

開始直後にボックス内でルーズボールに反応したバンフォードが肩付近でのトラップからいきなりゴールネットを揺らすが、これはハンドの判定でゴールは認められず。しかし、以降は前線でDFを背負いながらボールを収めるバンフォードがタメを作りながらアーロンソンやシニステラといった2列目の選手が前向きな仕掛けで決定機を演出していく。

そういった中、60分にはボックス内でDFサリバが腕でボールをコントロールしたとの疑惑でオンフィールド・レビューが入ると、このプレーに対してリーズにPKが与えられる。しかし、キッカーを務めたバンフォードが右下隅を狙ったシュートは枠の右に外れ、アーセナルは厳しい流れの中で事なきを得た。

この幸運をキッカケに流れを好転させたいアーセナルだが、以降も防戦一方の状況は変わらず。アルテタ監督は70分を過ぎてウーデゴールに代えてファビオ・ヴィエイラを投入したのを皮切りに、ティアニー、ホールディングといった守備的な選手をピッチへ送り込み、最終的には[5-4-1]の形に変更。冨安は右サイドバック、右のウイングバックと立ち位置を変えていく。

GKラムズデールの好守に加え、バンフォードやサマーフィルらの決定機逸によって何とか1点リードを維持したまま後半アディショナルタイムを迎えたアーセナル。

だが、92分にはボックス内でのバンフォードとの接触プレーの際にガブリエウのラフプレーとの判定となり、リーズへのPKと共にガブリエウにレッドカードが掲示される。土壇場で痛恨のプレーとなりかけたが、オンフィールド・レビューの結果、先にボールのないところでガブリエウにタックルしたバンフォードへのファウルが取られ、PK取り消しに加えてブラジル代表DFのカードの色も黄色に変更となった。

この判定に救われたアウェイチームは何とか残り時間を守り抜き、このまま0-1のスコアで試合をクローズ。ボデ/グリムト戦に続き内容面は低調ながらも泥臭く勝ち切ったアルテタのチームは、リーグ4連勝で首位キープに成功した。

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相手の後頭部にボール投げつけも「後悔はない」、ハーランドが物議のアーセナル戦振り返り「その場の勢いだった」

マンチェスター・シティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、アーセナル戦で物議を醸したプレーについて口を開いた。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ハーランドが振り返ったのは、9月に行われたプレミアリーグ第5節のアーセナル戦。プレミアリーグの頂上決戦として注目されたこの一戦は、前半にリードしたアーセナルに退場者が出ると、その後は徹底して守りを固める展開に。それでも後半アディショナルタイム、シティのジョン・ストーンズによる劇的同点弾で2-2のドローとなった。 この同点ゴール直後、興奮したハーランドは立ち尽くしていたアーセナルのDFガブリエウ・マガリャンイスの後頭部目掛けてボールを投げつけ。これはビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)にチェックされたが、暴力行為には該当しないという判断からレッドカードは出されず、イングランドサッカー協会(FA)も追加の処分はなしとした。 アーセナルOBのイアン・ライト氏からは「卑怯者の行為」と非難されたハーランドだが、現在も特に後悔はしていないとコメント。あくまで試合内での出来事だったと振り返っている。 「僕は人生において後悔することがあまりないんだ。あれはその場の勢いだったし、あの試合ではいろいろなことが起きたからね。ピッチで起きたことは、ピッチに留まる。そういうものさ」 なお、この件についてはガブリエウ側も特に気にしていない様子であり、『TNTスポーツ』に対しては「特に覚えていない。挑発的な行為をするのは普通のことで、試合の一部だ。今、この話は終わった」と語っている。 <span class="paragraph-title">【動画】ハーランドの行為は一部から批判も、当事者たちは気にせず?</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="xzIn-oIi9-o";var video_start = 179;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.10.10 11:00 Thu
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アーセナルに悲報、サカがピッチに座り込みプレー続行不可能…イングランド代表指揮官「検査を受けている。明らかに何かを感じていた」

アーセナルにとっては頭を抱えたくなる問題かもしれない。イングランド代表FWブカヨ・サカに負傷の可能性が浮上している。イギリス『BBC』が伝えた。 今シーズンもプレミアリーグで優勝争いを繰り広げているアーセナル。ここまで7試合を終えて5勝2分けの勝ち点17でマンチェスター・シティと並び2位につけている。 一方でケガ人も多く、キャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールは9月の代表活動で足首を負傷して離脱が続いている状況。そのほかにもケガ人が何人か出ている状況だ。 そんな中、10日にUEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25でギリシャ代表と対戦したイングランド代表。先発したサカは51分にピッチに座り込んでしまい、ノニ・マドゥエケ(チェルシー)と交代していた。 試合中に右の足裏を伸ばしたり押さえていたサカだったが、自らピッチに座り込みプレー続行不可能に。リー・カーズリー暫定監督は「彼は検査を受けている。最初のゴールに至るまでに、明らかに足に何かを感じていたのが見てとれた」と、違和感を覚えていた姿を見たとした。 イングランドはFWハリー・ケイン、FWジャック・グリーリッシュと前線の2人が負傷していたが、さらに負傷者が出ることに。重傷でないことをファンは願うところだが、どういった結果が出るのか注目だ。なお、アーセナルではプレミアリーグ7試合で2ゴール7アシストとチームの攻撃を牽引していた。 2024.10.11 23:25 Fri
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「頭が求めるリズムについていけないと危険」メリーノが増えすぎる試合数に言及、重傷者2人のスペイン代表だが改善に向けては「一緒に何かを起こさなければ」と全員の協力を求める

アーセナルのスペイン代表MFミケル・メリーノが、ケガの多さや試合数の多さについて言及した。スペイン『オンダ・セロ』が伝えた。 レアル・ソシエダからアーセナルへと今夏完全移籍したメリーノ。プレミアリーグ制覇を目指すアーセナルにとって、期待の補強となった中、デビュー前のトレーニングでまさかの負傷。しばらくプレーできなかった。 ケガが癒えたメリーノはついにアーセナルでデビュー。まだまだフィットに時間はかかることになるが、楽しみな新戦力となっている。 そのメリーノはスペイン代表にも復帰。UEFAネーションズリーグ(UNL)2024-25を前に記者会見に出席した。 メリーノは、今季絶望の重傷を負ったMFロドリ(マンチェスター・シティ)の代わりとしてスペイン代表では期待されている。一方で、そのロドリが訴えていた超過密日程がケガを誘発しているという指摘も。メリーノも、今の試合数は多すぎると感じているようだ。 「ケガや試合数についてはよく話題になっている。僕たちは皆、同じような意見を持っている」 「サッカーをするのは大好きだけど、あまりにも頻繁に繰り返しやっていると、いつか体が動かなくなる時が来るんだ。頭が求めるリズムについていけないと、危険が訪れる」 スペイン代表にとっては、ロドリに加えて、DFダニエル・カルバハル(レアル・マドリー)も今季絶望の重傷を負ってしまった。シティ、マドリーともに多くの試合をこなし、代表活動にも参加している2人。メリーノは、理由をスケジュールのせいだと乱暴に扱うことは良くないとコメント。ただ、クラブ、代表チーム、協会などが手を取り合って改善していく必要があるとした。 「このような重傷の2件を、まとめて同じ原因にすることはできない。僕たちは自分自身でケアをし、変えることができないスケジュールで最善を尽くさなければいけない」 「僕たちは一緒に何かを起こさなければならない。どちらかのせいではない。誰もが選手が最高の状態であることから恩恵を受けていると感じなければならない。試合ではより良いショー、より多くのゴール、より高いレベルが得られるからだ」 「ショーがより良くなることは、FIFA、UEFA、そして全てのファンが望んでいることであり、誰にとっても興味のないクオリティの低い試合をもっとプレーすることを望んでるわけではない」 2024.10.09 22:50 Wed
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今季初出場となった冨安健洋、日本代表のチームメイトが喜び露わ…「着実にただ一歩ずつ」「前だけ見ていこう」とエールを送る選手も

アーセナルのDF冨安健洋の今シーズン初出場を日本代表のチームメイトも喜んだ。 今シーズンもアーセナルでの活躍が期待されていた冨安。しかし、プレシーズンのアメリカツアーを前にヒザを負傷していることが発覚。チームとともに遠征に帯同できずにロンドンに残ると、開幕してからも一切試合に絡むことができず、その姿を見せていなかった。 そんな冨安だったが、ついに負傷も癒えてチームトレーニングに合流。高い能力が評価されている一方で、ケガにより毎シーズン離脱していることから、放出される可能性すら報じられていた。 その冨安は、5日に行われたプレミアリーグ第7節のサウサンプトン戦で今シーズン初のベンチ入り。すると84分にトーマス・パルティとの交代でピッチに入ると、アディショナルタイムを含めて10分以上プレーした。 日本代表活動も6月を最後に外れていた冨安は、今シーズン初めてピッチに立つことに。プレー機会はそこまで多くなかったが、まずは第一歩を踏み出した形となった。 オランダ代表DFユリエン・ティンバー、元イングランド代表DFベン・ホワイトがケガで離脱している中で冨安の復帰。10月の代表活動には参加せず、コンディションを整えることになるが、今シーズンの初出場を自身のインスタグラムで報告。すると、日本代表のチームメイトが大きく反応し喜びを見せていた。 冨安の投稿には、田中碧、板倉滉、久保建英、旗手怜央、らが絵文字で反応。南野拓実は「着実にただ一歩ずつ」とコメント。守田英正も「前だけ見ていこう」、対戦相手となった菅原由勢は「The best」とエールを送った。 また、アーセナルのファンも冨安の復帰を喜ぶことに。再びアーセナルの一員としてプレーで結果を残し、日本代表に復帰するのが待たれることになる。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【写真】冨安健洋の復帰投稿に代表選手が集結</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/DAwPZZyMiRR/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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